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[drf:108] Re: [drf:99] 業績DBと連携したい(Re: [drf:33] 業績DBソフト公開)
- Date: Tue, 04 Sep 2007 18:30:52 +0900
斎藤さま
皆さま
岩井@信州大学です。いつもお世話になっております。
信州大学では、既存の研究者総覧の改造が困難という状況は同じでしたが、業績DBとの連
携は大学の視認性向上には必要不可欠という思いから、研究者総覧のシステムを新たに開
発しました。
提案した企画に対して、研究者総覧を運用していた部署からの反応は、幸いにもたいへん
好意的でした。本学の古いシステムもカスタマイズを重ねていたため、管理に苦労してい
たようです。また執行部に説明した際にも、視認性向上という点・教員の負担軽減という
点が歓迎されました。
三重大の河谷さんも書いておられますが、教員を味方につけるというのが一つのポイント
かなと思います。
ちなみに本学の運用状況ですが、教員によるリポジトリへの投稿は基本的にメール添付に
よっており、図書館でリポジトリに代行登録する際に、研究者総覧にもメタデータとリン
ク情報を入れるような流れです(つまり教員は論文ファイルを送るだけで、総覧・リポジ
トリのいずれにもメタデータを入力する必要がない)。運用でカバーしている面が大きい
わけですが、いずれ省力化できればと考えています。
斎藤 未夏 wrote:
> DRFの皆様
>
> 筑波大学の斎藤です。
> 業績DBとの連携についてのご相談です。
>
> リポジトリの営業活動の過程で、複数の先生から
> 「趣旨には賛同するが、業績DBとの連携はないのか」
> という声をいただいていたのですが、
> 少し前に金沢大学さまからお知らせのあった下記の記事に触発され、
> 先日、業績DB(日立製)の維持・管理を担当している部署に乗り込み、
> 担当者レベルで話し合いました。
> が、残念ながら、前向きな回答は得られませんでした。
>
> 業績DB担当者へ説明・提案したのは、次のような点です。
>
> ・メリット
> 1 代理投稿型の場合
> 業績DBへの登録とリポジトリへの論文送付の窓口の
> 一本化により、教員の負担が軽減される
> 2 ユーザ支援型の場合
> 業績DBにアクセスした一般の利用者に、
> 該当論文が容易に入手できる環境を提供することにより、
> 入学志望者等へのアピールを強化できる
> ・業績DB側の開発費は図書館で負担してもよい
>
> しかし担当者の意見としては、業績DBは独自システムであり、
> すでにカスタマイズを重ねた結果、たとえ開発費の問題が
> クリアされたとしても、これ以上のカスタマイズについては消極的に
> ならざるを得ない、とのことでした。
>
> とは言えこれでめげてはいけないと、ただいま作戦を練り直しております。
>
> そこで、業績DBの改造はどの程度必要なのか、また連携実現のポイント
> となった点、アピールのしどころ、連携の進捗状況等について、ご意見や
> コメントをお寄せ頂けないでしょうか。
> >業績DBとの連携を実現された、
> または実現されつつある大学の皆様
>
> どうかよろしくお願いいたします。
>
>
> 内島秀樹 さんは書きました:
>> DRFの皆様
>>
>> 金沢大学の内島です。
>>
>> 本学がCSI事業の領域2の委託事業で開発した業績DBとDSpaceの連携ソフトがダウンロード
>> 可能になりましたのでお知らせします。
>>
>> 下記のHPがメインページとダウンロード用のページです。
>> (1)メインページ http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/kura/achievement/index.html
>> (2)ダウンロード用ページ http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/kura/achievement/sub4.html
>>
>> これらの連携ソフトは、DSpace側にインストールして各大学の業績DBから呼び出して使うも
>> のです。従って、各大学の業績DB側が、このソフトを呼び出して業績DBのデータを引き渡すた
>> めの改修が必要になります。この部分は各大学での実装になります。この実装に必要な仕様も
>> ドキュメントとして公開しています。
>>
>> なお、本学の業績DBは株式会社SRA製です。従って同社製の業績DBを導入している大学は実
>> 費ですが、比較的容易に実装可能かと思います。また、可能な範囲でSRAも質問に答えるとの
>> 了解を頂いています。
>>
>> 詳しくはHPにアップした各文書をご覧下さい。また、不明な点については本学の担当係
>> にお問合せ下さい。
>>
>> 情報部情報企画課情報企画係 inkikaku @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
>> 電話 076-264-5204
>>
>> なお、今年度はDSpaceから業績DB側に論文を同定する情報(DSpaceのハンドル名)を返戻し
>> て業績DBを更新し、業績DBから論文にリンクを貼る機能を早稲田大学とともに開発・実装する
>> 予定です。
>>
>> お知らせまで。
>>
>>
>>
>>
>
>
--
岩井 雅史 (IWAI Masashi)
iwaima @ xxxxxxxxxxxxxxx
信州大学附属図書館統括課 システム/コンテンツ形成担当
〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
Tel. 0263-37-2185 [学内内線 (811-)2292]
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