DRFのみなさま、
Open repositories 2007に関連するリンク集ができています。
http://del.icio.us/tag/or2007
村上
ここから---
OR2007 速報 第3日 1月25日
Session 9: Preservation
1.Mackenzie Smith (MIT) digital archive policies and trusted digital
repositories
保存側での要求をリポジトリ側で実装するためのポリシー作成。
(a)ソフトウェアに即したローカルコレクション管理ポリシーを作ること
(b)保存・共有のためにILMポリシーを標準化すること
(c)ILM操作のためにメタデータを定義すること
2.Using OAI-PMH resource harvesting and MPEG-21 DIDL for digital
preservation (Old dominion U., Los Alamos)
ウェブサイト保存の問題:保存する前にページ数が必要、中身が何かわからないと将来の利用が予測できない。
解決案:mod_oai(OAI-PMH+MPEG-21 DIDL)を用いる。
http://www.modoai.org
3.Preservation services for digital repositories (Minho)
提案:CRiB platform: 長期保存方法のベンチマーク(開発中)
Session 10: 1講演はキャンセル
1.Fez (APSR) Fedora2.1.1上のリポジトリ・ワークフロー(含編集・出版)管理ソフト
2.IR librarians and faculty users (Waikato):利用者評価(DSpace, EPrints)
図書館員と教員による試用テスト(登録)、グループ・ディスカッション
意外な観察結果:図書館員は注意深く、ヘルプまで全部読むので遅くなりがち。教員は「こんなものかな」ですっとばす。 <意外だというのが意外。
メタデータ:図書館員「教員はメタデータが扱えない」教員「図書館員はうるさすぎる。もっと適当でいい」メタデータ品質については落としどころが必要。とくにsubject
headingsについて意見が分かれ、本当に必要なのか議論となった。Endnoteは全員が習熟。
Session 11
1.Teaching box (Colorado)
redpoll.colorado.edu
電子図書館の資料を(主として小学校高学年)教材として使用できるようにする。
2.SIMILE(MIT)
ヴィジュアルにデジタル資源を提示する。
Demo: Longwell, timeline, Dwell(DSpaceに組み込まれたLongwell)
3.BibApp (Wisconsin)
http://code.google.com/p/bibapp
工学部図書室のサービス(開発中)。
マッシュアップページ: faculty contact information, photo+RefWorks,Sherpa,Citation
共著者リスト、引用されている著作・研究分野、投稿先のOA/non-OAポリシー分析(工学部で70%がグリーンジャーナルに投稿)、キーワード年表(1971-、学科単位での研究動向)
このページをRSSで配信し、各教員が自分のページに貼りこめるようになっている。
#特許情報が抜けていると分野によってはパンチが無い(STM)のでは?
Session 12
1.OAI object re-use and exchange (ORE) initiative <注目!
http://www.openarchives.org/ore/founded Mellon foundation+NSF、発足:NYC
April 20-21, 2006 (http://msc.mellon.org/Meetings/Interop/)
Resource centric (cf. OAI-PMH as metadata
centric)の標準で、委員は図書館界からだけではなく、広くeサイエンスから。文献だけではなく、次のレベルを目指す。
OAI-ORE standards/protocolsはコンテンツ管理システムとそれを横断的に利用するシステムをつなぐ。W3C web
architectureの上に作る。
2007年5月下旬に会議あり(詳細不明)。
2.Repository deposit service description (UKOLN)
Deposit API: need of equivalent mechanism for deposit to OAI-PMH for harvesting
OAI-OREを遵守予定。
3.Analysis of digital repository scenarios, use cases and workflows:
preliminary report (UKOLN)
いろいろな使い方をJISCの各プロジェクトに書いてもらい、分析。処理を容易にするため、各プロジェクトの担当者を対象に1日研修を行った。
面白かったのは、異動・卒業時にあちこちのサーバに散らばったユーザのすべてのファイルを自動的にひとつのzipにまとめるというdigital
resource aggregatorのアイディア。
SPARC, Catalyst for action. Joseph.
大方Digital Giantと同じ。