[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[drf:1758] Re: 紀要冊子体の印刷頒布を中止・縮小した事例はありますか
- Date: Fri, 14 May 2010 09:35:04 +0900
北見工業大学 情報図書課 船木です。
直接私が担当していないので、担当者にまとめてもらいました。
参考になれば、幸いです。
*以下担当者まとめ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーー
当大学ではかつて「研究報告」という紀要を発刊しており、
冊子体を520部(B5版、年2回発行)発行していましたが、
査読がされておらず、また、学外の人が読んでいるか疑問であり
投稿論文が評価されないと思われること、
その割には発行費用が200万〜300万かかり
非常にコストがかかることなどから、電子化を望む声があがっていました。
それを受け、査読の導入、電子化への切り替え、
ホームページでの公開(これにより他大学等への配布は取りやめ)、受益者負担の導入などを経て、
現在、冊子体を100部程度(A5版、年1回)発行(学内に配布、また別刷を各投稿者に50部ず
つ配布)、
CD−ROMを20枚程度発行、また、学内ホームページにデータを公開しております。
現在、費用は20万程度に抑えることができました。
(受益者負担として投稿者1人当たり、45,000円の投稿料、及び査読依頼料20,000円を
徴収しているため、中央で負担する経費はおおむね5万程度となります。)
当初は冊子体を全く取りやめて、電子媒体のみに切り替えようという話もありましたが
冊子体の発行はぜひ継続してほしい、という要望があったこともあり継続することとなりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上です。
> 小樽商大 杉田です。
>
> 紀要の電子公開にともなって、冊子体の印刷頒布を中止または縮小した
> 事例がありましたらお教えいただきたく、お願いします。
>
> なんという紀要で、何百冊印刷してたのを廃止したとか、交換相手を何
> 百から何百に縮小したとか、それで経費上の効果はどうだった(具体的
> に、何万円かかっていたのが何万円節減できた、等)、事務処理コスト
> がどうなった、苦情を含め反応などがあった、なかった、……
>
> このへんについて、経験のある大学・研究機関さんありましたら、リス
> ト上でも、差し支えあれば私信でも教えていただけませんでしょうか。
> (複数の事例があるようでしたら、後日、私信でいただく情報も含めて
> 匿名状態にした上で、サマリを報告したいと思います)
>
> --
> 杉田茂樹 <ssugita @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
> 小樽商科大学附属図書館(学術情報課)
> 電話番号:0134-27-5269,ファクシミリ:0134-27-5278
> http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp
> --
> DRF mailing list
> DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
> https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf
*********************************************
北見工業大学図書館
情報図書課 目録管理担当
船木 増田
TEL:0157-26-9193
FAX:0157-24-7709
tosyo03 @ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
平成20年4月1日より係名廃止により表示変更
--
DRF mailing list
DRF @ xxxxxxxxxxxxxxxx
https://ml.hines.hokudai.ac.jp/mailman/listinfo/drf