ニューロサイエンスと経済学モデル
町野, 和夫
Permalink : http://hdl.handle.net/2115/35108
KEYWORDS : ニューロエコノミクス;行動経済学;ニューロサイエンス;プリンシパル-エージェント;モデル;自由主義的温情主義
Abstract
ニューロサイエンスの進歩によって脳の仕組みの解明が進みつつあるが,それを行動経済学の生理学的裏付けとして新たな理論体系を模索しているのがニューロエコノミクスである。同時に経済学の理論モデルがニューロサイエンスの研究成果を体系的に解釈するツールともなっており,この二つの研究の流れが相補的に発展して人間の意思決定の理解を深めるのに役立っている。こうした研究成果は政策提言にも利用され始めているが研究途上の分野であり慎重な対応が望まれる。
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