DRFのみなさま
第4日の前半です。
このあと基調講演で閉会となるのですが、
フライトに間に合わないので
高木さん、小坂さん、高野さんにお任せします。
村上
ここから----------------
Open Repository 2007 4日目 1月26日
Session 12
1.Eprints application profile (UKOLN)
FRBRに基づきDCを拡張したeprints application profile。
#Open scholarship 2006と同じ。
2. eSciDoc Project (FIZ Kalsruhe)
学術情報流通:"rip, mix, and burn". 研究活動は他の成果の上に成立し、成果は相互参照によって価値を増す。
#Digital giantsに引き続き、ここでも知識ネットワークの例として楔形文字が出てきた。
#本体メタデータ、書き下しとそのメタデータ、アノテーション、翻訳とそのメタデータ
#をつけなければ…見覚えあり。同じスライド。
#日本ぽい例がほしい。
「機関の記憶」としてのリポジトリの上にインタフェースを乗せるという考え方はもはや不十分。オープン・フレクシブルでアプリケーション独立でなければ、将来の利用に耐えない。
提案:e-scholarship. 静的オブジェクトを生きた研究資源とするためには、研究の初期段階からIRが研究者を支援しなければならない。
#JISCの化学情報プロジェクトはこの構想を断念。おそらくコミュニケーション不足。
#今後もこの方向では試行錯誤が続くと思われる。
Max-Planck-Society and FIZ Karlsruhe, 6 million Euro, 2004-2009,
ウェブベースの研究活動の統合プラットフォーム。実用をめざす。
アプローチ:多層。データ・リポジトリを中心に、取り囲む基本的サービス(実際のリポジトリソフトウェア)、カプセル化する認証(+ほかのミドルウェア)という3層で管理。さらに出版管理、ワークベンチ、e-lib,
elab, ユーザ管理といった外部アプリケーション。
出版管理:non-OA。google等を用いて配信。ワークフローはさまざま。単一オブジェクトに複数のメタデータ。eSciDoc内部メタデータにマップ。
ワークベンチ:ツール・メソードも共有。多言語検索。アノテーション。バージョン管理。
ポイント:外部のアプリケーションも共用できるように。(現状:プロジェクトごとに構築)
Agile開発:パイロット・ユーザの意見を入れて付加価値の高いサービスを容易に追加。
www.dscidoc-project.de/homepage.html
3. ChemXSeer (PennState) 化学ウェブポータルと化学文献・データセットリポジトリ
Fund: NSF chemistry cyberinfrastructure.
化学にはarXiv(物理)もCiteSeer(CS)もない。
化学サイバーサイエンスプロジェクト:現在孤立(Indiana, Southampton,
Utah)、他のプロジェクトとコミュニケーションをとり始めたところ。Chemistry vs computer science vs
archaeology (metadata).
GOAL: Hybrid repository (not fully open)論文、データ
データ:Excel表計算、Gaussian 03, CHARMM(分子計算)<アノテーションをつけて、検索可能。
Formula search: 機械学習アルゴリズムで式と式でないものを判別(He, OH, NIHなど)。
Table search(TableSeer): 現在人力で抽出。
各種標準(OAI-PMH, OAI-ORE, InteroperatiblityLite)、既存システムを用いて開発していく予定。
Beta版が2007夏には出る予定。