[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[drf:4273] Re: 先のオープンフォーラムの資料



池内さん、 
 フォローしていただき、ありがとうございます。

30年前の私の経験と、今(あるいは、近未来)の大きな違いは、
”Data Scientist”の登場だと思います。

このタイプの研究者のニーズは、当然、未知数です。よって、このニーズを探り、それに応じたライブラリーサービスを創って行く為の試行錯誤があちらこちらで起こっている。

こういう感じでしょうか?



2015年7月13日 14:05 Ui Ikeuchi <ikeuchi.ui @ xxxxxxxxx>:
恒松先生,皆様

筑波大学大学院の池内と申します。
いつも大変お世話になっております。

恒松先生,コメントありがとうございました。

> 「大学院生がデータライブラリアンというon campus jobに従事していることがある」

恒松先生のご指摘通り,北米の図書館では,大学院生が「学生アシスタント」として,
図書館のレファレンスやサブジェクトライブラリアンの業務をお手伝いをする,
という例が見受けられます。
統計によれば最近は減っているようですが,仰るとおりキャンパス内での
アルバイト斡旋という意味合いが強いようです。

ただ,今回ご紹介したピッツバーグの事例は,RDMの2コースの各1コマで
研究の現場に参加するというものでした。
データライブラリアンの業務を担うというよりは,どのようなデータが作られ,
どのようなニーズがあるのかを研究者と院生双方が確認する意味合いが強かったようです。
詳しい内容は,Liz Lyon先生のスライドをご覧いただければと思います。
http://www.dcc.ac.uk/sites/default/files/documents/IDCC15/Presentations%20Day%202/A3/idcc15-lyon-final.pdf

また,コーネル大学については,院生ではなく博士号をお持ちのデータライブラリアンの方が
研支援やデータの整備(コードブックの作成等)をされていました。
もちろん,より簡単な業務には,院生アシスタントもいるのではないかと思います。

ひとくちに北米の大学図書館といっても事情は様々ですが,
日本でも真似できそうな所をうまく取入れられればと思います。

#米国式のサブジェクトライブラリアンについてはひとまず置いて,
 まずは英国式に,「どんなデータを年間どれくらい作成しますか?
 パブリックリポジトリにデータを公開されていますか?
 機関リポジトリで公開したいデータはありますか?(またはコピーを保存・公開しませんか?)」と
 お尋ねするところから始めると良いのでは,というのが私からの提案です。

説明が充分でなく,大変申し訳ありませんでした。
精進いたしますので,今後ともどうぞよろしくお願い致します。

+ - - - - - - - - - - - - - - - - - +
  池内 有為
  ikeuchi.ui @ xxxxxxxxx
+ - - - - - - - - - - - - - - - - - +

> On 2015/07/13, at 13:28, 恒松直幸 <naoyuki.tsunematsu @ xxxxxxxxx> wrote:
>
> 皆様、
>  JSTの恒松です。
>
> DRF7月号の内容について、一言コメントさせてください。
>
> 筑波大学大学院 池内有為氏の発表について、
> 「特にライブラリアンが研究現場に実際に参与するという事例には驚きを感じました。」という報告があります。
>
> 池内氏の発表は、事実としては間違っていないのですが、誤解を招きやすいと思います。
> 実態に近い表現は、「大学院生がデータライブラリアンというon campus jobに従事していることがある」という程度のものです。
> (池内氏には、その場でこの趣旨のコメントをしておきました。)
>
> 私自身、30年前米国中西部のとある大学で九ヶ月間、"Assistant Data Librarian”という肩書きをもらっておりましたが、実態は、大学院生の奨学金の一形態でした。
>
> 欧州の状況は知りませんが、英国も似たような仕組みがあるそうです。
>
> /////////////////////////
>  国立研究開発法人 科学技術振興機構
>   知識基盤情報部
>   上席主任調査員 恒松直幸
>  Tel:03-5214-7980 Fax:03-5214-8460
>  Email: naoyuki.tsunematsu @ xxxxxxxxx
>
>
> 2015年7月13日 11:42 杉田茂樹 <ssugita @ xxxxxxxxxx>:
> 前田さま、土屋先生、みなさま、
>
> 千葉大 杉田です。
>
> ありがとうございます。何分野には○○大学○○分館に○○さんがいる、
> ということだけでも地図にできると、オープンサイエンスのみならず、
> いろいろ有用に思います。
>
> > タ科学に馴染むと思うので、あまり「理系」を強調していいものなのか。
>
> わ。私(国文)の身の回りは、あえて声掛けするまでもなく国文だらけ
> なのでうっかりしました。国文、図書館学以外の文系も出合え!
>
> On 2015/06/22 12:10, Syun Tutiya wrote:
> > 前田さん、杉田さん、
> >
> >> 先の NII のオープンフォーラム、
> >>  http://www.nii.ac.jp/csi/openforum2015/
> >> 行けませんでしたが、ここに載っている杉田さんの発表資料今見ました。
> >> スライドの最後の3枚、痛快です。"周辺"ではなく、ど真ん中です。
> >> またこんなネタをいろんなとこで話して下さい。
> >
> > いつか言わねばと思っていたのですが、史料を校訂しただけでも尊敬される歴
> > 史学とか、翻訳しただけでも立派な古典学のような学問を擁する文系の方がデー
> > タ科学に馴染むと思うので、あまり「理系」を強調していいものなのか。
> >
> > 土屋
> > ──────────────────☆────────
> > 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
> >  2015年6月号(65号)を発行しました!
> >
> > DRF(Digital Repository Federation)
> > http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
> > ─────★─────────────────────
> >
>
>
> --
> 杉田茂樹 <ssugita @ xxxxxxxxxx>
> 千葉大学附属図書館利用支援企画課長
> 電話番号:043-290-2242,ファクシミリ:043-290-2255
> ──────────────────☆────────
> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>  2015年7月号(66号)を発行しました!
>
> DRF(Digital Repository Federation)
> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
> ─────★─────────────────────
>
> ──────────────────☆────────
> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>  2015年7月号(66号)を発行しました!
>
> DRF(Digital Repository Federation)
> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
> ─────★─────────────────────

──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2015年7月号(66号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
─────★─────────────────────

──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2015年7月号(66号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
─────★─────────────────────