杉田さん
ASOAFメーリングリスト(AMERICAN-SCIENTIST-OPEN-ACCESS-FORUM)上の Alma Swanさんからのメールです。 研究者の情報探索行動についての質問に対し、幾つかの調査結果を踏まえ、 ・図書館の提供情報などに基づき、無料でその場でオンラインアクセス できるフルテキストを探す。 (無料で、とは(OA文献というよりも)機関購読のこと) ・それがうまくいかなければ、GoogleでOAバージョンを探す。 ・それがうまくいかなければ、より大きな研究機関に所属している仲間に、 横流ししてくれるように電子メールで頼む。(※) ・それがうまくいかなければ、著者に電子メールで頼む。(※※) ・それがうまくいかなければ、ILLを申し込むか、主題司書に相談する。
わかりやすくまとめていただきありがとうございました。 このメールは私もじっくり読まなくてはと思っていたところでした。 ちなみに標題は、機関リポジトリ収載の論文が研究者にうまく発見 されていないのではないかという問題提起があって、それに対して ハーナッドが、機関リポジトリの論文が発見されにくいという証拠は どこにもない、それよりも全体の15%の論文しかセルフアーカイブ されていない(つまりNon-Existence)方が問題だ、セルフアーカイブ の義務化が第一の優先事項であり、Discoverabilityを持ち出すのは 横道へそれることだ、みたいなことを言っているところから来ている ようですね。
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特に購読しなくてもWebで読めますよね。 http://amsci-forum.amsci.org/archives/American-Scientist-Open-Access-Forum.html 英語だし、なかなかついていくのが大変ですよね。 特にハーナッドのメールは長い! 全部読んでいたら他のことが何もできなくなってしまう(^^;)。 栗山 正光 常磐大学人間科学部現代社会学科 〒310-8585 水戸市見和1-430-1