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[drf:3572] 改正雇用契約法について



桐蔭横浜大学の村上明子です。

お世話になっております。

ところで、本日、雇用契約書にサインをしました。これには、5年後解雇に応じる旨の条項が盛り込まれてありました。
4月からの改正労働契約法により、有期雇用契約は5年後、仕事を続ける場合は期間のさだめない労働契約に切り替わる事になりました。これで、5年後解雇が急に決まりました。ただし、6ヶ月契約を切って再就職すれば、有期雇用契約になるようです。今の上司が5年後も移動していなければ、再雇用はありますが、移動していたら再就職出来ません。
嘱託、パートのすべての有期雇用契約職員をこのように扱うのは、最高裁での判例に能力の有る無しで雇用契約をかえていた例があり、雇用側が負ける結果があったためでした。また、雇用契約書に5年後までに辞めることに応じるとされていたのも、この条項があれば辞めさせられる為でした。65歳まで雇用するようになるのは、経営側としては困るのでしょう。(その一方で、伝手で10人ほどが正社員として雇われました)
これから5年後までに、日本全国で、パートや嘱託、委託が解雇されて流出します。図書館職員は、この中で割合の多い状態です。
大変な時代になるように感じます。
これから、どうしたら良いのか…。
自分の事も、図書館のこれからも不安に思えていたたまれません。しかも、全職員がサインするまで、内緒にするよう念を押されました。ILLはじめ情報関係は、私と課長代行しか出来ず、しかも、利用者はILLの費用が図書館から出されるので上限がありません。それをこなすには、ひとりの代用では覚束ないのが桐蔭の現状です。
これから5年後までに、何とかなるでしょうか?
そして、私は5年後も図書館に関わり続けられるでしょうか?

DRFには、殆ど直接関係ありませんが、このような事が起きていることだけお伝えできればと思い、私事ですが書かせて頂くことに致しました。

申し訳ございません。


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