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[drf:758] Re: Berlin6会議初日〜二日目午前



北大 杉田です。

アルンさん、今回も活発で、常に質問し、常に誰かと話してます:-)

> しかし、これ、図書館員としては喜んでいられない話ではないでしょうか。
> 要するに図書館および図書館員不要論ですから。

図書館員が不要、というところまで情報環境が向上したなら、
図書館員としてはそれは本懐とすべきではないかと私は思います。

現在三日目の途中で、DRIVERの方の基調講演が終わったところです。
会議後半の詳細については、東工大津久井さんと千葉大武内さんから
レポートがある予定ですが、全体としては、eResearchが関心の中心と
なってきているなという印象です。会期中いちばんたくさん聞いた単語は、

  Reproducible Research

でした。


2008/11/13 11:31 Masamitsu Kuriyama <mtkuri @ xxxxxxxxxxxx>:
> 杉田さん
> とても興味深いレポートありがとうございました。
>
>> When I'm blogging out loud, every information will (immediately,
>> and later on) find its reader.
>>
>> Even original research data may someday be blogged (not only
>> blogged about). The tools are already there.
>>
>> とありました。全ての情報は読者を見つける、という言い回しが印象的でした。
>
> なんか、ランガナータンの"Every book its reader"を思い出しますね。
>
>> eScienceやバーチャル研究環境の話題は、ひとつにはこういう方向に行くので
>> しょうか。オープンアクセス思潮の基本は、研究者の、主体的なアウトプット
>> 活動なのだということをあらためて感じました。こちら欧州ではそれが明確に
>> 底流として存在しているように思います。
>
> 以前reformのメーリングリストに流したものなのですが、、、
> --(ここから)--
> メーリングリストで紹介されていた記事なので、
> ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、
> http://www.boston.com/news/local/massachusetts/articles/2008/08/21/out_in_the_open_some_scientists_sharing_results/
>
> "We're a generation who expects all information is a Google search away,"
> Canton said. "Not only is it a Google search away, but it's also released
> immediately. As soon as it happens, the video is up on YouTube and on all
> the blogs.The old model feels kind of crazy when you're used to this instant
> information."
> というのは多くの若手研究者の本音なんでしょうね。
>
> --(ここまで)--
>
> しかし、これ、図書館員としては喜んでいられない話ではないでしょうか。
> 要するに図書館および図書館員不要論ですから。
>
>> ところでこの発展国事情セッションのチェアは、1月のDRFIC2008で来日したイ
>> ンドのアルンチャラムさんでした。こちらを覚えていて、「大阪はGood meeting
>> だった」とおっしゃってくれました:-)
>
> なつかしいですね。
> 機会があったらよろしくお伝えください。
> モノレールでご一緒したとき、車内がとても綺麗だとおっしゃってたのを
> 思い出します(重要でないことばかり印象に残ってます(^^;)。
>
>             栗山 正光
>             常磐大学人間科学部現代社会学科
>             〒310-8585 水戸市見和1-430-1
>



-- 
杉田茂樹 <sugita @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>
北海道大学附属図書館情報システム課システム管理担当
電話番号:011-706-2524,ファクシミリ:011-706-4099
HUSCAP http://eprints.lib.hokudai.ac.jp