2024-03-28T11:30:04Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/338422022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_33840hdl_2115_4917hdl_2115_123公開買付制度の意義及び諸課題Significance and Issues of Take Over Bid System兼田, 克幸Kanda, Katsuyukiopen access公開買付け金融商品取引法敵対的企業買収開示規制取引規制330近年, わが国における企業の合併及び買収の件数が急増しており, 企業買収の一手段である公開買付けの件数も増加傾向にある。このような中で, 金融商品取引法上の公開買付制度は, 会社法上の諸規制と相俟って, 企業買収や組織再編との関係において重要な役割を果たしてきている。本稿は, 金融商品取引法上の公開買付制度について, その概要及び平成18年の法令改正について整理したうえで, 投資者及び株主の保護の強化等の観点から, 同制度をより充実・強化するための諸課題について考察したものである。 具体的には, 強制的公開買付けの適用範囲の拡大の必要性、敵対的な公開買付けにおける公開買付者及び対象会社による情報開示の充実の必要性, 公開買付けの実施により少数株主となってしまった者に対する保護策の必要性, 買付条件の変更の柔軟化の必要性, 第三者割当に対する規制強化の必要性などについて提言している。北海道大学大学院経済学研究科2008-06-12jpndepartmental bulletin paperVoRhttp://hdl.handle.net/2115/338420451-6265經濟學研究Economic Studies5812137https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/33842/1/p21-37.pdfapplication/pdf5.67 MB2008-06-12