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[drf:810] 国内ジャーナルのオンライン版条件
- Date: Mon, 08 Dec 2008 19:29:44 +0900
みなさま
(#先のOAとは別のことでご経験を伺いたい案件が目の前にありまして)
既に交渉or契約済みのご経験があったら教えていただきたくお尋ねします。
雑誌購入費減のため(既に取り組んだ方策の次課題として)
国内ジャーナルについて
- 会誌は中止(必要な研究員は会員になっている)
- 論文誌は
(1)オンライン版のみ、
(2)オンライン版+冊子(冊子に無料オンラインがつく場合含む)
の順で優先し、
(3)オンライン版ない(冊子@3キャンパスいずれか図書室で
しか読めなくても価値があるなら冊子継続。以外は中止)
の方向で継続可否の判断をするために、先般、全出版団体に確認の手紙
をだしました。
その結果、(1)(2)の対象となった雑誌の出版団体より
「購読契約を更新しない場合には,契約期間の分も含めて論文の
ダウンロードが不可能となります(利用規則の規程により、
契約終了後のアクセスの保障はいたしません。)」
という回答がきました。(サイトライセンス料と称しているところと
ないところがありますが)*1
逆に、一定期間後(もしくは遅れて)CiNiiやJ-Stageなどの別サイト
から閲覧可能という出版団体もありました。*2
そこでお聞きしたいのですが、国内ジャーナルの場合、
Q1.契約期間が終了すると閲覧権利も消滅する、という出版社の
考え方への、交渉事例はないでしょうか?
Q2.また、ライセンス料の算出根拠の提示、閲覧権利を維持する
ための別契約(最新号は見れなくなっても契約履行期間中の
論文は閲覧できるようにする、というような)はあり得ない
ものでしょうか?
という観点で、事例や解釈を教えていただけたら誠に幸いです。
もちろん国内ジャーナル支援という別観点での”理由は問わず契約する”、
という選択肢は最後にありますが、現状では目的のない支援になるので
既にご経験があるのではないかと思う次第です。
どうぞ宜しくお願いします。
谷藤幹子/NIMS
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*1 金属学会、応用物理学会、物理学会、電気学会、化学工学会
*2 理論物理刊行会(物性研究)、分析化学会
NIMS 谷藤幹子
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