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[drf:1657] Scopus CitedBy API の紹介



DRFのみなさま

こんにちは。エルゼビアの高橋です。
今日は、弊社の書誌・引用データベースScopusのCitedBy APIを
紹介させてください。

弊社では、他データベースの論文に、Scopusにおける被引用回数を
表示するためのAPIを公開しています。この機能は、これまで主に
弊社の他サービスと他のいくつかの出版社で利用されていましたが、
機関リポジトリや研究者データベースで利用していただくことも可
能です。この度、JavaScript版がリリースされ、以前よりも容易に
実装できるようになりましたので、改めてご紹介したいと思います。
この機能はScopusのご契約がない場合でも利用可能ですので、貴機
関のコンテンツの付加情報の充実のためにご検討されてはいかがで
しょうか。オンライン登録していただくだけで簡単にご利用いただ
けます。

以下のテストページを見ていただければ、どのように機能するかの
イメージを持っていただけると思います。たとえば、京都大学山中
先生の例のヒトiPS細胞の論文のDOI(10.1016/j.cell.2007.11.019)
を入力し、SEARCHボタンをクリックしていただくと、被引用回数を
含むボタンが表示されます。
http://integration.elsevier.com/citedby/

このボタンをクリックすると、この論文を引用している論文リスト
が表示されるわけですが、Scopusをご契約いただいている場合は、
引用している全論文を確認することができますし、Scopusをご契約
いただいていない場合でも、引用している最新の20論文を確認する
ことができます。ここでScopusの契約と言っているのは、ボタンを
クリックしている利用者側のことで、サービスの提供側のことでは
ありません。

以前、David Palmerさんが [drf:1454] で紹介してくれた香港大学
の機関リポジトリでもScopusにおける被引用回数が表示されていま
した。同じようなイメージだとお考えいただいて大丈夫です。
(ただ、JavaScript版のAPIの提供を開始したのが今年に入ってから
なので、香港大学の機関リポジトリでは別の技術を使用しているか
もしれません。)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg08230.html

Scopus CitedBy APIの詳細については下記のページをご覧ください。
オンライン登録もここから行ことができます。上記のテストページ
で使用されているサンプルコードも提供されています。
http://searchapidocs.scopus.com/scapi_citedbyext_srch.htm

なお、Scopusでは、CitedBy以外のAPIも提供しています。
ご興味があったら下記ページをご覧ください。
http://searchapi.scopus.com/

このような場面で使えそう、というアイデアがありましたら、
DRF上、または直接ご連絡いただけると大変嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

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エルゼビア・ジャパン株式会社
マーケティングマネージャー 高橋 昭治
〒106-0044 東京都港区東麻布1-9-15 東麻布一丁目ビル4階
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