2024-03-29T12:14:08Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/728052022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_72554hdl_2115_157hdl_2115_72528林間苗畑の効用 : 払出し時期の調整及び省力化への一方策菅田, 定雄鎌田, 暁洋650名寄林木育種試験場(以下、育種場と略す。)の抱える問題として、苗木の払出しに伴う土の流出とキレハイヌガラシなどの雑草の繁茂、また開芽時期のずれからくる苗木払出し時期の問題などが挙げられる。 苗畑作業は春の雪解けと共に始まり、5月は床替と山出し作業が重なり、一番の繁忙期となる。床替本数は一床・ニ床を合せると50万本、また春の山出し本数は平均して6万本である。この作業を雪解け後から開芽期までの短期間に処理することは限られた人員のもとでは非常に難しい。また、苗木生産地である名寄と払出し先の山とでは雪解け時期の違いから適期に払出しできないこと、春の道内は乾燥期に入るため開芽した苗木では活着も良くないなど、春の出山し作業には多くの問題がある。さらに苗木払出しの遅れは床替にも影署し、開芽した苗木を床替することになる。 これらの問題を解決する一つの方策として、2年前に雨龍地方演習林との共同で林間苗畑へのアカエゾマツニ床苗の植栽を初めて試みた。今回、この苗木の成績について調査したので、育種楊と比較して報告する。北海道大学演習林Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/72805https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/72805/1/1987_2A-3.pdfAN10102092北海道大学演習林試験年報639411989-02jpnpublisher