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[drf:2620] Re: 書籍のカバー、帯の扱いをどうするか



土屋先生

>わかるんだけど、最大の問題は、図書館のデータが基本的に所蔵に基づくこと
>にあります。世の中にある情報、いや出版物に限っても、図書館にないものの
>ほうが多いのではないですか?
>
>図書館は、たしかに図書にメタデータを付けてきたわけですが、買った本の目
>録をつくってきただけで、書いたかったけど買えなかった本のメタデータすら
>図書館にはないのです。NACSIS-CATだって、所詮はこの枠組みから抜けていな
>いわけで、この時代に図書目録をベースにして、新しい知識を発見しようなん
>てちゃんちゃらおかしいのではないでしょうか。

Webcat Plusの連想検索はまさにこれを狙っているのでは
ないでしょうか?
どの程度有効に使われているのかよくわかりませんが。
私などはどうしても所蔵目録の発想から抜け切れないので、
つまり、図書館の目録は既知の資料の所蔵や書誌データを
確認するのに使うことが多いので、Webcat Plusはノイズ
が多くて使いにくいなあと思ってしまいます。
Webcatの旧バージョンが残っててうれしい、などと感じる
のはやっぱり古いんでしょうね、たぶん。

   栗山 正光
   常磐大学人間科学部
 
 


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