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[drf:370] Re:著者最終原稿について



エルゼビア高橋様,DRFの皆様
金沢大学の橋です。
高橋さんには,昨年の横浜での第3回DRFワークショップではお世話になりました。また,今回は「著者最終原稿」についての情報をありがとうございました。

これまで,ML上でこういう議論を行う際は,大学図書館側だけで勝手に判断しているような部分もあったのですが,こういった形で正確な情報を提供して頂けるのは有難いことだと思います。「著者最終原稿」の扱いについては,今後,新たな要望が出てくる可能性があるかもしれませんが,高橋さんからお知らせ頂いた情報を基に対応をしたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

At 10:22 08/02/12, Takahashi, Shoji (ELS-TOK) wrote:
>
>東京歯科大学 阿部様
>金沢大学 橋様
>DRFのみなさま
>
>エルゼビアの高橋です。初めて投稿します。
>
>「著者(最終)原稿」がどの段階までの修正を反映できるのかについては出版社によ
>って違いがあるかもしれませんが、エルゼビアの場合は、peer review段階の変更まで
>を反映することができます。受理後のcopy editingやproofingの段階の変更を反映す
>ることはできません。著者の権利について記述した以下のページをご確認ください。
>
>http://www.elsevier.com/copyright
>...
>the right to post a revised personal version of the text of the final 
>journal article (to reflect changes made in the peer review process) on the 
>author's personal or institutional web site or server, incorporating the 
>complete citation and with a link to the Digital Object Identifier (DOI) of 
>the article; 
>
>エルゼビアが機関リポジトリへの「著者原稿」の搭載を認めた当初は、定義にあいま
>いな点があり、以前の弊社のホームページや資料ではeditingの段階の変更も反映でき
>るという記述があった時期もありましたが、現在はpeer review段階の変更までという
>ことになっています。今後、同様の問い合わせがあった場合には、(エルゼビアの場
>合には)peer review段階の変更まで反映可能とご回答いただきたいと思います。
>
>ちなみに、エルゼビアではcopy editingでは、以下のページのルールに基づいてスペ
>リングや文法などの間違いを修正するサービスを提供しています。
>http://www.elsevier.com/wps/find/authorsview.authors/languageediting/copyediting
>
>エルゼビアの方針について個別のご質問がある場合には、私までご連絡ください。
>
>-----------------------------------------------------
>エルゼビア・ジャパン株式会社
>マーケティングマネージャー 高橋 昭治
>〒106-0044 東京都港区東麻布1-9-15 東麻布一丁目ビル4階
>TEL: 03-5561-5994(直通) 5034(代表) FAX: 03-5561-5047
>E-mail: s.takahashi @ xxxxxxxxxxxx
>http://japan.elsevier.com
>----------------------------------------------------- 
>
>
>
>-----Original Message-----
>From: owner-drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx [mailto:owner-drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx] On 
>Behalf Of HASHI Yohei
>Sent: Friday, February 08, 2008 4:48 PM
>To: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx
>Subject: [drf:363] Re:著者最終原稿について
>
>
>阿部様,DRFの皆様
>金沢大学の橋です。
>著者最終原稿につきましては,同様の事がこちらでも質問されることがありました。
>
>>http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/image/AnotB.png
>>
>>↑上記画面の中で「英文校正レベルの改変がある場合もある」
>>というバージョンがあるわけですが、
>>
>>「with を without と訂正されたら最終原稿と出版社版では
>>内容が全然違ってしまわない?」
>>「このステップの校正で2〜3行追加することは稀ではない」
>>
>>とのことでした。
>
>著者最終原稿の定義としては,「出版社版と内容は全く同じだけれどもレイアウトは
>違う」ということだと思うのですが,実際には,微妙が違いがどうしても残るようで
>すね。
>
>というわけで,こちらでも
>
>>図書館側からの提案としては、校正を自分の持っている原稿にも
>>反映させてください、ということにしました。
>
>このような感じの説明をしているのですが,「こんな手間はかけられない」「図書館
>が直してくれる?」とか言ってくる人がいます。
>というわけで,先生が直してもらえないような場合は登録しないでいます。
>
>その一方,少々違っていても,気にしない人もいます。この辺は,先生の判断にお任
>せしています。
>
>>著者の希望としては「見た目はワードファイルにするから、出版社版の
>>PDFからテキストを抜き出したものを渡したい」とのことでした。
>>(著作権的にはグレー?アウト?)
>
>これだと「著者最終原稿」のように見えるので,後から作ったかどうか分らないですね。
>先生が,何も言わずにこういう形で送ってきたら,そのまま登録してしまいそうですが...
>私もよく分りません。
>
>
>橋 洋平 金沢大学情報部情報企画課情報企画係長
>TEL:076-264-5204 FAX:076-234-4050
>e-mail: yhashi @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp
>------------------------------------------------------
>金沢大学は,2008年4月から3学域16学類に再編されます。
>------------------------------------------------------

橋 洋平 金沢大学情報部情報企画課情報企画係長
TEL:076-264-5204 FAX:076-234-4050
e-mail: yhashi @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp
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金沢大学は,2008年4月から3学域16学類に再編されます。
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