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[drf:516] お知らせ 歴史的資料で音源のデジタル化をご検討の方



みなさま

慶應大学メディアセンター 入江です。

直接関係ないと思いますが、図書館関係で
歴史的資料で音源のデジタル化をご検討の方がいらっしゃればご参加ください。

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[音のデジタイジングワークショップのお知らせ]

このところ、慶應義塾の150年関連で資料のデジタイジング作業を行ってきましたが、その中にはオープンテープやレコード資料などのオーディオ関係のデジタイジング作業の依頼もけっこうありました。音については専門家ではないので、基本的には、CD音質で再生できるようにという水準を決めて
、予算のない中で機材を集め、音源のデジタイジングを行ってきました。
アナログのオーディオ機材は製造を中止されてしまうと再生できなくなってしまうので、問題は深刻です。書架や貯蔵庫の奥にオープンテープが眠っていて気になっている方々もいらっしゃると思います。

今回のワークショップでは、
慶應義塾メディアセンター本部で試行錯誤しながら行った音のデジタイジングについて、資料、機材、デジタイジング方法や標準仕様、作業での問題点を整理し、それを受けて、業務用音響機材の専門メーカであるオタリ株式会社(OTARI http://www.otari.co.jp/ )から国際的なオーディオデジタル化の動向として、機材、仕様について解説いただき、慶應での作業についての問題、対応方法についての助言もいただくという形で進めたいと考えております。

このワークショップが対象とするのは、
これから音のデジタルジングに関心を持っている方々、
これからデジタイジングを考えている方々、
問題を抱えている方々で、
まずは、音源デジタイジングの入門編としてご参加ください。

なお、Audio Tape Digitisation Workflowについても、標準的なガイドラインとして解説を行います。
→http://www.jazzpoparkisto.net/audio/

会場が狭く、実際の機材を設置し操作の実演もしますので、参加希望の方は、irie<at>lib.keio.ac.jp
までメールください。

日時 2008年6月20日(金) 15:30-
場所 慶應義塾大学三田キャンパス 新図書館5階大会議室
人数 20名程度

1.慶應義塾大学メディアセンターでの事例と問題点
  有限会社リブレスク 鶴岡 修

  データ保存とメタデータについても簡単にふれるようにします。 

2.音源デジタル化についての動向、機材、ツール、標準
  オタリ株式会社   原田 恭嗣
            川村 友之

また、7月には、JIS Z6017-2005(仮)電子化文書の長期保存方法を受けて、DVDなどの光ディスク、磁気テープ、マイクロなどを対象としたデジタルデータの長期保存についてのワークショップの開催を計画しています。
詳細がきまりましたらお知らせいたします。

以上

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108-8345 東京都港区三田2-15-45
慶應義塾大学メディアセンター本部
入江 伸 / 03-5427-1648(22511)
Shin IRIE(Keio University library)