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[drf:859] Re: [drf:648] 各IR確認しましょう!junii2のtextversionの記し方



北大 杉田さま

 一橋大学の高橋です。いつもお世話になっております。
ずいぶん以前の話題ですいません。
textversionの記し方について、下記のメールがMLに流れたときに
やや気になっていたのですが、そのままにしておりました。
昨日、IRDBにハーベストされたデータをAIRwayへ
データ提供する件について連絡を受け、textversionの入力について
質問させていただきます。

[drf:648] の説明では、
>> author:著者版
>> publisher:出版社版
>> none:上記以外
の使い分けは、
フルテキストまでたどり着けるものがauthor、publisherのいずれか、
フルテキストまでたどり着けないものがnone
ということになっています。

では、authorかpublisherかの区別はどのように考えればよいでしょうか?
本学では、author版というのは
そもそも学術雑誌論文において、正規の出版社によって制作され、
市場に流通しているものと同一か否かを区別するために
設けられたものと理解していたので、
学位論文と科学研究費報告書について
一部textversionを「空」にするということにしていました。

人文系の学位論文には出版された図書を提出した学位論文と
私家製本して提出した学位論文があり、私家製本の学位論文が、
その後、同じタイトルで正規の出版社から出版されるケースもあります。
市販されている図書の学位論文の場合Publisher版を入れていますが、
それ以外の学位論文はauthorともpublisherともきめがたく、
「空」としていました。
科研費報告書の場合も、
研究代表者以外の団体名が奥付に入っているケースもあり、
奥付がある場合はPublisher版としていますが、
それ以外の私家製本版は「空」という具合です。

「空」のままだと、どこにも持っていってもらえないようですので、
authorかpublisherかのどちらかを埋めたいのですが、
製本主体が著者自身である私家製本・簡易製本の学位論文や報告書について
textversionはどのように入力すべきかご教示願えると幸いです。





SUGITA Shigeki さんは書きました:
> 北大 杉田です。
> 
> 広島大学 尾崎さん:
>> リンク先のデータがPDFでないものもある、あるいは抄録のものもあるので、
>> (後者が「?」なのはとりあえず置いておいて)
>> そういうわけで現在のロゴにしているように伺っていますが、
> 
> これは私たち大学側の問題ですね。
> 
> junii2には、textversionという項目があって、
> 
>> コンテンツ本体のバージョン
>> author:著者版
>> publisher:出版社版
>> none:上記以外
> 
> という説明になっています。すなわち、本文を有する場合は、モノによって
> 著者版(author)なり出版社版(publisher)と記述しておけばよいのですが、
> メタデータオンリーのレコードとか、要旨しかない学位論文とかはnoneとす
> るのが正しい。
> 
> ――であるが、noneとすべきものに、間違って、(あるいは、システムによっ
> て?)authorやpublisherが振られている例があるために、『フルテキストま
> で行けるもの』を特定できない状態にあるとのことです。
> 
> CiNiiの品質向上のためにもtextversionを正しく入れましょう!
> 


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  高橋 菜奈子 (Nanako TAKAHASHI)
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