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[drf:3512] Re: (文科省)博士論文の公表にかかる学位規則の改正について
- Date: Sat, 19 Jan 2013 00:49:03 +0900 (JST)
マクヴェイ山田久仁子 さま、
> はじめまして。ハーバードの日本資料担当ライブラリアンのマクヴェイ山田久仁子です。
> 博士論文が来年度(2013年4月)から原則オープンアクセスの対象というニュース、
> 大変喜ばしく拝読。さっそく北米の同僚にも共有したいと思います。また3月の私共
> 東アジア図書館協議会(CEAL)の日本資料部会でも進展をフォローしたいと思います。
> ちなみに国会図書館の現在の博士論文電子化プロジェクトとは別立てと理解してよろしいですか?
はい、今回の省令改正と国会図書館の現在の博士論文電子化プロジェクトとは
別立てです。しかし、関係はあります。国立国会図書館が平成22年度、補正予
算によって所蔵資料の電子化を計画したとき、「大学図書館と国立国会図書館
の連絡会」は協議の結果、学位論文がオンライン公表されることになる時点を
Xとして、つぎのように大学図書館と国立国会図書館との分担を決めました。す
なわち、X以降は、大学側が電子的に公表し、X以前のなかで上記国立国会図書
館電子化事業の対象機関についてはNDLが、それ以外については大学図書館が電
子化、公表するという形です。今回はこのXの時点が、原則として、平成25年4
月となったということです。したがって、これからも、日本の大学における学
位授与の対象となった博士論文の電子化については、国立国会図書館と大学・
大学図書館とが協力してオンライン利用可能にするということになります。
土屋
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