千葉大・加藤さま
皆さま
杉田@三重大です。
> 「電子ジャーナル導入したのにILLが減らないのは何故か?」とは
> 書きましたが,リポジトリのコンテンツが増えつつある昨今,千葉大では
> 登録してある論文のILL依頼がある場合は,「リポジトリにあります」
> ということで,URLを示し,処理としては「謝絶」としています。
> まだまだ少ない(月1件程度?)ですが,リポジトリに大学紀要や科研費の
> 報告書等などの登録が充実してくれば,ILLの省力化につながる,という
> メリットも大きくなるかもしれませんね。
いいですね、いいですねーー!!
三重大も、「依頼」のほうでは「EJで読めます」や「OAされてました」で、
学内依頼者に連絡するパターンが増え、最近はリテラ教育の成果か、それも
だんだん少なくなってきたという状態です。
#客観的なデータが無いので、あくまで脳内折れ線グラフなんですけれど。
こういう事例研究って、本当に有り難いです。
もっとあったらいいなーと思いますが、統計処理の技etc. が必須ですよね。
千葉大さんのように、リポジトリにあるから「受付」謝絶・・・というパタ
ーンを、早く作り出したいですっ!
Koichi Katoh さんは書きました:
>杉田@三重大学さま,みなさま
>
> 加藤@千葉大学です。
>
>> 追伸1:
>> 全く別件ですが、以前機関リポジトリ構築とILL業務省力化の関係に
>> ついてご示唆いただいた件にも関連するのですが、佐藤先生から以下
>> の論文を教えていただき、興味深く拝読しました。
>>
>> 米田奈穂、武内八重子、加藤晃一、竹内比呂也、土屋俊
>> ビッグ・ディール後のILL--千葉大学附属図書館亥鼻分館における調査
>> 大学図書館研究 (76),74〜81,2006/3(ISSN 03860507)
>>
>> 現在は、図書館をあげて、大学をあげて、リポジトリを推進しており
>> ますが、時々先生方から「図書館でずーっとこんなふうにやっていく
>> の?大変じゃない?」というコメントをいただきます。
>> ぜひとも、全体の業務バランスや、学術情報の需給バランスを客観的
>> に分析しつつ、持続的に取り組んで行きたいものだと思いました。
>
> ご紹介ありがとうございます。
> 「電子ジャーナル導入したのにILLが減らないのは何故か?」
> という担当者の疑問から生まれた成果でして,医学系では
> 昨今取り上げられております。
> 国立大学でしたら,概ね『大学図書館研究』は購読されている
> とは存じますが,本学のリポジトリ(CURATOR)に著者版を
> 登録してありますので,ご参照ください。
>http://mitizane.ll.chiba-u.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00023176
>
> 「電子ジャーナル導入したのにILLが減らないのは何故か?」とは
> 書きましたが,リポジトリのコンテンツが増えつつある昨今,千葉大では
> 登録してある論文のILL依頼がある場合は,「リポジトリにあります」
> ということで,URLを示し,処理としては「謝絶」としています。
> まだまだ少ない(月1件程度?)ですが,リポジトリに大学紀要や科研費の
> 報告書等などの登録が充実してくれば,ILLの省力化につながる,という
> メリットも大きくなるかもしれませんね。
>
> なお,『大学図書館研究』の79号(次の次)はリポジトリとオープンアクセス
> の特集を組んでいて,CSI事業に参加している数大学の成果紹介が予定されております。
>
>SUGITA IZUMI <izumi @ ab.mie-u.ac.jp> wrote:
>
>> 土屋先生
>> 皆さま
>>
>> 杉田@三重大です。
>>
>> >日本化学会でも基本的にはHTML4.0でできるだけ表現している、つまり
>> >見え中心の対応にとどまるようです。
>>
>> 化学会の林さまからのコメントも含め、情報を有難うございます。
>>
>> >そうなると重要なことは、ともかくなんらかの規則で入力しておくこと、いず
>> >れ有力は標準が出てきたときに書き換えられるようにしておくということでしょ
>> >う。ちょっと面倒でも
>> >
>> > <Cemical> ........... </Chimical>
>> >
>> >のようなタグをつけておいてあとでゆっくり仕事ができるのでは?
>>
>> 正直なところ三重大の担当者レベルではベタ入力に傾きかけており、
>> 文字の順番が、勝手にタグが外れた結果の表示順ではなく、正しく
>> 読み・意味順になるように気をつければ問題ないかなーと思ってお
>> りました。
>> しかしながら、その、「正しくベタ入力」が意外と難しそうなこと
>> もあり、将来有力な標準がでてきた時のことを考えて、一括変換で
>> きるようにXMLタグを仕込んでおくのがベターというご示唆に、深く
>> 納得いたしました。
>>
>> 入力方法は、学内のリポジトリ関係者の先生方にもご意見を伺おう
>> と思っております。
>> 現状できる範囲で、将来の対応可能性をにらみつつ、どういう仕様
>> で行くか方針が決まりましたら、ご報告したいと存じます。
>>
>> #リポジトリのメタデータだけではなく、今後はCATの入力でもこう
>> #いった問題はいろいろ出てくるのでしょうね・・・。
>>
>> ---
>> 追伸1:
>> 全く別件ですが、以前機関リポジトリ構築とILL業務省力化の関係に
>> ついてご示唆いただいた件にも関連するのですが、佐藤先生から以下
>> の論文を教えていただき、興味深く拝読しました。
>>
>> 米田奈穂、武内八重子、加藤晃一、竹内比呂也、土屋俊
>> ビッグ・ディール後のILL--千葉大学附属図書館亥鼻分館における調査
>> 大学図書館研究 (76),74〜81,2006/3(ISSN 03860507)
>>
>> 現在は、図書館をあげて、大学をあげて、リポジトリを推進しており
>> ますが、時々先生方から「図書館でずーっとこんなふうにやっていく
>> の?大変じゃない?」というコメントをいただきます。
>> ぜひとも、全体の業務バランスや、学術情報の需給バランスを客観的
>> に分析しつつ、持続的に取り組んで行きたいものだと思いました。
>>
>> ---
>> 追伸2:
>> 医学部の紀要のバックナンバー電子化を外注するに際し、NIIの目次
>> 速報DBに入れた情報が使えるのではないかというアイデアが出て、
>> でも、アブストラクトが入っていないのではという話になりました。
>>
>> 試してみたら、医学部の紀要「三重医学」の場合、例えば28巻1号の
>> 目次からCiNiiへリンクし、
>> http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00233709/ISS0000069155_jp.html
>> 更に医中誌Webへのリンクを辿るとアブストラクト付きのデータが入っ
>> ていました。
>> 医中誌の検索結果をダウンロードして使えば、本文PDF化だけ外注し、
>> メタデータは家庭内手工業で充分いけそうです。
>>
>> 恥ずかしながら、三重大の紀要を医中誌Webで検索してみようという
>> 発想が全く無かったので、目から鱗でした。(^^)
>> CiNiiのリンク機能さまさまです!!
>> 担当者さまにはいろいろご苦労があろうかと思うのですが、著者所属
>> で絞れることといい、最近のCiNiiの「使えるデータベース」ぶりには
>> ほんとうに感謝・感激しております。
>>
>> 欲を申し上げれば、RefWorks等へのデータ取り込みなどのことがある
>> ので、結果の一覧表示画面で一括取り込みが出来ればなお嬉しいなぁ
>> と・・・ゼイタクなことを思っております。
>>
>>
>> Syun Tutiya さんは書きました:
>> >杉田さん、
>> >
>> >> さきほどは、「入力する」という観点からだけ書いてたのですが、
>> >> 「検索する」側から見たらどうなのかなと、遅ればせながら思い
>> >> ました。・・。
>> >
>> >この件について、餅は餅屋ということで、化学会の林さんに聞いてみました。
>> >すると日本化学会でも基本的にはHTML4.0でできるだけ表現している、つまり
>> >見え中心の対応にとどまるようです。検索は、それぞれのデータベースごとの
>> >ローカルルールでやるということになるわけです。
>> >
>> >標準化は、MathMLを拡張したCMLのようなものがあるようですが、まだ普及は
>> >予断を許さないようです。
>> >
>> >そうなると重要なことは、ともかくなんらかの規則で入力しておくこと、いず
>> >れ有力は標準が出てきたときに書き換えられるようにしておくということでしょ
>> >う。ちょっと面倒でも
>> >
>> > <Cemical> ........... </Chimical>
>> >
>> >のようなタグをつけておいてあとでゆっくり仕事ができるのでは?
>> >
>> >土屋
>> >
>> >
>> >
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>> ☆ Sugita Izumi 杉田いづみ izumi @ ab.mie-u.ac.jp ☆
>>
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