杉田さん、
> 「商業的利益」ということを考えると、以下のような動きとの兼ね合いも
> 気になりますね。
>
> ○ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版(岡本真氏による)
> http://d.hatena.ne.jp/arg/searchdiary?word=*%5B%A5%B3%A5%F3%A5%C6%A5%F3%A5%C4%A5%EF%A1%BC%A5%AF%A5%B9%5D
>
> ○学位論文オンデマンド出版サービスへの個別登録(48件?):
> http://www.bookpark.ne.jp/ipsu/
>
> ○関西学院大学出版会さんによる学位論文データベース出版サービス:
> http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/compass-004.html
> 1999年の記事ですので、その後方針が変わったかもしれません・・・?
友松堂もやってます。
http://www.yushodo.co.jp/jdr/index.html
>>ついでながら、学位論文が国立国会図書館において(所蔵する)図書資料として
>>扱われる結果、全体の複製が許諾なしには作れないという状況が生じています。
>>おなじ文書を大学の事務室で閲覧し、その判断で全部をコピーできてしまう
>>(本当によいかどうかべつにして)ような状況にくらべると不便なものです。
筑波大ではずっと図書館資料として受け入れ、閲覧に供してきたので、
これが普通だと思い込んでいました。
琉球大に行って、修士論文が開架閲覧室に並んでいてへえーと思った
のですが、よく聞いてみると著者の許諾も何も取っていないことが判明
して頭を抱えました。
しかし、事務室の判断で全部コピーするというのは、明らかに著作権法
違反ではないでしょうか?
図書館資料ではない事務文書ということであれば、情報公開法の対象で
利用料金を徴収すべしという話になるかもしれません。
私は個人的には、学位論文は著者が電子版を国会図書館と大学の
リポジトリに納入することを義務付けるのがいいと思います。
もちろん口で言うのは簡単で、実現にはハードルが高いことでしょうけど。
栗山 正光
常磐大学人間科学部現代社会学科
〒310-8585 水戸市見和1-430-1