北方森林保全技術 = Technical report for boreal forest conservation of the Hokkaido University Forests;第34号

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調査業務を教育に活かす : 野生生物管理実習におけるエゾシカ食痕調査

五十嵐, 進

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72998

Abstract

苫小牧研究林において7月6日から10日にかけて野生生物管理実習を実施した。学生は35名、教員は齊藤隆先生、岸田治先生、内海俊介先生の3名、ネズミ捕獲調査、両生類観察、昆虫調査、コウモリの観察など、野生生物の関わるバラエティに富んだプログラムで行われている実習である。今年度から苫小牧研究林の職員で毎年春に調査を行っているエゾシカ食痕調査を学生に体験してもらった。調査の説明、指導を担当したのは森林技能職員の汲川、佐藤、内田、松岡と技術職員の私が担当した。教員以外の我々が講師役にあたるのは苫小牧研究林で初めての試みだったので、年度報告会で発表することにした。また、森林技能職員という名称変更に伴い、多岐にわたる業務が求められていく中、苫小牧研究林で新しい試みをスタートできたのはとても良いタイミングだったと思う。

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