北大 杉田です。
昨年5月に行われた、国立情報学研究所CSI委託事業報告交流会で、
「研究室訪問による個別営業」という報告をさせて頂きました。
http://www.nii.ac.jp/irp/info/2005/debrief/
http://www.nii.ac.jp/irp/info/2005/debrief/hokudai.pdf
このほど、ARLから、「学術コミュニケーションに関するディス
カッションにおけるリーダーのためのガイド」というリーフレッ
トが公開されたとのことです。
#カレントアウェアネス-Rで知りました。
#http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=3705
Library Brown-Bag Lunch Series: Issues in Scholarly Communication
http://www.arl.org/sc/brownbag/
右欄に一枚もののガイドが列挙されています。
例えば、Author Right編では、席上の話題(「Discussion Questions」)
として、
・雑誌に論文を発表したときの、出版社との著作権上の申し合
わせの中身って覚えてますか?
どんなこと書いてありました?
・書いた論文をあとからまた自分で使おうという際に、権利的
にひっかかりそうなことってどんなことがありそうですか?
・出版契約の類、あまり綿密には読まないかもしれませんが、
仮に、内容が不満で変更してほしいときって、どうにかなる
もんでしょうか?
・こちらでは、先生方が使えるような追加条項のひながたとか
用意されてたりしますか?
その狙いはどんなとこなんでしょう?
・本の出版のときは、出版契約の中身は割りとフレキシブルで、
出版社と内容についての交渉の余地もあるものと思います。
雑誌の場合だと、図書の出版のケースに比べて、留保したい
権利は違ってくるものでしょうか? どんな点で?
・どなたか、お知り合いの研究者の方などで、追加条項を認め
てもらった例とか、聞いたことありますか?
それでどうだったでしょう?
・著者として出版社と交渉することそれ自体については、何か
懸念を感じますでしょうか?
というような例が示されています。
なかなか使えるのではないかと思いました。
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杉田茂樹 <sugita @ lib.hokudai.ac.jp>
北海道大学附属図書館情報システム課システム管理担当
電話番号:011-706-2524,ファクシミリ:011-706-4099
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