バレーボールのパスの教材構成と教授プログラム
進藤, 省次郎
Permalink : http://hdl.handle.net/2115/20492
JaLCDOI : 10.14943/b.edu.101.227
KEYWORDS : オーバーハンドパス;アンダーハンドパス;教育内容;教材;教授プログラム
Abstract
バレーボールは,中学校以上の体育教育において教授・学習の主要な対象(運動種目)
の一つとして位置づけられてきた。しかし大学生においても,その集団的戦術を構成する主要な
個別技術としてのオーバーハンドパス(トス)及びアンダーハンドパス(レシーブ)の未習得が
多い。先の拙稿において,パスの指導についての歴史的検討をとおしてその起因を探り,それら
パスの客体としての運動学的検討を通して基本的運動構造と客観的な技術(教育内容)を整理し,
教育内容化,教材化の視点を示した。本稿では,二つのパスの具体的な教育内容の精選と教材(運
動材)構成にもとづき,高校生以上を対象とした「パスの教授プログラム」を示す。
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