雨龍研究林における近年の育林事業 : 表土戻しによる天然更新補助作業とNPO法人との連携
早柏, 慎太郎;吉田, 俊也
Permalink : http://hdl.handle.net/2115/73064
Abstract
北海道における森林施業の中で、天然林を回復させることは大きな課題である。雨龍研究林では現在までに天然更新地600ha、人工造林地1,200ha、合計おおよそ1,800haの更新地が造成されてきた。その中で地拵えについては、リッパーによる地拵え、3本ツメレーキドーザーによる地拵え、階段地拵えなど、さまざまな方法が試されてきた(有倉ほか.1994,鷹西ほか.2000)。ここでは、最近の調査により蓄積の早期回復に有効であることがわかった「表土戻し」という方法について紹介する。また、NPO法人との連携による、事業費の軽減と研究林の育林事業の一般への広報を目的とした「森林再生事業」について報告する。
FULL TEXT:PDF