金沢大学 内島様
DRFの皆様
三重大学柴田です。
> 研究担当のポータルセンターにはどなたかが兼任とかでお出でになるので
>しょうか。
学術ポータルセンターは、附属図書館と総合情報処理センターで構成されている、
学内情報基盤整備のための戦略を担うバーチャルなセンターです。
学術ポータルセンターHP:http://www.i-portal.mie-u.ac.jp/overview/index.h
tml
スタッフは、教員(全員併任の先生方です)と図書館のチーフ以上の職員です。
> 統括というのは係長さんですか?人数的には下記をそのまま足した方が全て
>関わっておられるということでしょうか?
三重大学では、今年度よりチーム制を導入しています。リーダーは課長、チーフ
は係長、係主任です。機関リポジトリを統括しているのは、情報図書館チームリ
ーダーです。
また、MIUSEに携わっている人数は、はじめ情報リテラシー担当チーフが一人で担
当していましたが、今年度9月ごろよりWGで活動をするようになりました。
JuNII2公開にあわせ、今はシステムに強い図書担当チーフも頑張ってくださってい
ます。
のべ人数は8名です。
リーダー
サブリーダー
図書担当(1名)
雑誌・電子情報担当(1名)
情報リテラシー担当(3名)
ILL担当(1名)
>学位論文、科研費などは規程を変えるとか予定されていますか?統合検索というのは既存の
>データベースとの統合など予定されているんでしょうか?
学位論文に関しては、教務委員会とはまだ冊子の話しかしていないので、機関リポジトリ
への登録に際し、電子データをもらう、同意書を取る等の調整が必要だと思っています。
科研費報告書は、抜き刷りを集めたものではない報告書の場合電子データをもらうことの
調整等が必要だと思っています。
統合検索は、機関リポジトリ、OPAC、二次情報DB、EJ等に対する統合検索です。
参考:http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?plugin=attach&refer=DRF1&op
enfile=Mie_Poster2.pdf
> 来年あたりから自前の資金を調達(?)することが必要ですね。この2年でできる限り、大学
>のトップにアピールしたいものです。これは私たちも全く同じ課題と感じています。
「自立できるMIUSE」をめざすには、やはり自前の資金調達が必要だと思っています。また、特
色あるコレクションにしていく為、外部資金の獲得も平行して目指したいです。
> 例えば、リポジトリが国内の紀要をぜーんぶデジタルにしたら、ILLはかなり減るし、書庫
>スペースも助かることは間違いないですよね。これは、「ナショナルリポジトリ」的効果を期
>待したいところです。千葉の竹内先生によると、紀要のILLは莫大ではないが、一定の量で確実
>にあるとのこと。
機関リポジトリは、従来の図書館業務と無関係ではなく、省力化や省資源にも効果があって図書
館にもメリットがあり、業務がシフトしていくと思えば、ルーチンワーク化しやすいかな、と思
っています。
> この説明会での先生方の反応、著作権ガイドラインなど可能な範囲で公開していただけるとみんな
>助かります。
説明会での先生方の反応は、ぜひ皆様にお伝えしたいと思います。また、すでに皆様の大学でも
学内説明会などの反応をお聞かせいただいています。集約ができれば、とても便利ですね。著作
権ガイドライン作成にあたり、再来週から派遣職員さんに来ていただきますので、その準備とし
てSHERPA/RoMEOの用語が、北大杉田さんが作られた「論文投稿と著作権譲渡」図のどこに該当す
るのか、まとめる予定です。多くの大学が共有できる機関リポジトリの著作権ガイドラインのモ
デルがあればありがたいと思っています。
> とりあえず、今年から参加された大学トップの仮公開おめでとうございました。今後とも情報交換
> よろしくお願いします・・・。
まだ日の丸弁当状態(from弁当箱モデル)ですが、他のコンテンツも充実させていきたいと思い
ます。
MLなどで先行大学さんが教えてくださること、8-9月に参加させていただきましたNII学術ポータ
ル担当者研修で教えていただいたことを参考にしています。ありがとうございます。
今後とも情報交換をよろしくお願い申し上げます。
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内島秀樹 さんは書きました:
>三重大 柴田さま みなさま
>
> 金沢大の内島と申します。すごいきっちりした計画で、昨年の自分たちの
>大雑把な進め方と比べてすべての面で感心します。
>
> で、ちょっと質問があります。
>
>Kazue Shibata さんは書きました:
>> 三重大学附属図書館柴田と申します。
>>大学名
>>三重大学
>
> 研究担当のポータルセンターにはどなたかが兼任とかでお出でになるので
>しょうか。
>
>>担当課
>> 事務担当:学術情報部情報図書館チーム
>> 研究担当:学術情報ポータルセンター
>
> 統括というのは係長さんですか?人数的には下記をそのまま足した方が全て
>関わっておられるということでしょうか?
>
>>担当係
>> WGで活動
>> ・統括:リーダー
>> ・メタデータ、資料電子化、電子化資料収集:図書担当(1名)、雑誌・電子情報担当(1名)
>> ・システム:サブリーダー、情報リテラシー担当(1名)、図書担当(1名)
>> ・全体の企画、広報、著作権処理:情報リテラシー担当(3名)
>> ・細々とした電子化・メタデータ入力作業:ILL担当(1名)
>
> 学位論文、科研費などは規程を変えるとか予定されていますか?統合検索というのは既存の
>データベースとの統合など予定されているんでしょうか?
>
>> ・学位論文、科研費報告書等各コンテンツの提供をしていただくルール作りをすること
>> ・過去の研究成果について、電子化を進めること
>> ・学習、教育で活用できる機関リポジトリにするため、統合検索機能を開発すること
>> ・機関リポジトリから教育研究活動DBへのデータ提供の機能を開発すること
>
> 来年あたりから自前の資金を調達(?)することが必要ですね。この2年でできる限り、大学
>のトップにアピールしたいものです。これは私たちも全く同じ課題と感じています。
>
>>長期的目標
>> 「育ち続けるMIUSE、自立できるMIUSE、使われるMIUSE」を目指しています。
>> そのために、機関リポジトリの作業をルーチンワークとして定着させて、運用資金として学内の
>> 予算を確保できるようにしたいです。
>
> 例えば、リポジトリが国内の紀要をぜーんぶデジタルにしたら、ILLはかなり減るし、書庫
>スペースも助かることは間違いないですよね。これは、「ナショナルリポジトリ」的効果を期
>待したいところです。千葉の竹内先生によると、紀要のILLは莫大ではないが、一定の量で確実
>にあるとのこと。
>
>>図書館のメリット
>> ・機関リポジトリの公開で研究者の論文が読めるようになるため、ILL業務が軽減される
>> ・機関リポジトリに登録している資料は、重複分等の破棄が可能になるため書架のスペースを確
>> 保できる
>
> この説明会での先生方の反応、著作権ガイドラインなど可能な範囲で公開していただけるとみんな
>助かります。
>
>>これまでの事業実施状況
>> ・11月15日に仮公開しました。
>> ・11月に医学部教授会で説明会をし、12月には残り4学部の教授会及び各センターで説明会をする
>> ・著作権ガイドラインを作成中です。
>
> とりあえず、今年から参加された大学トップの仮公開おめでとうございました。今後とも情報交換
> よろしくお願いします・・・。
>
>
>
>
>
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柴田 佳寿江 Kazue Shibata shibata @ ab.mie-u.ac.jp
国立大学法人三重大学 学術情報部(附属図書館)
情報図書館チーム 情報リテラシー担当
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Tel:059-231-9089 (ext.2208)
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図書館Web:http://www.lib.mie-u.ac.jp/
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