山本様
> とにかく*どんな間違いが起こっても*データが失われないことが最優先かと
> 思います。場合によってはリポジトリ内にしか存在しないデータというのもすでに
> あるのかも知れません。凡ミスで誰かの業績が*永久に*失われるかもしれないと
> 考えると恐ろしいです。(実際こんなことがあるかはわかりませんが)
これを考えると、1機関だけでのバックアップでは限界がありますよね。
たとえば、小樽大地震が起こって商科大のサーバもDATも焼けてしま
ったとかになったら(縁起でもない(^^;)、、、
図書館資料は複数コピーが世界中に分散保存されていることで安全性
が高まっているわけで、LOCKSSの発想もここからきているわけです。
NACSIS-CATでは千葉(ですよね?)に集中的に全国の大学図書館の
目録データが保存されており、同時に各図書館にも保存されているので、
情報が重複しているのですが、安全性は高まっています。
この点、単なる横断検索システムよりいいですよね。
というわけで、本気で安全性を考えるなら、遠隔地でのバックアップが
必須だと思います。大企業などでは実際にやっていると聞いています。
drfの参加機関の間で、ミラーサーバを立ち上げるなり、お互いのデータを
保存しあうなりの方策を考えるといいと思うのですが、いかがでしょうか。
栗山 正光
常磐大学人間科学部現代社会学科
〒310-8585 水戸市見和1-430-1