DSpace Collection: 2007-06-07
http://hdl.handle.net/2115/25161
2007-06-07
2024-03-29T06:32:44Z
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北海道大学大学院経済学研究科教員研究業績一覧(2006年度)
http://hdl.handle.net/2115/25169
Title: 北海道大学大学院経済学研究科教員研究業績一覧(2006年度)
2007-06-06T15:00:00Z
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北海道大学「經濟學研究」総目次(自第1号 至第200号)
http://hdl.handle.net/2115/25168
Title: 北海道大学「經濟學研究」総目次(自第1号 至第200号)
2007-06-06T15:00:00Z
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境界のないキャリア概念の展開と課題
http://hdl.handle.net/2115/25167
Title: 境界のないキャリア概念の展開と課題
Authors: 宇田, 忠司
Abstract: 本論文の目的は,境界のないキャリア(boundaryless career)概念に関わる既存研究のレビューを通じて,キャリア研究の理論的発展の新たな方向性を提示することである。 具体的には,まず,伝統的な企業内キャリアのオルタナティブを志向する,ニュー・キャリアの議論が萌芽した背景に触れたうえで,変容するキャリアを捉える際の有益な視座として位置づけられているバウンダリーレス・キャリアという概念の具体的内容について整理する。次いで,欧米を中心に蓄積されつつある境界のないキャリア概念に基づく実証的研究のレビューに取り組み,様々な産業や役割・職種における,特定の企業の境界に囚われないキャリアの実態に関する知見を抽出する。そのうえで,関連する既存研究の限界を指摘し,社会や産業の構造あるいはコンテクストと個人の戦略的行為の双方に注目しながら,一企業の境界に囚われないキャリア形成を捉える新たな視角を提示する。
2007-06-06T15:00:00Z
宇田, 忠司
本論文の目的は,境界のないキャリア(boundaryless career)概念に関わる既存研究のレビューを通じて,キャリア研究の理論的発展の新たな方向性を提示することである。 具体的には,まず,伝統的な企業内キャリアのオルタナティブを志向する,ニュー・キャリアの議論が萌芽した背景に触れたうえで,変容するキャリアを捉える際の有益な視座として位置づけられているバウンダリーレス・キャリアという概念の具体的内容について整理する。次いで,欧米を中心に蓄積されつつある境界のないキャリア概念に基づく実証的研究のレビューに取り組み,様々な産業や役割・職種における,特定の企業の境界に囚われないキャリアの実態に関する知見を抽出する。そのうえで,関連する既存研究の限界を指摘し,社会や産業の構造あるいはコンテクストと個人の戦略的行為の双方に注目しながら,一企業の境界に囚われないキャリア形成を捉える新たな視角を提示する。
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小売業における品揃え規模の優位性
http://hdl.handle.net/2115/25166
Title: 小売業における品揃え規模の優位性
Authors: 坂川, 裕司
Abstract: 商業者である小売業者は,品揃え形成をつうじて流通サービスを生産する。したがって品揃え形成に関わる諸活動は,小売業者の流通サービス生産費用の大きな部分を占める。どのような品揃えを形成するのかによって,その流通サービス生産費用の構造が決まる。 また小売業者にとって品揃えは,マーケティングにおいて統制可能な戦略変数のひとつである。ターゲットを設定し,そのターゲットにとって魅力的な品揃えを形成することが,小売業者にとっての売上高,さらに収益率を決めることになる。 本稿では以上の理由から品揃え形成活動に焦点を
2007-06-06T15:00:00Z
坂川, 裕司
商業者である小売業者は,品揃え形成をつうじて流通サービスを生産する。したがって品揃え形成に関わる諸活動は,小売業者の流通サービス生産費用の大きな部分を占める。どのような品揃えを形成するのかによって,その流通サービス生産費用の構造が決まる。 また小売業者にとって品揃えは,マーケティングにおいて統制可能な戦略変数のひとつである。ターゲットを設定し,そのターゲットにとって魅力的な品揃えを形成することが,小売業者にとっての売上高,さらに収益率を決めることになる。 本稿では以上の理由から品揃え形成活動に焦点を
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統計学入門における分布の収束のある取り扱いについて
http://hdl.handle.net/2115/25165
Title: 統計学入門における分布の収束のある取り扱いについて
Authors: 園, 信太郎
Abstract: 統計学の入門講義において,分布の収束の一様性に関するポーヤの命題を述べ,これを証明すべきことを主張した。
2007-06-06T15:00:00Z
園, 信太郎
統計学の入門講義において,分布の収束の一様性に関するポーヤの命題を述べ,これを証明すべきことを主張した。
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マレーシアの日系企業と労働市場 -クアラルンプルの事例分析-
http://hdl.handle.net/2115/25164
Title: マレーシアの日系企業と労働市場 -クアラルンプルの事例分析-
Authors: 宮本, 謙介
Abstract: 小論は,2006年2月にマレーシア・クアラルンプル首都圏で実施した日系企業の労働市場に関する調査事例に基づいて, 同国首都圏日系企業の労働市場の特質,とりわけブミプトラ政策下のマレーシア人3民族の労働力編成,およびマレーシア人と外国人の労働格差の諸問題を検討課題とした。筆者は以前(2000年8月)にもクアラルンプル首都圏の日系企業労働市場の調査を実施しており,今回はその後の変化を追跡すべく,前回と同一の企業について再調査を試みている。 マレーシアではブミプトラ政策を長期にわたって開発戦略の核心に据えてきたが,労働市場に関するかぎり,マレーシア人3民族の就労格差が解消したとは言い難く,しかもそれ以上に重視すべきは,底辺労働を担う外国人労働者とマレーシア人との就労格差が一層顕在化し,労働市場が幾重にも階層化していることである。また日系企業の経営・生産システムは,同国の分節的労働市場に適応的な経営管理と雇用・生産方式を採用しており,労働力の序列化を一層増幅させる結果となっている。
2007-06-06T15:00:00Z
宮本, 謙介
小論は,2006年2月にマレーシア・クアラルンプル首都圏で実施した日系企業の労働市場に関する調査事例に基づいて, 同国首都圏日系企業の労働市場の特質,とりわけブミプトラ政策下のマレーシア人3民族の労働力編成,およびマレーシア人と外国人の労働格差の諸問題を検討課題とした。筆者は以前(2000年8月)にもクアラルンプル首都圏の日系企業労働市場の調査を実施しており,今回はその後の変化を追跡すべく,前回と同一の企業について再調査を試みている。 マレーシアではブミプトラ政策を長期にわたって開発戦略の核心に据えてきたが,労働市場に関するかぎり,マレーシア人3民族の就労格差が解消したとは言い難く,しかもそれ以上に重視すべきは,底辺労働を担う外国人労働者とマレーシア人との就労格差が一層顕在化し,労働市場が幾重にも階層化していることである。また日系企業の経営・生産システムは,同国の分節的労働市場に適応的な経営管理と雇用・生産方式を採用しており,労働力の序列化を一層増幅させる結果となっている。
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明治前期民事判決にみる肥料経済をめぐる利害状況
http://hdl.handle.net/2115/25163
Title: 明治前期民事判決にみる肥料経済をめぐる利害状況
Authors: 田中, 愼一
Abstract: 明治前期に東京で地主側が本郷区の借地人たちを相手どって下掃除を請求する民事訴訟が起きていた。大審院での判決原本は最高裁判所で,東京控訴裁判所での判決原本は東京大学法学部でかなり前に閲覧できていたが,東京裁判所での判決原本は不明のままであった。この始審判決原文は国際日本文化研究センターの英断によって最近ようやく見ることができ,この論文を完成に導いてくれた。これまで相当な時間を費やしてきただけに感謝の念にたえない。三審とも判決原本を読みえたことで,この民事事件の全体像を再構成し,下掃除をめぐる利害状況を追究してみたのが本論文である。下肥は東京近郊農業地帯の米作や麦作といった最重要の主穀作の主肥となっていたから,近郊農村民が渇望するところであり,下肥材料を入手する下掃除は代金支払いを伴なう経済行為でもあったから,下掃除をさせる権限が不動産をめぐる関係者の間のどの階層に属するかで非和解的な対立が生じることになった。それはまた,都市不動産課税とも関連して込み入った利害状況の展開があり,解明を要すると考えられた。そして,本論文は明治前期東京下肥経済算術をおこなったのである。
2007-06-06T15:00:00Z
田中, 愼一
明治前期に東京で地主側が本郷区の借地人たちを相手どって下掃除を請求する民事訴訟が起きていた。大審院での判決原本は最高裁判所で,東京控訴裁判所での判決原本は東京大学法学部でかなり前に閲覧できていたが,東京裁判所での判決原本は不明のままであった。この始審判決原文は国際日本文化研究センターの英断によって最近ようやく見ることができ,この論文を完成に導いてくれた。これまで相当な時間を費やしてきただけに感謝の念にたえない。三審とも判決原本を読みえたことで,この民事事件の全体像を再構成し,下掃除をめぐる利害状況を追究してみたのが本論文である。下肥は東京近郊農業地帯の米作や麦作といった最重要の主穀作の主肥となっていたから,近郊農村民が渇望するところであり,下肥材料を入手する下掃除は代金支払いを伴なう経済行為でもあったから,下掃除をさせる権限が不動産をめぐる関係者の間のどの階層に属するかで非和解的な対立が生じることになった。それはまた,都市不動産課税とも関連して込み入った利害状況の展開があり,解明を要すると考えられた。そして,本論文は明治前期東京下肥経済算術をおこなったのである。
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第200号を記念して
http://hdl.handle.net/2115/25162
Title: 第200号を記念して
Authors: 井上, 久志
2007-06-06T15:00:00Z
井上, 久志