2024-03-28T16:12:24Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/401182022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_40111hdl_2115_4917hdl_2115_123ふるさと銀河線における戦略的協働Strategic Collaboration in Operation of the Furusato-Ginga Line菅原, 浩信地方交通第3セクター鉄道ふるさと銀河線戦略的協働協働の窓モデル330地方交通を取り巻く環境は年々厳しさを増している。今後とも地方交通を維持していくのであれば,交通事業者等の企業だけではなく,政府(国・都道府県・市町村)や住民・NPOも,地方交通の運営に参画する必要がある。つまり,地方交通の維持を図っていくためには,NPO・政府・企業間の戦略的協働が必要とされている。しかし,こうした戦略的協働が「なぜ」,「どのように」実現されているのかについては,これまで十分に言及されているとはいいがたい。 そこで,本稿では,協働の窓モデル(小島・平本(2009))に基づき,第3セクター鉄道であったふるさと銀河線の運行におけるNPO・政府・企業間の戦略的協働の事例を詳細に分析し,その戦略的協働のプロセスについて解明を試みた。次に,戦略的協働の全4期間における参加者の行動とその相互関係のパターンについて,年代記分析によって析出を試みた。そして,年代記分析の結果に基づき,既出の命題(小島・平本(2008))の妥当性を検討した。その結果,すべての命題がおおむね支持された。北海道大学大学院経済学研究科Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/40118https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/40118/1/ES59-3_007.pdf0451-6265AN00070036經濟學研究59349702009-12-10jpnpublisher