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[drf:1852] Re: 商業出版された図書のリポジトリ登録にあたっての出版社への許諾様式(ご教示お願い)



森さま、皆様

ぜひ、ワークショップで複数の出版社側の意見が伺いたいです。

書籍及びその一部に対するセルフアーカイブに対して
非常に慎重になっている一方で、
出版時には契約書なしのケースが多いと思います。

しかも、その場合でも「著者の方へのお知らせ」のような形態で
実質的に著作権条件が書かれていることがあります。
このときもセルフアーカイブ条件については明記していなかったり
あるいは出版後1年不可などの条件があったりします。

いずれ契約の有無にかかわらず、出版社から一方的に送付されて、
著者側から条件交渉する余地は残されていない印象です。

こういった事情について、もしかしたら出版社・分野によっても違う
のかもしれないので全体像がわかればと思います。

よろしくおねがいします。
村上(ごぶさたしております)

2010/6/24 森 一郎 <ichiro @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>:
> 森@千大です。
>
>> 神戸大学 中山です。みなさま、いつもお世話になっております。
>>
>> この件、経済経営などの分野で特に論文博士の学位論文を電子化しようとすると
>> 常に問題になっています。
>>
>> 森さん:
>> > 一般論として言えるのは,出版の際に著作権が出版社に移っていない
>> > とするなら,出版社に許諾を求めても,法律上,出版社は許諾すること
>> > はできないということです。
>>
>> 法律的にはそうだ(法的権利がない)と思うのですが、実際には、契約をしてい
>> ないのに公開は不可と言う出版社があります。先生に聞いてみたところ「確かに
>> 契約をしていないから著作権の移転もないのだが、出版社との関係を悪くしたく
>> ないので無理に公開しない方がよい」とのお話でした。
>
> そういう考え方もあるでしょうね!?
>
> #念のために書いておきますが,著作権が出版社に移っていないならバンバン
> #載せようと言っているのではありませんよ。その場合の可とか不可とかいう
> #主張に根拠がないと言っているだけです。
>
> で ...,神戸大学さんが慎重姿勢をとられても,他の大学がバンバン登録
> するということになれば,神戸大学さんにも影響なしというわけにはいかない
> でしょうから,大学図書館界全体での意思統一は無理にしても,どこかで一度
> 議論する場を設けた方がいいのかもしれませんね?!
>
> その方面のワークショップ的なものって,どれぐらい需要があるのでしょう
> か?? >みなさま。
>
>
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