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[drf:601] DSpaceのLDAPによる認証の設定について



DRF-MLの皆様
金沢大学の橋です。
本学では,「著者に電子メールで詳細な利用統計をお知らせする」というサービスを行っていないのですが,先生方から「KURAに送ったけど,その後どうなった?」というようなことを時々聞くようになってきました。先生方のリポジトリへの関心を持ってもらうためにもこの機能はできるだけ早く実現する必要があると考えています。

その場合問題になるのが,各アイテムのePerson情報を本来の執筆者の情報に書き換えるという作業です。その手順について考えているところなのですが,ここでもう一つ関心があるのが,統合認証です。「DSpaceシステム説明書: 設定とカスタマイズ」の以下の中盤ほどの情報によりますと,
http://www.nii.ac.jp/metadata/irp/dspace-docs-jp_1_3/configure.html

「dspace.cfgファイルで,LDAP認証を有効にすると,ユーザはLDAPのユーザidとパスワードでログイン・登録をすることができるようになる」ということです。この場合,DSpaceの中には電子メールのアドレスの情報は持たずに,各大学のLDAPサーバに入っているアドレスの方に連絡が行くことになるかと思います。

現在,DSpaceにログインするときは電子メールのアドレス+パスワードで入っているのですが,電子メールのアドレスの場合,変更する可能性が高いので,LDAP認証の形の方が良いのではないかという気がしていています。

この統合認証を行う場合の各アイテムのePerson情報ですが,どういうものが入ることになるでしょうか?現在は,submitter_idという項目にePerson IDが入っていますが,この部分に各大学の統合認証用のIDが入る形になるのでしょうか?

また,LDAP認証を有効にした場合ですが,この場合,e-mailアドレスによる通常の認証はできなくなるのでしょうか?LDAP認証だけだと,学内者だけに限定されてしまうので,不都合がある気もしています。

いつもお尋ねしてばかりですが,既に統合認証機能を使われているところがありましたら,どういう形で運用されているか情報をお知らせ頂けると助かります。

橋 洋平 金沢大学情報部情報企画課情報企画係長
TEL:076-264-5204 FAX:076-234-4050
e-mail: yhashi @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp
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金沢大学 2008年4月から3学域16学類スタート 
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