千葉大・鈴木様
実は国立国会図書館も例のWARPの発展形で同じような恒久保存システム
を考えているはずです。
3月に関西館で、開発中のデジタル・アーカイブのメタデータ・スキーマに
関する意見聴取ということで、帝塚山学院大の渡辺隆弘さんと愛知淑徳大
の鹿島みづきさんと私が呼ばれて、話し合いを持ちました。ただ、そのときは
保存そのものをどうするかという話はあまり出ず、記述メタデータや典拠
コントロールをしっかりやってほしいといった話になってしまったのですが、
まあ近い将来、なにがしかのシステムができることは確かかと思います。
栗山 正光
常磐大学人間科学部現代社会学科
〒310-8585 水戸市見和1-430-1
----- Original Message -----
Sent: Monday, July 09, 2007 1:13 PM
Subject: [drf 0921] Re: 機関リポジトリサーバのバックアップについて
> 千葉大の鈴木です。
>
> 以前、オランダ訪問の報告を簡単にしましたが、
> オランダでは、
> 各大学リポジトリ⇒DARENet(サービスプロバイダ)⇒E-Dept(KB)(恒久保存)
> のルートでリポジトリのコンテンツは収集・配信・保存されています。
>
> KBは、オランダ国立(王立)図書館です。
> ここでは、Porticoと同様のE-Deptという電子ジャーナルアーカイブを
> 構築しておりElsevier他の出版社と早くから提携してコンテンツを
> 保存しています。
> 電子ジャーナルと同様に、国内のリポジトリのコンテンツは、
> 2006年12月から、E-Dept で保存される様になりました。
> この保存とは、将来のファイル・媒体の変化にも耐えうるように、
> 考えられているそうです。
>
> うらやましいと言うか、これがスジである、とその時思ったものでした。
> もっとも、オランダと日本では大学の数などが全然違いますが。
>
>