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[drf:996] みんぱくは、仮想サーバでリポジトリ構築



みなさま
 みんぱくリポジトリ、広報も担当の高橋です。

 相変わらず点数も増えずちまちまと試験公開をしていますが、
何しろ現時点まで、利用許諾以外は課長3名+補佐1名で動いて
ますので、決断や決済は早いのですが、いかんせん現場仕事の動
きは知識がない分遅いわけです。課長1名が異動になりましたし。

 次年度は、持続性のある体制作りが課題の一つです。

 公開件数に関して言えば、みんぱくは、NIIの「学術雑誌公開
支援事業」に参加していませんので、そっからデータを持ってき
てドカンと公開、というわけにはいきません。
 難読語論文もあり、メタ作るにも一苦労、ましてや「透明テキ
スト付」にこだわるとお手上げです。いや、テキスト付けなきゃ
いいだけなんですけども。可能な限り付ける、が基本方針なので。

 みんぱくの研究成果刊行物には、共同研究も多く含まれ、著者
は日本国内だけでなく世界各地に居るわけで、利用許諾チームは、
今年からは、海外在住研究者からの許諾にも取りかかっています。

 しかし、文化人類学・民族学の分野はやっかいです。その研究
対象が「人」「暮らし」に係わるだけに、人権問題が絡むことが
多く、ネットワークでの電子的公開には馴染まないと断られる場
合もあり、研究者の方は色々と神経を使っておられます。それで
「運用指針」には「著作物の抹消個所の指定」という申請様式も
加えています。この写真はダメとか、この資料のこの部分はダメ
とか、著者に判断していただいています。

 それはさておき、みんぱくリポジトリは、専用サーバを持って
いません。博物館の基幹システムの一部である業務・研究支援用
サーバに仮想サーバを設けて構築しています。このため、ハード
ウェアに係る経費は、ほとんどかかりませんでした。

 システム構築をするにあたり、委託した業者は「仮想サーバに、
リポジトリシステムを構築している例を知らないが、今後増える
ことも考えられるので、自社の経験値を上げるためにも引き受け
させていただきたい」と言うてました。

 私はド素人なのでわからないのですが、仮想サーバと専用サー
バとでは、リポジトリシステム構築の難しさは違うのでしょうか。

 それと、他に仮想サーバでリポジトリを構築されている機関は
無いのでしょうか。(無ければ「うりになる」かな、と)

 ご存じの方がおられましたら、ご教授いただけるとありがたく
思います。
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 国立民族学博物館 情報管理施設 情報サービス課
   高 橋 安 司 ( TAKAHASHI, Yasushi )
  TEL:06-6878-8227  FAX:06-6878-8249
  E-mail: taka8441 @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
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