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[drf:3002] Re: Fwd: Feeling the pinch (even) at Harvard
- Date: Wed, 25 Apr 2012 16:47:19 +0900
土屋先生、土出さん
ご指摘ありがとうございます。
なるほど、日本でももう報じられていたんですね。
(2012/04/25 15:22), Syun Tutiya wrote:
> Harvard’s annual cost for journals from these providers now
> approaches $3.75M. In 2010, the comparable amount accounted
> for more than 20% of all periodical subscription costs and
> just under 10% of all collection costs for everything the
> Library acquires.
>
> ところからだと思います。しかしこれは、"from these providers now"という
> ことなので、総額ではないのです。総額とすると3億円ちょっとぐらいのです
> から、少なすぎるわけです(東大、慶應ならば10億を越えているはずですから)。
> それが20%ということであれば、10数億円ですから、ハーバードとしてはまだ
> そんな金額ではないでしょうし、ちょっと信じられない少なさです。
ウィキペディアによればハーバード大学図書館の予算はUS$225M (2010)との
ことですから80円換算で180億円ですね。
$3.75Mは3億円で、それが全雑誌の20%ということで雑誌購入費は15億円。
3億が全資料購入費の10%弱ですから全資料購入費は30億円となりますね。
私はこのくらいの金額になると感覚がマヒしてしまうのですが(^^;)、
少ないのでしょうか?
> (だって、タイトルの価格が問題
> になっているのは、bundleのことを言っている以上、やはり変)。
あ、やっぱりそうですか。ビッグディールが高すぎると言ってるのかと
思ったら、あるタイトルは授業料より高いとかいう話で、あれ?と思い
ました。
> あと、土出さんのコメントも出ましたが、CAも罪つくりで、
>
> 「ハーバード大学図書館、価格高騰する学術雑誌の購読中止
> を視野に入れた対策案を教員等に提示」
> http://current.ndl.go.jp/node/20709
>
> ではなく、提示したのは、「教員からなるアドバイザリー委員会」です。そこ
> が、教員向(F)と図書館向(L)の勧告、提案を行なっているということになりま
> す。
この The Faculty Advisory Council ですが、リンクが張ってあって、見てみ
ると、副学長(?)が招集した図書館に関する諮問委員会みたいですね。
委員長は館長のダーントンとのことですので、まあ、図書館が提示したと言って
も、許されなくはないように思うのですが、いかがでしょう?
栗山 正光
常磐大学人間科学部現代社会学科
〒310-8585 水戸市見和1-430-1
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