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[drf:1760] 情報ありがとうございました Re: 紀要冊子体の印刷頒布を中止・縮小した事例はありますか



小樽商大 杉田です。

情報を下さったみなさま、たいへんありがとうございました。
個別にお礼をお送りできず失礼をいたしました。
本学でも図書館で紀要の編集刊行を手伝っております。頂いた情報を
踏まえて今後に臨みたいと思います。

> (複数の事例があるようでしたら、後日、私信でいただく情報も含めて
> 匿名状態にした上で、サマリを報告したいと思います)

頂いたメールがいずれも情報満載で、集計には向かないように感じましたが
乱暴を恐れず要点を抜き書きだけしておきます。
(ニュアンスの理解などに不備がありましたら申し訳ありません)

(1) 900作成521送付(2007)→700作成462送付(2009)
(この程度の縮小ではほとんど見積額に反映されません)

(2) 500部〜1100部(初版当時)→300部〜900部(現在)
(部数と編集行程(電子媒体での原稿集め等)の見直しをしても印刷費用
は1割程減ったくらい)

(3) 520部(かつて)→学外配付中止+冊子体100+CD20部+抜刷50部(現在)
(2〜300万かかっていたのが、現在、費用は20万程度。受益者負担として
投稿者から投稿料及び査読依頼料を徴収)

(4) 800作成500送付(2002)→500作成300送付(2009)
(作成費、発送費(送付方法も変更)も、ささやかながら少しは削減)

(以下(5)〜(8)は私信で頂いた事例)

(5) 600→300

(6) 2000作成400学内配付575学外配付→冊子体中止
(経費は約3分の1に。送付事務・残部管理事務が省力化)

(7) 印刷物の作成はするが頒布中止
(郵送料18万円程度が節減された)

(8) 冊子体中止(2002)
(2002年のことなので経費まわりの変化などは不明)


部数減はコストにひびかないようですね。
学内の配付希望者が大きく減少しているという事例は、どこか(図書館等)に
あればいい、という感じでしょうか。そういうものなのですね。こちらでも聞
いてみればあてはまりそうです。
「投稿料及び査読依頼料」を受益者負担ととらえるのは、著者負担OAの考え方
に通じるものがあるなーと思いました。




杉田茂樹 さんは書きました:
> 小樽商大 杉田です。
> 
> 紀要の電子公開にともなって、冊子体の印刷頒布を中止または縮小した
> 事例がありましたらお教えいただきたく、お願いします。
> 
> なんという紀要で、何百冊印刷してたのを廃止したとか、交換相手を何
> 百から何百に縮小したとか、それで経費上の効果はどうだった(具体的
> に、何万円かかっていたのが何万円節減できた、等)、事務処理コスト
> がどうなった、苦情を含め反応などがあった、なかった、……
> 
> このへんについて、経験のある大学・研究機関さんありましたら、リス
> ト上でも、差し支えあれば私信でも教えていただけませんでしょうか。
> (複数の事例があるようでしたら、後日、私信でいただく情報も含めて
> 匿名状態にした上で、サマリを報告したいと思います)
> 

-- 
杉田茂樹 <ssugita @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
小樽商科大学附属図書館(学術情報課)
電話番号:0134-27-5269,ファクシミリ:0134-27-5278
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