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[drf:371] DRF地域ワークショップ(北陸地区)のディスカッションの内容について



DRFの皆様
金沢大学の橋です。
先週末にお送りしたメールでご紹介しましたとおり,「DRF地域ワークショップ(北陸地区)」の中で,CSI事業公募に関する意見交換を行いましたので,参考までに概要をお知らせします。

【コンテンツ】
IRに登録するコンテンツについては,応募要綱に書かれている内容以上のものは出ませんでしたが,関連して以下のような意見交換を行いました。
−博士論文,科研費という重点的なコンテンツについて再確認
−IRに何を登録するかは,各大学の情報戦略そのものである
−SPARC JapanなどのOA誌(いわゆる”Gold誌”)の出版社版のIRへの登録は進めていくと良いだろう。
−領域1では,コンテンツの登録がなく,ハードのみの導入というものは認められない

【提案書の書き方】
提案書の書き方については,以下のような意見交換を行いました。
−科研費の申請書のイメージで書くのが良いだろう。提案書を教員にチェックしてもらうと参考になるアドバイスがもらえるだろう。
−見た感じが白っぽいのは,どこがポイントなのか伝わりにくい。ある程度のボリュームとメリハリが必要。
−図・表などビジュアル面に訴えるのは効果的

【資金】
−NIIはスポンサーではなく,CSI事業は”呼び水”としての事業である。
−領域1では,自己資金の準備が望まれているので,CSI分と自己資金分との切り分けを考え,NIIからの資金がなくても,ある程度事業を行える体制を考えることがポイントになるだろう。

At 17:09 08/02/08, HASHI Yohei wrote:
>
>DRFの皆様
>金沢大学の橋です。
>昨日2月7日,北信越地区の担当者が金沢大学に集まり,さらにNIIの村上先生を
>お招きし,DRF地域ワークショップ(北陸地区)を行いました。その内容をDRF
>のwikiに登録しましたのでご覧下さい。
>http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF-Kanazawa
>
>今回は金沢大学内の参加者を合わせても35人程度のこじんまりとした集まりで,時
>間的にも半日でしたが,その分,親密な雰囲気があり,当初の予想以上に内容の濃い
>ワークショップになった気がしました。IRに限らず,北信越地区でこういう情報交
>換を行う機会はこれまで多くありませんでしたので,その面でも良かったと思います。
>
>後半のディスカッションの内容については,まだまとめていませんが,来年度のCS
>Iの応募に関する実践的なアドバイスなど役立つ情報を得ることができました。
>
>村上先生の講演にもあったように,現在図書館界(だけ?)はIRで盛り上がってい
>るのですが,その将来像については,年々変化しているようなところがあります。そ
>の気配に不安な面をを感じつつも,IRを使えば,各図書館の創意工夫次第で比較的
>手軽に大学から世界へ情報発信を行える,ということが浸透しつつあることが実感で
>きました。
>
>1月末から,DRF国際会議→DRF地域ワークショップ と2週間続きのイベント
>で少々大変でしたが,これで一息つきそうです。
>
>参加された皆様からもコメントがありましたら,是非お願いいたします。


橋 洋平 金沢大学情報部情報企画課情報企画係長
TEL:076-264-5204 FAX:076-234-4050
e-mail: yhashi @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp
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