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[drf:2826] Re: Fwd: [GOAL] Re: op-ed on Research Works Act in today's NYT



内島様、前田様

>>  おーい、トマス、君が先を見越して発言するのが好きなことは分かって
る、でも、
>> Oh come on Thomas, I know you like to be provocative, but:

provocativeは「挑発的」ですよね。
トマス・クリシェル(と発音するんでしょうか?)もどこまで本気で
言ってるのかわかりませんのでご注意を。

> <トマスさま発言>
>
>> 図書館は雑誌の購読をキャンセルして出版社への資金供給を断て、

正確に言うとこれはマイケル・アイゼン(と発音するんでしょうか?)
のニューヨーク・タイムズの記事中の文の引用です。
まあ、クリシェルも同意見なのでどっちでもいいのですが。
「出版社」と訳してしまいましたが、原文では their は commercial
journals を受けていますので「商業誌」ですね。
お詫びして訂正させていただきます。

   栗山 正光
   常磐大学人間科学部現代社会学科
   〒310-8585 水戸市見和1-430-1

(2012/01/12 10:15), Shinji Maeda wrote:
> 栗山先生、内島さま
> みなさま
> 
> 阪大 前田 です。
> 
> 
> 翻訳して頂けるというのは実に有難い。(平伏)
> 
> 
> <DPさま発言>
>>  もし、図書館が「今」一方的に購読キャンセルしちゃったら、直近の結果は、「明日」のOAじゃなくって
>>  図書館長の首が飛ぶかもしれないことだけだ
> 
> "ある程度の数"の学内教員の理解者を得もせずに、例えば
> 図書館長が強権的に(もできないですが)主要なパッケージ
> をキャンセルしまくったら確かに馘首しかないと思いますが、
> 阪大内で直接に研究室を訪ねてOAを伝道してみて、結構
> 理解を示す人が多い事実を思います。説得、というより"知ら
> せるだけ"で理解者は増えるでしょう。それをするかしないかが、
> 
> 
> <トマスさま発言>
> 
>> オープンアクセスを遅らせているのは図書館だ、
> 
> という発言になるのでしょう。そう言いたくなる気持ちはよく
> 分かります。
> 
> 
> <栗山先生ご発言>
> 
>> という過激な発言ですね。。。
> 
> 私には"過激"に聞こえない・・・・・・。声援のように叱咤する
> 気持ちを聴き取ります。
> 
> 
> <トマスさま発言>
> 
>> 図書館は雑誌の購読をキャンセルして出版社への資金供給を断て、
> 
> 是非そうしたい・・・・味方をつくりつつ。なんと言ったって、
> これが一番ストレートなメッセージなのだから。
> 
> 
> 
> 
> On 2012/01/12 9:18, uchijima hideki wrote:
>> 栗山先生 みなさま
>>  
>>  内島です。OAに移行しない責任は図書館にある、というRePecの人の発言に、イギリス研究図書館
>> 連合(Research Libraries UK)のデビッド・プローザ(DP)が反論してましたね。
>>
>>  普段から研究者に説得的にOAやIRの意義を説明仕切れていないと、図書館の人は言われることが
>> 多いですが、ほんとは学術雑誌のサイクルは研究者が支えているので、OAを実現するのは研究者自身
>> だと思ってました。(図書館はセカンドプレーヤー)
>>
>>  というわけで、このDPの発言、その通りと思ったので、拙訳を投稿致します。(翻訳するほどの英語
>> でもありませんが)
>>
>>  ちなみに最初にニューヨークタイムズの記事紹介したのは、PLoSの創始者の一人のマイケルアイセン
>> という生物学者。なので、出版改革(=IRではなくOA雑誌に肩入れ)の方向で引用したり、発言したり
>> するわけですね。
>>
>> ここからDPの発言ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>  おーい、トマス、君が先を見越して発言するのが好きなことは分かってる、でも、
>>  論文を出版社に投稿して著作権譲渡してるのも、それを研究者に強制してるのも図書館じゃない
>>  査読サービスを出版社に無償で提供してるのも図書館じゃない、
>>  昇進とテニュア-の条件を決めてるのも、研究の質じゃなくて、研究者が出版する雑誌で研究助成の
>>  決定してるのも図書館じゃない
>>  もし、図書館が「今」一方的に購読キャンセルしちゃったら、直近の結果は、「明日」のOAじゃなくって
>>  図書館長の首が飛ぶかもしれないことだけだ
>>
>> David Prosser さんのコメントを転送します:
>> Oh come on Thomas, I know you like to be provocative, but:
>> It is not libraries that submit their papers to publishers and sign over exclusive rights, nor is it libraries that
>> compel researchers to do so.
>> It is not libraries that provide peer-review services to publishers for free
>> It is not libraries that decide promotion and tenure conditions, or make research funding decisions based on the journal
>> in which researchers publish, rather than the quality of the research itself.
>> If libraries unilaterally cancelled all subscriptions today the immediate result would not be open access tomorrow - it
>> would be the sacking of library directors by their institutions!
>> David
>>
>> On 11 Jan 2012, at 08:08, Thomas Krichel wrote:
>>
>>>   Michael Eisen writes
>>>
>>>> I have an op-ed in today's NYT about the Research Works Act
>>>>
>>>   Excellent job.
>>>
>>>> http://www.nytimes.com/2012/01/11/opinion/research-bought-then-paid-for.html
>>>>
>>>   I especially note
>>> "Libraries should cut off their supply of money by canceling subscriptions."
>>>   Finally somebody agrees with what I have been saying for years.  It
>>>   is libraries, rather than publishers or researchers, that hold back
>>>   open access.
>>>   Cheers,
>>>   Thomas Krichel                    http://openlib.org/home/krichel
>>>                                       http://authorprofile.org/pkr1
>>>                                                skype: thomaskrichel
>>>
>> ──────────────────☆────────
>> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>>  2012年1月号を発行しました!
>>
>> DRF(Digital Repository Federation)
>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
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