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[drf:2815] Re: 岡山大学−学内プロジェクト研究成果および学位論文(博士)のインターネット公開を義務化に
- Date: Tue, 10 Jan 2012 13:46:12 +0900
土屋先生、
山本@北大図です。
> うーん、こういうことをやらないでがんばるというのがhita-hitaだったよう
> な気が、、、、
実情は存じませんが、hita-hita の波が役員会にまで及んだとか?
とりあえず足並みを揃えなきゃダメとかそんなことは当然ないわけで、
やりたい人がやりたいことをやる、その内容が良い感じになるように
知識経験を共有し合う、ということだろうと思っています。
義務化で学内合意に至ったのはまずは慶賀の至りです。
> いずれにせよ、岡山大学として公開を義務化したならば、大学としてさまざま
> な国内外の商業出版者と協議してその実現を図る義務が生じたことは明白なの
> で、大学としての意欲を感じ、今後の闘いについて興味深く思います。必要が
> あれば加勢します。
DRF8 でも、Pittsburgh のグッド長橋さんから
「米国の IR は出版社と集団交渉しているが、日本は?」
というようなご指摘をいただいたばかりですね。
---
山本和雄 <ymmt @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>
(2012/01/10 11:39), Syun Tutiya wrote:
> 栗山さん、
>
>> ついに日本でもこういう動きが出てきましたね。
> うーん、こういうことをやらないでがんばるというのがhita-hitaだったよう
> な気が、、、、
>
>> 以前から指摘されていることかと思いますが、学位論文の無償公開は
>> 厄介な点があって、文系の場合だと商業出版社から単行本として発売
>> されたりしますし、理系の場合だと商業誌に発表した論文をまとめて
>> 学位論文にするといったことが往々にしてありますよね。
> これまでは、別に問題ではなく、「著作権の関係で問題がないかぎり」という
> ことで処理していたのだと思います。つまり、やばそうだったら公開しないと
> いう形で。しかし、もちろん、これは、学位論文の印刷公表義務(「学位規則」
> 省令)があるので、すでにやばいことになっていたはずで、本当は論理的には
> おかしかったのですが、、、
>
>> このあたりの著作権処理をどのようにされることとしたのか、ご教示
>> いただければ幸いです。
> 「本学の学内プロジェクトの研究成果および、学位論文(博士)のインターネッ
> トによる無償公開を原則義務化することが決定」ということでは、義務化になっ
> ていなくて、すくなくとも「許諾の義務化」でないとまずいと思います(もちろ
> ん、「原則」があるので、例外があると、そこに逃げる場合に実質的に義務化
> といえるかという検討はしないといけないと思います)。しかし、セルフアーカ
> イブは、著者がやる作業(委任してもいいが)ですから、権利許諾は不要なはず
> で、用語としては「許諾」という表現は避けるべきでしょう。
>
> いずれにせよ、岡山大学として公開を義務化したならば、大学としてさまざま
> な国内外の商業出版者と協議してその実現を図る義務が生じたことは明白なの
> で、大学としての意欲を感じ、今後の闘いについて興味深く思います。必要が
> あれば加勢します。
>
> 土屋
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> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
> 2012年1月号を発行しました!
>
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> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
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