Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72619

輪伐期40年で無節柱用材の生産を目的とする短伐期施業技術体系には，枝打ちは必須の作業である。一方この枝打ちか起因となって材部に変色をもたらすとする多くの報告がある。したがって，この施業技術体系を考える時に，枝打ちによって材価を低下させる材部の変色はさけて通れない問題である。今回の調査は北海道大学和歌山演習林で，枝打ちに起因すると思われる材部の変色の実態を把握し，枝打ち作業についての技術的な情報を得るためにおこなった。