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[drf:4382] Re: 機関リポジトリと研究データ保管先



栗山さん、

>> > もし著者最終稿を持つのであれば、オープンアクセスを積極的に活用するようなサービスを
>> > 考えないと、コストを回収できないのではないかと思います。
>> 当然のことで、「著者最終稿」なんかに客がつくということ自体が想像を絶す
>> る発想です。
> と、殿、ご乱心(^^;)。
> 機関リポジトリの根幹を揺るがすご発言。

いえ、今年の総合展でもその方向で分析しました(
http://www.slideshare.net/tutiya/2015-55014969 ) 。グリーンは、査読がどこか
でやられていることを前提にしての話なので、結局よく考えると、

> ハーナッドは、著者最終稿のOAが100%に近くなれば予約購読モデルからゴールド
> OAに自然に移行できる、それ以前のゴールドは「愚者のゴールド」だと10年以上
> 前から言い続けていますよね。

とはいえ、最初の段階で「ゴールドOAに自然に移行」できなければ、結局矛盾
を抱えたままの状況が続いているということなのだろうと思います。10年同じ
ことを言っていて実現していない以上、もう実現しないと考えてもいいのでは
ないかと思います。

ということで、今は、

> 今の購読金額を全部そのまま出版費用に充当すればゴールドOAが実現するという
> 議論まで出てきたようです。

というほうが、いくつかの国では信憑性が高いと思います。

土屋


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