2024-03-29T09:21:05Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/429532022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_42950hdl_2115_20556hdl_2115_134スクールソーシャルワーカーからみるこれからの子ども家庭支援のあり方 : 当事者の主体尊重を基本とする支援の可能性School Social Workers take a look at how to properly support children and families : concerned, subjective, respect to support potentiality日置, 真世スクールソーシャルワーカーエンパワーメント当事者主体社会資源としての学校378子ども家庭を取り巻く社会問題が深刻化を見せているなか、2008年4月からスクールソーシャルワーカー(以下、SSWとする)が文部科学省のモデル事業として全国で導入された。日本社会において学齢児の子どもたちへ大きな影響力を持つ学校(教育分野)にソーシャルワーク(福祉分野)の専門職が導入されたことで困難な状況に置かれている子どもが支援につながる機会が拡大し、学校が地域の支援機関との連携を強めるなど様々な意味で大きなチャンスといえる。しかし、現実ではそれぞれの現場は直面する事態の対応に追われたり、世間やマスコミから過剰な攻撃や追及の矢面に立たされたりなど安心して本来の力や役割を発揮できない状況もあり、教育と福祉という異分野の連携はSSWが導入されたからといって、簡単に効果が上がるようなものではない。本論文は筆者がSSWの一人として1年半余り札幌市において取り組んできた支援実践を支援を受ける側の立場に立った問題意識に基づき振りかえることで、子どもたちや家庭とそれを取り巻く学校や関係機関の支援の現状をまとめ、これからの子ども家庭支援の在り方について提言を試みるものである。北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターDepartmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/42953https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/42953/1/ARRCCCD4_003.pdf1882-1707子ども発達臨床研究421342010-03-25jpnpublisher