2024-03-28T16:41:46Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/519622022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_51908hdl_2115_44589hdl_2115_122インターネットと北海道への中国人観光者 : 観光研究における質的オンライン研究の応用についてInternet and Chinese Tourists Visiting Hokkaido : Towards a Qualitative Internet Research on Tourism Studies周, 菲菲インターネット北海道中国人観光者観光研究オンライン研究680グローバリゼーションが進む中,人,モノや情報がいわゆる「時間と空間の圧縮」(Harvey,1989)を経験している。そこで,グローバルで脱領土的な社会生活が生まれるとされるが,その最も顕著な例は観光である。現在,インターネットのグローバルな普及によって,双方向性の情報コミュニケーション革命が発生し,観光者は受動的な客体ではなく,観光を「制作」する主体ともなっている。観光イメージやヒト,モノがグローバルな科学技術と連動して越境する,こういう観光の複雑なメカニズムや出来事を解き明かす為には,インターネットについての質的なアプローチが要請されている。そ
こで,筆者は本稿でまず中国人観光についての研究におけるインターネットの重要性を論じ,従来の観光研究におけるインターネット研究をレビューし,更にオンライン・インタビュー,バーチャル・エスノグラフィー,焦点インタビューといった質的オンライン研究のいくつかの手法を取り入れ,北海道への中国人観光者を考察した。本研究により,インターネット時代の観光研究に新たな方向性を示したい。北海道大学大学院文学研究科Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/51962https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/51962/1/005_ZHOU.pdf1347-0132AA11597545研究論集12851022012-12-26jpnpublisher