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[drf:2590] Re: 書籍のカバー、帯の扱いをどうするか



高橋様、みなさま

堀越です。

お題からはちょっとはずれてしまうのですが…

以前はカバーをはずしていましたが、今は、少なくとも閲覧室に入る
ものについては、図書のカバーはつけたままにして、
上から透明フィルムをかけるようにしているようです。
さすがに帯までは残さないんですが。
#本に「色」がなくなると、とたんに棚から動かなくなるんですよね。

(2011/08/10 16:07), Yasushi TAKAHASHI wrote:
> まいど、高橋@みんぱくリポジトリです。
> 
>  通常、書籍を受け入れる場合、帯、カバーは外して捨てますよね。
> 
>  これ、リポジトリの場合はどうしてますか、電子化する時。
> 
>  雑誌でこれは問題になることはありませんが、書籍を登録する機関も
> 増えてきていますし、今後の参考に、みなさんのお考えをお聞きしたい
> のですが。
> 
>  元々は、アーキビスト的な仕事をしておられる方から、素朴な疑問と
> して問いかけられて、答えに窮したことなのですが。
> 
> ********
>  図書館の方は、カバーやら帯やらを外し、捨てている。書籍の保存、
> 保管の都合からだろうが、あれは解せない。カバーの「そで」には著者
> 紹介や略歴などの書誌的な情報が書かれていることが多く、カバーデザ
> インや写真が貴重な資料となることも多い。また、「帯」は販促手段で
> はあるが、推薦文やあらすじ、紹介文などを多少凝ったデザインで入れ
> たりしていて、それはそこにしか存在しない文章でもあるわけで、それ
> を捨ててしまうのは如何なものか。
> 
>  図書館としては、連綿と続いてきた大いなる方針や、図書館業界とし
> ての常識・約束事があり、カバー・帯そのものにはなんら価値も意義も
> 見出せないものであるから捨てるのだ、という確固たる信念のもと行っ
> ているのだろうか。それとも、ただ「そうするものだから」「そうして
> きたから」という惰性で行っていて、「何も思わず、考えず、感じず」
> やっているのか。未だに納得できる理由や説明を聞いたことは無い。
> 
>  もうこれまで捨てられ失われてきたものは、取り返しが付かないから
> 諦めるとして、機関リポジトリとかをやっておられる現在、今後、電子
> 化に当たり、書籍のカバーや帯を、やはり捨てた後の裸の書籍だけをデ
> ジタル化して残していくのか、それでいいのか。
> ********
> 
>  というものです。
> 
>  さて、みなさん、どうしましょ。なんて答えましょ。
> 
>  あ、国会図書館はどうしているんだろ、と、今気が付いた。
> 


-- 
堀越 邦恵
 北海道大学附属図書館 利用支援課情報リテラシー担当
 TEL: 011-706-4107
 e-mail: 担当宛 ref @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
         個人宛 horikoshi @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
 
 


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