2024-03-28T14:48:40Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/205632022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_20557hdl_2115_20556hdl_2115_134子どもたちの「生きづらさ」を考える : 児童精神医学の視点からPain of living and value of living: Through the position of child psychiatrist1000020171803田中, 康雄TANAKA, Yasuoopen access生きづらさ生きがい平等自由精神医学376児童精神科医の視点から子どもたちの生きづらさについて、考察した。
生きづらさを問い続けるためには、生きるということ、さらには「豊かに生きる」ということを思索する必要がある。その意味で、生きがい感を持ちながら「生きる」ということを総括し、精神医学全体がもつ不確実性について言及した。故に近年問題視される発達障害という定義について、より熟考する必要性があることも強調した。
実際の子どもたちが抱える「生きづらさ」について提示しながら、解決に向け試みた。結果として、根源的にある、他者の意識について推量する想像力を行使することで、異質な他者を排除せず、認めあう自由を相互に手に入れることができるための「思いやり」の重要性を指摘した。
子ども発達臨床研究センターが、学際的に分野横断性と当事者性とをバランスよく持ち続け、鳥の目と蟻の目をもって、現在の社会状況に向き合える機能を持つことに期待したい。北海道大学大学院教育学研究科附属子ども発達臨床研究センター2007-03-30jpndepartmental bulletin paperVoRhttp://hdl.handle.net/2115/20563AA12203623子ども発達臨床研究The Annual Report of Research and Clinical Center for Child Development1310https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/20563/1/TANAKA.pdfapplication/pdf463.93 KB2007-03-30