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[drf:3188] Re: ICTK2012(インドの図書館情報学国際会議)に参加してきました
- Date: Wed, 25 Jul 2012 01:04:21 +0900 (JST)
坂口さん
> 「人社系の資料」の電子化について、学者の問題であり、図書館が手伝う必要が
> ないというのは、その通りですが、以下の個人的な関心で持ち出した次第です。
>
> 1.STMではOAメガジャーナルとかの議論が行われている一方、人社系はまだ
> 電子化のレベルで止まっており、学術情報の流通にかなり格差や温度差がある。
> また、今後その差はますます広がり、人社系は時代から取り残されていくだろう。
>
> 2.機関リポジトリ担当の実務的なレベルで、電子化されていない雑誌について、
> 出版元へのリポジトリの事業の説明や、転載手続きの煩雑さなど、著作権処理に
> 手間がかかる。また、紙スキャンも、抜刷等の貸与・返却もあり結構手間なので、
> 電子化が進めば、これらの負担が減るだろう。
おっしゃるような事実認識、予想について、残念ながらまったく賛成です。し
かし、日本以外の人文社会科学系ではもうそんなではなくなっているのに、な
ぜ日本だけが?というのが、人文系の学者としての率直な気持ちです。
土屋
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