[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[drf:3527] Re: 2013年度4月の学位規則改正を目前に、この3月に博士学位論文のIRコンテンツ収集活動に何ぞ変化・対応されていらっしゃいますか?



山本@北大図です。

> 「別紙」の学位論文登録同意書の、
>
> > この同意書は、学位論文のウェブ公開のため、著作権のうち、複製権、
> > 公衆送信権について、これを行使する権利を認めていただくものです。
> > 著作権は移動しません。記載頂いた事項は目的外の用途には使用しません。
>
> のあたりでしょうか、国立国会図書館への電子データ納本、国立国会図
> 書館における公衆送信についても、(今後?)付記・解説する必要があ
> るのではないでしょうか。

それは「今後」ですね。
ご指摘の箇所は、4月の改正に合わせて各種学内規則を改正する際に
併せて修正し、来年度以降の学位申請者には説明していく予定です。
今年の申請者も含めて過去に遡及していくこと自体は、北大内では
想定だけはしています。
改正学位規則のほうは、遡及効は議論されていない気がしますが、、、

いずれにせよ IR について機関の視点に立てば、
学位論文の公表は第一義的に学位授与機関の社会説明責任であり、
国立国会図書館における公衆送信は付け足しのようなものです。
各大学の IR で電子公開されていれば、改正学位規則とは無関係に、
国立国会図書館が独自に電子的に収集保全し来館利用させることは、
現行法令下においても出来るはず。

どうも先般のパブコメなどを見ると、大学関係者も含めて
そういう認識にはなっていなくて、「国立国会図書館で公表」という
認識が一般的なような気もしなくもないです。
まぁ、大学図書館消滅の危機といえばそれまでの話ですが。

---
山本和雄 <ymmt @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>


(2013/01/31 11:45), 杉田茂樹 wrote:
> 小樽商大 杉田です。
>
> 40000件おめでとうございます!
>
>> 添付のような案内チラシ配布を開始しました。
> 「別紙」の学位論文登録同意書の、
>
>> この同意書は、学位論文のウェブ公開のため、著作権のうち、複製権、
>> 公衆送信権について、これを行使する権利を認めていただくものです。
>> 著作権は移動しません。記載頂いた事項は目的外の用途には使用しません。
> のあたりでしょうか、国立国会図書館への電子データ納本、国立国会図
> 書館における公衆送信についても、(今後?)付記・解説する必要があ
> るのではないでしょうか。
>
>
> (2013/01/28 21:55), Kazuo YAMAMOTO wrote:
>> 芝野様、
>>
>> 山本@北大図です。
>>
>> 北大図では、規則改正前の学位申請者に向けて、
>> いわば公表機会の遺失利益になることの回避を想定し、
>> 添付のような案内チラシ配布を開始しました。
>>
>> ご参考までお送りします。
>>
>> ---
>> 山本和雄 <ymmt @ xxxxxxxxxxxxxxxxx>
>> 北海道大学附属図書館学術システム課長
>> 〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目
>> TEL 011-706-2563 FAX 011-706-4099
>>
>>
>> (2013/01/28 15:10), 芝野 朋子 wrote:
>>> DRFの皆様
>>>
>>>  大変ご無沙汰しております。
>>>  龍谷大学の芝野でございます。
>>>
>>>  さて、標題にも書きましたが、ぼちぼち今年度の末(3月)に
>>>  学位記の授与が各大学様でおこなわれるかと存じます。
>>>
>>>  そこで、DRFMLの皆様にお尋ねしたいのですが、
>>>  2013年4月からの博士学位授与者については、
>>>  文科省から、「ほぼ博論IR義務化」が決定されましたが、
>>>  今年度3月の博士学位授与者様へ、
>>>  何か次年度以降の動きをみすえて、
>>>  今年度中に何かIR登録の説明などに変更しはった事例
>>>  などございましたら、お教え願えませんでしょうか?
>>>
>>>  本学の場合、いままで人文・社会科学系の博士様には、
>>>  「博士学位論文を元に出版予定をしている」という希望を
>>>  お持ちの場合はその希望をできるだけ尊重して、IR登録を
>>>  積極的におすすめしていなかったのです。
>>>
>>>  まあ、3月の学位授与の方本人には4月以降のことは直接には関係がないので
>>>  そのままの対応でもよいのでしょうが、
>>>  今後のことを考えるとちょっぴりIR担当者としては悩み中です。
>>>
>>>  いつも教えて質問のようで申し訳ないのですが、
>>>  何ぞ、変える・変えない だけでも結構ですので、
>>>  皆様の機関の動きを情報提供方お願いできると
>>>  大変幸いに存じます。
>>>
>>>  それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。
>>>
>>>  追記:ご報告が遅くなりましたが、
>>>   DRF中堅担当者研修に参加させていただいた際の目標が
>>>   年末に達成されました!
>>>    「IRの学内の部署と協力する旨の運用要項の制定」が
>>>    本学当局に認められました。
>>>    いままで図書館でひっそり活動していたのですが、
>>>    少しずつ他部署でIR話を聞いてくれる方
>>>    巻き込んで一歩でも活動を進めていく予定です。
>>>
>>>    改めまして、研修の講師の皆様、受講生の皆様に
>>>    お礼申し上げます。
>>>
>>>
>>>
>>>
>>>
>>>
>>>
>>>
>>>
>>
>>
>> ──────────────────☆────────
>> 月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
>>  2013年1月号(36号)を発行しました!
>>
>> DRF(Digital Repository Federation)
>> http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/
>> ─────★─────────────────────
>>

──────────────────☆────────
月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2013年1月号(36号)を発行しました!

DRF(Digital Repository Federation)
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/ 
─────★─────────────────────