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[drf:3785] Re: リポジトリで公開された論文の外部からの問い合わせについて



小平さま

 筑波大学の内島です。

 この手の質問はよく出ますが、一番多いのは、

「個人情報などがあってインターネットに出ると問題が出る可能性が
あるがそのような場合どうするか?」

 のようなものです。

 この場合、もちろん、原則は紙であろうとインターネットであろうと
問題が出る可能性のある内容や表現は論文(の一部)にはしない
というのが上記に対する回答です。

 ただし、どうしても著者の意見として「問題が発生する可能性が
あり、インターネット公開したくない」という場合は、オプトアウトの
選択肢を残しておく、というのも先生方に対する対応の仕方の一
つです。

 紀要の公開について、部局教授会や編集委員の方々に説明に
回った時の経験では必ず出る質問の一つでした。原則は原則と
して、柔軟に対応し、将来的には、公開できるもののみが論文と
して(インターネットであろうと紙であろうと)公開さるべき、という
当たり前の方向に持っていってほしい、というようなニュアンスで
説明するのがいいかも知れません。




2013年7月11日 7:37 小平隆 <kodaira_takashi @ xxxxxxxxxxxx>:
皆様
 
貴重なアドバイスをありがとうございました。何分にも素人ばかりが暗中模索状態で
進めているものですから、初歩的な問題でお手を煩わせ申し訳ありません。今後とも
どうぞよろしくお願い致します。 フェリス 小平

2013年7月10日 23:12 Syun Tutiya <tutiya @ xxxxxxxxxx>:

栗山さん、みなさん、

> これって今までも存在していたはずの問題ですよね。
> 紙の紀要であっても公開していることに変わりはないわけで、いつ内容に
> クレームが来てもおかしくなかったわけです。

そのとおりです。ご質問の先生は何をお考えなのやらです。

> リポジトリで公開したからと言って急に心配し出すのはおかしい。
> と言いつつ、まあ確かに、インターネットで公開すれば人目に触れる可能性
> は格段に高まるわけで、この際、きちんとした対応マニュアルを作っておく
> のはいいことだと思います。
> 普通に考えると、紀要の編集委員会というのがあるでしょうから、そこが
> 対応すべきだと思いますが。。。

こんなことは質問するほうがおかしいので、論文の内容については、論文の著
者が全責任をもつものです。たとえ、著作権を譲渡していても、自分を著者と
して論文を発表したら、それはその著者の責任にきまっています。紙であろう
が、電子であろうが、内容に責任をもつからこそ著者を明示するわけです。と
いうことで、「リポジトリで公開した論文等について外部から問合せ、特に内
容に関するクレームなどが来た場合、誰(どの部署)が対応するのか」という
質問などする著者は、研究者とはいえないのではないでしょうか。これは、た
だの常識なので、編集委員会など考える必要のないことです。まあ、「論文を
書いた人がその論文の著者である」ということを再確認するという程度ならば
許せますが。

土屋


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月刊DRF http://drf.lib.hokudai.ac.jp/gekkandrf/
 2013年7月号(42号)を発行しました!

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