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[drf:2604] Re: 書籍のカバー、帯の扱いをどうするか



栗山先生、

山本@北大図です。

> 逆に、それくらいしか図書館という施設の存在理由がないように思うのです。

紙 (粘土板も?) の時代には、流通プロセスのなかで現物を保存する機能を
果たすことのが重要なポイントだったのですが、
電子の時代にはそれだけでは済まなくなって、その周辺の機能への拡張を
考える必要が出てきたのでは? 最近の大学図書館の新しい取り組み事例は、
だいたいがそのような機能拡張の話です。

> 電子的な学術情報の提供は、今でこそ図書館で力を入れてやってますが、本来
> 出版社や研究者がその気になれば直接できてしまうわけですし。

一部の研究者はその気になったのですが、出版者のほうが巧妙だった、
というのが最近の流れかと思います。
そこで図書館にもまだ活路が残されているように見え、力を入れている状況かと。

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ymmt @ xxxxxxxxxxxxxxxxx


2011/8/11 Masamitsu Kuriyama <mtkuri @ xxxxxxxxxxxx>:
> 土屋先生
>> つまり、図書館の社会的、学術的機能としては「保存」あるのみということで
>> すね。世の中が豊かであれば、がんばれる論理かもしれませんが、当座の用に
>> 立たないものが辛い立場ある昨今で、そんな議論が通用するのでしょうか。
>
> 逆に、それくらいしか図書館という施設の存在理由がないように思うのです。
> 博物館的機能を強化して、オリジナルな資料がここにありますよ、とアピール
> する。歴史が好きな人はいつの世にも必ずいますから、細々とながら生き残る
> ことができる。。。
> あとは、快適な知的空間の提供あたりでしょうか(コモンズ?)。
> 電子的な学術情報の提供は、今でこそ図書館で力を入れてやってますが、本来
> 出版社や研究者がその気になれば直接できてしまうわけですし。
> あれ?なんだかリポジトリ無用論になってきたぞ。。。(^^;)
>
>    栗山 正光
>    常磐大学人間科学部現代社会学科
>    〒310-8585 水戸市見和1-430-1
>
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> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
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