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[drf:3180] Re: ICTK2012(インドの図書館情報学国際会議)に参加してきました



坂口さん、

> 釈迦に説法だと思いますが、、、「目録」とか「記事索引」は冊子体の資料の
> 所在を指し示すことが目的であり、実際人社系の学術雑誌はまだ電子化されて
> いないものが多々あるので、これらを使って資料を探し、紙スキャンを行って、
> リポジトリで公開しています。

はい。しかし、資料といっても「所蔵」資料なところが問題です。「所蔵」さ
れていないときはどうされるのですか。いや、所蔵されていなければ、目録や
索引には出てきませんよね。つまり、永久に忘れられるわけです。

> ただ、人社系の学術雑誌も電子化されているものが増えつつあり(出版元のHPで
> こっそり公開されている場合が少なくないですが)、これらは今後ERDBが整備
> されていく中でうまくウェブ上の一次情報にナビゲートされていくものと考えて
> おります。

ERDBについても同様の危惧があります。ERDBが本当にすべてのresourceを網羅
するならばそれでよいのですが、所蔵されるようになったところで登録される
ということだと無意味です。しかし、所蔵と関係なくGoogleやBingはインデク
スしているわけで、これでは図書館に勝目はないように感じるのですが、、、

土屋

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