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[drf:3965] Re: 許諾にかかる費用の負担について



土屋先生
皆様

お世話になっております。
川崎医療福祉大学附属図書館の高谷です。

ご教示いただきありがとうございます。
共著者間の承諾にかかる費用は、「原則著者負担」と
考えればよいのですね。
当館もこの方針で行きたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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学校法人 川崎学園
川崎医療福祉大学附属図書館
高谷 知亜美
takayac @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
〒701-0193 倉敷市松島288
Tel:086-464-1028
Fax:086-464-1024
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--- original message ---
Date: Thu, 23 Jan 2014 12:54:13 +0900 (JST)
Subject: Re: [drf:3963] 許諾にかかる費用の負担について
From: "Syun Tutiya" <tutiya @ xxxxxxxxxx>
To: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx,
 takayac @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
Cc: tutiya @ xxxxxxxxxx

> 高谷さん、
> 
> > 許諾にかかる費用についてお尋ねしたいと思い
> > 投稿させていただきました。
> > 
> > 本学教員に学術雑誌論文のリポジトリ登録を依頼し、
> > それに伴い、共著者への承諾を先生にとっていただくよう
> > お願いしました。
> > その際、「切手代は自分負担か?」と尋ねられました。
> > 「メール添付などでも結構ですから…」とお答えしたのですが、
> > 先生は返信用封筒を同封して、郵送してくださったようです。
> > 
> > このように許諾にかかる費用を負担されている図書館は
> > おありでしょうか?
> > その場合、どのように運用されているかご教示いただけないでしょうか?
> 
> 運用とは関係ないのですが、リポジトリによって公開するのは著者ですので、
> 許諾は不要です。リポジトリを運営する図書館は、利用者に対するサービスと
> して資源を提供していることになりますので、本来は、論文の著者が図書館に
> お願いするのが筋です。しかしまあ筋をいってもしょうがないので、図書館か
> ら「お願い」しているみたいな形になっているのでしょう。
> 
> 加えて、ご提示いただいた「承諾」の事例は、権利許諾とも関係のない共著者
> 間の話ですので、著者の責任においてやっていただくことです(のちのちの内
> 輪揉めを避けるため)ので、当然、費用の負担は著者がすべきです。しかし、
> まあそういう筋をいってもやはりしょうがないので、図書館が代行してあげて
> もよいでしょう(たとえば、メール送信とか投函とか)が、そのときに、請求書
> を出さないという判断はあり得るのではないでしょうか。
> 
> いずれにせよ、機関リポジトリによる論文形態の研究成果の公開は、著者の権
> 利(多くの場合、著作権全体としては譲渡しつつも、著者として保持した
> ままである権利--オープンアクセス可能なウェブサイトにアーカイブする権利)の
> 行使なので、許諾ということは発生しません。
> 
> 土屋
> 
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