栗山さん、
> これは文科省の見解がそうなってしまっているからです。
> 私も個人的には著者最終原稿の公開に賛成なのですが、、、
> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drfml/msg03688.html
> あたりの議論ですね。
えーと、これについては、文部科学省(大学図書館係長)見解は、OA誌掲載をもっ
て公開とは見なさないということだけでなかったでしたっけ。大学のリポジト
リにおける公開を原則とするということだけが根拠のはずです(DRF3666,3688)。
しかし、3688で栗山さん(?)もおっしゃっているように、内容的にはVoR=(査読
及び採択後の)著者最終稿ですので、それを公開するということで問題はない
はずです。ただもちろん、公刊論文を出せば学位を出すという学位審査につい
て問題はないかは別問題として。
ただ、DRF3668で、そうおっしゃったあとで、とく議論もなく、
>> やっぱり、
>>> 出版者版PDFが学位論文です。
>> ですよね。
とおっしゃっているのはなぜなのでしょうか。そもそも、学位論文のインター
ネットによる公表を進める趣旨は、日本の大学の学術的成果をより広く、より
容易にアクセス可能にするということにありますから、ほとんど根拠のない
「出版者版PDFが学位論文です。」という断言のみでその趣旨を阻害するのは
常識を欠いているとしか思えません。
土屋
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月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
2014年9月号(56号)を発行しました!
DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
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