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Date:  Wed, 27 Dec 2006 11:42:19 +0900
From:  SUGITA IZUMI <izumi @ ab.mie-u.ac.jp>
Subject:  [drf 0276] Re: AGORA/HINARI(Re: イエロージャーナルの扱い(Re:自IR紹介(信州大学))

国立歴史民俗博物館・野田さま
皆さま

  杉田@三重大です。コメント有難うございます。
  
NODA, Hideaki さんは書きました:
>三重大・杉田様
>みなさま
>
> 野田@歴博です.
>妙なところに食いつくようで,申し訳ないのですが・・・

 いえいえ。本当に野田さんのおっしゃるとおりだと思います・・・!
 三重大でもあきらめずに、交渉して行きたいと思っています。
 
 何よりも、この件は「東南アジアの研究仲間含め、誰でも自由に自分の
 論文を読んでもらいたい」ということで、文献を提供してくださった
 研究者の思いを代行していると思っておりますので。(^^)
 対象国のに、東南アジアはほとんど入っていなかったんです。

>---
>SUGITA IZUMI wrote:
>>
>> ちなみにこのジャーナル、栗山先生から[drf 0204] Re: 教授会における
>> 説明会第2弾&質疑応答集(三重大)話題提供していただいた「AGORA」
>> 参加誌でした。
>>#購読が困難な国には無料公開しているんだから、SAしなくていいでしょ、
>>#って言われたらそれまでかなぁ・・・と。
>> Free Access in the Developing World
>> Free online access to this journal is available within institutions
>> in the developing world through the AGORA Initiative with the Food
>> and Agriculture Organization of the United Nations (FAO).
>>
>---
>確かに,AGORAやHINARIの存在意義は大きいと思うのですが,
>その購読条件は結構厳しいようです.
>
>http://www.who.int/entity/hinari/eligibility/en/index.html
>(リンク先はWHO/HINARIですが,FAO/AGORAも同じです)
>
> ・Phase 1(無料公開)一人当たりGNPが$1,000以下
> ・Phase 2(低価格化)  同     $3,000以下
>対象国の基準が「1人あたりGNP」であることは仕方が無いとしても
>ボスニアやパレスチナ,イラクなど(共にPhase 2)には厳しそう.
>さらに,このプログラムは「機関購読」が対象になりますので
>恩恵を受けられる研究者は,やはり限られます.
>
> こういった支援プログラムは大事ですが,
>Open Access(GoldでもGreenでも)そのものの必要性は
>依然として残っていると思うのですが.
>
> #そういえば,BMJが「途上国にはFree Access提供」を発表したとき
> #「なぜウチの国は対象じゃないんだ!」というコメントで
> #サイトの「ご意見欄」が埋め尽くされていたことを思い出しました.
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>NODA, Hideaki / 野田 英明
>国立歴史民俗博物館 研究協力課 図書係
>千葉県佐倉市城内町117
>Tel:043-486-6491 / Fax:043-486-4080
>Mail: h_nod @ rekihaku.ac.jp
>http://www.rekihaku.ac.jp/
>---<発信力は,競争力。>---
>
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☆ Sugita Izumi 杉田いづみ  izumi @ ab.mie-u.ac.jp ☆