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上海・浦東新区の日系企業と労働市場 : SA社の事例分析

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Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/20020

Title: 上海・浦東新区の日系企業と労働市場 : SA社の事例分析
Other Titles: Japanese Multinational Enterprises and Labor Market in Shanghai Pudong New Area
Authors: 宮本, 謙介1 Browse this author →KAKEN DB
Authors(alt): Miyamoto, Kensuke1
Keywords: 日系企業
内部労働市場
国有企業改革
戸籍制度
日本的経営・生産システム
Issue Date: 8-Mar-2007
Publisher: 北海道大学大学院経済学研究科
Journal Title: 經濟學研究
Volume: 56
Issue: 4
Start Page: 35
End Page: 45
Abstract: 小論は現代中国に固有の労働市場形成の特殊性に着目し,上海市・浦東新区内の日系企業を事例として,特に国有企業改革と労働市場との相互連関を分析課題とした。企業内労働市場では,一方で日本的な分節的昇進システムや職能資格制度を導入しつつ,他方ででは中国側の要請から元国有企業労働者=都市戸籍者優先の雇用政策が採用されている。地元の農村戸籍者は臨時工として多数就労するが,勤続保証・賃金・福利厚生等の諸点で都市戸籍者との格差が明瞭であり,しかも地方(内陸農村)出身の農村戸籍者は主に農業の請負労働に従事するなど,戸籍制度に規定された重層的な労働格差が顕現している。また,日本的経営・生産システムの導入・定着に関しては,長期安定雇用や企業内技能形成で現場労働者の評価が得られるものの,職務範囲の明確化や能力給部分の比重増の要求,集団主義的人間管理への忌避などの傾向も顕著であった。同システムの「アジア的適応」は,日本側が持ち込む側面と現地側に修正を迫られる側面,この両面からの相互規定によって実体化しており,中国では独特の国内改革-その中核たる国有企業改革とそこから派生する雇用問題-に連動して,外資系企業が内包せざるを得ない労働者管理の諸課題が顕在化している。
Type: bulletin (article)
URI: http://hdl.handle.net/2115/20020
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Submitter: 宮本 謙介

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