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[drf:3065] Re: [dconwg:16802] Re: The Open Access Price Wars Have Begun 訳してみました
- Date: Fri, 08 Jun 2012 13:07:23 +0900
DRF-ML各位
いつもお世話になっております。
北海道大学附属図書館の城と申します。
大阪大学 和田様からの投稿を以下に転送いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
-----Original Message-----
Date: Fri, 08 Jun 2012 12:50:17 +0900
From: "Wada, Takako" <wadat @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
To: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx
Subject: Re: [dconwg:16802] [drf:3060] Re: The Open Access Price Wars Have Begun 訳してみました
DRF-mlの皆様
大阪大学の和田と申します。
はじめての投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、遅ればせながら、
The Open Access Price Wars Have Begun
http://scholarlykitchen.sspnet.org/2012/05/08/the-open-access-price-wars-have-begun/
のコメント部分でレスが沢山続いていた2番目のコメント
(Posted by Mike_F | May 9, 2012, 2:11 am)を紹介させて頂きます。
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○Mike_F氏のコメント
・Peerjは、いちサービスとしてはよいものを提供できるかもしれないが、
徹底的な価格の引き下げ競争に繋がるかというとそうではないだろう。
・学術出版物が溢れ、研究費や研究職をめぐる競争が激化している現状では、
高い投稿料を払ってでも、査読のレベルや権威の高いジャーナルに投稿して
自分の評価を上げようという傾向が続いても何ら不思議ではない。
○Mike_F氏へのレスのうち反対意見の部分(Mike Taylor氏)
・どのジャーナルに掲載されたかではなく、研究成果そのもので評価は
なされるべき。
・今や読むべき文献はメールやブログ、Twitter、Google等で探す時代である。
ジャーナル単位で文献を取捨選択し、研究成果の質を掲載誌を指標に判断する
のは古い。学術雑誌の重要性は急速に低下している。
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この部分について翻訳部隊の先生方からは、
雑誌への投稿は一種の投資である、
何千万円もの助成金を受けて研究をし、結果を出せばまた助成金がもらえる
訳なので、投稿料をちょっと節約して無名雑誌に載せるより、ハイブランド誌に
出そう、という行動も当然あることだ、といったコメントをいただきました。
Peerjの登場=価格競争とはならないかもしれません。
とはいえ、Peerjはどのくらい頑張れるのか、気になるところだと思いました。
(2012/06/05 9:56), Syun Tutiya wrote:
> 杉田さん、
>
>> Nature Commuicationsの論文出版加工料(Article Processing Charge(APC))は、
>> \637,350( http://www.natureasia.com/japan/ncomms/open-access.php )
>> です。これに1本出すだけで、大学支給の年間研究費がふっとぶ先生もいるんでな
>> いでしょうか。どんどん価格競争してほしい!
>
> もう、こんなにたくさん「大学支給」研究費がある教員は国立大学にはいない
> はず。しかし、払える人は払えばいいのでは? 払える人が少なくなれば、最初
> は値上げになるでしょうが、結局、もっと減って誰も払えなくなれば、どうせ
> 価格は下げるしかないのだから。ブランドとニューローンチでは勝負にならな
> いでしょう。
>
> 土屋
>
>
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> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
> 2012年6月号(29号)を発行しました!
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和田 孝子(旧姓 上村)WADA TAKAKO
大阪大学 情報推進部 情報基盤課(図書館システム担当)
TEL: 06-6850-6811 FAX: 06-6850-6819
mail: wadat @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
※メールアドレスが変わりました。
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城 恭子
北海道大学附属図書館学術システム課(システム管理担当)
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