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薬剤師を活用した医薬品リスクコミュニケーションの可能性の探索
Title: | 薬剤師を活用した医薬品リスクコミュニケーションの可能性の探索 |
Other Titles: | Exploring the Possibility of Risk Communication on Medicine between Patients and Pharmacists in Japan |
Authors: | 定松, 淳1 Browse this author | 花岡, 龍毅2 Browse this author | 田野尻, 哲郎3 Browse this author | 田中, 丹史4 Browse this author | 江間, 有沙5 Browse this author | 廣野, 喜幸6 Browse this author |
Authors(alt): | SADAMATSU, Atsushi1 | HANAOKA, Ryuki2 | TANOJIRI, Tetsurou3 | TANAKA, Akashi4 | EMA, Arisa5 | HIRONO, Yoshiyuki6 |
Keywords: | リスクコミュニケーション | リスクリテラシー | 医薬品 | 副作用 | 薬剤師 |
Issue Date: | Jun-2017 |
Publisher: | 北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP) |
Journal Title: | 科学技術コミュニケーション |
Journal Title(alt): | Japanese Journal of Science Communication |
Volume: | 21 |
Start Page: | 3 |
End Page: | 15 |
Abstract: | 科学技術コミュニケーションの重要な課題のひとつとしてリスクコミュニケーションがあり(廣野 2013),そのなかでも一般市民にも広く接点のある領域として医薬品のリスクコミュニケーションがある.特に医薬品の副作用は身近で,重大なものになりえるにもかかわらず,その事実は社会的に十分認知されているとは言えない.医薬品リスクについてのコミュニケーションを活性化させ, リテラシーを向上させる必要がある.本稿では,医薬品についてのリスク情報を掌握している薬剤師の専門性に注目し,一般市民の薬剤師との関わりの実態についての探索的調査を行った.その結果から,医薬品リテラシーの向上のために薬剤師の専門性を活用する余地があること,その際には 前提としての「薬剤師が医薬品についての専門性を持っている」という点についての社会的認知を 高める必要があることを指摘する.これは,一般市民に対して知識の増進をつい求めてしまいがちな科学コミュニケーション一般に対しても,社会的なインデックス情報の重要性を指摘するものとして示唆するところが小さくないと考えらえる. |
Type: | bulletin (article) |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/66320 |
Appears in Collections: | 科学技術コミュニケーション = Japanese Journal of Science Communication > 21号
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Submitter: 『科学技術コミュニケーション』編集委員会
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