2024-03-29T14:46:13Zhttps://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace-oai/requestoai:eprints.lib.hokudai.ac.jp:2115/818312022-11-17T02:08:08Zhdl_2115_54833hdl_2115_30172hdl_2115_54822hdl_2115_54823hdl_2115_20124網漁具の状態推定と制御に関する基礎的研究 [全文の要約]五味, 伸太郎660網漁具の形状を推定する場合はそれ自体の形状に定まったものがなく,外力によって大変形するため非線形性の強い力学問題として取り扱われる。そのため,網形状や動態を変化させる部材長さやウィンチ操作,船の操船のような制御パラメータについて,どのような操作量を与えればよいか,その最適解を解析的に導き出すことはできず,網漁具の動態制御を行うためには新たな手法の提案が必要となる。そこで,本研究では非線形カルマンフィルタの未知パラメータを同時推定する機能を応用し,観測値に目標となる動態や形状の物理量を入力することで,動態制御に必要な制御パラメータの操作量を推定する。そして,推定された制御パラメータを再度網漁具に適用することで,意図した形状や動態への制御を試みることとした。本研究は,網漁具を意図した形状・動態に制御可能とする基盤的なアルゴリズムを開発し,網漁具の水中動態制御を実現する新しいコンセプトに基づいた制御システムを提案するものである。北海道大学. 博士(水産科学)Hokkaido UniversityThesis or Dissertationapplication/pdfhttp://hdl.handle.net/2115/81831https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/81831/1/Shintaro_Gomi_summary.pdf2021-03-25jpnnone