2024-03-28T10:33:05Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/499322022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_49928hdl_2115_14428hdl_2115_134社会教育研究の対象と方法について : 社会教育学とは何かOn the Object and Method of the Study of Adult and Community Education : What is “the Theory of Social Education” ?鈴木, 敏正社会教育学実践の学自己教育過程社会教育実践社会教育としての生涯学習370今日,社会教育研究の存在意義が問われている。こうした中で本稿は,憲法・教育基本法・社会教育法体制のもとでの「社会教育Social Education」の理解と戦後の実践的蓄積をふまえ,「社会教育Adult and Community Education」研究の今日的意義,その対象と方法,「社会教育学」の可能性を提起しようとした。
まずⅠで,社会教育学を「実践の学」と捉えつつ,「近現代的人格」に始まる「概念的把握」の方向を示し,Ⅱでは,「自己教育・相互教育」を本質とする「戦後社会教育」の再把握を試みる。
Ⅲで社会教育=「自己教育活動とそれを援助・組織化する実践」の視点を提示した上で,Ⅳでは,戦後の代表的な実践的遺産を整理し,Ⅴでは,地域社会教育実践の分析視点について述べる。
Ⅵでは,「社会教育としての生涯学習」の視点から,今日の社会教育の対象と方法を考察して,Ⅶで実践総括表を示し,3.11 後の展開可能性にふれる。北海道大学大学院教育学研究院Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/49932info:doi/10.14943/b.edu.116.1https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/49932/1/Suzuki.pdf1882-1669北海道大学大学院教育学研究院紀要1161272012-08-29jpnpublisher