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[drf:35] Re: [drf:34] Re: [drf:30] NII機関リポジトリリストの更新と英語名称について



谷藤@NIMSです。
行木さんの説明を読んで、ますます、というか、改めてというか
情報取得の標準仕様としての「OAI-PMH」は、ここまでくると
ネットワーキングのプロトコールなんだなと認識しました。
北大内の通信は、harvestingよりもconnectingという感じですよね。
情報が連結する(connect)ダイナミズムを感じてしまいます。
妙に得るところあってのコメントでした。

On Thu, 26 Jul 2007 01:09:28 +0900
nami @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx wrote:

n> 
n> 北大数学の行木です。
n> 
n> 誤解のないように説明することにします。
n> 
n> At Tue, 24 Jul 2007 15:58:59 +0900 (JST),
n> <izumi @ xxxxxxxxx> wrote:
n> > #リポジトリの数をここで数えるとすると,北大さんのHUSCAPと
n> > #EPrint Series of Department of Mathematicsは分けるべき?
n> > #など,迷いがあります。
n> 
n> こいつの目的は、数学教室発行のプレプリントシリーズや講究録、国際会議や
n> 研究集会の会議録、日常のセミナー情報などを効果的に維持管理することです。
n> たまたまEPrintsが良い加減に使いやすかったから使っていますし、OAI-PMH経
n> 由で自動的にHTMLを生成、教室のwebに反映してますから目的はかなりの部分
n> を達成しています。もちろん、HUSCAPとも一部のコンテンツをOAI-PMH経由で
n> 共有しています。
n> 
n> 要するに、教室からの生産物をまとめて維持管理し、日々の営為としての研究
n> 活動を支えるものであると。研究者グループにとってのリポジトリの意味とは
n> そういうところにあると思います。例えば一定水準のOAはその結果としてつい
n> てくるものではないでしょうか。
n> 
n> 教室公式インターネットサーバ群の一部ではありますから、数が多いほどよい
n> 場合にはカウントしてもらって、機関数が問題になるときは適宜除外すればよ
n> いのではないかと思います。
n> 
n> ちなみに、リポジトリソフトウエアを使っているというだけであれば北大には
n> あと二つあります。Hokkaido Math. J. は他のコンテンツと混ぜたくなかった
n> ので別途EPrintsを使っていますし、理学部でもコンテンツ管理システムの一
n> 部としてXooNIpsを利用し始めています。後者についてはXooNIps研究会で報告
n> させていただきます。
n> 
n> #本当はリポジトリソフトウエアを他の教室にも普及させたかったのですが、
n> #そこまでは手が回らなかった。その間にCSIが始まったのでCSIに期待した
n> #という経緯もあります。
n> 
n> -
n> 行木孝夫 (NAMIKI Takao)
n> 北海道大学理学研究院数学部門 (Tel/Fax 011-706-4439)

NIMS 谷藤幹子
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