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[drf:1733] Re: 許可料金、USD300也
- Date: Mon, 26 Apr 2010 10:22:17 +0900 (JST)
高橋さん、
> ミシガン大学の例への言及がありましたので、事実関係だけ説明
> させてください。
さっそくばれましたね。
> これは、機関リポジトリに関する弊社のポリシー (著者版の搭載は
> 認めるが出版社版の搭載は認めない) が確立する以前の例外的な
> ケースで、ミシガン大学がScienceDirectのバックファイル (1994年
> 以前のデータ) を購入した際に、その中からミシガン大学の著者に
> よる論文をIRに搭載することを認めた実験的なものでした。
> その後、弊社のポリシーが確立してからは、ミシガン大学における
> カレントファイル(1995年以後のデータ)への展開、また他大学への
> 展開はありませんので、本当に一度限りのケースです。
> ということで、この件については忘れていただければ、と思います。
そのようであることは、当時Michigan、現在CICのMark Sandlerから聞いてい
ました。というか、そういうエルゼビアのファイルを買ってオープンアクセス
にしたという噂があるが、どういう事情かと直接尋ねたことがあり、そのとき
一回だけだったけどという但し書きつきで話をしてもらいました。
しかし、カレントのものについて雑誌によれば、author-paysでオープンアク
セスにできて、それを、たとえば、SWORDプロトコルで機関リポジトリに流し
こめるようになった現在では、エルゼビアのポリシーについても再考をもとめ
てもよい環境がでてきているようにも思われます。なので、忘れろと言われて
もなかんか簡単には忘れられないのです。
土屋
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