北大 杉田です。
Hiroko Suzuki wrote:
> 当日の発表資料や写真の他に、アンケート集計結果も掲載しました。
> 皆さまからいただいたコメントも載せています。
質問等もありますね。せっかくですので、双方向的にやりましょう。
お気付きの点、コメント、質問への回答、追加の質問等、なんでもどうぞ。
> (具体的にご意見があれば)
> ・どれもHOTな内容で、今後の業務に役立つと思った。
> ・取り組みのプロセスが参考になった。
> ・パネルディスカッションについては消化不良のような気がします。
> ・第1部1.と第2部1.は1本にしてもよかったと思う。その分、事例を多く
> 報告したほうがよかっ
> ・広報活動(説明会も含めて)の各大学の動きが聞けて勉強になりました。まだ
> パンフや愛称、ロゴ等の検討までも至ってないので、十分参考にしたいです。
> ・事例報告、現状報告が参考になりました。
> ・先行大学さんの報告とグッズ等の展示は大変参考になりました。
> ・先行大学の苦労話や最初の計画と現状の違いなど大変参考になりました。
> ・具体的な事例がたくさん聞けたので、良かった。
> ・内島さんの取りまとめがとても上手でよかったです。内容も面白かったです。
> ・お金をかけずに広報。HUSCUPはすごいと思った。
> ・個性的なグッズ、工夫をされた広報資料など、興味深く拝見しました。ポスタ
> ーも、各大学の現状や取り組みが簡潔に分かり易くまとめられており、大変良
> かったです。セッションダイジェストも、活発でとても良かったです。
> ・ロゴやキャラクターについて、やはり重要とのこと、よく考えて、作らなけれ
> ばいけないですね。
> ・定員の削減や業務の異動などで、いかに上手に継続していけるかが課題です。
> 問題はいろいろあると思いますが、打ち上げ花火にならないようにしていけれ
> ばと思います。
そうですね。初期構築は紀要なり学位論文でやるにしても、育ち続けるためには、
日々産み出される研究成果物を掬い取っていくことがいちばん難しいことでもあり、
取り組み甲斐のあることともおもいます。
> ・やはり、意見が異なるパネラーが必要ではないか。
> ・大変参考になりました。特色を出すことに力を入れず、名前も機関リポジトリ
> ひとつ、主にDspaceで単純にし、とにかく残らず全ての大学に設置することが
> 重要かと思う。
はい、機関リポジトリは自力で集客するサービスシステムではありませんので、私
も機関リポジトリに特色は不要であると思います。
とくに色を出すことに凝らず、当たり前に文献を蓄積する機関リポジトリが増えて
こそ総体として力になっていくのでないでしょうか。
> ・ポスター、広報チラシ・グッズは、もっと多くの大学さんが参加してくださる
> と、より良かったかもしれませんね。敷居が高かったのでしょうか・・・コン
> ペは、「さすが!なるほど!」と納得できる結果でした。三重大も、今後頑張
> りたいと思いました。このようなイベントは初めてでしたので、準備段階では
> 少々戸惑いもありましたが、いろいろな方とコミュニケーションを取るきっか
> けになり、とても良かったです。
>
> (印象に残った講演)
> ・HIR設立の報告が印象に残りました。率直な現状のお話を聞き、力が湧きまし
> た。参考にさせていただきます。
> ・どれも興味深い内容でした。より実務に則した内容の報告、事例等があればさ
> らによかったと思う。これからに期待して取り組んでいきたいと思う。
> ・2日目の各大学の事例発表。ポスターセッションも時間が短かったがまとまっ
> ていて分かりやすかった。
> ・各大学の取り組みやコンテンツ収集の例を伺うことができ、有意義でした。
> ・ポスターセッションは、とても良かった。短時間に各大学の思いをこめた(?
> )ポスター・宣材について聞けたし、それに関係した学内的な活動も聞けたか
> ら、面白かったです。
> ・先行大学における学内合意形成。研究者への訴求方法等大変参考になった。
> ・広島大の尾崎さんの言葉に「育児友だち」ということがあり、とても興味深か
> ったです。このようなワークショップも、メーリングリストも、やはり一機関
> で解決しにくいことを他の機関と共同して解決できるという強みになると思い
> ました。また村上先生の、今この時期にIRに携わることができることは幸せな
> こと、祝うべきこと、とのお言葉も、とても印象深かったです。
> ・ポスターセッションを行ったのは画期的だと思います。
> ・1日目の著作権については、学内資料の著作権処理といった観点の話もあれば
> と思います。2日目の村上先生のお話は、今後の図書館側の取り組みに参考に
> なることが多く、強く印象に残りました。
> ・ポスターセッション それぞれの参加大学がリポジトリ普及のため工夫を凝
> らしているさまが大変刺激となった。
>
> (構成、時間配分等)
> ・全体ディスカッションについて、もう少し時間をとってもよかったのではと思
> う。また、1日目のディスカッションを含め、大掛かりにしかけて、先生の意
> 識改革を図ることも考えてもよかったと思う。
> ・*理論的な面よりも実務的な面に時間を使ってほしかった。*2日目は非常に
> 充実していてよかった。ただし、ディスカッションではIRの定義について触れ
> てほしかった。
> ・1日目のパネルディスカッションにもう少し時間を配分してほしかったです。
> 急いでいるせいか早口になられる先生もいらっしゃったので。
> ・構成、時間配分については問題なし。講演の中身は皆それぞれに興味のあるも
> のだったが、村上先生の「日本から世界への発信」は分かりやすく切実でとて
> も関心を引かれるものだった。村上先生の他の講演か著書に触れてみたいと思
> う。
> ・やや盛り沢山な感じもありますが、やる気の出る、非常にポジティブなミーテ
> ィングでした。
> ・テーマを設定したセッションを設けて、ディスカッションを行ってみてはどう
> か。
どんなテーマがよいですかね。自分が先日参加した催しでは、
・広報戦略・運営方針(初級)
・広報戦略・運営方針(上級)
・システム
・メタデータ
の4本のセッションが並行で行われていました。
> ・遠くから来ている人のために、2日目の終了時間をもう少し早めに(16時く
> らい)していただければと思いました。
> ・11/16 パネルディスカッションの時間を長くして欲しかった。
> ・当初2日間は長いかなとも思いましたが、実務担当者として役に立つ内容が多
> く、ポスター発表等に参加させていただいたこともあり、とても充実していま
> した。 これから各学部の先生方への広報を本格的に始めますので、タイミ
> ング的にも有難かったです。CSI事業の枠を超えた情報交換の場として、DRFの
> 活動に期待いたいます。また、ワークショップを開催してくださいました事務
> 局の皆様、先生方、関係者の皆様に感謝を致します。今後とも、どうぞ宜しく
> お願い致します。
>
> (IRについて)
> ・図書館職員のIRへの取り組みが、教員とのコミュニケーションを高め、その結
> 果、各大学ごとの知的情報への関心が向上し、大学の社会貢献につながると思
> う。
> ・著者最終版の取り扱い(版が異なるものが公表される)について、疑問をもっ
> ておりましたが、学問領域の違いがあるというのは参考になりました。
個人差も大きいように思います。
プレプリント流通になじみの深い分野の先生でも「文献を出すつもりはない。いっ
さいコンタクトしてくれるな」と明言される方もいますし、著者稿と出版バージョ
ンの校正レベルの差異について、それを理由としてIRでの公開に躊躇を覚えるか
どうか、同じ分野のおふたりの先生がまったく逆の考えをお持ちであったりします。
> ・学会関係者、研究者の生のお話が聞けたのは大きかったです。特にそれぞれの
> 分野のリポジトリ、オープンアクセスの捉え方の違いは興味深かった。今後の
> コンテンツ収集や説明会で活かすことが出来ればと思います。ありがとうござ
> いました。
> ・今の図書館は物言わぬ巨人。地道な努力を続けることは大前提として、さらに
> 積極的に営業力をつけ、存在と意義をアピールしていかねばならないのだなと
> 思った。
> ・他の大学図書館のIR構築のプロセスや現況を知ることができ、とても参考にな
> りました。
> ・各大学の取り組みが良く解り大変参考になりました。図書館が様変わりをして
> きたなーと感じました。ポスターセッションの資料も配布してほしかった。
> ・テーマが大変良かった。機関リポジトリと著作権については繰り返しやってく
> ださい。(栗山先生の話を一番最初に置いて欲しかった)
>
> (その他)
> ・勉強不足を痛感しました。
> ・リポジトリ立ち上げまでの過程をポスター展示して頂いたのが、非常に分かり
> やすく、自分たちの位置、これからすべきことの確認をする上で参考になりま
> した。
> ・各機関のポスターや広報資料は、今後の広報に大変参考になりました。図書館
> 職員の意見だけでなく、研究者や学会の意見を聞くことができて、今後のリポ
> ジトリ構築に参考になります。講演に使用した資料をHPに早めにUPしていただ
> ければ助かります。
> ・会場からもいろいろな質問が出て、皆リポジトリ構築に関して図界全体が熱く
> 一丸となっているという雰囲気を感じました。うちのような中小大学がやって
> も・・・という気がしていましたが、全世界、国全体をあげて今後するべき事
> 業だと思って、やっていきたいと思います。
> ・第2部のみだったが、非常に有意義なワークショップだった。現在ある程度IR
> を立ち上げている機関が、それを拡大させるために広報、コンテンツ収集につ
> いての活動事例などが、事例報告だけでなくポスターセッション、ディスカッ
> ション、グッズコンテンツなど様々な企画で知ることができて・日頃馴染みの
> ないテーマ(海外のOA事情、学会の諸活動)について、詳細に聞けたことが有
> 益だった。このようなワークショップを、今後も定期的に開催して欲しい。
> ・パネルディスカッションでは、研究者・学会の立場からのお話が聞けて参考に
> なりました。
>
> (意見)
> ・一部4.に書きましたが、さらに教員サイドの働きかけにについて、次回以降の
> テーマにしてもいいと思う。
> ・*CSIメーリングリストの内容が高度すぎるという話を雑談でよく聞きました
> 。*基本的な事項・実務的な事項を尋ねやすくする工夫が必要かと思います。
このメーリングリストは何でもOKで行きましょう!
> *「海外の先進的事例」のような報告は不要だと思う。*展示ポスターがある
> ことで”お祭り”のような雰囲気があってよかった。
> ・来年度以降も開催されるのでしたら、もっと分野を絞って欲しい。
>
> (質問)
> ・登録対象として動画をつかうことがあるか?PDFを登録(作成)する際に、セ
> キュリティ(文字のコピペ、印刷等)の制限をかけるケースがあるか?-DRFの
> MLに投げたほうがいいかもしれません。あとDRFの活動内容に詳しいものがあ
> るか?締切後に随時受け付けてもらえるの?
動画、北大では1件ですがあります。
PDFについては[drf 0132]ですね。
> (要望)
> ・大変興味深く拝聴しました。今後もこのような場を設けていただきたいと思い
> ます。
> ・今回のようにリポジトリへの理解がある学会代表者に加えて、反対意見を持つ
> 方のパネルディスカッションも計画していただければ・・・と思います。
> ・2月に開催予定のDRFワークショップも楽しみにしています。大変参考になり
> ました。
> ・参加者名簿が欲しかった。
> ・とりあえずの情報入手窓口を見つけた状況です。今後、mail等で質問を出した
> く考えていますので、その折は宜しく。
> ・本学のような小規模、人材レスの組織で機関リポジトリを立ち上げ、持続的に
> 運営していく(←むしろこっちが大事)ためには、他大学の方々の協力・ご指
> 導が必要です。DRFの活動に大きく期待しているとともに、何らかのカタチで
> お手伝いができたらと考えております。
>
> (感想)
> ・本大学は、今年からIRに取り組み始めました。今年度のNII申請では不採択に
> なりました。図書館と教員側との意志が通じず、場違いな申請内容になってい
> ることに、申請後に知らせられた事情があります。しかし、学内措置での予算
> を確保し、取り組みを開始する段取りにはこぎつけた次第です。これからもご
> 指導を仰ぎたく存じます。本日は大変勉強になりました。
> ・*今回のWSで中心になっていたOAについては、全くの勉強不足で、研究者の考
> え方が分かりました。現状ではOAについて考える機会はあまりありません。OA
> はリポジトリの根底にあるものですので、考えていきたいと思います。*他大
> 学リポジトリ担当者の方とお話する機会がなく、WSの懇親会や休憩時間にお話
> を伺うことができて大変参考になりました。またこのようなWSがあると嬉しい
> です。*次回WSがありましたら、リポジトリ担当ではない館員も参加させたい
> と思います。
> ・学内で電子化済で、部局のサーバに掲載している紀要論文等について、機関リ
> ポジトリ掲載の対応の仕方をアドバイス願います。・部局サーバの論文にリン
> クを張る。・可能な限り、機関リポジトリサーバに移行する。など考えられま
> すが、ベターな方法をアドバイス願います。また、部局のサーバで公開してい
> るコンテンツを機関リポジトリで公開する二重公開はしないという考えは正し
> いのでしょうか。
部局サーバで公開されていれば、つまり既に無料オンライン公開されているわけで
すので、あえて機関リポジトリに入れる積極的な必要性はないと思います。
(滅失しないためのミラーリング、長期保存、という観点はあると思いますが)
> ・懇親会で4つの大学図書館の人間と話をする機会を得た。その全てがIRサーバ
> の構築からして「お金がない」「Unix,Linuxの知識がない」という反応だった
> 。IRサーバの導入を果たした機関でもその維持・管理には色々と苦労話がある
> ようだし、IRサーバ導入の実践的な解説などあれば大いに衆目を集めたと思う
> 。さんざん機関リポジトリの効用や意義を聞かされても「ウチの大学はサーバ
> 導入ができないから・・・」という事情があっては、つらいだろうなと切に感
> じた。
> ・全体ディスカッションの中で、著作権の件で、土屋先生のご意見は驚きでした
> が、一理ありで良かったです。
> ・これまで直接、事例報告を拝聴する機会がなく、自校の中でのみIRの実体を見
> てきたので、様々な取り組みを知ることができ、大変ためになりました。「三
> 本の矢」ではないですが、このようにスキルを持った大学が連携を上手にして
> やっていけば、日本全国規模で、より良いIRの結びつきができると実感しまし
> た。今の活動が実りある成果となり、数年後にはIRがあたりまえという時代に
> なることを願います。そのために私自身もこの機会を生かし、日々勉強してい
> きたいという励みになる良きワークショップでした。
> ・大学におけるリポジトリの現状が分かり、大変参考になりました。私共の機関
> は研究所ですので規模も性格も違いますが、研究成果の保存・発信といったこ
> とについては、その重要性は同じであると感じます。今後とも私共の開発に際
> しても御助力いただきたいと思います。
> ・教員として、今年の4月から図書委員会に関わることになり、出張してきまし
> た。「機関リポジトリ」が何なのか分からない、初めて聞く言葉が飛び交って
> いる。そんな状態でした。2日間を終了して少し分かってきました。この状態
> で、1日目からの講演を聞けたら良かったと自分の不勉強を悔やんでいます。
> ・利用するor論文を提供する側ですが、とても勉強になりました。2日目に何度
> か出てきたリポジトリに関する教員の言い分、笑えました。私もそうだと思っ
> ているところがあって・・・でも考えが変わりました。
> ・質問者の内容も要点が分かり易いものが多くて、進行そのものが止まることが
> あまりなかったのが良かったと思う。(日本の全ての大学で標準的に機関リポ
> ジトリが設置され研究者にとってあたり前のものになる日が来ると良いと思い
> ます。)
> ・昨年9月のシンポジウム後に得られた最新情報をお聴きすることができ、大変
> 有意義であった。
> ・1日目の会場が寒かった。
--
杉田茂樹 <sugita @ lib.hokudai.ac.jp>
北海道大学附属図書館情報システム課システム管理係
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