みなさま
信大の岩井です。
昨日出張から帰国いたしました。報告は現在まとめている最中ですので、
今しばらくお待ちいただければと思います。
(本当は現地からお送りできればよかったのですが…)
いま話題に挙がっていますリクエスト機能については、野田さんからの
メールにもありましたが、MinhoのRodrigues先生のお話の中で出てきました。
> DSpaceで提供されているアドオン"RequestCopy"と同種のものですね.
> https://arl.org/Lists/SPARC-OAForum/Message/2931.html
> 開発元のMinho・ロドリゲス館長によると
> 「公開に不向きな資料でも,IRに掲載できるようにすることが目的」
> とのこと.出版社から公開制限を課された論文を念頭においているようですが
> 医学・看護系をはじめ,センシティブな情報が含まれる文献でも有益と思われます.
特許情報についても言及されていました。
現在、Minhoのリポジトリのおよそ6%が、こうした半オープンの状態とのことです。
(なお、メタデータのみの登録はおこなっていません)
> いずれにしても,IR登録→金銭的メリットという制度を持つMinhoならではの,
> 「登録したくても論文の性質がそれを許さない」研究者を救済する仕組み,
> という一面も有しているように感じます.
金銭メリットは、当初に比べてかなり削減されたそうです。来年はさらに減るかも
とのことです。ただしそれはネガティブな意味ではなく、セルフアーカイブが根付く
までの、過渡的な措置であったとの認識でした。
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岩井 雅史 (IWAI Masashi)
iwaima @ shinshu-u.ac.jp
信州大学附属図書館 松本合同図書館
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