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[drf:3922] Re: 著者版と雑誌掲載時でタイトルが異なる論文について



杉田様
栗山先生

首都大学東京、日野館の安藤です。
アドバイスを頂きありがとうございます。

HUSCAPの例では、図書館側でタイトルを修正を加えているのですね。
著者の論文原稿は、非常に古いものも含まれており原稿の修正が難し気がしますし
怖いので、頂いた原稿の前に、注記のようなページを1枚加えることを
著者に提案してみようと思います。
(ご本人が修正してくださるのが一番ですが、原稿に手を加えたくない様ですの
で。)

他にも事例やアドバイスがあれば、是非ご教示ください。
よろしくお願いいたします。



(2013/11/27 18:39), mtkuri @ xxxxxxxxx wrote:
> 杉田様
> さっそくの明快なアドバイスありがとうございます。
> 実は安藤さんから相談を受けて、私もB案がいいと思ったのですが、
> ちょっと気になったのが、最終原稿提出後の変更すなわち出版社に
> 著作権が譲渡された後の変更だとしたら、それを反映させていいの
> かという点です。細かい話で恐縮なのですが。
> しかし、実際に北大でそういう例があったということであれば、
> 著者の説得材料になりますから、もう一度、原稿の修正をお願い
> してみるのがいいかもしれませんね。>安藤さん
> 現時点でダメだった場合まで考える必要はないのかもしれませんが、
> 仮に異なるタイトルでメタデータを作成しなければならないとしたら
> タイトルはどっちがいいでしょうか?
> 昔の目録屋(?)の感覚からいくと、情報源通りが原則ですから、
> A案ということになるのですが、雑誌掲載時のタイトルにしてほしい
> という著者のお気持ちもよくわかるんですよね。
> たとえばRDAなどはこのあたりどういう風に処理することにしている
> のか、ご存じの方いらっしゃいませんかね。
>
>    栗山 正光
>    首都大学東京学術情報基盤センター
>    〒192-0397 八王子市南大沢1-1
>    e-mail: mtkuri @ xxxxxxxxx  電話,FAX:042-677-2406
>
>
> ----- Original Message -----
>> 千葉大学 杉田です。
>>
>> こういう実務的な話は楽しいですね。
>>
>>>  B- 原稿に修正を加える
>> がベストと思います。
>>
>> Self-Archiving FAQの「著者は何をするのか」の項、
>>
>>  What can researcher/authors do to facilitate self-archiving?
>>  http://www.eprints.org/openaccess/self-faq/#researcher/authors-do
>>
>> に、
>>
>>> Self-archive your pre-peer-review preprints in your institutional (or central) Eprint Archives.
>>> Self-archive your post-peer-review postprints (or corrigenda file) in your institutional (or central) Eprint Archives. 
>> とあります。すなわち、
>>
>> ・投稿段階の原稿ファイル(preprint)を機関アーカイブに載せること。
>> ・査読・校正を反映した原稿ファイル(postprint)又はpreprintとの正誤
>>  表を機関アーカイブに載せること。
>>
>> つまり、(preprintのセルフアーカイブしか認めていないRoMEOイエローの
>> 出版社の場合を除き)基本的には査読・校正の結果が反映されているべき。
>>
>> で、本来は、
>>
>> (1) (タイトルはもちろん)本文全体にわたって、原稿ファイルの隅々ま
>>  で査読・校正結果を反映させる(=原稿ファイル自体を修正する)。
>>
>> (2)それが面倒なら、手元に残っている最終提出稿に、校正段階での変更を
>>  示す正誤表を作って添付する。
>>
>> を著者にお願いしたいところではあるが、そこまでお願いできなければ、
>>
>> (3)せめてタイトルぐらいは正しておく。
>>
>>
>>
>> というわけで、IR担当だった頃の自分の経験では、(3)でやっていました。
>>
>>  HUSCAPの育て方
>>  http://www.nii.ac.jp/irp/event/2008/debrief/pdf/p_hokkaido_huscap.pdf
>>
>> の左から5つ目の上段のメールのような内容で著者の先生とは調整しました。
>>
>>
>>
>> (2013/11/27 14:35), Andoukazumi wrote:
>>> みなさま
>>>
>>> 初めて投稿いたします。
>>> 首都大学東京、図書館日野館の安藤と申します。
>>>
>>> 頂いた著者版と雑誌掲載時とで、タイトルの異なる論文が3点ありました。
>>> (出版社に渡った後に、変更が加えられたようです。)
>>>
>>> このような事例、または対応策をご存知でしたらご教示いただけないでしょうか。
>>> DRFのWikiに、事例はありませんでした。
>>> 事例が無い場合は、対応策についてご意見いただければ幸いです。
>>>
>>> 対応策は3点考えてあります。
>>> 著者としては、C案が良いとのことでした。
>>> 著者には、希望の対応策になるとは限らないと説明してあります。
>>>
>>> どうぞよろしくお願いいたします。
>>>
>>>   〇対応策
>>>  A- PDFのタイトル通りメタデータを入力する
>>>   →雑誌掲載タイトルはどこかの項目に書く
>>>   →同じ論文でタイトルが異なるものが流通しても良いのか?
>>>
>>>  B- 原稿に修正を加える
>>>
>>>  C- 雑誌掲載時タイトルで入力し、どこかの項目にPDFタイトルを書く
>>>   →論文検索時に出やすい(と予想される)
>>>   →PDFとメタデータのタイトルが異なるので、データの誤入力と勘違いされる可能性あり
>>>
>> -- 
>> Shigeki Sugita <ssugita @ xxxxxxxxxx>
>> Chiba University Library, Japan
>> ──────────────────☆────────
>> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>>  2013年11月号(46号)を発行しました!
>>
>> DRF(Digital Repository Federation)
>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
>> ─────★─────────────────────
>>
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   安藤 和実(ANDOU, Kazumi)
   首都大学東京 日野キャンパス管理部
   学務課図書係 (図書館日野館)
  
  〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6 
   TEL:042-585-8614 FAX:042-583-5026
   ando-kazumi @ xxxxxxxxxxxxx
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