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[drf:849] 横浜合意及び学位論文メタデータ標準案について



drfの皆様

 金沢大の内島です。DRFからのお知らせです。

  横浜図書館総合展でのDRF4における議論を「横浜合意」としてまとめました。また,4つのセッションの
うち,「学位論文ネットワークの形成を目指して−メタデータとデジタル化」で提案された学位論文のメタ
データ標準案(提案)を公開しました。

  DRF4(4) 横浜合意及び学位論文メタデータ標準案
            http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF4

 なお,学位論文メタデータ標準案については,パブリックコメント(意見招請)を求めた上で,2月9日
10日開催のDRF-O3KAYAMA(DRF-大岡山,東工大ワークショップ)で,フォローアップを行います。横浜合
意での説明及び標準案をご覧になって意見(パブリックコメント)がある場合は,DRF企画委員会
(drf-liaison @ xxxxxxxxxxxxxxxxx)までご連絡下さい。質問も同メールで受け付けます。

 なお,横浜合意及び学位論文メタデータ標準案(提案)は,上記DRFのWikiでご覧下さい。

<学位論文メタデータ標準案の提案の背景説明>

 学位論文は,CSI事業の今期の重点コンテンツになっており,すでに登録が始まっているところです。一方
国会図書館,NII,国公私立大学図書館協力委員会等によるWGが中間報告書を刊行し,また継続的に議論を行
っています。
 今回の提案は,このWGの報告書の骨子に従いながら,NIIのJAIRO,国会図書館のPORTA等とのハーベスティ
ング,さらにNDLTD(Networked Digital Library of Thesis and Dissertation)とのハーベスティングを前
提として,NDLTDのメタデータ要素を基礎にした提案になっています。世界の学位論文ネットワークへの参加
を見越しながら,国内標準に適合することを目指したスキーマとなっています。
 こうした標準的なメタデータを国内で採用することにより,各大学での登録が促進されるとともに,学位
論文の発見が容易になることが期待されます。
 このような趣旨を汲んで頂き,積極的なコメントと東工大ワークショップへの参加(と直接の議論)をお願
いたします。
 なお,この提案については,前述の3者によるWG,NIIの図書館連携作業部会機関リポジトリWG(2月2
日開催)でもご報告する予定です。

○NDLTD   
 http://www.ndltd.org/ 
○「学位論文電子化の諸問題に関するワーキンググループ」中間報告 
 http://current.ndl.go.jp/node/8020