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[drf:25] Re: [drf:22] 見つけられないものは無いものだ問題 Fwd: "Discoverability" Problem or Non-Existence Problem?




杉田さん
ASOAFメーリングリスト(AMERICAN-SCIENTIST-OPEN-ACCESS-FORUM)上の
Alma Swanさんからのメールです。

研究者の情報探索行動についての質問に対し、幾つかの調査結果を踏まえ、

・図書館の提供情報などに基づき、無料でその場でオンラインアクセス
 できるフルテキストを探す。
 (無料で、とは(OA文献というよりも)機関購読のこと)
・それがうまくいかなければ、GoogleでOAバージョンを探す。
・それがうまくいかなければ、より大きな研究機関に所属している仲間に、
 横流ししてくれるように電子メールで頼む。(※)
・それがうまくいかなければ、著者に電子メールで頼む。(※※)
・それがうまくいかなければ、ILLを申し込むか、主題司書に相談する。

わかりやすくまとめていただきありがとうございました。
このメールは私もじっくり読まなくてはと思っていたところでした。
ちなみに標題は、機関リポジトリ収載の論文が研究者にうまく発見
されていないのではないかという問題提起があって、それに対して
ハーナッドが、機関リポジトリの論文が発見されにくいという証拠は
どこにもない、それよりも全体の15%の論文しかセルフアーカイブ
されていない(つまりNon-Existence)方が問題だ、セルフアーカイブ
の義務化が第一の優先事項であり、Discoverabilityを持ち出すのは
横道へそれることだ、みたいなことを言っているところから来ている
ようですね。

ASOAFメーリングリストは下記から購読できます。
http://listserver.sigmaxi.org/sc/wa.exe?SUBED1=american-scientist-open-access-forum&A=1


特に購読しなくてもWebで読めますよね。
http://amsci-forum.amsci.org/archives/American-Scientist-Open-Access-Forum.html
英語だし、なかなかついていくのが大変ですよね。
特にハーナッドのメールは長い!
全部読んでいたら他のことが何もできなくなってしまう(^^;)。

            栗山 正光
            常磐大学人間科学部現代社会学科
            〒310-8585 水戸市見和1-430-1