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[drf:1759] Re: 紀要冊子体の印刷頒布を中止・縮小した事例はありますか
- Date: Fri, 14 May 2010 18:11:27 +0900
小樽商科大学 杉田さま
DRFのみなさま
いつもお世話になっております。
聖学院大学の菊池です。
本学の事例をご報告します。
本学では「聖学院大学論叢」を冊子体として発行しています。
2002年より電子化することになり、段階的に送付先および発行部数を減らしてきています。
主な流れは次のとおりです。
2002年 15巻1号でCD−ROM化 800部作成 500件くらい発送。
2002年 15巻2号 HP上での閲覧開始、CiNIIにも掲載
発送先にはHP公開の案内をいれました。
計画的な送付先の削減は、学内の反対もありできませんでしたが、掲載されているならということで、
先方からの停止依頼があり少しずつ減少。
2006年 18巻2号 チャペル完成記念号のため発行部数増・・・。900部発行。送付先数は変わらず。
このとき、残部の保管場所にかなりこまったので・・・
2007年 19巻 発送先へ継続の必要性についてアンケート実施。
この年、リポジトリ「SERVE」構築がスタート。
2008年 20巻1号 19巻の回答を受けて送付先減少。これにあわせて部数を削減700部へ。送付先約400件。
2009年2月リポジトリ公開。
2009年 22巻1号 500部まで発行部数減少。送付件数 約300件
作成費、発送費(送付方法も変更)も、ささやかかもしれませんが、それでも少しは削減されました。
実際には、途中で印刷所の見直しも行ったので、さらに作成費は押さえられたと思います。
「電子化する」から「部数減らします」は、あまり先生方に受け入れられませんでしたが
実際に電子資料を利用いただいたこと、また保管場所の狭隘化、経費削減意識の浸透・・・
さまざまなことが重なって発行部数の削減への了解が得られたと思っています。
以上、長文になりましてすみません。
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聖学院大学総合図書館
菊池 美紀
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