ドングリの処理と苗木の生育について
門松, 昌彦
Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72622
Abstract
ミズナラの堅果(以下通称を用い,トングリと記す)には,虫害がよくみられる。また,烏獣による食害も受けやすい。ただ,胚がおかされなければ,ドングリは発芽するらしい。一方,多胚性とでも呼ぶべきような現象があり,ひとつのドングリから数本の発芽がみられ,これらはまき付一年後でも容易に株分けできる。しかし,食害を受けたドングリや多胚のドンクリの発芽とその苗木の生育が,正常なものと比べてどうであるかについては,ほとんど明らかにされていない。本報では,ドングリに切断な度どの処理を加え,この点について検討する。
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