鈴木様 皆様
北見の本庄です。
> DSpace1.3.2に決めているのは何か理由があるのでしょうか?
> 今は1.4.1でしたっけ。追加された機能もあるようですよー。
→業者が日本語化を1.3.2で実施していることが理由です。
最新バージョンで対応できないか業者と交渉しているところですが、日本語化にどの程度
コストがかかるのか不明なため、応じてくれるかは微妙です。
次にカスタマイズの件で本学の状況を少しお話ししますと、先行機関で実施している主な
追加機能(統計等)の設定については、柔軟に対応してもらえるよう、業者と交渉済みで
す。ソフト納入業者(富士通の下請け)とコンテンツの調査・登録業務の業者が同じだっ
たため、当該業務の契約交渉の際、これを条件にしました。
カスタマイズに関する知識は必要ですが、仕様書にあれもこれも盛り込むのは、いろいろ
な意味で難しいです。特に地方単科大学の場合、応札業者が限られるため、業者が退いち
ゃったら終わりなんです。他に競合他社がいることをちらつかせながら(ホントはいない
のに)、話を進め(険しい顔で)、契約に至ります。業者と良好な関係を維持していくこ
とで(変な意味でなく)、仕様書外の注文にも、柔軟に対応(=サービス)していただく
というスタンスで細々とやっています。
業者によるカスタマイズに関する情報交換は、交渉材料になるという意味でも有意義かと
思いますので、何か話題がありましたらどなたかお願いします。
> 以下は余談です。
> わたしはかねがねDSpace構築の外注について、DSpaceはオープン
> ソースで、インストールするのはプロなんだから、統計やら何やら
> DSpace(wiki)で公開されている欲しい便利な機能はサービスで
> つけてくれてもいいんじゃないかと思っているんですが、実際の
> ところどうなんでしょうか?
>
> 海外のDSpace構築を請け負っている業者さんは、Researcher Page
> つけるとか、PubmedID入れるとメタデータが自動的に入る機能が
> あるとか、いろいろ勉強されてますよね。それは導入する機関側も
> 勉強しているということだとも思いますが。
>
>
>
>
>
> > DRFの皆様
> >
> > 北見工業大学の本庄と申します。
> > いつも貴重な情報ありがとうございます。
> > 早速ですが、本学の自己紹介をさせていただきます。
> >
> > 1.大学名
> >
> > 北見工業大学
> >
> > 2-4.担当課・担当係・連絡先
> >
> > 情報図書課コンテンツ整備係
> >
> > honjott @ mail.kitami-it.ac.jp
> >
> > 5.リポジトリ名称(仮)
> >
> > KIT Repository(北見工業大学学術成果リポジトリ)
> >
> > 6.今年度の目標
> >
> > 幸いNIIの当該事業に採択されたため、導入当初は外注による、紀要と研究業績
> から論
> > 文合わせて850件程度の論文の登録・公開を予定しています。
> > 現在、公開前の下準備として、図書館委員会の委員等で構成したタスクフォー
> スで、諸
> > 々の課題についての検討を進めているところです。運用指針については、3月中
> の制定を
> > 予定しています。
> > また、タスクフォースの委員から論文を提供してもらい、約30件程度の論文の
> 登録を実
> > 施し、外注業者によらない登録を試行する予定です。
> > システムは、図書館システムの更新に含めて、2月に5年レンタルで導入する
> 形です。
> > 専用サーバを1台増設し、ソフトはDSpace (バージョン:1.3.2の予定)です。
> >
> > 7.長期的目標
> >
> > (1)現在の教育研究成果を公開する仕組みを構築すること
> > (2)数字の取れる(ダウンロード件数)コンテンツを収集すること
> > (3)低コストで運営すること
> >
> > 8.基本的コンセプト
> >
> > 寒冷地の工業系単科大学として、特色のある研究成果を公開することで、地域
> に根ざし
> > た大学としての役割を果たしたい。
> >
> > 9.これまでの事業実施状況(事業採択前も含めた一連の取組です)
> >
> > (1)リポジトリの構築ついて、教育研究評議会で承認
> > (2)学内アンケートを実施し、現状で収集可能なコンテンツの種類と数を調査
> > (3)NIIの公募事業に応募し、採択(コンテンツの調査及び登録業務)
> > (4)システム及びソフトの納入業者決定(富士通)
> > (5)コンテンツの調査・登録業者決定+作業中(アグレックス)
> > (6)リポジトリタスクフォースを立ち上げ、導入時の諸課題について検討準備中
> >
> > 10.導入システム
> >
> > DSpace
> >
> > 11.悩み事
> >
> > 特にありません。
> > 来年5月の連休明けの公開を目指して準備作業中です。
> >
> > どうぞよろしくお願いいたします。
> >
> >
> >
> --
> 鈴木雅子 北海道大学附属図書館
> HUSCAP: http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/