[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[drf:1127] でもそれって狭い世界ですよね
- Date: Wed, 10 Jun 2009 11:38:27 +0900
土屋先生
私のメーラーのせいでしょうか、[drf:1121]Re: 紙媒体の書籍...
がどっかに消えてます。うーむ、私の気持ちを察したかヽ(^。^)ノ
ま、幸い、個人メアドに対しても返してくださっておられるので、
読むことは出来ています。
> ですから。たとえば、授業の参考書として使いたい大学が許諾を
> とってくれば、国立国会図書館として使うことを拒む理由はない
> のでは? 拒むことは国民が許しません。
とか
> いと思います。しかし、たとえば、50人のクラスで学生の全員に
> 読ませたい参考文献があったとき、デジタルと紙とではどちらよ
> いでしょうか。紙を50冊書いますか? つまり、図書館が趣味で紙
> の本を買うことに異議はありませんし、出版者が趣味で紙の本を
> 出すことにも異議はありませんが、電子的に頒布されるならばそっ
> ちのほうがはるかに便利であり、日本の高等教育に資するものだ
とかって、教育現場での話ですから、ある種狭い世界での利活用話
ですよね。そこだけならそうでしょうが、世間一般って考えたら、
そういう使い方とかって、しないんじゃないでしょうか。それとも、
教育現場での利活用っていうのは、私が思っているよりも多いんで
しょうか。
> 現在の日本の商業的出版流通が、委託販売制と再販価格制です。
> 再販制度は法的根拠をもちますが、委託販売制は、取次の金融力
> が弱くなると簡単に崩壊し、今まさにその直前のようです。再販
> 制も実際にはさまざまなディスカウントがなしくずしに導入され
このへんも、うっとこの夫婦の議論の中で取り上げられる話題の
ひとつで、再販制度は弱小出版を守る、委託販売も流通販路という
面で云々ということでやりあいます。
委託販売に関しては、取次ぎの横暴ってことを私は問題にして、
ネット販売に活路を見出せば、取次ぎ頼みは解消されるんじゃな
いか、町の書店がどんどん廃業に追い込まれている中、取次ぎな
んてもんは、もういらんのじゃないかという話はしています。
大学図書館に関して言えば、以前は定価購入が当たり前で、可
能な限り地域の書店に広く薄く発注するように、と聞かされてい
ましたが、ある日ある時、安く買えるんじゃないのか、定価で購
入する意味がわからんみたいな指摘が会計検査だか何かで有って
(だったかなぁ)、5%下げろだの、生協並みにしろだのと言い
だすようになって、そない利幅が大きいもんでもないんで、そん
なんやったら配達のガソリン代も出ませんから、止めさせてもら
いますわ、と書店側から切られ、勢い大手書店に集中し、あまつ
さえ大学生協からも購入し始め、ということで書店いじめとも思
える状況になって、国の機関なんだから、定価で買うたれや、と
思ったりもしたんですが...て、リポとは関係ないな。ま、い
いか。
先生、ほんと人は文字を読まなくなってますよ。活字をと言う
べきかもしれませんが。マニュアルとか、契約書とか読まない奴
が増えていますってば。誰があんな薄い紙にピッチリ書いた携帯
電話の説明書を喜んで読みます? 私は読みますが。
中学生だった高校生だって、教科書まともに読んでないですよ。
いわんや大学生をや、です。語法違ったかな。ま、いいや。連中
ネット上での文字は読みますが、紙媒体の文字は読まなくなって
ますよ。そのせいか、人はどんどん阿呆になってます。
あれ、じゃあ、紙媒体は不要じゃないか、てなるのかな?
おや、どこで間違えたかな。
--
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国立民族学博物館 情報管理施設 情報サービス課
高 橋 安 司 ( TAKAHASHI, Yasushi )
TEL:06-6878-8227 FAX:06-6878-8249
E-mail: taka8441 @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
_______________________________________________
DRF mailing list
DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf