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Date:  Sun, 10 Dec 2006 08:37:32 +0900 (JST)
From:  "ITSUMURA, Hiroshi" <hits @ slis.tsukuba.ac.jp>
Subject:  [drf 0106] Re: 研究者説明会質疑応答例(NII村上@法政)

逸村裕@筑波大学です。

IFがらみの話ですと反応してしまいます。

Yuko Murakami さんは書きました:
>> IFが多少変化してもどうでもいいですが,自分の論文の引用回数が一回でも
>> 多くなると嬉しいという感覚です.なんとなく伝わりますでしょうか.
>
> 「潜在的読者を検索を通じて発掘できる」には
> ちょっと会場がうれしそうでした。そんなものかな、と。

これは大きいと思います。
読んでもらってナンボ、というのが研究者の世界
である、と。
ここらのデータがIRを通じて確認できれば、宣伝
効果は高いと考えます

> 追伸:
> 東北大の方は院生主体だったので、「研究者倫理」を前面に
> OA、IF、研究不正→著作権の基本、といった状況・概念の説明を
> 中心として、機関リポジトリについてはOA実現形式の有力な手段と
> いった紹介にとどめました。数年後教員としてやってきたときに
> まだぼんやりとは覚えていて、理解者になってくれればと思います。
> #「就職先を選ぶときにはEJ契約状況もチェックして!」といったときには
> #みんな必死でメモしていました。

ここらのところをもう少し詳しくご説明いただけます
か>村上様

OAへの理解、IRの構築そしてEJ契約数といった基盤整備
が今日的な大学図書館の研究支援機能である、というこ
とが強調できれば、と。

逸村裕