Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72576

「ブナ等天然生広葉樹林の施業法の体系化」は桧山地方演習林の長期試験課題の一つである。広葉樹の生長過程は 1)種子発芽から苗長30cm未満、2)苗長30cm以上2m未満（胸高直径（以下直径）1cm未満）、3)直径1cm以上6cm未満、4)直径6cm以上の若齢林、5)大径木を含むうっ閉した林の5つの期間に分けられた。当演習林では1967年 3)、4)の林分を対象にブナ等広葉樹二次林がどのような生長過程をたどるかを調査する目的で、7林班に試験地1、8林班に試験地2をそれぞれO.1haずつ設定し、1967年・1981年・1986年に調査した。その結果をここて述べる。