2024-03-28T08:57:17Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/728742022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_72556hdl_2115_157hdl_2115_72528サケ科魚類の生態学的研究 : 種間関係・生活史変異・繁殖戦略中野, 繁650サケ科魚類は北極を取り巻くように北半球の高・中緯度地帯に分布する代表的な北方系魚種のグループである。北海道に分布する魚種としては、サケ、カラフトマス、サクラマス、イトウ、アメマスおよびオショロコマ等があげられる。サケ科魚類は、日本のみならず欧米諸国においても重要な水産資源となっており、古くからその資源学的な研究が行われてきた。また、近年このグループのそれぞれの種の持つ形態や生活史、行動様式の可塑性が多くの研究者の注目を集め、各魚種の生態の様々な側面を捉えた研究が行われている。 筆者はこのグループの魚種のうち生活史の一部あるいは全てを河川等の淡水域でおくるイワナ、ヤマメおよびオショロコマ等(いわゆる渓流魚)についての生態学的な研究を行っているが、昨年の試験年報ではこの中の“山地渓流におけるイワナとヤマメの個体間関係と空間利用”について報告した。今回は演習林に職を得た後に行った、または現在進行中の研究課題について簡単に報告する。北海道大学演習林Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/72874https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/72874/1/1989_1-8.pdfAN10102092北海道大学演習林試験年報816171991-03jpnpublisher