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[drf:1786] Harnadの「Best Draft Model……」の日本語訳



連続投稿失礼します。北大図書館 鈴木です。

「rliaison:るるるぃえぞんプロジェクト」(※)では、
5月13日にStevan Harnad氏がJISC-REPOSITORIES等に投稿された、
「Best Draft Model for US University Green OA Self-Archiving
 Mandate So Far: U North Texas」を翻訳してみました。

#あっ。シンポジウム5月18日...過ぎてますね;
#プレゼン資料がもう公開されているようです。

※http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg01731.html 参照

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** クロスポストで失礼します。 **

ノーステキサス大学(UNT)で、平成22年5月18日(火)に、オープン
アクセスをテーマとしたシンポジウムが開催されます。
http://openaccess.unt.edu/symposium/program-schedule

同イベントでは、米国及び世界を代表するオープンアクセス推進者ら
の講演があります。
このシンポジウムは、UNTならびにテキサス州のその他の学術機関が、
オープンアクセスに関する機関としての方針を形成していくための
触媒となることが期待されています。

UNTオープンアクセス方針委員会は、このほど、UNTにおける学術論文
に対するオープンアクセス方針の原案を策定しました。同委員会は、
これを、オープンアクセス及びそのための機関方針「The Policy on
 Open Access to Scholarly Works」に関するUNT構成員の議論を活性化
する最初のステップとしようと考えています。原案は、平成22年5月12
日のUNT教授会にかけられました。

POLICY STATEMENT(抄。フルテキストは下記URL参照)
http://openaccess.unt.edu/sites/default/files/05-10/OpenAccessPolicy_wem_7May2010.pdf

UNT所属教員による電子形態の学術論文の、長期的な管理保存を可能と
するために、UNT構成員は以下を合意する。

・UNTの各構成員は、自身が部分的にであれ知的貢献を果たした学術論文の
 最終バージョンを、「the UNT Libraries Scholarly Works repository」
 に提出するものとする。

それらの学術論文の利用を拡大するために、査読が完了し出版が決定
された学術誌論文について、UNT構成員は以下を合意する。

・即時提出――UNTの各構成員は、査読が完了し受理されてから出版され
 るまでの間に、著作論文の最終バージョンを電子ファイルとして提出
 するものとする。提出先は、「the UNT Libraries Scholarly Works
 repository」とする。登録にあたっては、「Open Access Immediately
 Upon Deposit」を選択することにより、公衆にも利用可能な設定とする
 ことが望ましい。

・猶予付きオープンアクセス(オプション)――各個別の論文について、
 構成員からの明な申し出に応じ、学長または学長が指定した担当者は、
 「the Open Access Immediately Upon Deposit」を、オープンアクセス
 とセルフアーカイブに関する出版社の方針、または、構成員自身の希望
 に沿って適用するものとする。

・権利関係――出版社によって禁じられていない限りにおいて、UNT各構成
 員は、自身が部分的にであれ知的貢献を果たした査読付学術誌掲載論文を、
 オープンな流通を目的として「the UNT Libraries Scholarly Works
 repository」で公表に付す権利をUNTに与えるものとする。各構成員は、
 自身の学術論文について、形態を問わず、著作権に含まれるすべての権
 利を行使する権利及び他者にそれを許諾する権利を、非排他的で、取消
 不可能な、国際的に通用する形でUNTに与える。学長または学長が指定
 した担当者は、構成員からの明な申し出に応じ、特定の論文について、
 この定めの適用を放棄することができる。

・誰が提出するか――複数機関の複数著者による論文に、UNT構成員が部分
 的にであれ知的貢献を果たしている場合、UNT構成員が当該論文を提出す
 るものとする。UNT内の複数著者がおり筆頭著者がUNT構成員である場合、
 筆頭著者または筆頭著者が指定した者が当該論文を提出するものとする。

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