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[drf:3685] Re: 博士論文の要旨・本文のアイテム分け
- Date: Wed, 29 May 2013 20:42:16 +0900
旭川医大 鈴木です。
改めて質問させてください。
学術雑誌(電子ジャーナル)で公表する場合は、
博士論文本文を機関リポジトリ等で公開する義務があるのでしょうか?
ないのでしょうか?
条文確定前は、電子ジャーナルはインターネット公表しているとみなし、
本文は不要、当該博士の学位の授与に係る論文の内容の要旨と
論文審査の結果の要旨の公開だけで良いという見解でした。
DRFwikiにもそのように記載されています。
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?ETD2013#ra25d023
機関リポジトリでの本文公開義務がない場合は、以下、破棄ください。
機関リポジトリでの本文公開義務がある場合、
国会図書館は何を見て(どういう条件で)自動収集をする予定か
教えていただけないでしょうか?
未定でしたら、以下、ご検討いただきたいと思うのですが、
みなさま、いかがお考えでしょうか?
生命科学系の課程博士の場合、学術雑誌に投稿し
アクセプトされて学位を授与、という流れが多いと思います。
本学ではこれまで、博士論文としては収集せず、適宜、
学術雑誌論文として取扱い、登録・公開してきました。
学位論文として登録するにあたり、
・アクセプトされている=著作権は出版者に移譲されている、
だから、出版者の著作権ポリシーに従って登録・公開する、
とすればこれは、学位論文ではなく学術雑誌論文ではないのか。
1. とすれば、学術雑誌論文として登録して(著者版フラグもauthor
バージョンとする)、そこに学位授与番号等のメタデータを付与
するのでもよいのか?機関リポジトリ上で公開してますよね?
2. 1.が自動収集で困るなら、NIIに、junii2 ver.3 の資源タイプや
著者版フラグを複数(「学位論文」と「学術雑誌論文」等)付けて
よいことにして、と要望すべきなのか?(現在は、必須でMax1)
3. 大学が学位を授与した論文と、学術雑誌掲載論文とは別、
と考えて2件登録すればいいのか?
(学位論文として登録する方は、まだ掲載されていないのだから、
雑誌情報は記載しない、掲載予定誌名くらいは記載するが
ページなんかは知らん。)
4. 2件登録するなんて面倒だ。これはあくまで学位論文だ
と考えて学位論文として登録するが、学術雑誌論文として
登録する情報(DOIやページ数等)も記載する?
#この方が面倒なような。
#しかもこの場合、日本の機関リポジトリの学術雑誌論文の
# 登録数は、統計上、えらく減ることになるような。。。
と、だんだん分からなくなってきました。
総合大学さんの現在のリポジトリ上の博士論文を見ると、
論文情報が記述されていない、あるいはメモ程度に注記されて
いるようです。分野によって別扱いにする方が大変でしょうから、
全国的に見れば、2件登録するのが現実的なのかなと思いつつ、
それって重複の場合が多いし、DL回数も分散しちゃうわけで、
なんだかどの方法も変な気がして混乱しております。
みなさま、どうお考えでしょう?この手の博士論文をどう登録
される予定でしょうか?教えてください!
クローズドなMLの方が宜しければ、drf-membersでも!
2013年5月29日 17:24 富田 健市 <tomita-k @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx>:
> 法政大学市ヶ谷図書館 山崎様、皆様
>
> 岡山大学の富田です。
>
> 現在、NIIとNDLとで準備中の自動収集システムの概要はご指摘の通り
> で問題ないと思います。実際に運用を開始するにあたっては、誤入力の場合
> にどのように処理されるのか、等の詳細な説明があると期待しています。現
> 段階での見通しについては、6月7日のオープンアクセスサミット2013
> 第2部で直接質問してみてはいかがでしょうか。(これだけ露骨だとステマ
> とはいわれないかな)
>
> よろしくお願いします。
>
> -----Original Message-----
> From: DRF [mailto:drf-bounces @ xxxxxxxxxxxxxxxx] On Behalf Of 山崎 圭
> Sent: Wednesday, May 29, 2013 4:34 PM
> To: drf @ xxxxxxxxxxxxxxxx
> Subject: [drf:3682] Re: 博士論文の要旨・本文のアイテム分け
>
> DRFの皆様いつもお世話になっております。
>
> 法政大学市ヶ谷図書館・山崎と申します。
> SCPJ著作権研修(阪大)では大変お世話になりました。
> どうぞよろしくお願いいたします。
>
> 岡大の富田さんの指摘と筑波大の真中さんのレスポンスで気づいた(鈍くてすみ
> ません)のですが、
> 授与機関の出す「本文要旨」と「審査要旨」は3か月以内の公表(第9条関連)
> で、本人が出す「論文全文」「要約」(第8条関連)の公開が学位授与1年以内、
> という理解で良いのですよね?
>
> この場合、NIIと国会図書館の取り交わしている自動収集システムは「遡及的」
> に収集する、とありますから、「要旨」「審査要旨」の含まれるPDFファイルを
> 公開した後に、同じコンテンツに「論文全文」を追加して公開し「textversion」
> を「博士論文全文」に切り替えておけば、リポジトリとしては統一的なコンテン
> ツで利用者に提供でき、国会図書館の自動収集にも反映される、という理解で良
> いのですよね?(ドキドキ)
>
> 本文だけでなく、どこが評価されているのか、という面も一瞥できる利点を生か
> したいとなった場合、同時公開でないと収集されない、という場合だとリクツの
> 上では3か月以内に全ての業務を終えなければならなくなりますよね?(苦笑)
>
>
> この場合は、当然のことながら、「要旨」公開の段階では「textversion」は
> 「博士論文全文」にしない、という手作業によるミス防止に手を回す必要がどう
> やらありそうですね。
>
>
>
> ----- Original Message -----
>> 土屋先生
>>
>> 筑波大学真中です。
>> ご意見ありがとうございます。
>>
>> (2013/05/28 14:45), Syun Tutiya wrote:
>> > 真中さん、
>> >
>> >> それぞれ編集(?)主体が違うので、メタデータを分けようと思っていた
> のです
>> >> が大学執行部の一部では、ひとつのメタデータに両者ともつけたほうがよ
> いとい
>> >> う意見がありました。
>> >> 一緒にすることになりそうです。
>> >
>> > 「メタデータ」というのは、テクニカルな概念ですから、素人の意見を聞く
> こ
>> > とはないのではないでしょうか。メタデータがもつ情報の表示とメタデータ
> そ
>> > のものとは区別すべきであると思います。
>>
>> そうですね。
>> おっしゃるとおりです。
>>
>> 最初は、分けられたメタデータはOAI-OREなどの技術で統一して運用する、な
> ど
>> の考えも頭をよぎりつつ、しかし実際それを現実に運用するには知識も技術も
> な
>> いことが致命的という・・・。
>> むしろ、メタデータを分けることの優位性(?)、有用性を強く主張できない
> 弱
>> 音が反映した発言となりました。すみません。
>>
>> 実際どう作るのが適当かについてはもう一度考えてみます。
>> --
>> 真中孝行@筑波大学附属図書館 tulips-r @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
>> つくば市天王台1−1−1 筑波大学附属図書館 リポジトリ担当
>> phone:029-853-2470 fax:029-853-60522
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