高橋様
エルゼビアのArticles in Pressには、以下の3段階があります。 なお、Articles in Pressを提供するか、またどの段階のものを使用するかは、 各ジャーナルのpublisherの判断によります。 ・Accepted Manuscript 著者から受け取ったファイルをそのままPDF化し、簡単な表紙を付けたもの ・Uncorrected Proof 原稿の体裁は冊子体と同じものになっているが、著者校正が終わっていないもの ・Corrected Proof 著者校正も終わり、Volume/Issue/Pagesが割り振られるのを待っているもの
なるほど,わかりました。明快なご説明ありがとうございました。 雑誌によっては,やはり谷藤さんがおっしゃる通りなわけですね。
著者原稿のIRへの搭載という最初の話題に戻ると、Articles in Pressの段階で IRに搭載されても、冊子体が発行されてからIRに搭載されても、早さ以外の点 では違いはありません。通常、IRへの搭載が認められている著者原稿は、受理 された時点のもの(査読の結果までは反映できる)であり、受理後の校正段階 での修正を反映することは認められていないからです。つまり、Articles in Pressの段階で搭載しようが、冊子体が発行されてから搭載しようが、搭載できる 著者原稿の内容は同じということになります。
問題はここですね。 私を含め,誤解している人がいっぱいいそうです。 著者からすれば,出版社の人に校正していただいた部分はともかく, 自分で気がついて修正したのは反映させたくなりますよね。 栗山 正光 常磐大学人間科学部現代社会学科 〒310-8585 水戸市見和1-430-1