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[drf:1828] Re: 国会図書館による学位論文デジタル化について
- Date: Thu, 17 Jun 2010 19:41:10 +0900
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- Thread-topic: [drf:1822] 国会図書館による学位論文デジタル化について
土屋先生
城島先生
ご丁寧な解説・ご指摘有り難うございました。
よくある縦割り行政の齟齬かと思っていましたが
よくよく考えてみますと、立法府にある国立国会図書館と行政府の文科省:
三権分立のためにこうなってしまうのですね。
「電子データを受け取らないのはおかしい」と憤っていたのですが
そうではなく、機関リポジトリで公開しているのなら
それらをNDLが定期的にアーカイビングしているので
わざわざNDLに提出しなくて良いということになるのですね。
省令を変更したり、大臣通知を取り消すことは簡単ではありません。
本学にも省令にそっくりな学位規程があります。
その「印刷公表しなければならない」という条文に
「印刷公表に代えて、リポジトリ登録することができる」
を付け加えてはどうかと考えています。
...他大学でこのような例はありませんでしょうか?
本学では2000〜2010年度の学位論文の冊子体を電子化することを始めています。
この分の著作権許諾は大学が取ることになるのでしょう。
2000年度以前の分は国立国会図書館に任せて
現在以降について,電子版を漏れなく収集して,
可能な限りそれらを公開することが大学リポジトリの使命かも知れません。
冊子体を電子版に置き換えることは
学位取得者にとっても,大学の教務課にとっても
もちろん図書館にとっても,合理的でよいことと思います。
6/29,7/5にNDLで開かれる「学位論文の共通許諾」についての説明会に
参加できそうにありませんので,できましたらどなたか,
これに関するNDL見解を引き出していただきましたら幸いです。
中村 洋一
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