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[drf:2608] Re: 書籍のカバー、帯の扱いをどうするか



山本様
>紙 (粘土板も?) の時代には、流通プロセスのなかで現物を保存する機能を
>果たすことのが重要なポイントだったのですが、
>電子の時代にはそれだけでは済まなくなって、その周辺の機能への拡張を
>考える必要が出てきたのでは? 

図書館は、紙 (粘土板も?) の時代には、[学術情報の]流通プロセス
のなかでそれなりの役割を担うことができたのですが、電子の時代に
なって、流通プロセスから排除される可能性が高まった、と私は思う
のです。
電子ジャーナルは機能拡張などではなく、従来の流通プロセスを根本
から覆しつつあるのではないでしょうか。
で、落ちこぼれた図書館しては、博物館機能でつましく生きるのかな、
と。。。

>一部の研究者はその気になったのですが、出版者のほうが巧妙だった、
>というのが最近の流れかと思います。
>そこで図書館にもまだ活路が残されているように見え、力を入れている状況かと。

はい、希望は捨てちゃダメですよね。
もちろん図書館が図書館でなくなっても別にかまわないわけです。
恐竜が鳥に進化したみたいに(なんのこっちゃ^^;)。

  栗山 正光
  常磐大学人間科学部
 
 


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