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[drf:2651] 紀要論文の「資料」に著作権があると考えられる場合の対応について



DRF-mlメンバーのみなさま

文教大学の鈴木です。

標記の件について質問させていただきます。
 英文学系の紀要掲載論文の文章末に,聖書の和訳(岩波文庫,
1956年版)が一定量(2p.),「資料」というかたちで掲載されています。

この場合,著作権者の許諾を取る必要はやはりあるのでしょうか?

参考になるかと思われるのは,「大学図書館 著作権 Q&Aですが,そのQ55
では以下のように言われています。

>>
Q55:紀要の電子化を行う際、各論文に引用されている文献、特に図表などに関して、
27
もとの著作者の許諾を得る必要があるでしょうか。
A: 引用であることを明示していれば、論文で使用することに問題はありませんが、電
子化にあたっては、二次的に使用されることが考えられます。どのように電子化するか
にもよりますが、特に、図表として写真や絵画などが使用されている場合で、それらの
図表が高精細画像として表示されるような電子化を行う際には、許諾を得ておくべきと
考えられます。
<<

図表が高精細である場合は許諾を得ておくべき,(そうでなければとらなくても大丈夫,
というように読めます)ということですが,文字列が一定の量集まっている文章(著作物)
となると・・・

ご教示いただけると幸いです。

 

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鈴木 正紀  suzuki @ xxxxxxxxxxxxxxxx   文教大学越谷図書館
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