杉田様 石坂様 みなさま
金沢・内島です。
両大学の流れとても興味深いですね。リポジトリと研究者業績DBとの連携は
領域1といってもいいくらいに基礎的なもののような気がします。また、研究者
の評価環境の中にリポジトリを組み込むことはとても重要な方向性ですね。こ
ちらでも研究評価の方法について情報担当理事が座長になって検討を始めていま
す。
さて、今こちらで考えている「連携」は予算不足のため、IR→業績DBの一方
通行で、業績DBをデータ提出の窓口とする発想に立っています。つまり、業績
DBの研究評価の流れの中で必須化している入力義務の力を借りようというもの
です。
ただし、逆方向の流れ、IRから業績DBへデータを受け渡す方は来年度以降
別途考えてもいいかと思います。三重大や信州のどのような基本コンセプト
で、どのようなデータの流れを考えておられるのかご教示くださると、当方
の発想もより汎用的になるかと思います。
#杉田さん、アンケートの方詳しくお答えお願いします。こちらの基本線は
#このまま行きますが、来年度以降の「連携」もありえると思いますので。
>石坂様 信州大学はいつWoSを導入されたのですか?本学も12月からSCIとEssential
Science Indicatorを導入したばかりです。
> 図書館統括課システム担当さんが、研究者総覧のシステム開発も担当
> されているのですか!?
> それは大変ですね。でも、同じ人が関わっているなら連携がスムーズ
> なのではないでしょうか?
>
> 三重大では、認証評価機関からの評価を受けるための準備を兼ねて、
> 教員活動DBの開発が進んでおります。
> 評価企画室というところが担当しているのですが、担当者は他にもWeb
> シラバスやE-leaningシステムのMoodleや教員紹介DB等に関わっている
> 教員・職員が多いため、情報交換が比較的容易です。
>
> 昨日、図書館から2名のスタッフが評価企画室のシステムワーキングに
> 参加要請をいただき、参加してきました。
> 来年1月のテストに向けて、具体的に動き始めております。
>
> 評価企画室側から打診されたこととしては、たとえ出版社の著作権ポリ
> シーの関係でIRに登録できるのが半年後とかでも、教員活動DBへのデー
> タ流用はすぐにしたいとのことでした。
>
> DSpaceにはとりあえずすぐに投入しておいて、公開/非公開でコントロ
> ールし、非公開分も含めて教員活動DBへの引渡しデータとして抽出する、
> ということを考えております。
> その際、どこかの大学さんで、自動的に公開フラグがONになるような
> しくみにされている大学さん、いらっしゃいましたよね?
> また参考にさせて頂きたいと思っております。
>
> 詳しくは、金沢大学の内島さんから業績DBとの連携に関するアンケート
> のご依頼をいただいておりましたので、そちらに回答したいと思ってお
> ります。
>
>suzuki masako さんは書きました:
>>
>>北大の鈴木です。こんにちは。
>>
>>>・理系各学部の教員会議にて機関リポジトリ、研究者総覧、Web of Scienceの3点
>>>セットで説明会を実施(文系学部は年明けに実施)。
>>>
>>Web of Science の説明会とセットというのはいいですね!
>>かなり集客できそうです。実際いかがだったのでしょう?
>>また、3点の順番と時間配分はどんな感じだったのでしょう?
>
> 3点セット、素晴らしいですね!(^^)
> 来年早々、RefWorksのトライアル説明会を開催予定なのですが、卒論・
> 入試シーズンだし、よっぽど何か興味を引くことがないと、先生方に
> 集まっていただくのは難しいだろうなぁ・・・と思っております。
>
> 個々の研究者から文献提供をいただくようになってから、金沢大学の
> 橋さんが話題提供された「[drf 0252] IR に登録できないコンテンツ
> をどうするか」の問題が、うちでも出てきました。
>
> 現在抱えている問題は、Blackwellのイエロージャーナルの件です。
> preprint(査読前)はいいけれど、postprint(差読後)はグレーと
> いう条件で、SHRPA/RoMEOやBlackwell上の提供元サイトでは確実な
> ところがわからず、結局直接発行元にメールで問い合わせております。
>
> 佐藤先生からは、BlackwellはWileyに買収されたので、今後の動きが
> 要チェック、ともアドバイスいただきました。
>
> ちなみにこのジャーナル、栗山先生から[drf 0204] Re: 教授会における
> 説明会第2弾&質疑応答集(三重大)話題提供していただいた「AGORA」
> 参加誌でした。
>#購読が困難な国には無料公開しているんだから、SAしなくていいでしょ、
>#って言われたらそれまでかなぁ・・・と。
> Free Access in the Developing World
> Free online access to this journal is available within institutions
> in the developing world through the AGORA Initiative with the Food
> and Agriculture Organization of the United Nations (FAO).
>
> しかも、あちらは既にクリスマス休暇中!? (^^;
> 決着が付くのは年明けになりそうです。またご報告したいと思います。
>
>
>
>
>---------------------------------------------------------------------
>jja0101 さんは書きました:
>>DRFの皆さま
>>
>>信州大学附属図書館 石坂と申します。
>>
>>大変遅くなりましたが、自IRの紹介をさせて頂きます。
>>今後ともよろしくお願い致します。
>>
>>大学名
>>信州大学
>>
>>担当課・係
>> 全館から職員が参加したWGを中心に、全学で進めています。
>>
>>連絡先
>> 信州大学附属図書館統括課システム担当 石坂 (jja0101 @ shinshu-u.ac.jp)
>>
>>リポジトリ名称
>> SOAR-IR
>> (「SOAR」はIRも含めた信州大学学術情報オンラインシステムの通称になります)
>>
>>今年度の目標
>> 来年2月のCSI事業報告会を目指して、奮闘中です。
>>
>>長期的目標
>>・CSI事業終了後もリポジトリを安定運用すること。
>>・セルフアーカイブを根づかせること。論文を書いたらリポジトリに載せるのが
>> 当たり前のような流れを作りたい。
>>
>>基本的なコンセプト
>>・機関リポジトリと研究者総覧システムとの連携を図る。それにより、学内研究者の
>> 視認性を高めると同時に、業績データのメンテナンスに係る研究者の負担を軽減する。
>>
>>
>>
>>これまでの事業実施状況
>>・理系各学部の教員会議にて機関リポジトリ、研究者総覧、Web of Scienceの3点
>>セットで説明会を実施(文系学部は年明けに実施)。
>>・Web of Science内にある学内研究者の業績(2年分)を抽出し、著作権状況を調査中。
>>
>>・リポジトリのシステムを業者に委託して構築中。
>>
>>導入システム
>> DSpace 1.3.2
>>
>>悩み事
>>・学部キャンパス間が離れているため、説明会を開くのが一苦労です。しかし、
>> 各学部図書館の職員もリポジトリへの理解を深められ、全館的に取り組む姿勢が
>> できるという効果もあるので、悪いことばかりでもありません。
>>・連携する研究者総覧のシステム開発も同時に行っているので、かなり忙しいです。。
>>
>>
>>
>>以上です。
>>
>>
>>
>
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>Sugita Izumi 杉田いづみ izumi @ ab.mie-u.ac.jp
>
>国立大学法人三重大学 学術情報部(附属図書館)
>情報図書館チーム 情報リテラシー担当
>
>〒514-8507 三重県津市栗真町屋町1577
>Tel:059-231-9089 (ext.2208) Fax:059-231-9800
>図書館Web:http://www.lib.mie-u.ac.jp/
>問合先Email:literacy @ ab.mie-u.ac.jp
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