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[drf:1369] DRFIC2009 セッション2 講演者の方々をご紹介します



みなさま


DRFIC2009第2セッション事務担当の筑木です。

引き続きまして、第2セッションのスピーカーをご紹介します。

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<第二セッション> 
 「アジア太平洋地域における機関リポジトリの現状と展望」
 座長/竹内比呂也先生(千葉大学)
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第2セッションでは、アジア太平洋地域でどのようにリポジトリ事業が取り組まれ
てきたか、オーストラリア・台湾そして日本の各スピーカーからお話いただき、
それを踏まえてこれからの展望や地域的な連携の可能性を論じます。

座長は竹内比呂也先生 (千葉大学) です。

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◆◆ ピーター・セフトン(Peter Sefton)さん ◆◆ 

 スピーカー1人目は、オーストラリア南クィーンズランド大学のピーター・セフ
トン(Peter Sefton)先生です。

 「アジア・オセアニア地域における協力への提案
                    :国内協力活動・標準化の評価から」

 セフトン先生は、南クィーンズランド大学におかれた政府助成の機関リポジトリ
サポートプロジェクトであるCAUL Institutional repository support service
(CAIRSS)のメンバーのお一人です。

 オーストラリアの機関リポジトリプロジェクトは一巡し、前回この国際会議でスピ
ーチいただいたグロンアウェーゲン氏らのプロジェクトが統合されてCAIRSS等と
なっています。CAIRSSはDRFのような役割を含めて、現在のオーストラリアのIR
を政府助成により支援するプログラムです。

 日本の今後のリポジトリ事業及びその支援の枠組みを考える際に大変参考に
なるスピーチが期待できると思います。

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◆◆ 林誠謙(Simon C. Lin)さん ◆◆ 

 スピーカー2人目は、台湾中央研究院の林誠謙(Simon C. Lin)先生です。

 「台湾における機関リポジトリのこれから」

 リン先生は、台湾にナショナルデジタルアーカイブプロジェクトの責任者で、リポ
ジトリだけでなく、e-Scienceやいわゆるデジタルアーカイブなど多方面で活躍され
ている方です。

 今回はそのような広い活動範囲から、台湾のリポジトリを含む多様なデジタル
プロジェクトについての展望についてのスピーチがあります。前回の国際会議に
続いて、台湾の状況を知るには絶好の機会となると思います。

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◆◆ 内島秀樹さん ◆◆ 

 スピーカー3人目は、日本から、おなじみの内島秀樹さん(金沢大学)が、

 「DRFイニシャチブの前後
   :図書館員の伝統的な役割を超える機関リポジトリプログラム群」

と題してお話くださいます。
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どうぞふるってご参加ください。
http://drfic2009.jp/registration_jp.htm




Miki Terada さま:
> DRFの皆様
> DRF-membersの皆様
>
>
> 北陸先端大図書館の寺田です。お世話になっております。
>
>
> DRFIC2009の開催もいよいよ来月となりました。
> この国際会議を楽しみにされている方はもちろんのこと、参加をご検討されて
> いる方、私からは、第一セッションでお話いただく講演者をご紹介したいと
> 思います!!
>
> _____________________________________________________________________
>
>  <第一セッション> 「成熟と展望: 電子環境下の科学・研究・出版」
>             座長/土屋 俊(千葉大学)
> _____________________________________________________________________
>
>  「高エネルギー物理学における学術情報流通のイノベーション:
>               リボジトリーと オープンアクセス」
>
> ◆◆ サルバトレ・メレ さん(欧州合同素粒子原子核研究機構) ◆◆
>
>  現在進行中の物理学のオープンアクセスジャーナルのプロジェクトSCOAP3
> (Sponsoring Consortium for Open Access Publishing in Particle Physics)
> を担当されています。
>
>  SCOAP3は核物理学分野の主要な有料電子ジャーナルを主な購読機関(欧州、北
> 米、日本など)の会費制で買い取ってオープンジャーナル化しようとするプロ
> ジェクトで、欧米では大学図書館界(たとえばARL,ACRLなど)を中心に基本的な
> 支持を受けています。
> オープンアクセスは(1)グリーンの道(リポジトリによるセルフアーカイ
> ブ)、(2)ゴールドの道(著者支払モデルなどによるオープンアクセスジャー
> ナルの創刊)の2つの方法により実現されるとしていますが、ごく狭い特定分野
> で(2)を目指すのが、SCOAP3です。
>
>  オープンアクセス論者のStevan Harnadなどからは、グリーンの道(著者最終
> 稿のセルフアーカイブ)をすでに認めている出版社の電子ジャーナルタイトルを
> 「買い取る」のは無駄との批判もありますが、オープンアクセスはグリーン路線
> だけでなく多様な道があるべきとの理解も広範にあり、こうしたゴールドの道は
> 次第に拡大の方向にあります。今回は、オープンアクセスという観点から、機関
> リポジトリに限定されない広い範囲のお話を聞くいい機会になります!
>
> _____________________________________________________________________
>
>   「データ中心科学のためのデータリポジトリ・インフラ」
>
> ◆◆アリシア・ロペス・メディナさん(スペイン国立通信教育大学・COAR)◆◆
>
>  スペインのリポジトリのナショナルポータルである RECOLECTAのプロジェクト
> マネージャで、スペインの研究図書館連合やECのE-Science関連のプロジェクト
> や委員会などでも活動されており、スペイン及びヨーロッパのリポジトリを語っ
> ていただくのにもっとも相応しいスピーカの一人です。
> アリシアさんは、ヨーロッパのリポジトリプロジェクトであるDRIVERでも活躍さ
> れています。
>
>  今回は、NII、DRFも創立機関として参加したオープンリポジトリ連合
> (COAR=Confederation of Open Access repositories)の財務担当理事に選出さ
> れ、ヨーロッパのe-Scienceを中心とするリポジトリの状況とCOARの目的などに
> ついてスピーチされる予定です。
>
>  COARの設立式(10月22日ベルギーで開催)では、DRFのメンバー数名が直
> 接お会いして歓談しました!
> http://www.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&page_id=981
> (NIIのプレスリリースのCOAR設立時の集合写真)↑前列右から5人目の女性で
> す。
>
> _____________________________________________________________________
>
>  「研究成果の展開・普及のために不可欠なリポジトリの役割」
>
> ◆◆ ディビッド・シュレンバーガーさん(アメリカ公立大学協会) ◆◆
>    アメリカ公立大学協会の副会長、元カンザス大学の副学長。
>
>  最近は、学術情報流通分野での発言が多く、昨年開催されたSPARC DR Meeting
> 2008では、閉会時のキーノートスピーチを行い、大学の成果の視認性や納税者へ
> の還元の観点からデジタルリポジトリを強く擁護する発言をされており、この時
> のスピーチは実行委員会の投票でも高い評価を得ています。
>
>  現在、アメリカ全体を見渡して、大学経営や学術情報流通全体への大きな観点
> からリポジトリを語っていただくのにもっとも相応しい北米の代表的な識者の
> 一人です!!
>
>  今回は、ハーバードなどの義務化の流れについて、北米やグローバルなオープ
> ンアクセスへのインパクトを踏まえてスピーチされる予定です。
>
> _____________________________________________________________________
>
>
>
> 以上、セッション1で海外からお招きする講演者3名のご紹介でした。
>
> 海外の最新の状況を知ることができるいい機会になると思いますので、
> ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております!!
>
>
>  ◆◆ 一般参加の応募を 11月20日(金)まで延長しています。◆◆
>   
> ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>           デジタルリポジトリ連合国際会議 2009
> 「オープンアクセスリポジトリの現在と未来 ―世界とアジアへの視点から―」
>           DRF International Conference 2009
>       "Open access repositories now and in the future"
>       --from the global and Asia-Pacific points of view--
> ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
> 日 時:平成21年12月3日(木),4日(金)
> 会 場:東京工業大学 東工大蔵前会館1階 くらまえホール
> 主 催:DRFデジタルリポジトリ連合,SPARC Japan/国立情報学研究所
> 共 催:東京工業大学附属図書館
> 後 援:国公私立大学図書館協力委員会,国立大学図書館協会,
>     公立大学協会図書館協議会,私立大学図書館協会,SPARC
> 参加料:3,000円(資料費2,000円,茶菓代1,000円)
>   #必要な方には、内訳(資料費・茶菓代)を明記した領収書を当日
>     発行いたします。
>
> ◆参加登録はHPから
> http://drfic2009.jp/registration_jp.htm
>
> ◆プログラム
> http://drfic2009.jp/program_jp.htm
>
> ◆ご質問・お問合せは
> DRFIC2009事務局 secretariat @ xxxxxxxxxxxx
>
>
>
>
>   


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   国際会議開催決定、参加者募集中! http://drfic2009.jp
    DRFIC2009「オープンアクセスリポジトリの現在と未来
         ―世界とアジアへの視点から―」
    12月3日(木)〜4日(金)東京工業大学蔵前会館にて
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DRF mailing list
DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf