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Date:  Sun, 10 Dec 2006 22:47:28 +0900
From:  yamaji @ riken.jp
Subject:  [drf 0110] Re: 研究者説明会質疑応答例(NII村上@法政)

やまじです.

** On Sun, 10 Dec 2006 17:54:27 +0900
** "Masamitsu Kuriyama" <mtkuri @ tokiwa.ac.jp> writes:
> 引用されるチャンスが増えると言われても別に魅力を感じない、と。
> 本音ではこう考えている研究者は案外多いかもしれませんね。

これは,ちょっと分野依存があるかなぁと思うのです,というのも….

** On Sun, 10 Dec 2006 16:41:25 +0900 (LMT)
** Syun Tutiya <tutiya @ kenon.L.chiba-u.ac.jp> writes:

> んし、個人的には、論文は出版されれば十分で、誰も読んでくれなくてもかま
> いません。出版されれば、一応業績にはなるし、一応その分野でそれなりの意
> 味があるかもしれないけど、内容はぼくだけがわかればよいもので、どうせ、
> 書くときの苦労なんて読者がわかるはずはないのでしょうから、別にとくに無
> 理して読んでもらわないでかまわないという理屈です。変でしょうか。

確かに自分の研究を一番面白いと思っているのは自分でしょうから,そういう
意味では同感です.投稿した段階で,頭の中は次の論文or実験のデザインで
いっぱいになってます.公募書類の業績一覧にIF書いたり引用回数書いたりし
ませんしね.ほとんどで数で勝負なのは,間違いないです.

まぁ,ただ,世の中進んできて,引用回数なんかがわかるようになってきて,
別刷りの依頼があったり引用があったりすると,僕のような若造はなんとなく
ほめられた気分になってうれしいです.誰に引用されたか,どのクラスの雑誌
の論文に引用されたか,まで気になる場合もあります.自分の研究をベースに
次にこんな展開があった,という知の包含関係で自分に意義が与えられた満足
感,という感じかも知れません.引用は実際のヒューマンネットワークにも直
結するところもあります.しかし,話を戻して,そういう人のところでは電子
ジャーナル読めるでしょ,と突っ込まれたらチョット困りますが….
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Kazu