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[drf:1088] Re: 「みんぱくリポジトリ」進捗状況(5/19現在)
- Date: Thu, 21 May 2009 13:23:46 +0900
北大 杉田です。こんにちは。
高橋課長のポストは読んでいてほっとします。
……しかしたいへんそうですね、おつかれさまです:-)
以下、うろ覚えな内容ですので、より正確な技術的情報についてはフォ
ローを待ちたいと思いますが――、
> 今回のように一括登録された論文は、すべてタイトルが表示されて
> しまいます。これはシステム上の仕様で、公開されている論文かそう
> でないか見分ける方法はありません。公開処理が完了すれば、論文本
DSpaceは、投稿→審査→メタデータチェック→公開、という作業手順を
コレクションごとに設定できるようになっていて、一括インポート時に
は(ItemImportツールの引数として)、どんな権限を持つユーザの持ち
物としてどの段階(状態)へ放り込むか、指定できるようになっていた
と思います。
> $ /usr/local/dspace/bin/dsrun org.dspace.app.itemimport.ItemImport -h
> usage: ItemImport
>
> -t,--test test run - do not actually import items
> -R,--resume resume a failed import (add only)
> -a,--add add items to DSpace
> -c,--collection destination collection(s) Handle or database ID
> -d,--delete delete items listed in mapfile
> -e,--eperson email of eperson doing importing
> -h,--help help
> -m,--mapfile mapfile items in mapfile
> -p,--template apply template
> -r,--replace replace items in mapfile
> -s,--source source of items (directory)
> -w,--workflow send submission through collection's workflow
>
> adding items: ItemImport -a -e eperson -c collection -s sourcedir -m mapfile
> replacing items: ItemImport -r -e eperson -c collection -s sourcedir -m mapfile
> deleting items: ItemImport -d -e eperson -m mapfile
> If multiple collections are specified, the first collection will be the one that owns the item.
文献の格納位置は、おおまかにいって、
投稿→審査→メタデータチェック → 公開
← ワークフロー → | メインアーカイブ
と呼ばれますが、ワークフローに文献があるうちは、メタデータも外に
は見えない(その文献の存在が見えない)ようになっている。
ので、このワークフロー段階のレコードとして投入するようにすれば
「一括登録された論文は、すべてタイトルが表示されてしまいます。」
な状態は避けられるのでないかなと思いました。
> ところで、「利用者登録」関係で少々問題がありました。
>
> ◎論文タイトルをクリックしたら、利用者ログイン画面に移った
> ⇒ 利用者登録をしないとみられないのか との問い合わせあり。
>
> みなさんのところでは、こんなことはありませんでしたか?
dspace-admin(http://ir.minpaku.ac.jp/dspace/dspace-admin)
で、アイテムごとやコレクションごとに、パスワード認証を課すとか、
Anonymousユーザにどこまでは見せるとか、利用権限を細かく設定できた
かと思います。
メタデータまでは見えてもよいのではないかとも感じましたが、ただ、
本文が公開できる状態にないアイテムをメタデータだけ見せてもあれ
だと思うので、前記、ワークフロー投入に留め、リリース作業で外に
も見えるようにする、というやり方がいいように思いました。
Yasushi TAKAHASHI さんは書きました:
> みなさま
>
> 新型インフルエンザの渦中にある大阪北摂地域ですが、みんぱくは
> 教職員にマスクを配布し、手洗い消毒用の薬剤も随所に置き、再開に
> 備えて様々な手配と準備を進めています。
>
> そんな中、ひたすら地味に頑張っておりました公開処理ですが、と
> うとう一段落しました。当初の予定より一ヶ月半遅れ、私の心積もり
> よりは半月遅れ。後半「ちまちま許諾作業」に慣れてしまい、要領が
> 良くなったせいか驚くほど早く処理できました。というわけで、
>
> 「SER」登録データ 915件中 許諾取得:458件−要修正 7件= 451件
> 「SES」登録データ 880件中 許諾取得:417件−要修正 8件= 409件
>
> 以上、860件について一般公開しました。
> 利用許諾については、4月27日現在に基づいています。
>
> ただし、この件数には表紙、序文、まえがき、あとがき 等も含まれ
> ます。ですから、実際の公開論文件数は SER 380、SES 340、合計 720
> 件程度と考えてください。利用許諾は日々届いています。これからも
> 継続して公開処理しますので、少しずつではありますが、利用できる
> 論文は増えていきます。ささやかですが、千件までもうちょい、と。
>
> なお、著者から一部修正・削除等の依頼があった論文については、
> 指定箇所の処理をした後に公開となりますので、今回の公開件数には
> 含まれていません。
>
> ところで、「利用者登録」関係で少々問題がありました。
>
> ◎論文タイトルをクリックしたら、利用者ログイン画面に移った
> ⇒ 利用者登録をしないとみられないのか との問い合わせあり。
>
> みなさんのところでは、こんなことはありませんでしたか?
> みんぱくだけか、タイトルだけ見えている、なんてのは。
>
> きちんと説明とか、広報がなされていればこういうことにはならな
> いのだと思います。なかなかそういうとこまで手が回りませんので、
> と言い訳させてください。
>
> 今回のように一括登録された論文は、すべてタイトルが表示されて
> しまいます。これはシステム上の仕様で、公開されている論文かそう
> でないか見分ける方法はありません。公開処理が完了すれば、論文本
> 文も見られるようになりますが、許諾が得られていない(公開処理が
> されていない)論文のタイトルをクリックした場合、利用者ログイン
> 画面に跳んでしまうため、ン(・・;)? となって、このような誤解が
> 生じたようです。(てか、DSpaceのデフォルトの動きがこうだという
> のは、理解できない。私だけか(-"-))
>
> で、今、保守請負業者さんと相談して、暫定処置を行ってもらい、
> 別途カスタマイズの相談をしようとしています。なんか、商品として
> 既にあるらしいので、安価に回避できるようです。ありがたい。どこ
> かの大学が困ったことがあるんだろうな。後発で良かったかも。
>
> よろしかったら、どの論文が読めるのか、あちこちクリックしてみ
> てくださいな。基本的に「表紙」が読める号は、読める論文が一つ以
> 上ある号です。
>
> 今回はおとなしめに...<(`^´)>
>
--
杉田茂樹 <sugita @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>
北海道大学附属図書館学術システム課システム管理担当
電話番号:011-706-2524,ファクシミリ:011-706-4099
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