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Date:  Wed, 13 Dec 2006 13:23:38 +0900 (JST)
From:  "NODA, Hideaki" <h_nod @ rekihaku.ac.jp>
Subject:  [drf 0158] Re: 埋蔵文化財報告書なら沢山あります
Cc:  歴博図書室(正職員) <tosho @ rekihaku.ac.jp>

お茶の水女子大 茂出木様
金沢大学 橋様
皆様

 野田@歴博図書室です.
「埋文報告」は,当館にとって最大の懸案.
何しろ,書庫の4分の1近くを「埋文報告」が占めています.
既に「標準収蔵量」を突破している当館書庫ですが,
あと半年ぐらい,持ってくれるかどうか...

 実際には,権利関係が複雑すぎて難しいのでしょうけれど
文科省なり文化庁なりが音頭をとって「公開義務化」にしてくれれば,とか
Googleあたりを「冠スポンサー」にして電子化させてしまう,
あわよくばGoogle Mapとリンクした「遺跡マップ」を
(産学連携で)作ってもらえれば,とか,愚にもつかない妄想を
一人で繰り広げております.

 ちょっと大きな工事があれば確実に発行されるものだけに,
本当に切実な問題です...

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HASHI Yohei wrote:
>お茶の水女子大学茂出木様,皆様
>金沢大学の橋です。
>
>>さて、紀要の電子化・IR搭載と図書館業務省力化に関連してですが、
>>書庫スペースを圧迫しているもう一つの要素である「埋蔵文化財調査
>>報告書」の類をどこかで一括電子化・IR搭載というような動きはない
>>でしょうか?
>
>実は金沢大学にも,この手のものが非常に沢山あり(文学部考古学研究室からの返納分で全国各地のものがあります),しかも,次のような感じで,かなりの量をNACSIS-CATに真面目に登録をしています。
>http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?hdn_if_lang=jpn&txt_docid=NCID:BN12596184
>
>つい最近も,同じ事務室内の目録担当者の隣の床の上に積んであったので,その山を見るたびに,IRに入れられないかなと考えていたところでしたので,反応してしまいました。
>#最近は,何を見ても,IRに入れられないか考えてしまいます。
>
>「埋蔵」の「蔵」とのゴロ合わせで本学の"KURA"に入れるというアイデアも考えられなくもありませんが,こういう資料については,やはり専門分野別のリポジトリのようなところが集めることになるのでしょうか?いずれにしても,薄い冊子が沢山ある上(目録を作成するのにも手間がかかります),非常に場所を取るので,私も全国的に電子化して欲しい資料だと思います。
>
>
>橋 洋平 金沢大学情報部情報企画課情報企画係長
>TEL:076-264-5204 FAX:076-234-4050
>e-mail: yhashi @ ad.kanazawa-u.ac.jp http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp 
>
>
>
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NODA, Hideaki / 野田 英明
国立歴史民俗博物館 研究協力課 図書係
千葉県佐倉市城内町117
Tel:043-486-6491 / Fax:043-486-4080
Mail: h_nod @ rekihaku.ac.jp
http://www.rekihaku.ac.jp/
---<発信力は,競争力。>---