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Date:  Mon, 11 Dec 2006 08:22:10 +0900 (JST)
From:  "ITSUMURA, Hiroshi" <hits @ slis.tsukuba.ac.jp>
Subject:  [drf 0114] Re: 研究者説明会質疑応答例(NII村上@法政)

逸村です。

どこにコメントをつけたらいいか迷いましたが、
まずは最新の村上さんのところに。

Yuko Murakami さんは書きました:
> 東北大は、じつは図書館経由のイベントではなく、
> 大学院GP「科学基礎論」の一環として、修士学生が
> メインターゲット、博士学生や教員(少なくとも7人はいた)
> も参加、という単発講義でした。
> 研究者倫理という文脈で、研究情報の現状と成果発表時の
> 問題(著作権、インパクトファクターなど)、というお題設定。
>
> コンテンツ収集先としては院生は現状ではたいして重要ではない
> といわれてしまうかもしれませんが、もうすぐ数年後には
> 独り立ちする人々が頭の柔らかいうちに現状を知らせ、
> 理解を求めるのが長期的に重要だと自分の中では位置づけました。

ご説明ありがとうございます。

> あと、先日ICADL@京都でもイギリスの化学データリポジトリの
> 講演のQ&Aで話題になったのですが、
> もう「あがり」に近い人は土屋先生の意見に近いようです。

個人的な見解ですが。

上記に加えて「(大学)評価に敏感な経営者の方々」、
というところかな、と思います。
一歩ずれるとインパクトファクターがらみの錯誤に陥
るのでしょうけど。

もちろん主題による差異も大きいと思います。
IRによって、研究者仲間のネットワークが広がる、と
いう話にはちょっと魅力を感じます。

> これから就職先を決める院生に対しては教員相手のポイントのほか
> 「とにかく自分のやりたい研究を続けられる環境を選ぼう!」
> が、切実なポイントというわけで、

ここらにも興味を覚えますが、今から東京へ向かいま
すのでまた改めて。

逸村裕