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[drf:3] Re: [drf 0933] 説明会質疑応答(7/11北大) (Re: Re: 説明会質疑応答(7/5北大))
- Date: Wed, 18 Jul 2007 13:17:12 +0900
筑波大学附属図書館リポジトリ担当の斎藤です。
北大さまの説明会質疑応答、とても参考になります。
ありがとうございました。
出版社から指定されている原稿のテンプレートに関する
下記の話題(ちょっと長く引用してしまいましたが)、
>
> 教員:むしろ、出す側としては、最近はフォーマットが決まっているんです。
> ほとんどpublishされるのと同じようなスタイルで、最初の原稿をつくっちゃうん
> です。そうすると、これは原稿なのか、publishされたものなのか、ほとんど区別
> がつきません。それでもいいの?
>
> シス:われわれに、あくまでそれは先生の原稿だと言われれば、区別つかないです。
> ページ数は入っているのですか?
>
> 教員:ページ数が入るときは、ちょこっと入る。で、ページ数も、電子版は、もうページ
> 数なしで出すんです、最初。そして、publishされたら、ページ数は後から入る。
>
> シス:私が想像していたのは、原稿の段階で、図表が別にあって……
>
> 教員:いえ、全部入っています、中に。全くpublishされるものと同じかたちで最終稿で
> す。
>
> シス:ほう。では、ここに図を置きたい、ここに表を置きたいとはめ込んだ状態が最終稿?
>
> 教員:そう。ほとんどpublishされるのとおなじ原稿を出版社に持って行く。
> だから、ほとんど区別がつかない。
>
> 教員:テンプレートというのがあって、もう出版されるページのかたちがあって、われわ
> れはその中に全部埋め込んで出すんですよ。ですから、そのテンプレート自身に雑
> 誌社のjournalの名前とかみんな載っているんじゃないの?
>
> 教員:title、second authorとか住所も全部出ちゃう。入っていないのはページ数だけ。
>
>
実は、筑波大の化学関係の教員に対して行った説明会でもこの話題が出ました。
その後、その質問をされた先生に個別に詳しく伺い、
具体的なテンプレートの例を教えていただきました。
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/jabout/26293/2111_authors.html
Wileyの“Chemistry - A European Journal”の例ですが、
Wordファイルのテンプレートがダウンロードできるようになっています。
不勉強で的外れなことを言っているかもしれず恥ずかしいのですが、
詳細なテンプレートが与えられていると、
出版社版と区別がつかないという点とともに、
このテンプレートそのものに著作権はないのか、
などという点も気になってしまいました。
もちろん現時点では、先生から「著者最終稿」として送っていただいた
原稿はそのまま登録していますが。。。
DRFの皆様のご意見を伺えれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
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斎藤 未夏
筑波大学附属図書館情報管理課専門職員(リポジトリ)
yano @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
Tel:029-853-2470 Fax:029-853-6311