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[drf:1400] Re: DRF5 アンケート結果
- Date: Thu, 26 Nov 2009 16:40:41 +0900
北大 杉田です。
参加しました。盛会でよい会でした!
> 【全体に関して】
> ・情報伝えるためのメールマガジンなどあれば教えていただきたい。
> ・情報交換の場として今後もよろしくおねがいします。「分野」別の情報交換も
> できれば嬉しいですね。
ですね。山村先生と岡田先生のご発表を見ても、学問分野それぞれの事情があるの
だなーとあらためて感じました。
今年は、新しい試みとして、東京慈恵会医科大学さんを会場に医学・看護学にテー
マを絞ったワークショップを開催し、参加した同僚から、分野特有の突っ込んだ議
論があってたいへん有意義なものだったと聞きました。
自分も、行木先生らの数学の研究集会に参加させていただくことがありますが、い
ろいろ目からうろこで、とてもためになります。
他にまとまった会が成立しそうな学問分野はどんなものがあるでしょう。
> ・リポジトリに関わっている「図書館員」は,昔の図書館員とはずいぶん雰囲気
> が違うなと思った。「新しい図書館員像」が形成されていて良いと思う。もっと
> このタイプの人を増やして,新しい図書館を作りましょう。(コミュニケーショ
> ン能力のない司書は生き残れません!!)主題リポ,がんばります。
> ・年々機関リポジトリに関する図書館界,出版社の関心の高まりを感じたワーク
> ショップでした。
> ・各大学,それぞれに工夫を重ねてリポジトリー導入に至ったことがよくわかっ
> た。とても手の届かないことと考えていただけに勇気をもらった気がする。他大
> 学との共同作業による構築もあるのかと驚かされもした。参考になりました。
> ・図書館員と教員の間にあるIRに関する認識に温度差があることをあらためて感
> じた。教員の理解を深め協力してもらうにはどうしたら良いか−今後の課題でも
> あると思う。
> ・他のワークショップも今後参加していきたいと思います
> ・「きてみてさわって成果物」大変おもしろかったです。自分でもチャレンジし
> ようと思います。
> ・まだ準備段階にも至っていませんが,いろいろなお話を聞けたのがありがた
> かったです。初心者としては用語集とかあるとうれしいです。
DRF Wikiに用語解説が一応ありますが、もっとハンディなのを作りましょうかね。
「機関リポジトリに関する基礎の基礎の必須キーワード10」という感じでしょうか、
どなたか10語ノミネートしてください!
> ・違う立場から始められたお話を伺えよかったです。
> ・思っていた以上にみなさんが熱くついていけない感もあった。参加している人
> (館)にリポジトリに関しての知識,経験に差がありすぎる気がします。
> ・リポジトリがどんどん盛んになっていく一方で,教員や一般の方の認知度はい
> まだに低く,隔離も大きいように思っています。でも,そういった事が課題とし
> て認識されているというところで,リポジトリのこれからの展開も期待できるの
> かな,とわくわく感を覚えました。
> ・初めてこのようなワークショップに参加して,リポジトリを行っているのは図
> 書館の方がほとんどで,大学図書館の人はつながりがあり,活気もある気がしま
> す。研究機関で図書室員ではなく実務をやっているのですが,実務についての疑
> 問があったのですが,各大学の実態も少しわかり,良かったです。
> ・恥づかしいですが,ところどころわからない用語があり,勉強します。
> ・リポジトリも進化しているのがわかりました。気が進まないとはいえ,いずれ
> 始めなくてはならないかもしれませんので,このような情報提供の機会を定期的
> にきくことのできるこの・はとてもありがたく思っています
> ・非常におもしろかったです。(1)では職員の方からの意見,(3)では様々な立場
> の方の意見,Q&Aに触れ,とても勉強になりました。ありがとうございました!!
> ・次はもう少しこじんまりしたWSに参加したいと思いました。企画よろしくお願
> いします。
これから西宮、仙台で小さめの集まりがあります。遠くなければぜひどうぞ!
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?Events
それからまだ計画中ですが2月に札幌でも。
> ・「リポジトリ」とはという定義が明確になってほしいと考えています。位置づ
> けが不明確と思います。
プログラム3でも話題があったですね。
不明確というのはどういったあたりでしょう。
わたし自身は、クリフォード・リンチによる「大学がその構成員に提供する、大学
とその構成員が創造したデジタル資料の管理や発信を行うために,大学がそのコミュ
ニティの構成員に提供する一連のサービス」との説明で十分満足なのですが……。
> ・仲間意識は大切ですが,内輪受けスレスレか,と思いました。
> ・もっと広める努力が必要
> ・まだ運用をはじめたばかりなので,他機関のリポジトリ事情を知ることができ
> てよかったです。
> ・中小規模校の事例は大変身近に感じました。不安な点も含め,共感します。前
> 向きなメッセージがとても伝わってきました。
>
>
> 【プログラム1について】
> ・特に教員の方からのお話が興味深かったです。利用するという意味だけでな
> く,教員自身の成果アピール,コミュニケーションツールとして役立つという視
> 点が新鮮でした。
> ・教員,職員の立場で必要性が良く理解できた。
> ・岡田さん,山村さん,タメになりました。看護学分野の人の情報行動を研究
> テーマにしたいです。
> ・先生方の生の声が聞けてとても良かったです。勇気づけられました。また他の
> 先生方の声も聞いてみたいです。もっと時間がほしかったです。
> ・研究者の視点でのお話を伺うことができてとても参考になりました。本学にも
> こういう研究者が現れてくれるようにこちら側も働きかけなければ。
> ・北海道大学の山村先生のお話を聞き,こんなにもリポジトリの活動を喜こんで
> くださっている先生がいることを知り,元気をいただきました。
> ・現在運用しているリポジトリの登録件数の伸びがなく悩んでいました。周りへ
> の呼びかけだけではなく,自己満足にならないシステム・画面作りも考えていき
> たいと思います。
> ・教員の方の感想が聞けて参考になりました。これからの広報に生かしたいと思
> います。
> ・(実際に行なっている)実例が多く,ためになるお話だった。
> ・リポジトリのコンテンツを増やすためには先生方の協力が必要不可欠ですが,
> 説明の段階で使用する用語に気を配り,リポジトリに登録するためには具体的に
> 何をすればいいのか簡潔に説明する必要があると感じました。
> ・本学でもIRを運用していますが,登録数の伸びの停滞,教員の認知度の低さが
> 課題となっています。研究者の立場からのお話がきけたことで,とても参考にな
> りました。ありがとうございました。
> ・大学は収集コンテンツが多く,地域との連携を持って,リポジトリに取り組ん
> でいる話が良かった。
> ・先生側からのお話(しかもとてもよく分析されたお話)を聞け,勉強になりま
> した。これから自分の大学で先生たちにリポジトリを紹介する時の参考にしたい
> と思います。
> ・ILLとの協働や,研究者目線でリポジトリのメリットを語ってもらって非常に
> 得がたい機会となった。
> ・北大山村先生の他メディア(アニメ)と連動したアクセスの増加に印象を受け
> ました。何かしらのイベントにからめられれば,よいIRにつながると思いました。
> ・研究者側の意見を聞く機会がなかったので広報の進め方について学べて良かった。
>
>
> 【プログラム2について】
> ・どうして「始めた」のかがわかりにくかった。
> ・初心者向きの内容で良い経験交流となる事例報告だったと思う。
> ・どちらかといえば,先行館ですが,参考にしたい部分が多々ありました。
> ・小規模図書館でもなんとかなるのではないかと思わせてくれるお話でした。
> ・人員が少ない中でも,とてもがんばっている発表をきいて元気が出ました。
> ・地域共同リポジトリを今まで聞いたことがなく,(あることは知っていました
> が,詳しくは知らなかった)こういう道もあるのだなぁ,みんなで頑張れるって
> うらやましいなぁと感じました。
> ・研究所内でリポジトリを持っている部署が2つあり,小さな共同リポジトリに
> なっています。みなさんの様に,相互協力,情報や知識を共有しながらブラッ
> シュアップしていきます。
> ・皆同じような状況の中苦労しつつ頑張っているということが分かって良かった
> ・実際の事例で大変参考になりました。「できる!できる!」と背中を押してく
> れる存在が大切だと思いました。
> ・ようやく一般公開できたのでとても参考になりました。
> ・それぞれの現状についてセキララに語ってもらえたので楽しく聞けた。
> ・他機関の運用状況を知ることができ,自分の所属する機関でもまだ改善の余地
> があることが分かりました。
> ・それぞれ,単体であったり,共同であったり,それぞれの大学で模索しながら
> リポジトリを(取り組んでいるのが)立ち上げたのが良くわかった。
> ・やる気さえあればできるらしいということがわかりました。しかしリポジトリ
> の意義がもうひとつわかりません。労力をかける価値や成果があるのだろうかと
> 自分自身で納得できていないので進めるにも慎重になってしまいます
そこに意義を見出す先生がいれば、つまり、機関リポジトリで著作を公開したいと
いう先生がいればやればいいし、いないならやらなくていいんでないでしょうか。
本学では需要の調査から始めました。91%の方がオープンアクセスの意義を認め、
70%の方がIRが構築されたら賛同するので登録したいとの意向でした(でも実際は
じめてみたら、文献登録してくださった先生は70%までいかず50%ぐらいですが;)。
学術情報の発信に関するアンケート調査報告書
http://hdl.handle.net/2115/301
経験上、やる気は、文献を公開したい先生方との対話から生まれてくるものだと思
います。まさに北大の山村先生からわれわれ北大のスタッフが元気をもらっている
ように。
> ・小規模な機関がリポジトリを構築する場合,地道に徐々に進めるのが現実的だ
> ということが改めてわかった。
> ・いろいろな館の取り組みについて聞けてよかったと思います。苦労話も聞けれ
> ばもっとよかったかも。
> ・図書館員の方々が工夫をこらして,業務を行なっていることがよくわかった
> ・支援の体制がいくつもある事が分かりました。先細りにならない様にしたい。
> ・小さなくふうが,勉強になりました。
> ・リポジトリをはじめた機関が実際に経験したよかった点,悪かった点を知るこ
> とができ,参考になりました。みなさん前向きに取り組んでいらっしゃるという
> ことがとても印象的でした。
>
>
> 【プログラム3について】
> ・もっと「初歩的な」質問が出るかと思っていたが,やはりWebでいろいろな情
> 報が公開されているらしく,そういう質問は少なかったと思う。やっぱりMLでな
> いとはずかしくてきけない。
ぜひMLで、なんでもどうぞ!
> ・話が途中でおわったものが多く,この先が気になります。
> ・なかなか刺激的なセッション,関係者・担当者の本音も聞けておもしろかった。
> ・特に司会の方と館長のコメント,すごく面白く,来てよかったです。内容も参
> 考になりました。ネットワーク(人的)を楽しみとして進められればと思います。
> ・いろんな方の本音が,実情がすごくわかったと思いました。
> ・大学が中心な事,専門用語が多くてわかりにくかったです。
> ・先生方からの質問,出版社からの質問など,私とちがう立場の方が疑問に思っ
> ておられることなども聞けたことが非常によかった。また大学ごとに自由に創造
> 的に作っていけるものがリポジトリなのだなぁと感じました。
> ・とかく,リポジトリは(DRFは?)質問するのに敷居が高い気がします。今後
> も,定期的にこの企画を開いて頂ければ,と思います。
情報共有のための集合機会、絶やさずつづけられるといいですね。みなさんがんば
りましょう。
ところで匿名の質問箱に投げるとMLに回送されて誰かが応える、とかいう仕組みが
あったらいいと思いますか?
> ・質問者からの様々な質問が,今後直面する現実として,興味深かったです。
> ・教員から出版社までの質問が出て興味深かったです。
> ・図書館職員としてのあり方,リポジトリの意義について考えさせられました。
> ・具体的な実務について質問があり,役に立ちました。
> ・リポジトリに対して前向きの発言がきけたのはよかったです
> ・リポジトリについて,今までふわっふわとしていたイメージがようやく掴めた
> 気がします。7名様,お疲れさまでした。ありがとうございました。
> ・まったくリポジトリとは関係ない仕事をしてきました。なのでAtoZのキーワー
> ドから概論めいたものを期待していました。その点では予想外でしたが,現場の
> 第一線で働いている方,出版側の方の話も聞けて,多角的にリポジトリというも
> のがわかれた気がします。
> ・現場の方の運用がよくわかりました。
> ・○生の声が(特に出版者や研究者)聴けたこと,△ヘンミ様?が怒っていたこと
> の通り,(無自覚な用語づかい)(ただし,あんなに怒らなくても,とは思いま
> した)
最後になりましたが、
> また会場環境,運営に関するご意見などは,ここでは割愛しました。
頂いたご意見の中にも多かったですが、あの帷幕スタイルは、居心地がたしかにい
まひとつでした。次があれば、普通のホールを割り当ててもらえるといいですね。
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杉田茂樹 <sugita @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>
北海道大学附属図書館学術システム課システム管理担当
電話番号:011-706-2524,ファクシミリ:011-706-4099
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp
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国際会議開催決定、参加者募集中! http://drfic2009.jp
DRFIC2009「オープンアクセスリポジトリの現在と未来
―世界とアジアへの視点から―」
12月3日(木)〜4日(金)東京工業大学蔵前会館にて
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DRF mailing list
DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf