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[drf:3802] Re: 学術雑誌投稿済の博士論文に関する質問



桐蔭横浜大学の村上明子です。

集団で研究しているところで作成される論文について、
根本的な問題があるように思うのですが、間違いでしょ
うか。

理科系の論文は連名で出され、執筆代表者がひとり
います。でも、実は、一緒にやっている実践の中の一
つを細かく切って、みんなで手分けをして書きまくり、
論文数を上げているのは、皆様が良くご存知のことだ
と思います。

父が研究者であった時に、上司から他の人の博士論
文を書いてくれと言われることが多々ありました。それ
を拒否すると当然冷や飯食いになります。で、父は、
家族のことなど考えず、冷や飯食いになりました。
それはもういいですが、父の話によると、研究をグルー
プでやっていれば、当然他の人で論文を仕上げていな
い人がいたらそれも書かなくてはならないそうです。そ
れを引用に使うと言う場合がまずひとつの手。もし、そ
の論文が雑誌の掲載が博士論文提出よりも遅かった
ならば、あらかじめ組み込み、博士論文の一部として
外部に発表します。どちらにしても、同じ研究範囲の人
が見るとやばいんでしょう。だから、父は断ったそうです。
その辺りは、とても不器用なので、やらないでくれてよ
かったと今になって思います。

でも、これまでは、多人数研究の利得で、国会図書館と
母校にしか原本は保管されていないので安全だったの
でしょう。それが、突然、外部が見てしまう。それはとても
怖いはずです。

写真にしても何にしても、おかしい話ばかりですが、突付
けばいくらでも埃は出るような状態であることぐらい、文科
省は知っているはずだと思っています。

ちなみに、数学科は、20代の内に何らかの形で認められ
る必要があるので、ゼミの先輩方が総出で論作を手伝っ
てくれるそうです。

こんなおいしい状況を、手放したくないだろうし、きっと、
やっちゃっているものが多いだろうから、「公表」には大慌
てだろうと、先ほど父が教えてくれました。

皆様は知っていることだと思いましたが、その上で、私た
ちはどうすべきで、情報をどうやって開かれたものとして
提供するつもりなのということなのだろうと思います。
ただ、そこからのお話が非常に難しく、出来れば誰でも分
かる言葉にレベルダウンして頂けると助かります。教員へ
の説明も、これからやる予定でいますので、どうか宜しくお
願い致します。


長文、乱文にて

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

  桐蔭横浜大学 大学情報センター(図書館)

    村 上  明 子

    〒225-8502
    神奈川県横浜市青葉区鉄町1614

     電話:045-974-5092(内線7223)
     FAX:045-974-5093

     email:amrkm @ xxxxxxxxxx

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


2013年7月11日 17:44 内島秀樹 <huchijima @ xxxxxxxxx>:
栗山先生

 内島です。おっしゃる通りです。明確にグリーンはだめだと
受け取れる発言をされていました。

 審査につかったバージョンということかと、思います。内容
がほとんどおなじでもだめ。みんながっかりしたと思います。

 筑波での説明をそれをベースにしています。


2013年7月11日 10:07 Masamitsu Kuriyama <mtkuri @ xxxxxxxxxxxx>:
内島様、皆様
えっと、ちょっとわからなくなってしまいました。

> した。著者最終稿(や投稿前の版)が審査に付されればそれが公開対象であ
> って、出版社版は公開対象ではないし、その逆もしかり、と理解しました。たぶ
> ん、会場にいた人はみな私と同じ理解だと思います。

ということは、出版社版が審査に付された場合(医学系はたいていそう?)、
グリーン・ジャーナルの著者最終稿をリポジトリで公開してもダメということ
になりませんか?
徹底した形式的理解だと。

   栗山 正光
   常磐大学人間科学部現代社会学科
   〒310-8585 水戸市見和1-430-1

(2013/07/11 9:43), 内島秀樹 wrote:
> 土屋先生 みなさま
>
>  内島です。下記の1ですが、先日のNIIでの、文部科学省及びそれに対する
> 京大の館長先生のご返答で判断すると、
>
>  学位審査で審査に付した「バージョン」が公開対象で、内容が同じであって
> も、「バージョン」が異なると公開対象ではない、との理解だったように思いま
> した。著者最終稿(や投稿前の版)が審査に付されればそれが公開対象であ
> って、出版社版は公開対象ではないし、その逆もしかり、と理解しました。たぶ
> ん、会場にいた人はみな私と同じ理解だと思います。
>
>  徹底した形式的理解なので分かりやすいは分かりやすいのですが、はたして
> それでいいのかどうかは迷うところです。
>
>
>     ただし、この場合について今回の学位規則改訂にともなう対応は楽で、
>
>              1. Greenジャーナルであれば、なんらかの形で機関リポジトリから公
>                 表されるので、文部科学省解釈によっても公表ずみとなるります
>                 から、あえて博士論文として機関リポジトリに登載する必要はな
>                 い。
>              2. Green ジャーナルでなければ、権利関係からやむを得ないので、
>                 要約の公表を行なう。しかし、アブストラクトはすでにメタデー
>                 タの一部になって公表ずみなので、それをコピーすればよい。
>              3. OAジャーナルについては、機関リポジトリからの公表ではないの
>                 で、そのジャーナルの刊行者に連絡をとり、さらにOAにしたいと
>                 主張して許諾をもらって、機関リポジトリに登載する。
>
>     という手順でよいのではないかと思います。3.を冗談だと思うかたもいらっしゃ
>     ると思います。もちろん冗談です。でもどうするのでしょうかね。
>
>     土屋
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