寺崎式樹型級区分とヤング係数
工藤, 弘
Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72785
Abstract
構造材としての木材はコンクリート製品や鉄材のように、強度についてきびしく規制されてはいないが、しかし十分な強度をもっていることは望ましい。 間伐特にスギ人工林の間伐の選木基準には寺崎式樹型級区分が広く用いられている。これは主として樹木の外観上の形質について区分されているが主観的な部分もあり、内部構造的なものについてはあまりふれられていない。 製材の力学的材質指標としては曲げヤング係数が最も優れていると言われているが、近年生立木を破壊することはなくヤング係数を測定する方法か小泉らによって開発された。筆者らはこの方法を用い、スギについて寺崎式樹型級区分とヤング係数の関係を調べることを目的としてこの研究を行った。
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