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[drf:2513] 教員を訪ねたら・・・・
- Date: Tue, 21 Jun 2011 10:27:29 +0900
みなさま
阪大 前田 です。
先日本学の理工学図書館の館長さんのところに「論文くれー」と訪問して
来ました。
「先生の業績こっちで調べさせてもらいました。こんだけ書いておられ
ますね。ウチのOUKAに載せさせて頂きますね」
「うん、いいよ。でもこれを載せると何がどうなるの?」
何が言いたいのかというと、商業学術雑誌論文収集が学内で解禁され
て二年経ち、再三学内の会議で周知しているはずにもかかわらず、
全然知れ渡ってないということが言いたい訳です。
・連絡が末端までいかない
・研究科内に周知するにも、「何のためにそれをするのか」が教員に伝
わっていないから、教員が教員に説明できない
・組織がでか過ぎる
・・・・・・想像するといろいろ考えられるのですが、行動する前に考えて
たってどうせろくなアイデア浮かばないですね。直接教員とサシで話
するのが一番手っ取り早い。うん、それがいい。
博識と弁舌をもってしか教員からコンテンツを集められない。なぜなら
その道のプロである教員を説得しなければならないのだから。
私は↑この認識に疑問です。そうは思いません。それよか、
機関リポジトリも、それにセルフ・アーカイブして進める Open Access
もまだ"ぜんぜん"知らない人に、単に伝えに行く
というほうが、当たっていると思います。だって現実にこうやって伝わって
いないんですから。
「これを載せると何がどうなるの?」と言った先生が30分後には味方に
なっていました。先生は「まるで"あの"出版社はマフィアだよね」とか
言って意気投合。早速研究室内での論文収集活動にも許可をくれ、今
その準備(=業績調べ)をしてます。
一緒に館内のリポジトリワーキングの若者を連れていったのですが、
いい経験になったはず。(^_^)
思ったことを思ったまま、みなさんにメールします。
ではでは!
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Shinji Maeda
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TEL +81-06-6850-5071
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