行木です。臨場感ありますね。
At Thu, 12 Jul 2007 17:16:47 +0900,
SUGITA Shigeki wrote:
>
> 11日に別の部局の会合でお話しをしてきましたので、また質疑の内容を
> ご紹介します。
ローカルで申し訳ないですが、雰囲気からすると工学部でしょうか。それとも
農か生命理学か地球環境あたり?
>教員:(略)
> で、そういう普通の日本国内の学会で、たとえば英語で書いて、予稿集つけても、
> Chem. Ab(Chemical abstruct) なんかには出さないようにしているんですね。
> それは改めて、われわれは論文としてきちんと直して、発表できるんですよ。
> していいんですよ。そうすると、これ(HUSCAP)に載ると、もう出せなくなるん
> ですよね? だから、われわれが、論文が減る...んですよね。
> そういう問題がある。
>シス:そういうのは、HUSCAPには出さずにおいたほうがよろしいかと……
>教員:ということですよね?
Chem. Ab. に載るか載らないかが未発表かどうかの本質なら、盗作さえ恐れな
ければHUSCAPに載せても改めて論文にできるのではなかろうかと思うのですが。
あるいは、次のように惜しいデータを持っているなら、論文に書き加えるので
はなくて、コメントのような形でIRとは別のコミュニケーション手段を作って
おくことはできないでしょうか。研究者自身が言ってるのですから、市場はあ
るわけです。ある意味でPLoS Oneと同じ方向性でしょうし。
>教員:いやいや、もう一本を出すには、データが… だって、そこに別の論文があるか
> ら、それと同じ論文あるいは似たような論文はなかなかもう出すわけにいかないん
> ですよ。それくらいやっぱり何年か、かかる。
> ところが、ほかから同じような論文が先に出てきた、っていうケースが非常にある
> と思うんですよ。で、うちはそれを入れてなかった。だけどデータは持っていた。
> そうすると、(論文が)出た…… そうすると……
>シス:それは、ほんとうは入れたかったのに…
>教員:だって、投稿してほんとうに載るまでに、何ヶ月もかかるんですよ。
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行木孝夫 (NAMIKI Takao)
北海道大学理学研究院数学部門 (Tel/Fax 011-706-4439)