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Date:  Wed, 17 Jan 2007 15:12:28 +0900
From:  富田健市 <tomita @ tulips.tsukuba.ac.jp>
Subject:  [drf 0372] 学術著作権協会との打合せの経緯について

皆様

著作権ポリシー共有機能グループ、筑波大学の富田です。

ある大学の機関リポジトリに論文を掲載しようとした際に、共著者の
方が学術著作権協会(以下「学著協」と略します)に問合せを行っ
たところ、過去の経緯を双方が把握していなかったため、いささか
行き違いが生じてしまったというケースが発生し、著作権グループ
に相談がありました。

この件については学著協の事務局に相談し解決済なのですが、
今後著作権をクリアしていこうという際に学著協との関連が生じる可
能性もありますので、過去の経緯について報告しておきます。

まず、学著協そのものですが、詳細は

http://www.jaacc.jp/

上のWebページを参照願います。

学著協とは、昨年1月に国大図協のデジタルコンテンツ・プロジェクト
で学協会へアンケートを実施するにあたって、2005年12月13日に
当時の常務理事の方と物理学会、化学会の事務局の方も同席して意
見交換を行い、アンケート内容についても若干の手直しをしました。こ
の際には千葉大の土屋館長、本学の植松館長も出席しています。
なお、常務理事の方は現在交代されていますが、後任の方は千葉大
の先生です。

また、昨年12月14日、NIIで開催されたSPARC/JAPANの連続セミナ
ーが著作権をテーマとした際には、学著協の理事でもある駒沢大学
の苗村先生が講師として出席し、機関リポジトリとの関連(学著協とし
てではなく研究者としてでしたが)についても触れられており、同席
させていただいた私との間で意見交換もさせてもらっています。

このように、機関リポジトリ側としては、学著協を無視しているわけでは
なく、頻繁ではなくとも連絡をとりながら進めてきています。今回の行き
違いについても、問題のないことを理解いただき、今後問題が発生し
た際の窓口を双方で確認しました。機関リポジトリ側としましては、僭越
ながら私が当面窓口を担当させていただきます。学著協との間で何か
問題が発生した際には、速やかに連絡をお願いします。

以上、長くなり、一部分かりにくい部分もあるかと思いますが、要約する
と、「機関リポジトリについて、学著協さんには連絡済なので問題はな
いはずですが、問題が発生したら窓口である富田まで連絡をお願い
します」ということになります。

よろしくお願いします。

-- 
  富 田 健 市     TOMITA, Kenichi
  筑波大学 附属図書館 情報管理課 
   〒305-8577 つくば市天王台1−1−1  
    phone:(029)853-2342  fax:(029)853-6052