北海道大学演習林試験年報;第7号

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山火跡風衝地の造林試験について

水野, 久男;滝川, 貞夫

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72835

Abstract

天塩地方演習林では、昭和47年頃から今日まで、ササ地等の未立木地に対し、D5レーキドーザを用いて年間約5~6haの地拵えを実施している。この作業によって、天然更新によるカンバ林の成立や、針葉樹・広葉樹の植栽・播種等による更新技術の確立が進みつつある。しかし一方では、広大な山火跡地を抱え、しかも風衝地のような厳しい自然条件下での樹木の更新・育成には多くの課題を残している。そこでここでは、山火跡地の風衝地における過去4年間の造林地の更新・成長の成績を調査・検討したので報告する。

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