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[drf:4306] Re: PLOS誌とデータ管理
- Date: Fri, 31 Jul 2015 13:03:18 +0900
内島様
NIIから公開されている、
「IRDB (JAIRO)データ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライ
ン」(バージョン2.0)
http://www.nii.ac.jp/irp/archive/system/pdf/JaLC_guideline_ver2.0.pdf
によると、
・1991年〜2000年度の博士論文
1991年〜2000年度にNDLで受け入れた博士論文については、NDLでもDOIを既に
DOIを登録している可能性がある。このNDLが既にDOIを登録済である博士論文に
対して、機関リポジトリでもJaLC DOIを登録する際には、NDLで登録したDOIを入
力すること。
対象となる博士論文は、NDLが電子化を行った1991年度〜2000年度の博士論文
である。機関リポジトリで1990年代の博士論文にDOIを登録する場合、NDLで同じ
コンテンツに。NDLでは、NDLがDOIを登録した1990年代の博士論文について、イ
ンターネット上でリスト(TSV形式)を公開している。このリストから自機関分を
抽出し、DOIの確認を行うこと。リストの入手元は次のとおりである。これによ
り、NDLと機関リポジトリとのマルチプルレゾリューションが有効になる(→4章
参照)。
(p.8)
となっていますので、JAIROにデータを提供していて、かつ、JaLC DOIを付与し
ている場合には、このガイドラインに従ってDOIを付与する、ということかと思
います。
このあたりは、NIIの方から補足いただいた方がよいかもしれません。
(2015/07/31 9:53), 内島秀樹 wrote:
> 大場様
>
> 情報提供ありがとうございます。学位論文へのdoi付与は過去分、カレント分とも
> 任意だ、という理解でよろしいですね。
>
> 私の記憶違いでなければ、下記の情報に関して通知的なものはなかったような気
> がしますので、どこかで周知して頂けるといいかなとも思いました。
>
> 2015年7月31日 9:07 大場 利康 <oba @ xxxxxxxxx>:
>
>> 内島様
>>
>> 同じページ
>>
>> http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/dlib/cooperation/doi.html
>>
>> に記載がありますが、NDL側でデジタル化した学位論文については、既にDOIを付
>> 与済みです。
>> 「国立国会図書館が果たす役割 ①」の表に、
>>
>> 学位論文に付与されたDOIのリスト(平成26年2月24日時点)tsv形式(zip):
>> 67.3MB))
>> http://dl.ndl.go.jp/files/etd_digital.zip
>>
>> を掲載しています。必要に応じ、こちらを活用いただく、ということかと思います。
>>
>> なお、平成25年4月1日以降、学位規則改正に対応する形で、各リポジトリ等で
>> DOIを付与して公開したものを、NDLが収集した場合には、こちらも同じページに
>> 記載されていますとおり、
>>
>> 「オンライン資料・インターネット公表博士論文に、収集した時点で(出版者に
>> より、出版者自身の)DOIが付与されていた場合、それを格納し、国立国会図書
>> 館デジタルコレクションや国立国会図書館サーチで提供します。」(国立国会図
>> 書館が果たす役割 ②)
>>
>> という扱いになります。
>>
>> ということで、お答えになっていますでしょうか……
>>
>>
>> (2015/07/31 8:45), 内島秀樹 wrote:
>>> 神戸大の内島です。
>>>
>>> 以前、課題にあがっていたかと思いますが、学位論文にdoiを振る
>>> お話はどうなっているのでしょうか。確か、カレント分には各大学で
>>> doiを振り、過去分はもし振りたければリストを国会から各大学に配布
>>> するようなことだったと思いますが。仮にこれが本格化するようであれ
>>> ば、(学位論文を登録している)IRでdoiを部分的にせよ、振らない方針
>>> はないのかなとも考えていました。
>>>
>>> ご教示頂ければ幸いです。
>>>
>>> 2015年7月30日 19:42 大場 利康 <oba @ xxxxxxxxx>:
>>>
>>>> 小野様
>>>>
>>>> 国立国会図書館の大場です。
>>>>
>>>> ご参考までに、ですが、NDLでは、既にデジタル化した古典籍にDOIを付与して
>>>> います。
>>>>
>>>> 国立国会図書館によるDOI付与
>>>> http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/dlib/cooperation/doi.html
>>>>
>>>> 古典籍へのDOI付与については、JaLCで前例あり、と考えていただいてよいか
>>>> と思います。
>>>>
>>>>
>>>> (2015/07/30 12:42), Wataru Ono wrote:
>>>>> 土屋先生, みなさま,
>>>>>
>>>>> 東京学芸大学附属図書館 小野です。
>>>>> JSTさんに伺ったほうがいいのかもしれませんが、
>>>>> JaLCのFAQ https://japanlinkcenter.org/top/doc/JaLC_FAQ.pdf
>>>>> には以下のよう書いてあります。
>>>>>
>>>>> リポジトリには、教材やいわゆる貴重書画像系のものなども混じっているので、
>>>>> それらに永続識別子を振りたい、と思えば、JaLCは使えない、という理解でいいのか、
>>>>> ということです。
>>>>> (もちろん、そんなものには振らない、振る必要がない・・・という選択肢は別として)
>>>>>
>>>>> -----
>>>>> 1. どのようなものに対してDOIを登録できますか。
>>>>> ジャパンリンクセンター(JaLC)では学術論文をDOI 登録の対象としています。また、以
>>>>> 下を満たさなければなりません。
>>>>> ① コンテンツを表すインターネット上でアクセスできるページ(例えば、本文ファイル
>>>>> や書誌情報のようなメタデータ等が表示されたページ)(ランディングページ)と結
>>>>> びついていること
>>>>> ② ランディングページへのアクセスの持続性が確保されていること。
>>>>> ③ 自身のコンテンツ(自身の著作物、あるいは著作権者から管理を任されている著作物)
>>>>> であること。
>>>>> ---
>>>>> _____________________________
>>>>> 小野 亘 (Ono, Wataru)
>>>>> E-Mail: ono.wataru.plus @ xxxxxxxxx
>>>>> (業務用: onowata @ xxxxxxxxxxxxxxx)
>>>>> @wonox http://orcid.org/0000-0002-6398-9317
>>>>> 東京学芸大学附属図書館(教育研究支援部学術情報課)
>>>>> Tel: 042-329-7217 Fax: 042-323-5994
>>>>>
>>>>>
>>>>> 2015年7月30日 12:31 Syun Tutiya <tutiya @ xxxxxxxxxx>:
>>>>>> 小野さん、
>>>>>>
>>>>>>> どんどん横道にそれていますが^^
>>>>>>> JaLCでは学術論文をDOI 登録の対象とされているようですが、
>>>>>>> 学術論文ではないリポジトリのコンテンツに永続識別子を振ろうと思えば、
>>>>>>> やはりCNRIも併用するのがよい、ということになるでしょうか?
>>>>>>
>>>>>> CrossRefのDOIは、学術雑誌掲載の学術論文に振るためのものです。JaLCは、
>>>>>> ホームページにあるように「電子化された学術論文、書籍、論文付随情報、研
>>>>>> 究データなどにDOIを登録」ですので、JaLCのDOIを学術論文以外へ永続識別子
>>>>>> を振ることは問題ありません。IDFは、RAの相互排他性を求めているので、RA
>>>>>> になるにあたっては何に振られたDOIを管理するのかということについて決め
>>>>>> ておかないといけませんが、そのように決めたということです。
>>>>>>
>>>>>> 土屋
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>>>> 国立国会図書館
>>>> 電子情報部 電子情報企画課長
>>>> 〒100-8924
>>>> 東京都千代田区永田町1-10-1
>>>> 03-3506-3313(DI)
>>>> 03-3581-2331(代表)内線40100
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