北大 堀越です。
テストサーバのDSpace1.4.1で試してみました。
間抜けなことにfilter-media時に生成されるというのを読み落としていて
しばらく「なんでできないんだ」と悩みました。
カバーぺージは元々のPDFとは別個のファイルとして生成されるけど,
メタデータ画面から表示するときに1ページ目としてくっついて見えるのですね。
気が付いた点がいくつか。
*フォントが日本語用なので,メタデータに簡体字が入っているものの
カバーページを作ったときに,簡体字の部分が空白になりました。
メタデータのlanguage.isoあたりを見てフォントの切り替えをすればいいのかな
と思いました。
*ユーザパスワードで「文書の変更不可」の設定をしているPDFに
カバーページをつけたときに,セキュリティ設定がなくなってしまって
文書変更が可能になってしまいます。
BitstreamServlet の getConcatenatePDF 内に
writer = new PdfCopy(document, byteout);
+ writer.setEncryption(true, null,"userpass",
+ PdfWriter.AllowPrinting | PdfWriter.AllowCopy | PdfWriter.AllowScreenReaders
+ );
等とすれば一律にセキュリティ設定できましたが,
これだとファイルごとに個別に設定することはできなくなりますね。
ただ,こうしておくとセキュリティ設定をしなかった(忘れた)PDFにも
セキュリティ設定がかかるのでかえっていいのかもしれません。
鈴木敬二 wrote:
> 江別の鈴木です。
>
> 本年もよろしくお願いします。
>
> 昨年話題になっていたリポジトリ登録資料にカバーページを付ける機能を
> DSpaceに実装してみました。バージョン1.4.1用ですが、少し変更すれば
> 1.3.2にも使用できると思います。
>
> 興味のある方は、「機関リポジトリソフトウェアの日本語対応」サイトの
> その他「PDF文書にカバーページを付ける」をご覧ください。
>
> http://www12.ocn.ne.jp/~zuki/Japanization/
>
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北海道大学附属図書館情報システム課システム管理係
堀越 邦恵 <murata @ lib.hokudai.ac.jp>
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