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[drf:2738] Re: DRF8第三部



みなさま、

山本@北大図です。

第3部、お疲れさまでした。
会場アンケートには「なごやかな」と評した回答もあったようですが、
事前の予習効果もあって限られた時間の中で色々な観点を整理して
提示することができたのは良かったと思います。

OA メガジャーナルについては、他社との競合・差別化を考えても、
フラッグシップ誌のブランド力による集客効果を前提とし、さらに
フラッグシップ誌との連携による経費合理化を図るのは当然でしょうね。
それ無しで OA メガジャーナルを企画しても、競争力が足りない。

では IR のゴールドはどうかというと、
すでに紀要や学内学会誌が7割を占めている日本の IR は、
事実上のゴールドそのもの。
あとは品質の問題ですが、IR は出版者間のブランド競争に参加する
必要が無いのだから、旧態然としたブランド戦略を踏襲する必要も無い。
計量評価などの別の道を目指せば良いし、そのことによって
雑誌問題全体に一石を投じることができれば上出来と思います。

---
山本和雄 <ymmt @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>


(2011/11/15 9:19), uchijima hideki wrote:
> みなさま
>
>  内島です。下記のことですが、先週参加したベルリン9のプレセッションの質
> 問コーナーでPLoSのPete Binfieldという人が同様の発言をしていました。つまり
> 、PLoSの内部で、補填関係がある、ということですね。当たり前かも知れませんが。
>
>  http://www.berlin9.org/speakers/
>
>> OAメガジャーナルが財政的に可能なのは、カスケード査読によって査読コスト
>> を節約できるからだと思うので、ある意味では、Harnad風だけど、それは、査
>> 読コスト(PLoSはべつにして)フラッグシップ誌のsubscription収入でまかって
>> いるから可能になっているだけなので、Harnadの予想はけっして実現しないと
>> いうことかもしれない。
>  なお、ベルリン9については別途報告しますが、このプレセッションのテー
> マはPublishingで、図書館総合展とほぼオーバーラップしてました。会場にい
> たのが、機関リポジトリ担当者なのか電子ジャーナル担当者なのか、よくわか
> りませんでした。(聞いてみればよかったかも)
>
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> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>  2011年11月号を発行しました!
>
> DRF(Digital Repository Federation)
> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
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