加藤様、
> 私もいくつか学会に入ってますけど、雑誌購読料だと思って払ってる
> だけで、大会には興味ないんです。投稿するネタがないわけじゃない
> ので、これから全く機会がないとは言えませんが。
> 私みたいな人間は、無料雑誌になったらそりゃー退会しちゃうだろうと
> 思います。
はい、私が入っている日仏図書館情報学会もまさにそういう人たちの
集まりじゃないかと思います。
ニュースレターや会誌が無料になれば会員であるメリットがなくなります
から、皆一斉に脱退して、会は潰れるでしょうね。
> 海外の学会は、雑誌出版以外の方法で会員を繋ぎとめる魅力を提供
> できているんですかねえ。
私はACMにも入ってますが、会費=会誌(Commnunications of the ACM)
の購読料ですね。
Digital Libraryもありますが、有料で、会費にさらに上乗せしなければなり
ません。
そもそもACMに入ったわけは、在外研究に行かせてもらった時に出てみた
電子図書館に関する国際会議の参加費が、会費以上に割り引きになった
からです。
ACMくらいになると、そこでの研究発表が業績になりますから、たとえ会誌
がオープンアクセスになったとしても、会員であることのメリットはあるように
思うのですが、現実には旧来のビジネスモデルを続けてますよね。
私自身は、今後もコンピュータ関係の研究発表をすることはまずないので、
もうやめようと思っています。
栗山 正光
常磐大学人間科学部現代社会学科
〒310-8585 水戸市見和1-430-1