低温科学 = Low Temperature Science;第67巻

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カルビン回路の酵素

田茂井, 政宏;重岡, 成

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/39141

Abstract

カルビン回路は光合成炭素固定の初期経路であり,チラコイド膜上で生成されたATPとNADPHを用いて,CO2を固定し,糖に還元する.高等植物のカルビン回路で機能する酵素群はフェレドキシン/チオレドキシン(Fd/Trx)系をはじめとする複雑な制御系により厳密な活性調節を受けているが,ラン藻および一部の藻類では植物と異なることも明らかになっている.本章では,カルビン回路の主な酵素活性測定方法について紹介する.

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