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Date:  Wed, 20 Dec 2006 18:42:15 +0900
From:  nami @ math.sci.hokudai.ac.jp
Subject:  [drf 0207] Re: 教授会における説明会第2弾&質疑応答集(三重大)

北大の行木です。

#昨日は一連のメールを読んだ後で学部生のセミナーに臨んだせいか、3年生5人
#を引率して学科図書室ツアーを敢行する羽目になりました。

At Tue, 19 Dec 2006 20:22:01 +0900,
>  北大の加藤さんの発表資料「広報としての機関リポジトリ」には、とても共感
>  いたしました(すみません、勝手にご紹介しちゃいます)。
>  http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/14589
>  ○ 広報としての機関リポジトリ

と言われても具体例が少ないことは確かですので、学科のwebmasterとしての
立場でやったことを大雑把に紹介してみます。(こういう資料は教えてくださ
い。>北大の加藤さん;-)

Webページの内容について好き放題言ってくる構成員はいても「成果リスト」
作りましょうという人はいない。大変なことがわかってるから。せっかく
HUSCAPに100本も入ってるからと思って作ったwebページが下記urlです。
HUSCAPのメタデータから数学科の論文を抜き出しています。

coe.math.sci.hokudai.ac.jp/literature/db/paper-list.html

週に10回くらいアクセスされているようです。

これだけだとハーベストしてxmlの解析、cronで更新というそれなりの手間が
かかりますから、XooNIpsでハーベストしたメタデータからHTML生成というphp
を書いてみました。これを使ったサンプルが下記にあります。

www2.math.sci.hokudai.ac.jp/~nami/oai-ss.html

ユーザ側は iframe なり object なりを一行書くだけですみます。
HTMLソースを見ればわかるとおり、コミュニティに相当するSetSpecで抜き出
しています。勢いで三重大のメタデータも使いましたが、juniiのidentifier
に余計なスペースが入ってますね。数学の方は date.created でソート、三重
の方は adate でソートしています。

こんな使い方もありますから、部局は変転流生するとはいってもどこかに反映
させて損はないとおもいます。北大の理学部ではXooNIpsを導入し、上記のよ
うな使い方を推進することになりました(と多少誇張して宣伝します)。
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行木孝夫 (NAMIKI Takao)
北海道大学理学研究院数学部門 (Tel/Fax 011-706-4439)