[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[drf:3120] Re: アーキビストとライブラリアン



栗山 様
高橋 様
みなさま

水谷@東京国立近代美術館です
一連の「アーキビストとライブラリアン」のご投稿、興味深く拝読させて
いただいております

いまは独立行政法人になっている
国立美術館(東京・京都・西洋・国際)
国立博物館(東京・京都・奈良)は法人化前、文化庁施設等機関と位置づけられ
学芸系の研究職も「文部技官」でありました
事務官は国立大学との交流人事はいまでもありますが
学芸系の異動は館長職を除きほぼありません
国立の美術館・博物館の図書室で事務系正規職員としているのは
おそらくお一人ではないでしょうか

民博、歴博は国立大学共同利用機関として研究職は「文部教官」
でしたでしょうか

専門図書館協議会の2010年全国研究集会では
分科会2 アーカイブズ学へのいざない
分科会5 味の老舗のビジネス・アーカイブズ を開きました
『専門図書館』の243号に報告があります
同号には分科会参加者の感想もあり、「アーキビストとライブラリアン」
に関わって興味深いご意見をいただきました

拙稿ですが、「専門図書館におけるアーカイブズ学の流入と展開
−専門図書館協議会での言説を中心に」が『アーカイブズ学研究』
の13号にあります

drfと離れまして失礼いたしました



(2012/06/28 11:43), Masamitsu Kuriyama wrote:
> 高橋様、皆様
> drfとほとんど関係のない話題で恐縮ですが、民博の図書室はなぜ
> 国立大学図書館の人事ローテーションに入ってるんですかね?
> 以前、本のジャケットや帯が話題になったとき、国立近代美術館の
> 水谷さんに投稿をいただいて興味深かったのですが、国立博物館や
> 美術館の図書室と大学図書館では人事交流ないですよね?
> 
>    栗山 正光
>    常磐大学人間科学部現代社会学科
>    〒310-8585 水戸市見和1-430-1
> 
> 
> (2012/06/28 9:21), Yasushi TAKAHASHI wrote:
>> 高橋@民博です。
>>
>> ■力石@核融合研さん
>>
>>> 「(NIFSの)アーカイブ」は、後世の研究等の資料として供
>>> するため、とにかく核融合研がらみのメモから何から片っ端
>>> から収集、整理補完する(対象としている利用者は、一般所
>>> 員ではなくて、(多分所外の)後世の研究者)
>>
>>  民博のアーカイブズも、館内研究者よりも、館外の研究者からの
>> 問合せ、閲覧照会がメインです。館外の研究者の方は、本当によく
>> ご存じで、ご教授いただくこともあります。
>>
>> ■土屋@山形大学さん
>>
>>> 民博様は施設の性質上、大学図書館よりもアーキビストの職域
>>> が大きいように拝察しました。
>>
>>  あ、そうかもしれないですねぇ、有象無象があるし。ただ、図書
>> 室がなんでもかんでもやるのではなく、分担があって、
>>
>> 標本資料(「物」です) ⇒ 情報企画課(展示も所掌)
>> 文献図書資料(「紙」) ⇒ 情報サービス課(図書室)
>> 映像・音響資料     ⇒ 情報システム課(電算、ネットも)
>>
>> という振り分けになっています。
>>
>>  それぞれに保管・保存・運用方法が異なるので、「餅は餅屋」と
>> いうことですかね。
>>
>>  この中で一番「ラフ」なのは当然、情報サービス課、つまり図書
>> 室です。とはいえ、書庫に窓は全くなく、年間を通して日中はエア
>> コンが運転されていて、大体25度前後ぐらいになっています。湿度
>> も50%ぐらいだったかな。ま、60%になっても気にしてませんが。な
>> んやムッとするなぁと(笑) ちなみにマイクロ室は、18℃45%です。
>> どちらも集中管理なので、図書室では何もできません。
>>
>>  情シ課なんて、市販CDでも恒温恒湿(18℃35%だったかな)に保
>> 管しています。利用する時は、室温に慣らす必要があるので、モノ
>> によっては一週間後ぐらいになったりします。
>>
>>  標本資料はもっと大変。一度外に出すと、必ず燻蒸処理をしてか
>> らでないと収蔵庫に戻せませんから、ものによっては一ヶ月ぐらい
>> かけて燻蒸したり...えと、なんの話でしたっけ(・・;)
>>
>>> 図書館員としても一定のアーキビスト的知識・
>>> スキルを得る努力が必要かもしれないですね。
>>
>>  ジレンマに苦しむんじゃないでしょうかね。
>>
>>  僕自身は、アーキビスト的な考え方に馴染めず、梅棹資料室の方
>> とずいぶん衝突しましたよ。もう、全然かみ合わないので。しまい
>> に「寄贈された図書は、どんなものでも特別扱いはしない。帯やカ
>> バーは捨てる。しおりや出版案内が挟まっていたら捨てる。IDラベ
>> ルはここに貼る、磁気テープも入れる、蔵書印やらなんやら所定の
>> 位置に押しまくる。サインがしてあるからと言って有難がったりは
>> しない。それが嫌なら寄贈せんといて」(ノ-"-)ノ~ ┻━┻
>> とまで言いましたからね。
>>
>>  誤解のないように申し添えさせていただきますが、今ではとても
>> 仲良しですよ(^○^) もちろん、譲りませんが <(`^´)>
>>
>>  宝光院文書データベース、凄いですね。整然としていますね。見
>> やすく、検索もできるし、わかりやすい。ゼミにお願いしたのは正
>> 解ですね。図書館員だと、こんな風には作れないでしょう。目録頭
>> ですから。うーん、見やすいし、きれいだなぁ。
>>
> 
> ──────────────────☆────────
> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>  2012年6月号(29号)を発行しました!
> 
> DRF(Digital Repository Federation)
> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
> ─────★─────────────────────
> 
> 

──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2012年6月号(29号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/ 
─────★─────────────────────