2024-03-28T21:46:33Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/439192022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_43913hdl_2115_4917hdl_2115_123観光業におけるホスピタリティの経済学的分析Economic Analysis of Hospitality in Tourism Industry小野, 浩観光業ホスピタリティ観光商品競争的ケース独占的ケース330観光業はホテル、飲食、交通などを含む複合的商品を取り扱っている。この複合商品を総称して観光商品というが、この商品の需要はホスピタリティ(おもてなし)という価値を付加することによって、商品価値を高めると一般的に理解されている。本論文は、このホスピタリティを経済学的に3つのケースに分けて分析している。(1)外生的ケース(2)内生的ケース及び(3)独占的ケースである。前者の2つは競争状態を仮定している。この論文ではホスピタリティを労働者の質向上と考える。外生的ケースでは、労働市場と接客業のノウハウを与える市場も競争的である。第2の内生的ケースでは、労働市場は競争的であるが、質的部分は個人の合理的時間配分により内生的に供給される。第3の独占的ケースでは、企業がホスピタリティの水準の決定に関して独占力を有している。この論文の主要な結果は、観光商品の価格が上昇すると、労働やホスピタリティの均衡数量は、独占的ケースより内生的ケース、さらに外生的ケースと大きくなる。北海道大学大学院経済学研究科Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/43919https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/43919/1/ES60-2_005.pdf0451-6265AN00070036經濟學研究6021011052010-09-09jpnpublisher