北海道大学演習林試験年報;第5号

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天塩地方演習林の天然更新補助作業について

市川, 一

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72776

Abstract

天塩地方演習林では、天然更新補助作業の一環として、掻起し、刈り出しを実施してきた。 掻起しは昭和47年より開始し、その年の実施面積は14.77haで、現在までの掻起しの総実施面積は190.76haである(図-1)。 刈り出しは、昭和46年より開始し、その年の実施面積は11.10haで、総実施面積は昭和54年までに140.82haとなったが、近年では行っていない。 掻起し後の作業としては、天然下種にまかせる以外に人工下種や植込みなどを合わせて実施してきた。今回は掻起し後放置しておいた場所の更新状況と、保育作業(除伐)の試険の実施例を報告する。

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