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[drf:3516] Re: (文科省)博士論文の公表にかかる学位規則の改正について



マクヴェイ山田さん、

> ハーバードのマクヴェイ山田久仁子です。たびたびお騒がせします。
> 今日早速このニュースを北米の東アジア図書館グループのリストで伝えましたら
> すぐとてもポジティブな反応が返ってきました。(英語も含むかとか、年代を遡るのか
> とか、ユニークなURL かURIがつくのかと、質問も多かったですが。)これからの
> 充実に期待していますのでDRFの皆様でスタンダードなインフラを作って、
> どうぞ良いものに育ててください。期待しています。

ぼくが今わかる範囲でお答えします。いずれ、富田さん、大園さんからも訂正、
追加修正があると思いますが。

1. 英語も含むか?

   言語は関係ありません。原則として、来年から学位が授与された学位取得
   者の学位論文はすべてオンライン公開されるという決まりになるはずです。

2. 年代を遡るのか?

   遡りません。日本は前向きの国なので、国立国会図書館デジタル化の(公開
   に関する)失敗(すなわち、デジタル化された学位論文14万件のうち公開可
   能となったものわずか1万件強)という過去はそれとして、これからの制度
   整備を行なったということです。すぐ遡りたがるのは、図書館的悪弊だと
   思います。

3. ユニークなURIがつくのか?

   ここは微妙なのですが(微妙さの説明はちょっと逃げます)、原則としては
   その方向になるはずです。すなわち、2012年度からJapan Link
   Center(JaLC)が、DOIのRAになっているので、そこのDOIがつくことになる
   はずです。

とりあえず。

土屋

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