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[drf:1934] Re: 博士論文の登録フローについてお伺いします
- Date: Sun, 1 Aug 2010 01:40:21 +0900
入江@慶應です
尾崎さま
すでに時期を逸した上に、回答になっていないのですが、
慶應の事情をご説明します。
慶応では、修論、博論のデジタル化と公開のための動きは、リポジトリという活動が
始まるずいぶん前から学部、キャンパス単位で行われてきました。
独自にキャンパス・研究科単位で、修論・博論データベース(全文)を立ち上げている
ところもいくつかあります。
理工学部では、論文をきちんとPDFで提出してもらうために講習会も開催していた
時期もあります。(PDFも紙と一緒に提出してもらうようにしています)
運用については、キャンパス、学部、研究科単位でいろいろな見解が
あり、基本的にはキャンパス単位で方針が決められています。
博論だけを対象にしたり、修論はキャンパス内だけアクセス可とするなど、
けっこう細かい対応をしています。
現状では、義務化の制度化にこだわらないで、実態として収録数を増やして
いくような動きになっています。
手順としては、メディアセンター(図書館)が、先行してプロジェクトを立ち上げ、
問題点の整理と合意形成が進んだ時点で、図書館から学事(教務)へ著作権などの手続き
を移管し、拡大していく流れです。
すでに学事で、指導教員の確認や許諾関係の処理を行うようになっているキャンパスもあります。
昨年、PDFだけを提出させる研究科がでてきて、紙がなくてだいじょうぶ?
という話もでてます。
それとは全く別に、全学の修論・博論は、目録ラインに流れ、整理されていますので、
それとの整合性をとっていくことになっています。
2010年7月26日14:06 尾崎 文代 <fozaki @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>:
> みなさま
>
> 広島大学図書館 尾崎です。いつもお世話になっております。
>
> 本学では現在、博士論文のリポジトリ登録について見直しを
> 検討しています。
> 知財部署とも相談し、学位授与の審査の段階で、
> 特許出願に関わる条件、著作権などを組織として確認することとし、
> その際にリポジトリの登録可否も併せて確認してはどうかと
> 考えています。
>
> #これまでは取得者に個別交渉するという草の根活動を、営々として
> 行ってきました。それはむしろ知財の面からは不安である、という意見が
> あったためです。
> 一挙義務化としたいところですがやはり難しく;;
>
> そこで、みなさまで上記のような確認を行っているという例がありましたら、
> お教えいただけませんでしょうか。
> 似たような例でも結構です。
>
> どうぞよろしくお願いいたします。
>
> --
> ---------------------------
> 尾崎 文代 (OZAKI Fumiyo)
> 広島大学図書館
> 企画調整(兼)学術情報リポジトリ主担当
> Tel.082-424-6202 Fax.082-424-6211
> e-mail. fozaki @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
>
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> DRF mailing list
> DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
> https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf
>
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2-15-45 Mita,Minato-ku Tokyo
Keio University Media Center
Shin IRIE / 入江 伸
03(5427)1648
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