山本@横国大図です。
一般的には Addendum は追加・補遺・付録・補足であり、
明確に遡及して上書き修正する文書を指すときには Amendment を
使うように思うのですが。
ところがリンクでご紹介の Science Commons では "change"、
ついでに SPARC Author Addendum をながめると "modify" であると
言い切っています。
なんだか、思想的な背景があるようにも思われますね。
ちなみに Science Commons の Addendum の件は、
原文の英語サイトはすでにメンテナンスを終了しているようで、
本家となる Creative Commons に何かないかと探してみましたが
ちょっと見つかりませんでした。どこかにあるのかな。
---
山本和雄 <yamamoto.kazuo @ xxxxxxxxx>
2016-02-01 21:32 GMT+09:00 Syun Tutiya <tutiya @ xxxxxxxxxx>:
> 恒松さん、
>
>> 『オープンアクセス方針のイロハ』は、大変勉強になりました。
>> ありがとうございます。
>> 一点だけ、気になったポイントがあります。
>> 著 者 補 遺 ( author addendum)ですが、サイエンス・コモンズ翻訳プロジェクトでは、
>> 「著者用追記文書」と訳しています。
>> *http://sciencecommons.jp/resources/faq/authorsaddendum
>> <http://sciencecommons.jp/resources/faq/authorsaddendum>*
>> 出版契約に限らず、
>> addendumは、契約文書末尾に追加することにより、追加文書よりも前に書い
>> てある条項を上書きする効力があるもの、と私は理解しております。その意
>> 味で、「補遺」というのは弱すぎる感じがします。
>
> うーん、これはすでに語感の問題にすぎないような気がします。法律の解説書などで
> は、法律の改正によって該当しなくなった内容を「補遺」を(かつては)頒布、
> (いまは)ウェブ掲載によって上書きしています。これは、間違いを正したわけ
> ではないので、「訂正」とは呼ばないことになっているはずです。したがって、
> 「補遺」が効力上「追記」に加えて弱いということはないだろうと思います。
> 「言い遺したことを補う」ということであれば、本来言うべきであったという
> ことの含意をもつので、「追って記す」というただ書き加えたというよりは
> 「強い」語感を与えるともいえるわけで、まあ、どっちでもよいのではないで
> しょうか。
>
> 土屋
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