金沢大 橋様
皆様
広島大 尾崎です。お世話になります。
>論文を集めをする際には,「何でも良いからお送り下さい」というよりは,
>「この論文をお送り下さい」という形の方が当面は良いでしょうか?
広島大では昨年度「なんでもください:質より量」をスローガンに集めて
きましたので、今年4月にオープンしてほっと一息ついた時、
登録できなかったコンテンツが目の前に山と積まれてうんざりした、という
痛い経験があります。(いまだに返却できず積まれているものもあり。)
初期コンテンツをかき集めるにはある意味役立ちましたが、それが継続収集に
つながっていかないであろうということを、その時思い知った次第です。
「なんでもいいです」と言うと選別する手間がかかって引いてしまう人もあり、
「じゃあ全部あげるよ」とごっそりもらうと、図書館で著作権関係を調べたり
電子化なんかもしたりして結局時間がかかったりもしました。
そんなことで、「この論文のこの原稿をください。これなら登録できますから」と
単発で依頼をする→一つ二つならば結構早くレスをもらえる→即登録してお礼を
書く→好印象 かな。と思っています。
#でも、あんまり「これだけください」と言っていると、ほんとにそれだけしか
#集まらなくなる。版元に許諾を得る作業がなくなって、広がらなくなるかも
#しれないなあ、とも思っています。
> 「せっかくくれたのでメタデータだけでも」という気持ちはすごくよくわかり
> ます。こちらも自発的な寄贈があると大喜びです。
> しかし、メタデータのみのレコードを入れることにより、このデータベースの
> 狙いがぼけて学内に伝わってしまうことを恐れます。
最近はあまり自発的な提供がないので、
(初期協力者の論文がある程度終息したというのもありまして)
せっかくくれたものはなんとかしたいと私たちも思っていますが、
やはりメタデータのみは作っていません。
登録不可がはっきりしているものは泣く泣くお返しするしかないでしょうか。
でも北大さんと同じように、↓これはやっています。
> しかし,「現時点では」応諾できないとのことですし,状況が変わる
> 可能性がありますので,このままお預かりさせていただきたく,
> よろしくお願いいたします。
国内誌は大いに可能性がありますので、登録して公開せずに保留にしている
ものが多々あります。
(↑忘れないようにしなくちゃと思ってますが、よく忘れています・・・。)
#余談ですが、昨日と今日、大阪教育大さんが4名研修・見学に来られました。
#皆さんほんとに熱心で、私たちも勉強になりました。(日頃不勉強なので・・・)
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広島大学図書館 学術情報整備グループ
学術情報リポジトリ主担当
尾崎 文代 (OZAKI, Fumiyo)
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E-Mail: tosho-seibi-repo @ office.hiroshima-u.ac.jp
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