栗山先生、みなさま
いろいろな利害関係者の切り分けが必要かと思います。
おおきなところでは、
研究費出資者の都合:とにかく大局的に効率最大化したいので
研究成果公開を義務化できればナイス。
研究者のニーズ:研究者は使いやすいシステムがないと使わない。
オープン・アクセス推進者(このなかにもいろいろ)
個人的には、義務化は研究者評価・研究費助成配分
とセットで、国か研究助成団体のレベルからのトップダウン
でしか十全に機能しないと考えています。
大学レベルの義務化は学内評価にしかつながらないのでは?
とすれば、登録率が伸び悩むのもやむをえない印象があります。
現場で出来る登録促進は
「とにかく研究者にとって使いやすいシステムとすること」
の一点に尽きるのではないかと思いますがいかがでしょうか?
とくに「研究活動上どうやって使うか」の提案を同時に出さないと、
研究者はどうしていいのか分からない、だから使わない、
というのが現状ではないでしょうか。
村上
07/01/22 に Masamitsu Kuriyama<mtkuri @ tokiwa.ac.jp> さんは書きました:
> 山地先生
> > 「本質を逃している」と書いたのは,例えば僕らでいったら,
> > 「この実験装置流行ってるから買ったけどどうやって研究しようか」
> > という印象を受けるからなんです.
>
> ちょっとよく理解できないのですが、海外で研究者への義務付けの
> 議論がはやっているから日本でもやろうというのは本質からはずれ
> ているということでしょうか?
> もちろん、日本独自の戦略が打ち出せればそれに越したことはない
> わけですが、さて。。。??
>
> #センター試験2日やって頭が朦朧としてます。
>
> 栗山 正光
> 常磐大学人間科学部現代社会学科
> 〒310-8585 水戸市見和1-430-1
>
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Yuko Murakami Ph.D murakami @ nii.ac.jp
Associate Professor by special appointment
Research and Development Center for Scientific Information Resources
National Institute of Informatics
101-8430 JAPAN