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Date:  Fri, 08 Dec 2006 10:31:36 +0900
From:  yamaji @ riken.jp
Subject:  [drf 0090] Re: 研究者説明会質疑応答例(NII村上@法政)

理研の山地です.

こないだの千葉シンポでの話を聞いてても思ったのですが….

** On Fri, 8 Dec 2006 05:16:27 +0900
** "Yuko Murakami" <murakami @ nii.ac.jp> writes:

> IFについては、関係ない研究者の方が実は多い(特に日本の文系)
> そういう研究者にとってのポイントはリンク切れ防止とファイル保存
> あとは別刷り郵送の手間がはぶけること。

IRとIFの関係は,僕のような分野(神経科学)でもあんまし関係ないかな
と思います.雑誌社や学会の偉い人は気にするかもしれないけど….

例えば,僕が論文を書くときは↓ってな順番で出すかな,と考えます.
もちろん,出す内容によってもっと細かくターゲット誌を考えます.
1. INVESTIGATIVE OPHTHALMOLOGY & VISUAL SCIENCE IF:3.643
2. VISION RESEARCH IF:2.027
   or
2. EXPERIMENTAL EYE RESEARCH IF:2.695
4. CURRENT EYE RESEARCH IF:1.116
5. JAPANESE JOURNAL OF OPHTHALMOLOGY IF:0.667
IF30くらいのところとは無縁です^^;.

IFというのは,アクセプトの難しさや購読人数にある程度相関があるので,
論文を出すときや出たときの基準として利用したり,自慢のネタにしたり
はします.だけど,上で例を挙げたauthorityがIRで変わることはないだろ
うし,研究者にとっては,「IRに入れると引用回数アップ(かも)」
という説明の方がしっくりくるなと思います.

IFが多少変化してもどうでもいいですが,自分の論文の引用回数が一回でも
多くなると嬉しいという感覚です.なんとなく伝わりますでしょうか.
# IFをインタフェース?と読んだ時点でちょっと自分が可愛そうだった.
-- 
Kazu