2024-03-28T13:56:30Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/395022022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_20049hdl_2115_141日本魚病学会大会KHVシンポジウム(その2). コイヘルペスウイルス (KHV) の環境水中での生存性およびその効果的不活化・消毒法について吉水, 守清水, 智子笠井, 久会660・KHVは湖水,河川水,底泥中において1~3日で不活化した.さらにKHVは活性汚泥中でも1日以内で不活化した.・in vivoの試験においても,環境水中で3日間保持したKHV懸濁水中でコイは死亡しなかった。死亡魚からはウイルスが再分離・検出された.・河川水およびコイの腸内容物から分離した細菌の中に抗KHV活性を示す細菌が存在した.・KHVは50℃以上,1分間の処理で完全に不活化した.・KHVは4.0×10^3μW•sec/cm2の紫外線照射により99.9%以上不活化された.・KHVを不活化するのに要する各消毒液の有効成分濃度は,
イソジンでは200mg/L,オスバンでは60mg/L,エタノールでは30%であった.・次亜塩素酸ナトリウムでは,有効塩素濃度200mg/Lの場合,15,25℃での不活化率は90%程度であったが,終濃度測定法では,有効塩素濃度0.30mg/Lで不活化した.実用的には,その10倍量(3mg/L)が推奨される.新日本教育図書Journal Articleapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/39502https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/39502/1/yoshimizu-225.pdf0912-1072鱗光45889962005-12-10jpnpublisher