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[drf:4333] Re: 海外大学図書館における研究データ公開支援について
- Date: Wed, 9 Sep 2015 23:08:47 +0900
杉田さま
こんばんは,池内です。
> Data Type
>
> Quantitative (102)
> Qualitative (75)
> Geospatial (4)
> Model (2)
ボドリアン図書館はデータタイプを以下の4つに分けていました。
http://www.bodleian.ox.ac.uk/data/finding-data/data-types
Quantitative data
Qualitative data
Geospatial data
Metadata
杉田さんが考えていらっしゃるのは,
JAIROでいうと資料種別「データ・データベース」の
サブカテゴリでしょうか。
> 学術雑誌論文
> 学位論文
(略)
> データ・データベース
>> 定量的データ(数値)
>> 定性的データ(テキスト,音声,動画など)
>> 地理空間データ
Dublin CoreやDataCiteのメタデータスキーマの
TypeやResourceType,あるいはデータ形式では細かすぎるから,
ということかなと思いました。
http://www.kanzaki.com/docs/sw/dublin-core.html#dc-typevocab-elt
https://schema.datacite.org/meta/kernel-3/doc/DataCite-MetadataKernel_v3.1.pdf
勘違いでしたらすみません!
--
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
池内 有為
oui @ xxxxxxxxxxxxxxxxxx
http://oui-oui.jp
> On 2015/09/09, at 19:00, <mtkuri @ xxxxxxxxx> <mtkuri @ xxxxxxxxx> wrote:
>
> 恒松様
> ノスタルジーということで言えば、
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88_(IBM%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0)
>
> #まったくの脱線で済みません。
>
> 栗山 正光
> 首都大学東京学術情報基盤センター
> 〒192-0397 八王子市南大沢1-1
>
>
>
> ----- Original Message -----
>> 杉田さん、
>>
>> JSTの恒松です。
>>
>> 以下は、Datasetの下位概念ではないと思いますし、
>> オッサンのノスタルジーですが、書いておきます。
>>
>> Datasetという概念は、Relational Data Baseの普及とともに一般的になってきたように思います。
>> それ以前は、Data fileという言葉が使われていたと思います。
>>
>> 両者の関係は、
>> Data file + Metadata = Dataset
>> です。
>> Excelのような表計算ソフトのイメージでは、
>> 列タイトル=Metadata
>> セルの値=Data file
>> ということになります。
>> 昔のコンピューターでは、数値とテキストが混在するファイルをうまくとりあつかうことができなかった、という事情があり、二つは別ものでした。
>>
>> もうひとつ、Data collectionという言葉もあります。
>> これは、博物館、美術館の「コレクション」からの借り物だと思います。
>>
>> たとえば、アフリカ諸国の過去20年間の国勢調査データのコレクション
>> という用語法です。
>>
>> ただし、これも時代遅れの言い方かもしれません。今なら、
>> 「アフリカ諸国の過去20年間の国勢調査のデータベース」という方が普通でしょう。
>>
>> これもハードディスクのコストが大幅に下がったことによる変化かもしれません。
>> 昔であれば、一つのDatasetを一巻のオープンリールに記録し、この
>> オープンリールをラックに並べていたので、「コレクション」という言葉が
>> ピッタリだったのだろうと思います。
>>
>> 以上です。
>>
>>
>> 2015年9月9日 17:34 杉田茂樹 <ssugita @ xxxxxxxxxx>:
>>
>>> 池内さん、
>>>
>>> たくさんの情報ありがとうございます。
>>>
>>> ちょっと別件で、
>>>
>>> ★リポジトリのコンテンツとして「dataset」というカテゴリがある
>>> として、では、その「dataset」の下位概念(サブカテゴリ)とし
>>> てはどんなものがあり得るか、
>>>
>>> ということを調査しております。
>>>
>>> ちょうど、ご紹介くださった、
>>>
>>>> 事例集ではなく,原本は2011年のものですが,
>>>> Managing and Sharing Research Data(UK Data Archive)の
>>>> 日本語訳はチェックリストなどが参考になると思います。
>>>> データの管理と共有
>>>> http://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/UKDAguide.pdf
>>>
>>> の中で、「データ管理計画の実行については最先端の立場にある」(p.6)
>>> と称賛されていた、地域経済土地利用(Relu)プログラムをみてみたところ、
>>>
>>> http://relu.data-archive.ac.uk/
>>>
>>> http://relu.data-archive.ac.uk/explore-data/search-browse
>>>
>>> Data Type
>>>>
>>>> Quantitative (102)
>>>> Qualitative (75)
>>>> Geospatial (4)
>>>> Model (2)
>>>>
>>>
>>> という分け方をしているようですね。ということで、頂いた情報、タイムリーに
>>> 自分自身参考になりました。あらためてありがとうございます。
>>>
>>> で、ついでといってはなんですが、池内さん、みなさま、
>>> ★の点について、なにか参考にできる情報もしあったら教えてください。
>>>
>>>
>>>
>>> On 2015/09/04 11:32, Ui Ikeuchi wrote:
>>>
>>>> 杉田様,栗山様
>>>>
>>>> こんにちは,筑波大の池内です。
>>>> ご指名(?)ありがとうございます!
>>>>
>>>> 有料の資料ばかりで恐縮ですが,おすすめ順に挙げてみます。
>>>>
>>>> ARLのSPEC Kitの研究データ管理です。
>>>>
>>>> http://publications.arl.org/Research-Data-Management-Services-SPEC-Kit-334/
>>>>
>>>> 単行書ですが,コーネル大やパデュー大学などのケーススタディが載っています。
>>>> Research data management : practical strategies for information
>>>> professionals
>>>> http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB15546982
>>>>
>>>> アンケート調査ですが,
>>>> Primary Research Groupのレポートがあります。
>>>> International Survey of Academic Library Data Curation Practice
>>>> 2014-15
>>>>
>>>> http://www.primaryresearch.com/search.phphttp://www.primaryresearch.com/view_product.php?report_id=486
>>>> 2013
>>>> http://www.primaryresearch.com/view_product.php?report_id=415
>>>>
>>>> —
>>>> また,リクエストからは離れますが,Webで参考になりそうな資料です。
>>>>
>>>> 事例集ではなく,原本は2011年のものですが,
>>>> Managing and Sharing Research Data(UK Data Archive)の
>>>> 日本語訳はチェックリストなどが参考になると思います。
>>>> データの管理と共有
>>>> http://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/UKDAguide.pdf
>>>>
>>>> DCCは資料が多くて見るのが大変ですが,
>>>> 着手の参考になるのはこちらでしょうか。
>>>> RDM strategy: moving from plans to action
>>>>
>>>> http://www.dcc.ac.uk/resources/developing-rdm-services/rdm-strategy-moving-plans-action
>>>>
>>>> --
>>>> 先日,恒松先生がデータサイエンティストについて触れてくださいましたが,
>>>> こんな本が出ていました。
>>>> こちらは未読ですが,面白そうです(筑波の図書館にリクエストします!)
>>>> The Accidental Data Scientist: Big Data Applications and Opportunities
>>>> for Librarians and Information Professionals
>>>>
>>>> http://www.amazon.co.jp/Accidental-Data-Scientist-Opportunities-Professionals-ebook/dp/B00TQ03IP4/ref=pd_rhf_dp_p_img_1?ie=UTF8&refRID=165KJR42S9PA8D1XDS2H
>>>>
>>>> 取り留めもなく,失礼いたしました。
>>>>
>>>> 最近はちょっとお休み(?)
>>>>>
>>>>
>>>> 図書館の研究データ管理とは少し離れますが,
>>>> 研究データ共有についての論文を書いてます。
>>>> がんばります!
>>>>
>>>> --
>>>> 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
>>>> 池内 有為(IKEUCHI Ui)
>>>> oui @ xxxxxxxxxxxxxxxxxx
>>>> http://oui-oui.jp
>>>>
>>>>
>>>>
>>>> On 2015/09/04, at 10:55, <mtkuri @ xxxxxxxxx> <mtkuri @ xxxxxxxxx> wrote:
>>>>>
>>>>> 杉田様
>>>>> 筑波の池内さんのカレントアウェアネスの記事はちょっと違いますか?
>>>>> http://current.ndl.go.jp/ca1818
>>>>>
>>>>> SPARC japanセミナーや図書館総合展の発表など、研究データ管理支援
>>>>> というと池内さんが思い浮かぶのですが、最近はちょっとお休み(?)
>>>>> http://oui-oui.jp/tag/rdm/
>>>>>
>>>>>
>>>>> 栗山 正光
>>>>> 首都大学東京学術情報基盤センター
>>>>> 〒192-0397 八王子市南大沢1-1
>>>>>
>>>>>
>>>>>
>>>>> ----- Original Message -----
>>>>>
>>>>>> みなさま、
>>>>>>
>>>>>> 千葉大学 杉田です。
>>>>>>
>>>>>> 海外大学図書館における研究データ公開支援について、複数大学の事例を
>>>>>> まとめたような報告書があれば知りたい、と仕事上の関係の方から聞かれ
>>>>>> たのですが、私あいにく直接知りませんので教えてください。
>>>>>>
>>>>>> 海外主要事例を俯瞰できるような、日本語の調査報告は、私はぱっと思い
>>>>>> つきません。
>>>>>> 日本語化されていない海外のcase study集は、軽く検索してみたところ、
>>>>>> 大学図書館が役割を果たしているかどうかは別として、
>>>>>>
>>>>>> LIBERによるもの
>>>>>>
>>>>>> http://libereurope.eu/committee/scholarly-research/research-data-management-case-studies/
>>>>>>
>>>>>> DCC(英国Digital Curation Centre)によるもの
>>>>>> http://www.dcc.ac.uk/resources/case-studies
>>>>>>
>>>>>> などがあるようですね。あと、case studyではありませんが、JISCの
>>>>>>
>>>>>> https://www.jisc.ac.uk/guides/research-data-management
>>>>>>
>>>>>> はよくまとまった解説のように見えました。
>>>>>>
>>>>>> 日本語情報、英語情報を問わず、情報ありましたらぜひお願いします。
>>>>>>
>>>>>> --
>>>>>> 杉田茂樹 <ssugita @ xxxxxxxxxx>
>>>>>> 千葉大学附属図書館利用支援企画課長
>>>>>> 電話番号:043-290-2242,ファクシミリ:043-290-2255
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>>>>>> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>>>>>> 2015年9月号(68号)を発行しました!
>>>>>>
>>>>>> DRF(Digital Repository Federation)
>>>>>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
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>>> 千葉大学附属図書館利用支援企画課長
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