栗山さま
加藤@千葉大学です。
ご無沙汰しています。
> 私の偏見かもしれませんが、図書館業界というのはとても
> 保守的です。
> 本気でOAがいいと思っている人たちは、実は少数派なの
> ではないでしょうか。
図書館業界全体がそこまで考えているかどうか…?
・リポジトリとかOAとか,よく分からない,という
方が,まだまだ多い?
・図書館界でさえ,従来の出版ビジネス・モデルから
脱却できていない?
例:日本図書館情報学会誌(cinii)もEJは有償,おまけに
2年前までしか電子化されてない。
(SCPJにはデータがないけど,グリーンジャーナルの
ようです。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/journal/c_reg_050615.pdf)
なんて思いましたが,いかがでしょう?
> 私も個人的には、『大学図書館研究』は紙をやめて、OAの
> 電子ジャーナルに変わるべきだと思います。
> 今、この雑誌の財政基盤はどうなっているのか、どなたか
> ご存知ではないでしょうか?
ほとんど『大学図書館研究』の売上によるものなのではない
でしょうか?
国公私立大学図書館協力委員会から編集委員会へ予算の配分は
あるにせよ,事務局経費が大半で,制作コストにはあまり
関係しないように思います。
土屋先生が丁度事務室にいらしたので,その話を少し
したのですが,個人的には各大学図書館の本館クラスで
1〜2セット程度の供託金を出せば,OA化も可能なように
思います。
とはいえ,最後は発行・発売の学術文献普及会も絡んでくる
とは思うので,すんなりはいかないとは思いますが。
"Masamitsu Kuriyama" <mtkuri @ tokiwa.ac.jp> wrote:
> 村上先生
> > そうでなくても図書館業界の雑誌はあまりOAでない
> > ようなので、謎に思っていたところです。
>
> 私の偏見かもしれませんが、図書館業界というのはとても
> 保守的です。
> 本気でOAがいいと思っている人たちは、実は少数派なの
> ではないでしょうか。
> 幸い図書館関係の雑誌はそれほど高くはないので、図書
> 館予算で継続購入し続けてもあまり目立たないし、、、
>
> 私も個人的には、『大学図書館研究』は紙をやめて、OAの
> 電子ジャーナルに変わるべきだと思います。
> 今、この雑誌の財政基盤はどうなっているのか、どなたか
> ご存知ではないでしょうか?
>
> 栗山 正光
> 常磐大学人間科学部現代社会学科
> 〒310-8585 水戸市見和1-430-1
>
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加藤晃一@千葉大学附属図書館 kabe @ ll.chiba-u.ac.jp
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