聖路加 佐藤様 北大 鈴木様 そしてみなさま 九州大学の吉松です。 「博士論文の登録フローについて」夏から状況は変わっていないです。 九州大学では、2部局だけ、学位授与の流れのなかにリポジトリ への登録を含んだかたちで学生係と連携をし、収集しています。 「確認書」(=許諾書)を提出してもらい、その返答によって登録して いますので、任意です。 中でも歯学部さんでは、もともと電子媒体での提出が決められていたので 学生係がとりまとめて図書館に送ってくれます。ただ、分野的にも博士 論文を出版・投稿される方が多いため、確認書で「期限は未定で公開 できません」との回答も多いです。 学位授与の流れは、総合大学のためか、部局毎に方法が様々で、本部でも これを掌握していないというのが現状のようです。 ですが、NDLの学位論文の電子化プロジェクトに大学として対応した ことをきっかけに、将来に向け学位授与の流れのなかに博士論文の リポジトリ登録を促す運用を全学的にしていくべき…と本部(学務部) から前向きな意見をやっともらいましたので、今年度、話し合いを 進めたいと考えています。 タイミングについては参考にはならないかもしれませんが、 学生係との運用資料を添付してみます。 <登録の流れ> 部局によっては、本審査の前に製本論文を提出するところもあり 一様ではありませんが、例えばこんな感じです。 <学生係に学位取得者へ渡してもらうようお願いしているもの> ・かがみ文書(←学生係から要請があれば作成) ・確認書 ・QIRチラシ ・運営指針 遅いお返事となりましたが、参考までに。 (2010/11/12 15:45), SATO, Kuniko wrote: > 北大 鈴木様 > 千葉大 土屋先生 > 筑波大 大澤様 > 金沢大 守本様 > > 聖路加 佐藤です。 > 登録タイミングについて、ご教示いただきましてありがとうございます。 > > 本学でも、現在は任意でリポジトリでの公開時期を決めているのですが、 > できるだけ本文公開をすすめたい、という意思が検討をすすめる中であるようで、 > 他大学さんではどうしているのかお伺いすることになりました。 > > 博士論文の公表については、 > 博士論文を、本学図書館と国会図書館で公開した時点で、公表済みではないかと思いますが、 > 最初のメールにかきましたように、学術雑誌でも公表すること、という決まりが本学にあります。 > 博士号の授与と、学術雑誌での発表が前後してしまい。。。 > いろいろあるのでここでは差し控えます。 > > ありがとうございました。 > *○*〜*○*〜*○*〜*○*〜*○*〜*○*〜*○* > 佐藤 晋巨:Kuniko Sato > 聖路加看護大学図書館:St.Luke's College of Nursing Library > Mail: kunikos @ xxxxxxxxxx > Phone: 03-5550-2251 > □SLCNe-Quilt: http://quilt.slcn.ac.jp/ > □SLCN@rchive:http://arch.slcn.ac.jp/ > > >> -----Original Message----- >> From: drf-bounces @ xxxxxxxxxxxxxxxx >> [mailto:drf-bounces @ xxxxxxxxxxxxxxxx] On Behalf Of MORIMOTO Shun >> Sent: Friday, November 12, 2010 10:18 AM >> To: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx >> Subject: [drf:2124] Re: 学位論文をリポジトリで公開するタイミングングについて教えてください >> >> 聖路加 佐藤さま >> 金大 守本です。 >> >> 本学では,来年3月からを目標に,学位論文の義務的登録へ動いています。 >> 収集のタイミングは,「学位授与決定後,保存・公開用の紙媒体を提出するときに,同時 >> に電子媒体を提出」です。 >> >> 二重投稿についてですが,本学でも雑誌投稿論文を博士論文にしている方もいます。そう >> いう方は,紙媒体の提出には「抜刷」を使うそうです。ですので,図書館は,雑誌公開後 >> (掲載巻号決定後)に電子媒体をもらうことになります。 >> あとは,普通の雑誌論文と同じようにポリシーチェックをしていくことになります。出版 >> 社版不可の場合の著者最終稿を集めるのが大変なんだろうなと想像しています。 >> >> >> >博士号を授与する要件として、学術雑誌に公表することとなっています。 >> >「既に公表された論文は投稿できない」という投稿規程 >> >> 雑誌投稿前の原稿が博士論文としてIRに流れてくる事はないと思いますし,アクセプトも >> されていない論文には学位授与しないと思います。 >> 「学術雑誌に公表すること」が雑誌掲載を意味するので,博士号授与はその後ということ >> になり,リポジトリに登録されるのはさらにその後なので,二重投稿については心配せず >> に登録できると思います。 >> また,IRに登録した博士論文をもとに雑誌論文を書くこともあるかと思いますが,そうい >> う意味での二重投稿になった場合は,博士さん側の責任です。 >> >> >> ---------------------------------------- >> 金沢大学附属図書館 情報企画係 >> 守本 瞬 >> TEL 076-264-5204 >> FAX 076-234-4050 >> ---------------------------------------- >> >>> DRFメーリングリストの皆様 >>> >>> 聖路加 佐藤です。 >>> いつもお世話になります。 >>> >>> 標記の件について教えてください。 >>> リポジトリで学位論文を公開するタイミングに決まりはありますか? >>> >>> 既にいくつかの大学さんへ個別にお聞きしてしまったのですが、 >>> DRFメーリングリストの活用をご指摘していただきましたので、 >>> こちらでもお伺いします。 >>> >>> 本学で博士論文登録を必須化するかどうかが検討されているのですが、 >>> 博士号を授与する要件として、学術雑誌に公表することとなっています。 >>> リポジトリで公開したものは投稿不可と投稿規定に記載している学会をいまのところ >>> 発見していないのですが、「既に公表された論文は投稿できない」という投稿規程に、 >>> リポジトリでの公開がひっかからないか微妙ではないか、という話の流れになり、 >>> 他大学さんで、学位論文を公開されているところにお話を伺えないかと思いました。 >>> >>> ちなみに、現在本学では学位論文の登録が任意で、 >>> 公開時期も利用者の任意となっています。 >>> 学術雑誌に公表後に公開という選択肢もあり、その場合は利用者から >>> 連絡をもらってリポジトリで公開することになっています。 >>> >>> お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけますようお願い申し上げます。 >>> ☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆ >>> 佐藤晋巨@るかなび >>> http://rcdnp.slcn.ac.jp/lukanavi/ >>> 聖路加看護大学図書館 >>> kunikos @ xxxxxxxxxx >>> ☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆ >>> >>> >>> >>> >>> ─────────────────────☆────────── >>> 11月19日 DRF地域ワークショップ in 広島(DRF-CityOfHiroshima)開催! >>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF-CityOfHiroshima >>> >>> 11月25日 DRF全国ワークショップ in 図書館総合展(DRF7) 開催! >>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF7 >>> >>> DRF(Digital Repository Federation) >>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/ >>> ─────★────────────────────────── >>> >> >> >> ─────────────────────☆────────── >> 11月19日 DRF地域ワークショップ in 広島(DRF-CityOfHiroshima)開催! >> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF-CityOfHiroshima >> >> 11月25日 DRF全国ワークショップ in 図書館総合展(DRF7) 開催! >> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF7 >> >> DRF(Digital Repository Federation) >> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/ >> ─────★────────────────────────── >> > > > ─────────────────────☆────────── > 11月19日 DRF地域ワークショップ in 広島(DRF-CityOfHiroshima)開催! > http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF-CityOfHiroshima > > 11月25日 DRF全国ワークショップ in 図書館総合展(DRF7) 開催! > http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF7 > > DRF(Digital Repository Federation) > http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/ > ─────★────────────────────────── -- ===================================================== 九州大学附属図書館 eリソースサービス室 リポジトリ係 〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 url: https://qir.kyushu-u.ac.jp/ mail: qir @ xxxxxxxxxxxxxxxxxx TEL: 092-642-2342 FAX: 092-642-2330 吉松 直美 =====================================================
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