加藤信哉様
At Thu, 14 Dec 2006 21:52:04 +0900,
Shinya Kato wrote:
> Overview of STM journal publishingに議論の出発点(後退かも
> しれません)になりそうな記述がありますので仮訳します。
ありがとうございました。こういう資料を紹介して頂けるととても参考になり
ます。後退どころではありません。
ですが、立場が違うといいますか、もう少し現実的なところで聞いてみたいの
です。
教員が紀要(主に交換と寄贈)なりジャーナル(販売もする)を担当することになっ
たとき、大体は前と同じことをやります。ところがそこに電子化が降ってくる。
普通は何をしてよいかわからない。
そこで図書館が(IR搭載を前提に)電子化雑誌を募集していた。経費負担なく電
子化できて担当交代。次の担当は、口の悪い同僚から「あのDSpaceのコミュニ
ティ画面はなんとかならないか」と言われる。しょうがない、目次くらいweb
で起こしておこう。以下、いくらでもやることがあるけれども、他に同じ仕事
を抱える同僚がいないとどこかで行き詰まる。
そこで何を指針とするべきか、という問題です。
その指針がCSIで経験を共有した図書館に蓄積されてほしい、とも思います。
大阪市大の「情報学」は一見よくできてます。が、スコープや投稿規定、編集
委員会の情報へ辿り着くまでに苦労します。システム自体は何も解決しない。
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行木孝夫 (NAMIKI Takao)
北海道大学理学研究院数学部門 (Tel/Fax 011-706-4439)