Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72629

第二次臨調・行政改革のもとで国立大学の演習林は，農場とならんでそのあり方か問われている。他方，北大演習林では，昨年度「将来計画」を改訂し，昭和41年以来実行されてきた「経営試険」を新たな段階へ移行させようとしている。ここでは，大学演習林をとりまく状況について素描し，大学演習林の行っている事業の位置づけおよびその実行形態，そして，公務員制度のあり方に関わって行政改革で強調されている民営化について雨竜演習林の例を報告し，問題点を明らかにしたい。