[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[drf:3967] Re: 許諾にかかる費用の負担について



各位

お世話になります。
大阪市大の中村です。
栗山先生が運用という側面を強調されましたで・・・

通常は著者負担でも図書館負担でもどちらでもよいとおもいますが、
例えばかつてあったCSIのような予算をつかって「遡及許諾取得キャンペー ン」などを
やる場合は、図書館が負担するべきでしょう。
理由はキャンペーンで大きく集めたいので
「郵送料はただですよ」「許諾書も図書館で整えたので印鑑かサインのみでOK ですよ」
「先着十名はインタビューしてPRしますよ」などの特典があると思います。
善しあしは別としてですが、その中である期間無料というのはありだということ かなと思います。



(2014/01/24 12:11), mtkuri @ xxxxxxxxx wrote:
高谷さま
共著者間の承諾にかかる費用は、「原則著者負担」と
考えればよいのですね。
当館もこの方針で行きたいと思います。
原則としてはその通りなのですが、土屋先生もおっしゃっている
通り、運用はまた別問題なのだと思います。
研究者の理解がなかなか得られない時点では、筋論で押し通すと
集まるものも集まらなくなる恐れがあります。
そういう意味で、非常に興味深い問題提起だと思ったのですが、
このあたり、柔軟な対応をされているところはありませんかね?

   栗山 正光
   首都大学東京学術情報基盤センター
   〒192-0397 八王子市南大沢1-1


----- Original Message -----
土屋先生
皆様

お世話になっております。
川崎医療福祉大学附属図書館の高谷です。

ご教示いただきありがとうございます。
共著者間の承諾にかかる費用は、「原則著者負担」と
考えればよいのですね。
当館もこの方針で行きたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

******************************
学校法人 川崎学園
川崎医療福祉大学附属図書館
高谷 知亜美
takayac @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
〒701-0193 倉敷市松島288
Tel:086-464-1028
Fax:086-464-1024
*******************************

--- original message ---
Date: Thu, 23 Jan 2014 12:54:13 +0900 (JST)
Subject: Re: [drf:3963] 許諾にかかる費用の負担について
From: "Syun Tutiya" <tutiya @ xxxxxxxxxx>
To: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx,
  takayac @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
Cc: tutiya @ xxxxxxxxxx

高谷さん、

許諾にかかる費用についてお尋ねしたいと思い
投稿させていただきました。

本学教員に学術雑誌論文のリポジトリ登録を依頼し、
それに伴い、共著者への承諾を先生にとっていただくよう
お願いしました。
その際、「切手代は自分負担か?」と尋ねられました。
「メール添付などでも結構ですから…」とお答えしたのですが、
先生は返信用封筒を同封して、郵送してくださったようです。

このように許諾にかかる費用を負担されている図書館は
おありでしょうか?
その場合、どのように運用されているかご教示いただけないでしょうか?
運用とは関係ないのですが、リポジトリによって公開するのは著者ですので、
許諾は不要です。リポジトリを運営する図書館は、利用者に対するサービスと
して資源を提供していることになりますので、本来は、論文の著者が図書館に
お願いするのが筋です。しかしまあ筋をいってもしょうがないので、図書館か
ら「お願い」しているみたいな形になっているのでしょう。

加えて、ご提示いただいた「承諾」の事例は、権利許諾とも関係のない共著者
間の話ですので、著者の責任においてやっていただくことです(のちのちの内
輪揉めを避けるため)ので、当然、費用の負担は著者がすべきです。しかし、
まあそういう筋をいってもやはりしょうがないので、図書館が代行してあげて
もよいでしょう(たとえば、メール送信とか投函とか)が、そのときに、請求書
を出さないという判断はあり得るのではないでしょうか。

いずれにせよ、機関リポジトリによる論文形態の研究成果の公開は、著者の権
利(多くの場合、著作権全体としては譲渡しつつも、著者として保持した
ままである権利--オープンアクセス可能なウェブサイトにアーカイブする権利)の
行使なので、許諾ということは発生しません。

土屋

──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2013年1月号(48号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
─────★─────────────────────


──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2013年1月号(48号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
─────★─────────────────────
�

__________  ESET NOD32 Antivirus からの情報, ウイルス定義データベースのバージョン 9331 (20140123) __________

このメッセージは ESET NOD32 Antivirus によって検査済みです。

http://canon-its.jp






--
大阪市立大学 学術情報総合センター 
運営課 図書情報管理担当雑誌グループ&図書システムグループ 
中村 健
TEL 06-6605-3271 FAX06-6605-3223
※4月から事務室が6Fに移動になりました。
※FAX番号が変更になりました。

mail to  nakamura @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2013年1月号(48号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
─────★─────────────────────