みなさま いつもお世話になっております、DRF事務局(北海道大学)の梶原です。 標記の件につきまして、以下のとおりご案内いたします。 ----------------------------------------------- 第2回 SPARC Japan セミナー2016 (オープンアクセス・サミット2016)開催のご案内 ------------------------------------------- この度,NII主催,第2回 SPARC Japan セミナー2016の 概略とスケジュールが決まりましたのでご連絡いたします。 今回のセミナーでは,研究データのオープン化について,「図書館員・研究者の 協同」という観点から,オープン化を進めるインセンティブやデータマネジメン トについて取り上げます。研究や業務のフローにデータマネジメントを組み込む ための議論を,実際の取組みを踏まえつつ展開いたしますので,是非ご参加いた だきたく,ご案内いたします。 申込はこちら: http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2016/20161026.html ------------------------------------------------------------------------------ 第2回 SPARC Japan セミナー2016 (オープンアクセス・サミット2016) 「研究データオープン化推進に向けて : インセンティブとデータマネジメント」 ■日 時:平成28年10月26日(水曜日) 13:00-17:15 ■会 場:国立情報学研究所 12階 1208,1210会議室 http://www.nii.ac.jp/about/access/ ■セミナーサイト: http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2016/20161026.html ■講 師(登壇順,敬称略): 仲里 猛留(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター) 下田 研一 (長崎大学附属図書館) 南山 泰之 (国立極地研究所) 青木 学聡 (京都大学情報環境機構) ほか1名 (研究データ利活用協議会) ■概 要: 日本におけるオープンサイエンス推進のあり方については,2015年3月に内閣 府から報告書が公表された。それによると,国としての基本姿勢・基本方針は, 公的研究資金による研究成果の利活用促進を拡大することとされており,ここで 言う研究成果には研究の過程で得られた「デジタル化された研究データ」も含ま れている。 研究データ・サイエンスデータのオープン化に当たっては,大学・公的研究機 関,データを生み出した研究者の積極的な役割が期待されるところであるが,昨 今の厳しい研究環境を背景として研究者の内発的動機づけに至っていないうえ, ある程度ワークフロー化した研究データマネジメントシステムが確立されていな いのが現状である。こうした現状の指摘は,この半年ほどの間に「戦略的創造研 究推進事業におけるデータマネジメント方針(JST)」,「G7茨城・つくば科学技 術大臣会合『つくばコミュニケ』(内閣府)」,「オープンイノベーションに資す るオープンサイエンスのあり方に関する提言(日本学術会議)」などに相次いで見 られ,その解決は焦眉の急といった様相を呈している。 研究者及び科学コミュニティに対しては,研究データのオープン化を進めるこ とにより新たな知見や価値が生み出せるというインセンティブに加え,オープン 化の成果に見合った処遇を与えるといったインセンティブを高めることも重要で あると考えられる。研究データマネジメントに関しては,データの長期保存・管 理・公開において図書館・機関リポジトリ・データセンターが果たす基盤的な役 割は大きく,こうした機関の構成員と研究者との協同をワークフローに組み込む ことはこうした問題を解決する可能性を秘めている。 以上を背景として,本セミナーでは,自然科学分野で実際に行われている図書 館と研究グループ連携の取り組みや機関リポジトリの現状などの話題提供を通し て,日本における研究データ・サイエンスデータのオープン化を「図書館員・研 究者の協同」という観点から今後どのように推進していくことができるかを考え てみたい。 -- ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 北海道大学附属図書館 学術システム課システム管理担当 係 長 梶原 茂寿 TEL :(011)706-2524 MAIL:kajigen @ xxxxxxxxxxxxxxxxx ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ |
──────────────────☆──────── 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/ 2016年8・9月号(79・80号)を発行しました! DRF(Digital Repository Federation) http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/ ─────★─────────────────────