2024-03-29T11:09:29Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/446032022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_44594hdl_2115_44589hdl_2115_122「分かる」につくテイルのアスペクト的機能A Study of the Aspect of Wakaru and Wakateiru in Japanese劉, 暁娟本稿は、「分かる」がもつ特質を明らかにした上で、「分かっている」のモダリティ的機能を考察し、「分かる」の動作性と状態性との関連を分析するものである。
分析した結果、以下に述べるようなことが明らかになった。
(1)「分かる」は状態性と動作性を持つ。
(2)「分かる」は人称制限を受けないこと。
(3)「分かる」と共起する「もう、とっくに、既に」は完了性を示せにくくなる。
(4)「分かる」はリニューアル的な現在の状態を示すことが可能である。これは「分かる」は「今は/今なら」と共起しやすいことから証明される。
(5)「分かる」につくテイルは、結果状態か一時的状態と解釈されるのが一般的である。北海道大学大学院文学研究科Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/44603https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/44603/1/RYU.pdf1347-0132AA11597545研究論集10991122010-12-24jpnpublisher