2024-03-29T09:24:35Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/731662022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_72559hdl_2115_157hdl_2115_72528雨龍地方演習林における更新技術 : 更新方法によるタイプ別分類高橋, 廣行有倉, 清美鎌田, 暁洋650現在、雨龍地方演習林には約1,570haの更新地がある。年間に約40ha設定し180haを保育しているが、これらは針葉樹や広葉樹の一斉林ばかりではなく、天然更新木を利用した混交林も造成している。 更新作業は大正3年から行われており、当時植栽木にはカラマツ,ヨーロッパトウヒが用いられた。トドマツは昭和5年、アカエゾマツは昭和40年代に植栽が始められた。広葉樹は、大正11年にヤチダモ,クルミ,シナノキの植栽が行われ、最近ではミズナラ,ハリギリ等も加えている。また、天然更新補助作業は鎌を用いて昭和2年より行われている。しかし、これらの更新地と天然更新地合わせて340haが、昭和40年から43年にかけて不成績造林地として台帳上削除されている。これらの原因は樹種の選定,手入れ,気象害など色々考えられる。現在はこの失敗を教訓に、掻起しによる天然更新木との混交林造成など、種の多様性の保持と省力化を目標に更新地を造成している。 そこでこれから、このタイプを地表処理から保育までの一連の作業と共に報告する。北海道大学演習林Departmental Bulletin Paperapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/73166https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/73166/1/1992_2A-4.pdfAN10102092北海道大学演習林試験年報1149521993-08jpnpublisher