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[drf:960] Re: [dconwg:13322] [csi:1617] [drf:957] Re: シボレス認証って何? Re: Fwd: Shibboleth access now available for Cambridge Journals Online
- Date: Wed, 11 Mar 2009 12:10:09 +0900
土屋先生、北大・杉田さん、NII・阿蘇品さん
大阪大学 久保山です。
以前、阿蘇品さんが書かれていた
>昨日はLSEとCambridgeで実際にShibboleth認証で「水や空気のように」Eリソースが
>利用されている現場を見てきました。
>エンドユーザや一般図書館員はShibなんて言葉はもちろん知らずに恩恵を享受しています。
という感覚は、素直に受け止めています。
越えるべき課題や、全くそのまま適用できるかなど問題点はきっとあるはずですが、
検討の方向性としては適当なのだと理解しています。
UPKIシンポジウムの時に隣の参加者と話をしていて、気付かされましたが、
学内の統一認証システムも、出来てから見た人は、そういうものと感じるでしょうし、
新しいサービスを立ち上げる時に、学内の統一認証システムと連携させるのが、
スタンダード(規範!?)になっているよな、と。
Shibbolethも、そんな風に広がっていくのかしら、と。
#私も、少し前まで"VPNがあればいいんじゃないんですか?" と
#本学の基盤センターの教員にお話しして、困らせていたことも、
#正直に告白しておきます(汗...)
>杉田さん、
>
>多分重要なポイントは、
>
>> (6)地元大学の構成員DBの画面が出てきました。
>> ここに、大学に登録してある自分のID・パスワードを入力します。
>
>この「自分のID・パスワード」が、ScienceDirect用のものではないというこ
>とです。同じID・パスワードで、Natureだって、CiNiiだって(はい、CiNiiに
>は有料コンテンツがあります)、SpringerLinkだって、Wiley Interscienceだっ
>て、そう、CUPだって、と利用できます。
>
>もちろん、この同じID・パスワードで、学内の現在外部にいるときは使えない
>システムも利用できるようになります(学内システムの設定次第ですが)。
>
>したがって、図書館でプロクシとかVPNを運用していても、多くの場合、別シ
>ステムとは別の認証になっているでしょう。それが、一つの認証にすることが
>できます。
>
>というわけで、ちゃんと
>
> 学内統一認証 + Shibboleth フェデレーション
>
>が機能すれば、大学構成員のエンドユーザは、一組のID・パスワードで、世界
>中どこでもどんなシステム、コンテンツでも利用できるようになるのです。
>
>夢物語に聞こえますが、夢を阻んでいるのは、組織の論理とか、役人根性とか、
>たんなる後進性とか無知にすぎないのです。
>
>土屋
>
* ---------------------------------------------*
* 久保山 健 d-lib01[at]library.osaka-u.ac.jp
* 大阪大学 情報推進部 情報基盤課 (図書館システム担当)
* TEL : 06-6850-6810 FAX : 06-6850-6819