皆さま
杉田@三重大です。
いつも大変お世話になっております。
昨日お伺いしました化学記号等のメタデータ入力方法は、関係の先生にご相談
し、館内で調整した結果、三重大ではTeX記法で入力することになりそうです。
土屋先生からご示唆いただいたように、「後で何とかするため」のタグ付けも
出来ればしておきたいと思っております。
Haruhiko Okumura さんは書きました:
>TeXといっても,実際にTeXで組版することを前提とするわけではなく,あくま
>でも便法ということになると思います。
>
>TeX記法は非常に簡単です。下付きは _ を付け,上付きは ^ を付けるだけです。
>ただ,下付きまたは上付きの文字が2文字以上続く場合は { } で囲みます。
>
>例:
>
>H2O → H_2O
>
>NO3- → NO_3^-
>
>SO24- → SO_4^{2-}
>なお,TeX的には NO_3^- も NO^-_3 も同じことですが,化学式の場合は意味的
>に考えて下付きのほうを先に書くことになります。
どちらにせよ、TeX記法にしても、ベタ入力にしても「意味」が分かっていない
と正しい順番に書けないということは、よくわかりました・・・。
それにしても、こうしてTeX書式というのを具体的に見てて(やっと)、気付い
たのですが、昨日NIIの菊池さんが教えてくださったKAKENの入力仕様って、TeX
ライクなのですね?
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?plugin=attach&refer=Documents&openfile=KAKEN_DB%E6%96%87%E5%AD%97%E5%85%A5%E5%8A%9B%E4%BB%95%E6%A7%98.pdf
外注や派遣さんに入力をお願いすることを考えると、少々敷居が高い気がして
しまいますが、図書館が研究成果の登録を代行させていただくからには、勉強
してきちんと対応しなくてはと、気を引き締めております。
#これまでも、目録作成等であれこれやってきたわけですし。
★★引き続き、良書・良サイト、ご存知でしたら情報をお待ちしております★★
北大・堀越さま、皆さま:
北大さんでTeX記法で登録されたものは、どのような方法で入力されたか、
ご教示いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>
北大・行木先生:
>数式は同じ記号も文脈依存で別の意味になりますから、検索は研究段階です。
>当面はTeX記法入力で当るも八卦。
検索する側もTeX記法入力していただければ、「入力方法」と「検索方法」
が合致して、ちゃんとヒットさせられそうだなーというのも、決め手でした。
−−−
ただ、今日メタデータ外注(予定)業者さんと話していて、数式や化学式の
は、「検索キーとしては捨てる」と、割り切る大学さんもあるようだとと伺
いました。現実問題どこまでやるかという悩みは尽きませんね。
SUGITA IZUMI さんは書きました:
>土屋先生
>皆さま
>
> 杉田@三重大です。
>
>>日本化学会でも基本的にはHTML4.0でできるだけ表現している、つまり
>>見え中心の対応にとどまるようです。
>
> 化学会の林さまからのコメントも含め、情報を有難うございます。
>
>>そうなると重要なことは、ともかくなんらかの規則で入力しておくこと、いず
>>れ有力は標準が出てきたときに書き換えられるようにしておくということでしょ
>>う。ちょっと面倒でも
>>
>> <Cemical> ........... </Chimical>
>>
>>のようなタグをつけておいてあとでゆっくり仕事ができるのでは?
>
> 正直なところ三重大の担当者レベルではベタ入力に傾きかけており、
> 文字の順番が、勝手にタグが外れた結果の表示順ではなく、正しく
> 読み・意味順になるように気をつければ問題ないかなーと思ってお
> りました。
> しかしながら、その、「正しくベタ入力」が意外と難しそうなこと
> もあり、将来有力な標準がでてきた時のことを考えて、一括変換で
> きるようにXMLタグを仕込んでおくのがベターというご示唆に、深く
> 納得いたしました。
>
> 入力方法は、学内のリポジトリ関係者の先生方にもご意見を伺おう
> と思っております。
> 現状できる範囲で、将来の対応可能性をにらみつつ、どういう仕様
> で行くか方針が決まりましたら、ご報告したいと存じます。
>
>#リポジトリのメタデータだけではなく、今後はCATの入力でもこう
>#いった問題はいろいろ出てくるのでしょうね・・・。
>
>---
>追伸1:
> 全く別件ですが、以前機関リポジトリ構築とILL業務省力化の関係に
> ついてご示唆いただいた件にも関連するのですが、佐藤先生から以下
> の論文を教えていただき、興味深く拝読しました。
>
>米田奈穂、武内八重子、加藤晃一、竹内比呂也、土屋俊
>ビッグ・ディール後のILL--千葉大学附属図書館亥鼻分館における調査
>大学図書館研究 (76),74〜81,2006/3(ISSN 03860507)
>
> 現在は、図書館をあげて、大学をあげて、リポジトリを推進しており
> ますが、時々先生方から「図書館でずーっとこんなふうにやっていく
> の?大変じゃない?」というコメントをいただきます。
> ぜひとも、全体の業務バランスや、学術情報の需給バランスを客観的
> に分析しつつ、持続的に取り組んで行きたいものだと思いました。
>
>---
>追伸2:
> 医学部の紀要のバックナンバー電子化を外注するに際し、NIIの目次
> 速報DBに入れた情報が使えるのではないかというアイデアが出て、
> でも、アブストラクトが入っていないのではという話になりました。
>
> 試してみたら、医学部の紀要「三重医学」の場合、例えば28巻1号の
> 目次からCiNiiへリンクし、
> http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00233709/ISS0000069155_jp.html
> 更に医中誌Webへのリンクを辿るとアブストラクト付きのデータが入っ
> ていました。
> 医中誌の検索結果をダウンロードして使えば、本文PDF化だけ外注し、
> メタデータは家庭内手工業で充分いけそうです。
>
> 恥ずかしながら、三重大の紀要を医中誌Webで検索してみようという
> 発想が全く無かったので、目から鱗でした。(^^)
> CiNiiのリンク機能さまさまです!!
> 担当者さまにはいろいろご苦労があろうかと思うのですが、著者所属
> で絞れることといい、最近のCiNiiの「使えるデータベース」ぶりには
> ほんとうに感謝・感激しております。
>
> 欲を申し上げれば、RefWorks等へのデータ取り込みなどのことがある
> ので、結果の一覧表示画面で一括取り込みが出来ればなお嬉しいなぁ
> と・・・ゼイタクなことを思っております。
>
>
>Syun Tutiya さんは書きました:
>>杉田さん、
>>
>>> さきほどは、「入力する」という観点からだけ書いてたのですが、
>>> 「検索する」側から見たらどうなのかなと、遅ればせながら思い
>>> ました。・・。
>>
>>この件について、餅は餅屋ということで、化学会の林さんに聞いてみました。
>>すると日本化学会でも基本的にはHTML4.0でできるだけ表現している、つまり
>>見え中心の対応にとどまるようです。検索は、それぞれのデータベースごとの
>>ローカルルールでやるということになるわけです。
>>
>>標準化は、MathMLを拡張したCMLのようなものがあるようですが、まだ普及は
>>予断を許さないようです。
>>
>>そうなると重要なことは、ともかくなんらかの規則で入力しておくこと、いず
>>れ有力は標準が出てきたときに書き換えられるようにしておくということでしょ
>>う。ちょっと面倒でも
>>
>> <Cemical> ........... </Chimical>
>>
>>のようなタグをつけておいてあとでゆっくり仕事ができるのでは?
>>
>>土屋
>>
>>
>>
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>☆ Sugita Izumi 杉田いづみ izumi @ ab.mie-u.ac.jp ☆
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