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[drf:1509] Re: 登録コンテンツのチェック機構の必要性について



森下さん

> 載せていい悪いということもも図書館員が判断するべきではない
> ということも理解できるんですが、
> 先生の中には、広告誌(企業などの)に掲載された
> 小さなコラムを持ってくる方もおられて、
> 本当にそれを載せてもいいのだろうか、
> 研究成果っていえるのだろうかと思うこともあります。

一応、研究者の端くれとしては、それだって研究成果かもしれないと言いたい
ところです。実際、いろいろ調べたり、実験したりして、わかったことで、論
文には書かないことは山ほどあります(たとえば、それらの概念がなぜそのよう
に名づけられたか等)。それらを世間に紹介することは、やはり研究成果を紹介
していることになると思います。

> 他にも、「どこから、発行されるかわからないけど、
> プレプリントとして、とりあえず、載せといて。」
> っていうのもありましたし。

これは、機関リポジトリにだけしかない情報ですから、あとで大発見だったら
自慢ができるのではないでしょうか。

> いろいろ迷うことが多いです。
> 
> 研究者の自己責任だとは思いますが。
> 
> えらいさんが・・・ゴミっていいそうで・・・

しかし、よく出されるような例ですが、このあいだ東大の東洋文化研究所の新
しい書庫を拝見させていただく機会がありましたが、清代末期の春本がかなり
あるわけですが、中国の図書館にはもうないそうで、ゴミのように見えるもの
だって、まあ、どういう価値がでてくるかわからないわけです。そんなもので
も保存しようというのが図書館の方々の困ったところだと思っていましたが。

> 意見の分かれるところだとは思いますが、
> 現場ではいろんな先生がいて、おもしろかったり、
> 困ったりしていますので、ある程度の規定というのは
> 必要なのではないかと私個人としては思います。

はい。

        教員が研究者として研究成果と判断する

という基準を認めてもらえないのは、教員としては嫌です。

土屋
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