北方森林保全技術 = Technical report for boreal forest conservation of the Hokkaido University Forests;第21号

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温暖化防止プロジェクト : スギ・ヒノキ人工林施業に伴うガスフラックス観測

芦谷, 大太郎;車, 柱榮;桝本, 浩志;和田, 信一;山科, 登;久保田, 省悟;前田, 昌作;土井, 一夫;大西, 一弘;前田, 純;高橋, 正通

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/73146

Abstract

平成9年に通称、地球温暖化防止京都会議が開催され、世界各国において二酸化炭素削減数値目標が勘案された。目標実施は2008年から2012年の4年間で、行政への報告は2006年度となっている。我国に於いては6%の削減数値が目標で、このうち、森林においては3.9%の吸収が見込まれている。温室効果ガスの吸収・排出量については、これまで気候変動枠組み条約事務局へ報告していた二酸化炭素に加え、メタン及び亜酸化窒素を含む6種類の温暖化ガスについて報告することが義務づけられた。現在,和歌山研究林(以下、和歌山林とする)では独立行政法人森林総合研究所(以下、森林総研)の要請により,温暖化防止プロジェクト研究を行っている。本報告では,プロジェクト概要と経過について報告する。

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