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[drf:816] Re: [drf:809] Re: [drf:805] Re: [drf:798] 大学図書館シンポジウム感想 Re: SPARC Digital Repositories Meeting 2008(2日目)報告
- Date: Wed, 10 Dec 2008 19:19:52 +0900
土屋先生、
数学的ゼロの規模に納得し、
(ちらっとみると最近年では1年間におよそ500報強を
Max Planckから出版しているようなので150万ドル、
すなわち1.5億円規模ですから)
日本では夢にもみれない話であると理解しました。
> 議論だけで終わる
という学会ならではの特徴を思い起こすと、品格も見識も
一流の日本の学会が決断できないことは、むしろ、世界と
一線を画す’独自性’と思い直して、胸を張って海外出張に
行ってもよいとも思います。
#しかしグローバル競争に臨まないつもりなら、足下の
日本図書館への対応こそに注力して欲しいものだと思います。
谷藤幹子/NIMS
On Mon, 08 Dec 2008 19:01:25 +0900
Syun Tutiya <tutiya @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
>
> 谷藤さん、
>
> > 他の出版社にも拡大する意志は?という会場質問もありましたが、
> > 80機関1.3 bill. EUR予算 12,000人規模だからこそのスケールパワー
> > とはいえ、やはりいったんは交渉決裂を経るなど、やはり背水の陣
> > を引いた交渉だったのではないかと思います。
>
> しかし、どうも投稿(掲載)数は数百程度のようです。だとすると、3000ドルを
> 掛けてみると、1億円ないし2億円ですよね。1,300,000,000leuroということは、
> 2000億円くらいでしょうから(今もっとやすいけど)、たいしたことはないので
> はないでしょうか。12000人の研究者というと、東大+京大+阪大+東北大くらい
> だろうと思います。
>
> 背水の陣とはいっても、必要なタイトルは各研究所で取り続けたわけですので、
> 実害は実はなかったらしいです。
>
> > 日本なら図書館界スケール、一昔前のnational site lisence的センス
> > のようにも思いました。#でも無理だよなぁとも思い、他方、
> > 会計的には文科省傘下の機関というようなくくりで腹をくくれない
> > ものなのでしょうか。例えばE社N社効果は高いと思いますが。
>
> というわけで、1桁違うので、やはり無理なのです。諦めてはいけないのです
> が、ちょっときついだろうと思います。
>
> > 思いました。非常に関心があるのですが、今日現在、学会関係者
> > に聞いたところでは賛否両論の議論だけで終わるのかな、という
> > 印象をもちました。しかし、これは化学とか医学の分野では
> > 別の理由で難しいだろうし、やはり物理がリードして欲しいと
> > 思いながら聞いていました。
>
> 議論だけで終わるということは何も起きないということですね。ということは
> 日本が参加しないということを意味するわけで、図書館関係者は、身に覚えの
> ないことで海外出張しにくくなりそうですね。
>
> 土屋
NIMS 谷藤幹子
Tel. 029-859-2041(直通), 2494(共通)
Fax. 029-859-2400
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