[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[drf:755] Fwd: Berlin6 国際会議の周辺
- Date: Wed, 12 Nov 2008 20:24:37 +0900
宛先を間違えちゃいました。再送しますー。
小樽 鈴木
---------- 転送メッセージ ----------
日付: 2008/11/12 19:50
件名: Berlin6 国際会議の周辺
宛先: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
小樽 鈴木です。
ベルリン6国際会議参加のために、ドイツのデュッセルドルフに来ています。
昨日11月11日から会議が始まりました。DRFから千葉大さん、SCPJから
東工大さん、それから北大からも参加されていて、会議内容については、
そちらから報告があると思いますので、私は、周辺のあれこれを;-)
まず、会議前日の10日、デュッセルドルフのお隣、ケルンにある日本文化
会館図書館を訪問し、現地スタッフとして勤務の蓮沼龍子さんに、ドイツの
ILL事情、オープンアクセスに関してや、日本文化会館についてお話を伺いました。
お話の中で印象的だったのは、
「CiNIIは、ありがたい。」とおっしゃっていたことでした。(よ。阿蘇品さん;-)
ケルン日本文化会館では、紀要まで集めるスペースも余裕もないので、
電子化資料はともかくありがたい。日本の紀要の電子化はまだ十分ではない。
(ほしいものが公開されていない...)とのことでした。(よ。皆さん!がんばりましょう!)
ベルリン6会議は、出席者200人くらいで大変盛況です!席もほぼ満席。
初日の昨日は朝9時半から夕方6時半までびっしりのスケジュールでした。
昨日は休憩時間に、アムステルダムから参加のエルゼビアの方とお話ししました。
「エルゼビアはOAどうですか?愛してますか?」
「われわれはGreenだし、author-payなど、いろいろモデルを試しているよ」
「日本の場合、出版社を公開していいよと言うところが多いんですよ」
と言ったら「ふーん」という感じだったので、「エルゼビアもそうして下さい」と
言ってみたところ、「ウホッ」と仰ってました。
夜は、ノルウェーのベルゲン大学の方々と情報交換しました。それまで、
貴重書の電子化担当だったが、2年前からリポジトリ担当となったという
イングリッドさんは、電子化の仕事とリポジトリの仕事は全然違う、と
おっしゃっていました。研究者への普及、copyrightしらべ、コンテンツを
増やすのはほんとに大変だよねーと気持ちを分かち合いました。
ベルゲン大学ではOAジャーナルをつくるプロジェクトが進んでいるそうです。
今日の午前中は、ポスターセッションがありました。日本からの出展は5枚。
私はIRcuresILLである「"Open Access off line" for Open Access」を出展
しました。隣は、北大さんの寸劇ポスター。お向かいに、DRF、SCPJ、千葉大さん。
なかなかの盛り上がりでした。
何人かの図書館員の方に、Good idea! と言ってもらえてうれしかったです。
フランス、イタリア、ブラジル、ノルウェーで寸劇やIRcuresILLが行われる日が
もしかしたら来るかもです;-)
会議も残り半分となりました。終了後は、イギリスのUCLを訪問する予定です。