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[drf:3005] Re: Fwd: Feeling the pinch (even) at Harvard



栗山さん、

> ウィキペディアによればハーバード大学図書館の予算はUS$225M (2010)との
> ことですから80円換算で180億円ですね。
> $3.75Mは3億円で、それが全雑誌の20%ということで雑誌購入費は15億円。
> 3億が全資料購入費の10%弱ですから全資料購入費は30億円となりますね。
> 私はこのくらいの金額になると感覚がマヒしてしまうのですが(^^;)、
> 少ないのでしょうか?

ハーバードの財力からすれば、まったく大きくないと思います。

>> (だって、タイトルの価格が問題
>> になっているのは、bundleのことを言っている以上、やはり変)。
> 
> あ、やっぱりそうですか。ビッグディールが高すぎると言ってるのかと
> 思ったら、あるタイトルは授業料より高いとかいう話で、あれ?と思い
> ました。

> この The Faculty Advisory Council ですが、リンクが張ってあって、見てみ
> ると、副学長(?)が招集した図書館に関する諮問委員会みたいですね。
> 委員長は館長のダーントンとのことですので、まあ、図書館が提示したと言って
> も、許されなくはないように思うのですが、いかがでしょう?

そこが面倒のです。また、ご存じのようにハーバード大学図書館については、
1年以上前から大学側大改革にはいっていて、これまでのような図書館のある意
味での自律性が剥奪されている状態だとぼくは認識しています。「このProvost
が招集した」という点がこれです。したがって、図書館の意見なのではなく、
Facultyの意見を集約した大学側の見解と考えるべきです。Darntonについても
微妙ですが、ともかく、図書館側の委員がひとりもいないのですから。我が国
国立大学の図書館運営委員会のように、図書館の考え方のお墨付を与えるよう
に機能させることは、とくにこのメンバーを見ると(私見ですが)無理でしょう。
したがって、これは、大学側の意思であって、図書館としては口を差し挟めて
いないというのがぼくの判断です。

土屋

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