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[drf:3693] Re: 博士論文の要旨・本文のアイテム分け
- Date: Fri, 31 May 2013 10:24:05 +0900 (JST)
山崎さん、
> 鈴木様、医学系の論文って1年を超えて本文が公開できない慣例があるの
> かを私は知らないのですが、公開禁止期間を過ぎた段階で「学位論文」
> のコンテンツで出した要約に加えていく形で著者版最終稿全文を遡及公開
> するということを仰っているのですよね?
>
> 「学術雑誌論文」として別途公開するのは各大学リポジトリの姿勢として
> 素晴らしいと思いますが、「学位論文」のコンテンツ部分がリポジトリの
> システムとしては国会と連動させるために様々改修をしている筈なので、
> ここをどう運用させるのかがカギだと思います。
> 念のため確認です。
国立国会図書館が学位論文を収集し、閲覧に供し、かつ、インターネットで公
表しようというのは国立国会図書館のミッションとして行なっていることです。
それに対して、学位授与機関が学位論文の公表に協力するのは、法令上(ここ
では、「学位規則」)によるものです。したがって、学位授与機関としては、
まず後者についてその義務の履行を果すべきであり、そうすればともかく公表
されて、オープンアクセスの実質は実現するので、そのあとで国立国会図書館
の依頼にどう応えるかを考えればよいということだと思います。
土屋
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