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[drf:126] 自IR紹介(広島大学)



DRFの皆様

広島大学図書館学術情報リポジトリ主担当 
尾崎です。いつもお世話になっております。
広島大学いきます。

1.大学名・担当課・担当係・連絡先

広島大学 学術情報整備グループ
学術情報リポジトリ主担当(担当:尾崎・上田)
tosho-seibi-repo @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
tel.082-424-6228

2.リポジトリ名称

広島大学学術情報リポジトリ
略称:HiR(エイチアイアール)
20数年前に自主開発した図書館システムの名前を復活させました。
マークは広島県の木もみじを背負っています。
でも学内的(特に館内的)には「リポジトリ」が通用しています。

3.今年度の目標

・広島県大学共同リポジトリ(構築実験中)を2008年4月に稼動させる。
 →県内の参加館を増やす普及活動・システムの整備を行う。
・アドバイザ制度を活用して研究者とのコミュニケーションを密にする。
・博士論文・科研費報告書・学内刊行物を遡及登録する
・学内研究者への普及をねらった「著作権周辺」の講演会を開催する。
 (↑さりげなく公開一周年記念行事)
・研究者データベースとの連携にある程度目処をつける。
・システム改修。
・ひたすら個別に論文提供依頼を行う。

 →「お金のかかることはなるべく今年やる」

4.長期的目標

リポジトリを世界の研究者や学生にとって必要不可欠なものにする。
広島大学の作ったものをちゃんと収める「役に立つ」リポジトリに育てる。

5.基本的なコンセプト(中心目標のコンテンツなど)

広島大学でしか集められないコンテンツを入れる。

6.これまでの事業実施状況
2005年度:
学内合意・説明会・システム導入・初期コンテンツかき集め
2006年度:
本公開
学内刊行物・科研費報告書の遡及登録
各研究科長への学位論文登録依頼行脚
学術雑誌論文の個別依頼と登録
システム改修(主に見ためを改修)
アドバイザ制度の設立(学内外の研究者11名)
広島県大学共同リポジトリ勉強会開催
ワークショップ開催
2007年度:
広島県大学図書館協議会での共同リポジトリ承認・稼動準備
講演会・ワークショップの開催(予定)

7.導入システム(ソフトと調達方法、業者など)

E-repository(株シー・エム・エス)
現在、阪大・千葉大・島根大・香川大・広島大でユーザ会開催

8.悩みごと
・博士論文が思うように集まらない。特に出版との関わりがややこしい。
・紀要委員会の引継ぎがうまくいかないせいで紀要が思うように続いて集まらない。
印刷業者からPDFを図書館へ納品してもらっているところは堅いのですが、他にいい方法ないでしょうか。また、冊子ならば閲覧用と二部提供してほしいと言うと結構不思議がられます。自学の紀要をIRに登録して冊子の保存を止められた例はありますか?
・自発的な論文提供がほとんどないので、職員がひたすら提供依頼しているが、
今後もこの方法を続けていけるのか、続けてよいのか。
・研究者と話すと、研究分野によっては、オープンアクセスとすることが一筋縄でいかないものがあることが解ってきます。その対応。

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広島大学図書館 学術情報整備グループ
学術情報リポジトリ主担当
尾崎 文代 (OZAKI, Fumiyo)
TEL:082-424-6228  FAX:082-424-6204
E-Mail: tosho-seibi-repo @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/portal/