入江@慶應です
棚橋 さま
事情がよくわからない部分もありのですが、
慶應ではこういうPDFが来たら、提供部署へ再作成を依頼します。
こいうことは、使っているソフト間の相性でたまに起きることなので、
必要があれば、学会や学部や印刷屋と一緒に調査をして対策を立てます。
継続的に受入れるものなので余計な手間をかけたくないし、図書館で
無用な編集もしたくないし、紙とPDFが違ってしまった利用者に
混乱が起きるものを図書館から提供したくないからです。
また、メタデータでページ違いを記述しても、PDFは単独でやりとりされてし
まうものでなので、
どうしようも無い場合は、最低でもPDFのプロパティーに変更禁止にして記述する
必要があると思います。
(一般的にPDFのプロパティーを見るかという議論もありますが、インターネット
へ公開する場合の礼儀として必要だと思います。慶應ではPDFのプロパティー
の入力基準を決めていて、出版社から提供されるときに埋めてもらいます。)
TANAHASHI Koreyuki wrote:
> DEF の皆様
>
> 名古屋大学の棚橋です。いつもお世話になります。今回も他機関での対応事
> 例につ
> いてご教示いただければと思い,ポストしました。
>
> 学内のある部局から部局内刊行物のPDF提供をうけて,リポジトリに登録に
> 登録し
> ていました。しかし,提供されたPDFの一部に例のようなページ数のズレがあ
> ること
> がわかりました。(ちなみに当該冊子は2004年3月発行)
> <例>
> (提供されたPDFのページ付け) <冊子体のページ付け>
> 論文A (1-20) <1-20>
> 論文B (21-43) <21-40>
> 論文C (41-55) <41-55>
>
> 提供されたPDFと冊子体を比べてみると,論文Bについては,提供された
> PDF
> に何らかの事情で若干の空行がところどころ挟まっており,その結果あとへあ
> とへず
> れ込んでしまい,冊子体にはないページ付けがされたものです。一方,あとに
> くる論
> 文CはPDFも冊子体も一致しています。
>
> 提供されたPDFはコピー&ペーストができるようになっています。
>
> この場合,
> 1)提供されたPDFをそのまま使用し,メタデータの記述は冊子のものを
> 使用。
> ディスクリプションに”ずれ”があることと引用には冊子体から引用するよう記
> 述する。
>
> 2)論文Bのみ冊子からスキャニングして正しいページ付けのPDFを作成
> して登
> 録する。
>
> のいずれがベターでしょうか。
>
> 提供されたPDFを著者版と同じ考え方で,1)で対処しようと私的には考
> えてい
> ますが・・・。
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慶應義塾大学メディアセンター本部
入江 伸 / 03-5427-1648 / irie @ lib.keio.ac.jp