内島さん、
> SPARCの文書読んでみました。文書を修正すれば、こちら側のやりたいことが先方に
> うまく伝わる内容にすることは可能かな、と思います。医学図書館には、出版契約は
> 一般の商業学術雑誌のようにはないようなので、「こういうことがやりたいのでこの
> 内容にしたがって許諾してほしい」という文言に変えて、協会に交渉してみる余地は
> あるかも知れません。なお、医学図書館の著作権に関する規定は、大学の紀要一般と
> 同じ程度で、以下のような文言があるだけのようです。
実際、たしか千葉大学の高木先生(11月のDRFワークショップで登壇)が『情報
管理』に執筆されたとき、著作権譲渡を拒否したというような経緯があり、結
局、今はそれがグリーンになったということなどからわかるように雨降って地
固まるだと思いますのでもう一息だではないでしょうか。
ただし、
> Ⅵ.著作権
> 本誌に掲載された記事の著作権は,特定非営利活動法人日本医学図書館協会に帰属する。
> 著者はまた,当協会による当該論文の電子化および公開(委託を含む)を承諾するものと
> する。転載その他を希望する場合は,Ⅶ.の原稿提出先に問い合わせる。ただし,本誌の
> 発行に先駆けて,公開することはできない。
というのは変な文言で、著作権が「特定非営利活動法人日本医学図書館協会に
帰属する。」と言うならば、著者が、「電子化および公開(委託を含む)を承
諾する」か否かにかかわらず、「当協会」は「電子化および公開」をすること
が可能なはずです。したがって、本当は、
本誌に掲載された記事の著作権は,特定非営利活動法人日本医学図書
館協会に帰属する。したがって、転載その他を希望する場合は,当協
会の許諾を必要とする。ただし、著者が,当該論文の電子化および公
開(委託を含む)することをを日本医学図書館協会は承諾するものと
する。ただし,本誌の発行に先駆けて,公開することはできない。
というようなしてもらえばグリーンジャーナルになるのだろうと思います。
土屋