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[drf:380] Re: [drf:379] 科研費成果報告書の登録方法について




金沢大学橋様、DRFの皆様

三重大学情報図書館チームの河谷です。

お世話になっております。
科研費報告書については、ご指摘のとおりNACSIS-CATの書誌構造をイメージして、
下記のような項目に記述しています。

 親(子に記述):総合タイトル(book.collectivetitle)、総合タイトルURI(relation.ispartof)
 子(親に記述):目次(description.tableofcontents)、構成タイトルURI(relation.haspart)
 (具体的なイメージは、昨夏の学術ポータル担当者研修での事例報告のppt資料の
  18ページをご覧ください。http://hdl.handle.net/10076/6876)

科研費報告書以外に、学位論文や図書などにも階層構造となっているものがありますので、
同様の方式で登録することになっています。

On 2008/02/18, at 10:34, HASHI Yohei wrote:


DRFの皆様
金沢大学の橋です。
先日のDRF北陸の方でも出た話題なのですが,現在,科研費成果報告書の登録方法について考えているところです。

この科研費報告書は,今後,機関リポジトリにとって重点的なコンテンツになっていくと思いますが,現在の報告書の構成を見ると,
1)前半:研究成果等を概要を要約したような部分
2)後半:具体的な研究成果の別刷集
という形になっていることが,特に自然科学系には多いようです。

この場合,1)の登録作業は,何らかの合意させ得られれば一括登録が可能で,2)の方は結局のところ学術雑誌論文の登録作業と同じを行うことになりま す。

というわけで,科研費報告書の登録パターンなのですが,
−2)の部分がないもの=完全にオリジナルな報告書・・・全体を一つのアイテムとして登録
−2)の部分があるもの・・・1)と2)にアイテムを分けて,お互いにを関連づけて登録
という形になるような気がしています。

こういった形での登録について,基準になるような考え方や参考になる考え方はあるでしょうか?メタデータについての知識がほとんどないので,アドバイ スを頂けると助かります。
登録基準については,各館で決めることだと思うのですが,取りあえず1)だけでも片付けば,作業しやすくなるのではないかと思っています。

実は,三重大学さんのMiuseに登録されている科研費報告書のパターンを見て,「この方法が良いのではないか」と思ったのですが,この考え方 は,NACSIS-CATの親書誌と子書誌みたいな感じで図書館員好み(?)のような気がしています。科研費報告書以外の他の資料種別にも応用できる のではないかと思いました。

橋 洋平 金沢大学情報部情報企画課情報企画係長
TEL:076-264-5204 FAX:076-234-4050
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金沢大学は,2008年4月から3学域16学類に再編されます。
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