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[drf:2988] Re: [dconwg:16714] Re: 【質問】正誤表について



木下さま、みなさま、
 
お世話になります。土出@阪大です。
 
担当だったときのことをぼんやり思い出すと、
紀要の正誤表はだいたいぺら1枚で、errata記事では
ありませんでした。
それで、1つのメタデータに2つ目のobjectファイルとして
差し込むか、本文ファイル自体の合体(該当する論文の
PDFファイル1枚目が正誤表)とかにしていた気がします。
メタデータにはそれらしい何かを追記していたかも。
「正誤表」だけの単独メタデータを作った記憶があまりあり
ません…。
 
最初の発行時の形を保持という点では、ファイル単位では
おそらく別の方がいいんでしょうね。でもググったらPDFだ
けひっかかってきちゃいますしね…。PDFのカバーページ
をつけてはるところなどは、カバーページの書誌情報に追
記したりされてるんでしょうか。
 
 
-----------
2012年4月18日12:33 Syun Tutiya <tutiya @ xxxxxxxxxx>:
杉田さん、

> ――しかし、紀要の場合の(1)のケースは、自分が版元である電子出版なの
> だから、正誤表なんてせずに、原文そのものを訂正してしまえばいいのにと
> 私は思います。

それはそうなのですが、訂正前の論文から引用されたものを見て、その原論文
にあたったとき、黙って訂正されていると利用者としては困るのです。だから、
「そこに視線がいったとき」なにかがpop upなどして、ここはあとで訂正した
んだよと出てくれるといいですがね。

> (石投げられるかもしれませんが敷衍すれば、「訂正できない」という紙出
> 版の致命的欠点を、「初出時の状態が固定される」と美点として祭り上げる
> のはノスタルジックな反動と感じます。論文はオンラインで常に更新され、
> 常に「これが私のファイナルアンサー」、という具合にはならんものでしょ
> うか。本は紙出版時代にすら改版によってそれを指向してたのだから)

ということで、ノスタルジーではなく、まさに学問が巨人の肩の上につみあがっ
て(?)進歩するための仕組みとしての引用行為を利用する以上、しょうがない
のだと多みます。石は投げませんが。

土屋
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