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Date:  Sun, 01 Jul 2007 18:10:16 +0900
From:  谷藤  幹子 <TANIFUJI.Mikiko @ nims.go.jp>
Subject:  [drf 0896] Re: ハーナッド講演@ISSI 2007

芳鐘様

谷藤@物材機構(NIMS)です。
ISSI2007の様子を教えていただいて有り難うございます。
そんなところにまでハーナード氏が出かけてOAの話をしている
ということ自体に驚いて原稿を拝見しました。
主張は分かるもののOpen Access Scientometricsの科学的根拠
が理解できませんでした。OAとSciMetrは本質的に違う議論だと思う
のですが。

なお同会議にプログラム委員として出席しているLinda Butler氏
(Austr. Natl. Univ.が帰国途中に東京に寄ってくださることになっていて、
7/17火 NII(Sparcセミナ 学会出版人向け)、
7/18水 NISTEP(SciMetr専門向け)、
7/19木 NIMS(運営、評価、研究デイレクタ向け)
で講演を予定しています。
もしかしてご関心がある方がいるかも、、、というお知らせでした。

----- 元のメッセージ -----
差出人: "YOSHIKANE, Fuyuki" <fuyuki @ niad.ac.jp>
日付: 2007年, 6月 30日, 土曜日, 午後 6:07
件名: [drf 0895] ハーナッド講演@ISSI 2007

> DRFのみなさま:
> 
> はじめまして。大学評価・学位授与機構の芳鐘と申します。
> よろしくお願いいたします。
> 
> 機関リポジトリの話とは,直接は関係ないのですが,
> 先日参加したビブリオメトリクス関係の国際会議,ISSI 2007で,
> オープンアクセスのハーナッドさんの講演
> "Open Access Scientometrics and the UK Research Assessment Exercise"
> がありました。
> 
> 会議のサイト(http://issi2007.cindoc.csic.es/)から原稿を見ることができます。
> (Programのところから。)
> 
> 
> 内容は,既に彼がいろんなところで書いていることの繰り返しで,
> そんなに新しい話ではなかったと思いますが,今回は,
> 会議のテーマに合わせて,研究評価の指標がらみの話を前面に出しては
> いました。
> 
> フロアの反応は,あまり芳しくないというか,
> 「OAの理屈は分かるけど現実的じゃないのでは?」とか,
> 「タダにしたら,JASISTとかつぶれちゃう!」とか,
> 否定的な意見が大半で,
> ビブリオメトリクスのコミュニティは,保守的というか,
> あんまりOAのことを意識していない研究者が多いんだなあ,
> という感じでした。
> (一方,ハーナッドも負けていなくて,ガーフィールドに対して逆に
> けんか(?)をふっかけてましたけど。
> 「インターネット時代に,あなたの考え方は旧い」みたいに。)
> 
> 
> --
> 芳鐘 冬樹
> 大学評価・学位授与機構 評価研究部 助教
> 
> 東京都小平市学園西町1-29-1 〒187-8587
> TEL: 042-353-1824(直通) FAX: 042-353-1863(共用)
> E-mail: fuyuki @ niad.ac.jp
> http://svrrd2.niad.ac.jp/faculty/fuyuki/index.html 
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