2024-03-29T13:56:58Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/393202022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_39317hdl_2115_4917hdl_2115_123海外子会社の製品開発に関する研究の課題A Review of the Study about the Product Development in Overseas Subsidiaries多田, 和美多国籍企業本国親会社海外子会社現地環境製品開発330本稿は,先行研究のレビューを通じて,海外子会社の製品開発に関する研究の課題を明らかにすることを目的としている。レビューの結果,海外子会社の製品開発に関する研究は,製品開発に関する視点によって,1)活動の変化に着目した研究,2)インプットに着目した研究,3)アウトプットに着目した研究,4)活動の変化プロセスに着目した研究の4つに分類できることが明らかになった。これらの先行研究の発見事実と課題を総括すると,1)インプットとアウトプットに焦点を当て,グローバルな製品開発活動を実施するように至るまでの変化プロセスを解明する必要性,そこでは,2)海外子会社,本国親会社,多国籍企業内の他拠点,現地環境の4つの要因に着目し,経時的かつ定性的に分析する必要性,3)市場要因と技術要因の双方に着目し,技術集約的とされる以外の産業に属する海外子会社を対象に分析する必要性などが研究課題として明らかになった。北海道大学大学院経済学研究科Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/39320https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39320/1/59-2_003.pdf0451-6265AN00070036經濟學研究59223472009-09-10jpnpublisher