千葉大・加藤さま、皆さま
杉田元三重大です。こんにちは。
ILLを「リポジトリにあります」といって謝絶する件数、
実数として出てくるとインパクトありますね。
有難うございます!
数年前、EJにあります、と学内依頼者に案内を出して
いて、そのうちそういう案内を出す必要もなくなって
いきましたが、ILLの前にWebcat、だけじゃなく、IRも
要チェックということが普通になる日も近い!?かも
しれませんね。
#それともまずGoogle Scholarでチェックでしょうか。
IRが持続できる一つのキーポイントが、既存の業務・
サービスからいかにシフトできるか。だと思いますの
で、こういう実証研究はとても重要だと思います。
世界的にも、こういうアプローチはあまり例が無いの
ではないでしょうか?
ぜひまた続報を書いてくださいね。
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今日は、スウェーデンのUppsala大学で実施されている
ETD2007の初日でした。
http://epc.ub.uu.se/etd2007/
午後から"European-E-theses working group"のワーク
ショップがあり、途中のコーヒーブレイクあたりから
参加してきました。
司会は、JISCのNeil Jacobsさんで、ヨーロッパ各国の
担当者が、新たなプロジェクトGUIDEのあり方、電子学
位論文のメタデータの持ち方(?)、機関リポジトリと
の関係、学生の教育との関係などなどを熱くディスカッ
ションされていました。
GUIDEのURL
http://www.dartington.ac.uk/guide/index.asp
正直なところ、なかなか全部は理解できなかったのです
が、いろいろ難しい問題がある中、ED FOXさんという方
(山本@名大さん曰くスーパー・マリオに似ている)が
とても前向きに、諦めずに頑張ろうよ、ということを力
強く話していて、印象的でした。
彼は、NIIの神門先生をご存知だと言っていました。
そのあと夕方からのOpening Receptionと平行して、特
別に歴代の学長ほか科学的な著名人、王族等の肖像が
飾ってある貴賓室のガイド・ツアーがありました。
なにしろ500年以上の歴史がある大学ですし、今年生誕
300年を迎えた植物学のリンネさんもいた大学ということ
で、重みを感じました。
ちなみにそのお部屋には、先月日本の天皇がウプサラ大
を訪れた時にも立ち寄られたそうです。
http://monado2.blogspot.com/2007/05/japanese-royalty-honours-linnaeus.html
ビュッフェスタイルのお食事はとても美味しかったです。
ホスト国のスウェーデンからの参加者が多かったですが、
話した人だけでもスイス、フランス、アメリカ、インド
と、出身国は多様で、システムエンジニアや図書館員が
集まって、皆で電子学位論文のことを話している様子は
ちょっと感動でした。
名簿によると、約140人くらい参加しているようです。
明日は朝からびっしりとスケジュールが入っています。
それでも8時9時頃はまだ明るくて、充分散策が楽しめそう
です。
私は、村上先生との共著者ということで、15日午前中に
発表する予定です。
同じ時間帯の別のお部屋で、MITの人が話すので、そちら
を聞きたいなぁ・・・と思いつつ。
日本の取組みを世界にアピールして来たいと思っており
ます。
えー、詳しいレポートは、山本@名大さん、どうぞよろ
しくお願いいたします。
ではでは、これから寝る前に通しで発表練習します!!
#なんだかすごく歴史的な重厚な建物なので、プレゼンも
#緊張してしまいそうです。