北海道大学演習林試験年報;第3号

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除伐材利用による崩壊地面状基礎工

高橋, 広

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72674

Abstract

雪が少ないといわれている桧山地方てあるが、当林のある小森地区では冬期間の最深積雪は1.2-1.5mである。この積雪は造林木に大した影響はないが、毎年3月下旬から4月上旬に降る湿雪が、育林上の大敵である。植栽後15年から20年生の生長したスギがこの湿雪のために弓形になってしまい、雪起しなどしても元どうりに回復せず、最後には除伐の対象になってしまう。 近年増加するこれら除伐木の有効利用を検討してしいたが、これを崩壊地の面状基礎工に使用することを試みた。

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