北大の行木です。
#昨日は一連のメールを読んだ後で学部生のセミナーに臨んだせいか、3年生5人
#を引率して学科図書室ツアーを敢行する羽目になりました。
At Tue, 19 Dec 2006 20:22:01 +0900,
> 北大の加藤さんの発表資料「広報としての機関リポジトリ」には、とても共感
> いたしました(すみません、勝手にご紹介しちゃいます)。
> http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/14589
> ○ 広報としての機関リポジトリ
と言われても具体例が少ないことは確かですので、学科のwebmasterとしての
立場でやったことを大雑把に紹介してみます。(こういう資料は教えてくださ
い。>北大の加藤さん;-)
Webページの内容について好き放題言ってくる構成員はいても「成果リスト」
作りましょうという人はいない。大変なことがわかってるから。せっかく
HUSCAPに100本も入ってるからと思って作ったwebページが下記urlです。
HUSCAPのメタデータから数学科の論文を抜き出しています。
coe.math.sci.hokudai.ac.jp/literature/db/paper-list.html
週に10回くらいアクセスされているようです。
これだけだとハーベストしてxmlの解析、cronで更新というそれなりの手間が
かかりますから、XooNIpsでハーベストしたメタデータからHTML生成というphp
を書いてみました。これを使ったサンプルが下記にあります。
www2.math.sci.hokudai.ac.jp/~nami/oai-ss.html
ユーザ側は iframe なり object なりを一行書くだけですみます。
HTMLソースを見ればわかるとおり、コミュニティに相当するSetSpecで抜き出
しています。勢いで三重大のメタデータも使いましたが、juniiのidentifier
に余計なスペースが入ってますね。数学の方は date.created でソート、三重
の方は adate でソートしています。
こんな使い方もありますから、部局は変転流生するとはいってもどこかに反映
させて損はないとおもいます。北大の理学部ではXooNIpsを導入し、上記のよ
うな使い方を推進することになりました(と多少誇張して宣伝します)。
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行木孝夫 (NAMIKI Takao)
北海道大学理学研究院数学部門 (Tel/Fax 011-706-4439)