[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[drf:2597] Re: 書籍のカバー、帯の扱いをどうするか
- Date: Thu, 11 Aug 2011 11:58:15 +0900
みなさん、ご意見ありがとうございます。こんな関心を引くとは
思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。
しかし、さすが土屋先生、一刀両断、すっきりくっきり、ブレが
無い。頼もしい。好きだなぁ、いやほんまですよ。
さて、個人的な事を言えば、自分が買ったものであれば、カバー
は残しますし、出来る限り帯も残します。
しかし、「本が好き」なんて図書館員は頭どうかしてるんじゃね、
と思っている私ですから、仕事となるとためらい無く捨てます。
「帙」のような役割を果たしている場合を除き、箱やケースも、
当然捨てます。
よく事務用で購入した辞書などが、箱に入ったままで事務室書棚
に置かれていたりするのを見かけますが、そういうのを見ると、こ
いつら使う気が無いんだなと思います。箱やケースなんかに入れと
いたら、使う時も元に戻す時も、2アクションぐらい余計に手間が
かかります。
それ無駄。当然カバーも捨てます。使いにくいもの。
まんまにしておくなんて、何を考えているんだか、理解に苦しむ。
公共図書館でカバーを残すのは、書店で売っているのと同じよう
にカバーをつけておかないと、利用率が下がるからでしょ。見た目
が同じでないと探せない利用者は多いし、アイキャッチにもなるし、
どのみちラミネートするんで、汚損破損紛失の心配は不要だし。
書店で平積み以外では帯を付けないのは、何も考えていない客が
本を戻す時に帯を破損してしまう、その後始末をしなくて済むよう
にだからで、別に一冊でも多く棚に詰め込みするためではないです。
そんな詰め込みしたら、取り出しにくいし入れにくい。本自体が痛
む確率が上がる。大体、平積みしてこその帯。さらに帯付け作業を
省力化できる。と、チェーン書店の店長勤務の後輩から聞きました。
京工繊大図書館で受入担当だった時、研究室貸し出しになるもの
については、本体に装備した後、脇に除けといたカバーや帯を元の
ようにかけ直し、もちろん、箱やケースがあればそれに入れて、そ
れで貸出するようにしました。今はどうか知らないけれど。
教員がカバーの価値がとかデザインがとかうるさく言うので、な
ら付けときますから好きにして、と。ただし、返却されたら全部捨
てますよと言って。これで図書館から出る「紙ゴミ」の量は劇的に
減りましたし、教員からの文句も無くなりました。それと、カバー
にもラベル貼るとか、カバーの請求記号ラベルの所だけ切り取って
見えるようにする、とかいう馬鹿げた無駄も排除できたし。
それはさておき、リポジトリとなると、電子化して残しておくっ
てのはありだな、と思っています。容量は多少増えますが、破損汚
損することも無いのだし、ついでってことで。
カバーはね。
帯に書かれている紹介とか宣伝文句の著作権許諾ってのは、考え
ていなかったなぁ...そりゃ面倒くさいなぁ。なんか理屈付けて、
帯は止めとこか(笑)
--
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国立民族学博物館 情報管理施設 情報サービス課
高 橋 安 司 ( TAKAHASHI, Yasushi )
TEL:06-6878-8227 FAX:06-6878-8249
E-mail: taka8441 @ xxxxxxxxxxxxxxxxx
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
2011年8月号を発行しました!
DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
─────★─────────────────────