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[drf:1327] DRFtech-Karuizawa ご報告
- Date: Fri, 16 Oct 2009 12:16:43 +0900
DRFのみなさま
DRF技術サポートグループ(※1) 野中です。
先週7-10日にかけてNIIの国際高等セミナーハウス(@軽井沢)にて,DRF及び
CSI領域2プロジェクトの「ユーザ・コミュニティ構築による持続可能なシステ
ム改善の枠組の形成」共催で機関リポジトリに関する周辺関連技術の習得と応
用をテーマとした技術ワークショップ(技術合宿)を開催しました。
10名の参加者(※2)がそれぞれ以下のような課題に取り組みました。
・これからリポジトリを構築しようとしている,もしくはシステム乗り換え
を検討しようとしている機関のために,主要なIRシステム(
Dspace,Eprints,Weko等)のVMWareイメージ,USBメモリから起動できるイ
メージの作成。
*配布可能な形式で
*それぞれのソフトで可能なものは,デフォルトに近いバージョン,い
ろいろカスタマイズしたバージョンを用意
*つまり自機関で簡単にいろいろなIRソフトを試してみることができる
ように。
・Dspace最新版(1.5.2)の新機能の確認(SWORD等)や,下位バージョンから
のアップグレードの検証。
・ダウンロード回数等の利用記録をより視覚的に著者に見せるための仕組み
の開発(JAWstats統計機能を使用して)
・共用リポジトリのアクセスログの機関ごとの振り分け(フィルタリング込
)
・著者へのダウンロード回数メール送信(apacheのcombined形式であれば極
力汎用的に利用できるような)
・IRシステムのロードバランサを使った負荷分散
・IRに登録したコンテンツの特定URLを指定URLにリダイレクトさせる仕組み
の開発。(IRシステムを引っ越しした場合等のために)
・CiNii APIを使った、naid指定だけで書誌流用が行える仕組みの開発。
・ETD-MS Crosswalk(Dspace)
・WikiPediaから自機関IRコンテンツにリンクされている記事を探す方法
・デジタルコンテンツ内全文も検索できるJAIROもどきの開発。
・江別の鈴木さん作成のオンザフライカバーページの適用レポート(
Dspace1.4.2)
現在各参加者がまとめドキュメントなどを作成中です。後ほど,随時参加メン
バーから取り組んだ課題の内容等をお知らせさせていただく所存です。
みなさまのご興味を引くものが少しでもあればと参加者一同思っております。
(※1)DRF技術サポートグループ
国内IRコミュニティに技術面から貢献することを目的として,この軽井沢参
加メンバーを中心に結成されました。
これからいろいろこの名前が顔を出させていただくこともあるかと思います
ので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
<メンバー>
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?About%20Us#seed244c
(※2)参加者
前田信治(大阪大学附属図書館), 野中雄司(北海道大学附属図書館), 堀越邦
恵(室蘭工業大学附属図書館), 金藤伴成(筑波大学附属図書館), 高久雅生(
物質・材料研究機構), 武内八重子(千葉大学附属図書館), 土出郁子(大阪大
学附属図書館), 大園隼彦(岡山大学附属図書館), 上田大輔(広島大学図書館
), 森保信吾(広島工業大学附属図書館)
以上ご報告でした。
どうぞよろしくお願いいたします。
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北海道大学附属図書館学術システム課
システム管理担当
Mail
nonaka @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
TEL
011-706-4025
野中雄司
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10月19日〜23日はオープンアクセス週間です。
DRF デジタルリポジトリ連合は学術研究の自由な共有を応援します!
www.openaccessweek.org / www.openaccessweek.jp
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DRF mailing list
DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf