2024-03-29T11:52:30Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/595802022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_59573hdl_2115_18918hdl_2115_18917事務職員によるサイエンスカフェ : 科学の仲介に必要なストーリーの構築Science Café Facilitated by Office Staff : Needs for the Storyline at Science Talk坂野上, 淳SAKANOUE, Junopen accessscience caféfacilitatorscience literacycomprehensionnon-specialistサイエンスカフェファシリテーター科学リテラシー理解力非専門家407サイエンスカフェにおいては,話題提供者である研究者とファシリテーターの存在が必須である.ファシリテーターに求められる能力が単に研究内容を理解し一般向けに言葉を移し替えることなら研究の同業者がいいだろう.一方で,こうしたカフェでは,“参加者が先生同士の対談を見物する”という図式を招くおそれもある.そこで,科学の素人がファシリテーターを務めることにも意味があると考え,筆者らが大学で企画したサイエンスカフェを紹介したい.話題提供者である専門家と一般事務職員が務めるファシリテーターによるカフェは想像以上に好評を持って迎えられた.特に理解のプロセスに対する評価が高かったが,そこにはファシリテーターとスタッフによる準備段階でのストーリー作成が必要だった.一般市民が,自分と同じレベルの科学リテラシーを持つファシリテーターが作り上げたストーリーに沿って研究を理解するとき,知的な充実感が高まり,大きな満足感を感じられるのだろう.北海道大学高等教育推進機構 高等教育研究部 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)2015-07jpndepartmental bulletin paperVoRhttps://doi.org/10.14943/70477http://hdl.handle.net/2115/5958010.14943/704771881-8390AA12317666科学技術コミュニケーションJapanese Journal of Science Communication175964https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/59580/1/web_Costep17_4.pdfapplication/pdf335.96 KB2015-07