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[drf:3079] Re: CSI報告交流会の感想大会
- Date: Fri, 15 Jun 2012 22:38:40 +0900 (JST)
核融合研の力石です。
CSI事業報告交流会では、色々お世話になりました。
(懇親会では、うちのスタッフが以前お世話になった大学の方が覚えていただいていた件とか、雑誌架の話とか、、。)
さて、報告会本会関連での感想などです。
1.パンフレットなどの広報資料
核融合研では、広報資料は機関リポジトリとしてではなく、WEBの広報サイトに直接掲載しています。
(実は、報告書の類も、(色々な経緯があって)機関リポジトリと並行してWEBに直接掲載されていたりのします。)
パンフレット類を広報資料として、機関リポジトリの研究成果とは別枠で扱う(直接WEBサイトに掲載)か、リポジトリに一本化するか、、。
核融合研は前者のスタンスで行きそうな気がしています。
2. 登録の義務化
うちでは、義務とか堅苦しいことを言わずに、「掲載OK(包括許諾)さえ出してくれたら、あとはこっちで勝手にやっときます。」みたいな感じです。
というのは、研究者にとって出版済みの論文はとりあえずケリのついた仕事で、追加で手間が発生するのは嫌う、ってのが(特に私自身)あるので。
(ま、一応、上への説明として、「成果物は研究者だけでなくプロジェクトチームにも帰属するから云々」の説明をしてはいますが。)
将来的には、(以前も書きましたが)リポジトリってのを特には意識せず、通常の仕事の手続き(出張手続きみたいな感じ)の一つとして済ませる(仕事のルーチンに組み込んでしまう)形にできないかなと思っています。
3. 核融合研開催の大学共同利用機関情報交換会に関して
(これに関する裏話は、私よりも一番の当事者からの方がよいと思いますので、割愛。)
交換会で出た話題でちょっと気になってるのが、「リポジトリ掲載の意義」みたいな話です。
A大のリポジトリを参考に、B大で研究成果をだしリポジトリに掲載。それを参考にCやAが新たな成果を出しリポジトリへ、というgive and take というか、成果の循環、再生産が持続して起きる、それが目指す形態という話。
リポジトリに消極的な人の意識として、この再生産がうまく行かないのじゃないか、という疑念があるような感触を持っています。
このあたり、実際のところどう動いているのか、知りたい、というのが今の気持ちです。(さて、どうやって調べることになるのやら。)
また、情報交換会でも、機関リポジトリとWEBサイトに直接掲載との住み分けというか関係が話題に上がっていました。
取り留めない文章になりましたが、こんな感想を持っています。
最後になりますが、CSI事業および本交流会を運営されました皆様にお礼申し上げます。
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