2024-03-28T16:13:16Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/575532022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_57549hdl_2115_4917hdl_2115_123原価企画の定義に関する再検討趙, 婷婷管理会計原価企画原価企画の定義文献研究330原価企画は,トヨタ自動車が独自に構築した日本の管理会計手法として高く評価されている。今日では,原価企画は,日本だけでなく,海外でも日本企業の競争力の源泉として認知され,多くの研究がなされ,実務に導入する企業も増えてきている。しかし,原価企画の定義は多様であり,具体的な内容についても部分的に異なっている。そのため,原価企画に対する理解がより難しくなる。時には,誤解される可能性もある。原価企画の定義が多様なものとなる理由としては,企業が置かれている状況により,原価企画の実践が多様なものとなってしまうということが考えられる。また,多様な原価企画実践の中で,各論者が重視する原価企画の要素が異なるということも考えられる。しかしながら,どのような原価企画実践においても,備えるべき原価企画の共通の要素が存在しているはずである。本稿では,CiNiiを利用し,原価企画の定義に関する先行研究を整理することによって,どのような原価企画実践においても,備えるべき共通の要素で構成された原価企画の定義を提示することを目的とする。この目的を達成することによって,「何をすれば原価企画を導入したと言えるのか」という判断基準を示すことができるものと考えられる。北海道大学大学院経済学研究科Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/57553https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/57553/1/ES64%282%29_63.pdf0451-6265AN00070036經濟學研究64263762014-12-09jpnpublisher