みなさま
室蘭工業大学の高野です。
自IR紹介に多数のアドバイス&コメントありがとうございました。
いわゆる小規模大学である本学で,IRを構築する上で問題となるのは
人材難>>>>>>>>>>>>予算難
であると認識しております。
本学の場合,いわゆる「図書系職員」というのは(私も含め)他大学からの
出向に頼りっきりで,係員クラスは一般事務系職員が充当されています。
「機関リポジトリ」や「Linux」はおろか「MS PowerPoint」や
「(3行以上の)英文」でさえアレルギー反応的忌避を起こしてしまう職員に
「継続的に」IRを育ててもらうにはどうすればいいか,が個人的課題です。
ぶっちゃけた話,予算は口八丁で学長裁量経費等を獲れる可能性は
あるんですが,人材については一朝一夕には解決できないわけで。
「より安易な」路線を追求していこうと考えております。
【Dspaceを選んだ理由】
個人的に「機関リポジトリサーバは(将来的に)図書館情報システムの
調達に含めたい」という意向があります。理由は「コスト的スケール
メリット」「調達事務の省力化」「メンテナンスの一本化」等ですが,
裏理由は「IR構築は『図書館業務』である」事を既定化するため(w
本学では現在F社の図書館情報システムを使用しておりますが,
他大学の動向等を見ると「F社の図書館情報システムでIRを調達すると
システムはDSpaceになるらしい」ようなので。
あとは「道内先行大学がみんなDSpaceだから,同じにしておいた方が
いろいろ聞きやすいかな」と。
Hiromichi KATO <katze @ lib.hokudai.ac.jp> wrote:
> XooNIpsも試してみてはどうでしょう。
なのでXooNIpsは今のところ検討対象外。ごめんなさい山地さんm(__)m
【独自インストール】
前述の理由から,サーバは図書館情報システムと同じところから
買い切りorレンタルする方向で検討しています。
#財源は「取らぬ狸のなんとやら」です(笑)
DSpaceのインストール等はスポット作業で外注することも可能ですが,
正直なところ「高過ぎ」。てなわけで自力で何とかできるなら
なんとかした方が手っ取り早いかな,と。
いざとなったらH大のスーパーハカー諸氏に助力も仰げるし。
suzuki masako <jako @ lib.hokudai.ac.jp> wrote:
> ご自身でDSpaceを構築されるんですね!同士だ。(嬉しい)
> 北大でも最初、MacintoshのノートにDSpaceをインストールして
> 試行サービスしていました。
サーバ導入の暁には「室蘭やきとり」ごちそうしますので,
ぜひ手伝いに来てください(w
【名前(MITARA)】
先日のワークショップでも話題に挙がった「『機関リポジトリ』という
言葉を使うか使わないか?」という問題で「じゃあ,リポジトリという
言葉を使わないとしたら,どんな名前にすればいいんだべ?」と思い,
とりあえず5分ぐらい考えて適当にひねくった名前をそのまま個人的な
コードネームとして使用しているというのが現状です。
ただ,対外的な説明では機関リポジトリという言葉を使いまくりだし,
MITARAという仮称をどの段階で公式なものにしようか,よりエレガントな
愛称を広く求めた方がいいのか,迷っている部分であります。
【Don't be shy】
SUGITA Shigeki <sugita @ lib.hokudai.ac.jp> wrote:
> ぜひここで相談しましょう。
> 具体的な「悩み事」お待ちします!
suzuki masako <jako @ lib.hokudai.ac.jp> wrote:
> うまくいかないところあったら、ここで助け合いましょうー!
uchijima @ ad.kanazawa-u.ac.jp (内島秀樹) wrote:
> このためにMLとWikiがあるので、なんでもポストして下さい。
> 「Don't be shy」がMLでは大事・・・。
はい,ありがとうございます。
皆様の発言を読んでいるだけでも,ものすごい参考になりますです。
他大学の事例もたくさん知りたいので,どんどん自IR紹介がポストされ
MLがより活発になることを心待ちにしております♪
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高野直樹(TAKANO Naoki)
室蘭工業大学図書課学術情報係
TEL:0143-46-5191 FAX:0143-46-5196
E-mail:takanona @ mmm.muroran-it.ac.jp