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[drf:1606] Re: 国立国会図書館によるインターネット資料の収集について
- Date: Fri, 12 Feb 2010 18:46:55 +0900
土屋先生
こんにちは。奈良大学図書館 磯野です。いつもお世話になっております。
早速にご教授いただき、ありがとうございます。
# 蔵書点検対応でメール遅れました。申し訳ありません。
先生のメールにつきまして、全て了解いたしました。こちらこそ、情報
不足で申し訳ありません。
> 「普通」という言葉にはあまりこだわらないでください。
わかりました。
> 今日の議論は、「ROATの」意見・解釈ではなく、あくまで土屋個人の
> ものです。
> 本題は、あくまで機関リポジトリのコンテンツの自動収集についてです。
わかりました、そのように考えます。
> ROATは、「標準的なものを作っている」のではありません。「標準化」を目指
> しているところです。本当の標準化は、ISOとかIECでやっているように、ある
> いは、RFCのように、もうすこし抽象的なアプローチをして、各システムにお
> いて実現されるべき制約を記述するという作業になるはずです。・・・・
この件もよくわかりました。ご教授いただき誠にありがとうございます。
これから進んでいく部分だったんですね。
でも、土屋先生から長いメールをいただいて、もうちょっと情報収集、
必要だなあと、改めて思いました。CSI事業の中身まで見てませんでした
もので、お手数をおかけいたしました。
> まあ、安定したコンテンツ参照の方式としては、GETメソッドのための問い合
> わせ文字列を残すよりは、ブログ用語で言えばPermalinkということになるの
> でしょうが、なんらかの固定的、永続的なURIのほうが自然ではあるというの
> が、ぼく自身の印象です。
なるほど、これも勉強になりました。Permalinkの言葉からして、まず、
おさらいしておきます。
今後ともご指導の程、どうぞよろしくお願いたします。
今回のメールはうれしいというより、感動の域でしたです。
土屋先生・みなさま、ありがとうございました。
どこかでお会いできること、楽しみにしています。
*--------------
全く蛇足ですが、小さい私立大学の状況(言い訳?)です・・・
小さい私学で、図書館システム更新の闇夜に紛れてリポジトリを導入
してたりするレベルになると、まず、現状業務にかかるお金と時間の
両面から圧縮することをまず考えねばいけませんで、CSIという名前は
どこからか聞いたことがあっても、その中身なんか、確認してる時間
あるんやったら、まず、目先の業務を昨日よりも今日は早くこなせ、
となりますね。
考えることを他人にお任せできる状況では全く無く、図書館に人間たく
さんいるところだったら複数人で会議して決めるところを一人の頭ン中で
一人会議して考えて決める、人にお願いするときは手順まで確立して
お願いしないとなんとも動かないんで、ありったけ作業を手順化する、
で、人に作業してもらいながら時々チェック、でも登録件数は伸びずで、
こんなメール書いてるんやったら1件でもスキャナ通せ、メタデータ
書けと思われるだろうなあ、と思う始末・・・。
CSI事業にはなんたら大学と県の名前の大学がずらり、わが方も大学名、
ガチに国立なんで、負けじと思えど、「CSI?そんなん知らんでいい」
とも思うもう一人が同じ脳ミソの中に同居していたことも事実・・・。
で、今回皆様からメールいただき、CSI事業それぞれのの向かっている
方向もある程度調べて知っておかんならんと思うと同時に、小さい
ところでも一人前に、リポ一軒家構えられるや、とも言いたかったり
もしますです・・・。
図雑の目録作成・図書の買い物係とシステムたちの相手、両刃使い
だとシャキッと切り替わらないんですが、まだまだやらなければ
いけないことがたくさんあることは、これまたよく理解できました。
頑張らないといけないですね・・・。でもまるで多重人格のような。
自分にあきれて笑えてきた・・・今日は酒飲んで寝ます。
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ともかく、みなさま、ありがとうございます。
今後ともご指導の程、どうぞよろしくお願いたします。
# でもまあ、よそ複数人でしてることを一人で何でも、も程が
あるんですかね・・・?。
> 磯野さん、
>
>> 1.
>> DSpace等を基準にすると、XooNIpsのログの詳細は形式が微妙に
>> 異なる。(よって普通でないという判断)
>
> 「普通」という言葉にはあまりこだわらないでください。
>
>> 2.
>> ROATというものはAwstatsの仕様により、XooNIpsのログの詳細は
>> 判断できない。(DSpace等は多数派なので問題ない)
>>
>> 2項目がROATの意見・解釈、としますと、
>
> 今日の議論は、「ROATの」意見・解釈ではなく、あくまで土屋個人のものです。
> 本題は、あくまで機関リポジトリのコンテンツの自動収集についてです。
>
>> ROATは、リポジトリのログ分析における「標準的なものを作っている」、
>> という方針であれば、XooNIpsのログに対応したものに変更をお願い
>> したい。(多数派にだけ対応しているのは標準とは言えない?)ので、
>> XooNIpsログにも対応が必要なのではないか?、ユーザーも増えている
>> ので是非対応を・・・。
>
> ROATは、「標準的なものを作っている」のではありません。「標準化」を目指
> しているところです。本当の標準化は、ISOとかIECでやっているように、ある
> いは、RFCのように、もうすこし抽象的なアプローチをして、各システムにお
> いて実現されるべき制約を記述するという作業になるはずです。しかし、これ
> までの経験から、そういうアプローチをとっていると、なかなかまとまらない
> ので、ともかく、できるだけ多くの機関リポジトリが共通利用できるようなシ
> ステムを作ってみて、それを改良しながら、備えるべき要件を確定していこう
> というアプローチをとりました。そのことによって、ZooNIpsのようなものへ
> の対応が案外難しいということがわかったわけです。AWStatsは、機関リポジ
> トリに特化したものではなく、あくまで、出発点として利用したオープンソー
> スですので、AWStatsの現在の仕様が絶対ではありません。この蓄積が十分に
> なれば、おそらく、スクラッチから機関リポジトリが吐くべきログの規格を書
> き、その処理が備えるべき要件を書き、その実装例を提示するということにな
> るのだと思いますが、まだそこまでいっていません。
>
> ROATの現プロジェクトは、あと2週間の命なので、これからどうやって対応して
> いくのかを、国際的観点から、日本の機関リポジトリコミュニティとして考え
> るべきタイミングでもあります。そのこともあり、ROATの報告書では、イギリ
> ス、フランス、ドイツなどにおける調査も含まれることになるでしょう。とい
> うわけで、現段階でROATに対して要望していただいても、ほとんど反映するこ
> とは不可能だと思います。先週のDRF6@札幌で、次期DRFも成立してようですの
> で、そこで議論をするのか、それとも、NIIのCSI第3期においてなんらかの対
> 応をするのかなどを決める時期ではないかと思います。そして、ROAT的事業が
> なんらかの形で実施されるときには、XooNIpsのユーザとして磯野さんにもな
> んらかの形でご参画いただくことになるのではないでしょうか。
>
>> 逆に、今のROATのログ分析が世界標準でXooNIpsだけが変わってるんだ、
>> というご意見なら、XooNIpsのダウンロードURLを変更することも考慮
>> しないといけないかとは思いますが、ダウンロードURLに世界標準って
>> あるんですかね??。私はわかりません。
>
> まあ、安定したコンテンツ参照の方式としては、GETメソッドのための問い合
> わせ文字列を残すよりは、ブログ用語で言えばPermalinkということになるの
> でしょうが、なんらかの固定的、永続的なURIのほうが自然ではあるというの
> が、ぼく自身の印象です。
>
> 土屋
>
>
>
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