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[drf:610] Re: [drf:607] PDF/Aについて
- Date: Thu, 31 Jul 2008 18:24:23 +0900
藤川様、皆様
小樽商大 鈴木です。研修おつかれさまでした!
DRF-MLに質問するのは敷居が高いという声が聞かれるけど、
ぜんぜんそんなことないよ、みんなすぐに答えてくれるよー!
とあのとき言いましたが、この質問は難しくて(言い訳)...
まず、
>DRF-MLのみなさまは、PDFファイルを作成するときに、「PDF/A」にされていますか。
>
ですが、Barrelでは、「PDF/A」にはしていないです。
単にPDFに変換して、セキュリティと、画像PDFにはOCRをかけています。
「PDF/A」というのは、不勉強ながらまだ見たことないです。
たぶんどこのIRも使っていないのではないかと勝手に思います。
#使っている大学さん、ご教示ください!
PDF/Aについてはほとんど知らず、すみません、藤川さんの方が詳しいと思いますが、
利点といわれている
1. 必要なフォントを埋め込むことにより、常に作成した時の見た目を
再現できることを保証
2. メタデータや論理構造の埋め込みにより、文書(や文書構造)の記述が可能
が、IRの場合、メリットとなるのか検討の余地があると思います。
フォントなどを埋め込むと容量が大きくなりますし、単価、作業量との兼ね合い、
自IRの機能、ファイルの種類にもよると思います。
たとえば、Barrelの場合は、ほとんどが出版社版をスキャンした
画像PDFなので、1 は不要かな、PDFにカバーページを付けているので、
2 にもあまりメリットを感じないなぁと個人的には思っています。
著者版ファイルも、1. はあまり関係ないような気がしますが、どうでしょう。
。。。。というところで、山地先生からのメールが流れました。
単なる感想で、すみません。他の方も、よろしくお願いします!
藤川さん、これに懲りずに、もっと書いてくださいね!
みなさんもどしどしメールで聞きあってみんなでMLを盛り上げましょうー
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>DRF-MLのみなさま
>NII平成20年度学術ポータル担当者研修(会場:名古屋大学附属図書館)関係者のみなさま
>
>
>奈良女子大学附属図書館の藤川と申します。
>7月23日(水)から25日(金)、NII平成20年度学術ポータル担当者研修(会場:名古屋大学附属図書館)を受講
しました。
>NII・名古屋大学附属図書館・講師・コーディネータの方々、
>大変お世話になりありがとうございました。
>
>
>研修のときに「リポジトリに載せるPDFファイルは、OCR付が良い。」ということを学びました(「グループ討
議」の「経費配分」の
>時)。
>奈良女子大学では、ワードファイル等からPDFファイルを作成する以外、PDFにOCRが付いていなかったので
>これからは、PDFファイルにOCRをつけてからリポジトリに載せることにしました。
>PDF(OCR付)について調べているときに、「PDF/A(PDF/A準拠のPDF)」というものがあることも知りました。
>
>
>それで、ご質問なのですが、
>DRF-MLのみなさまは、PDFファイルを作成するときに、「PDF/A」にされていますか。
>
>DRFの過去のメーリングリストの中に、
>三重大学の杉田さんが書かれたメールの中に、下記のコメントがありました。
>
>>村上先生から「長期保存用PDF/Aは仕様導入検討してもよさそうです。」
>>というコメントもありましたね。
>>http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf-ml/100/105.html
>
>
>「PDF/A」がそもそもどのようなものか、その利点も私にはまだよくわかっていないので、教えていただければと
思います。
>「PDFAOutline.pdf」を添付しました。その9ページ「PDFからPDF/Aへの変換」に「エラーの山になる」とあるの
で、
>「まだ様子見で良いのかな。」とも思っていますが、その考えで正しいでしょうか。
>
>どうぞよろしくお願い申し上げます。
--
小樽商科大学附属図書館(学術情報課情報普及係)
鈴木 雅子 TEL:0134-27-5274 FAX:0134-27-5278
** Barrel: http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp