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[drf:1822] 国会図書館による学位論文デジタル化について



DRFメーリングリストの皆様

いつも有益な情報を有り難うございます。
大阪府立大学の中村と申します。

標記の「国会図書館による学位論文デジタル化」について
著作権許諾を国会図書館と各大学の共通許諾とする手続きが進んでいます。
今年度は1991〜2000年度に提出された博士学位論文の冊子体が対象となっており,
それ以降あるいは将来の分については何も決まっていないようです。

我々の大学では,
「博士論文は本学のリポジトリに掲載することを原則とする」
ことに決めて,学位論文提出時にリポジトリ登録・公開同意書を
書いてもらうことにしています。
その同意書に大学のリポジトリと国会図書館の電子図書館の両方について
公開の許諾を得るのが得策と考えて,国会図書館に
「これまで大学から国会図書館に冊子体を1冊ずつ提出してきたが,
今後は電子データを提出することになるのかどうか」を
問い合わせましたところ
「電子データではなく冊子体を提出してくれ」
とのことでした。

法令上(文科省令)「博士学位論文は...印刷公表する」となっている
のがその理由のようですが,
一方で膨大な経費を使って過去の冊子体のデジタル化を行いつつ
もう一方で電子データを現在受け付けないという矛盾した状況です。
何とかならないものかと考えています。

大学リポジトリの構築を担当されている皆様方:
この状況についてどう思われますか?
電子データでの提出を早く実現するにはどうすればよいでしょうか?
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。

中村 洋一

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