科学技術コミュニケーション = Japanese Journal of Science Communication;25号

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班活動で利用できる卓上プラネタリウム“アマテラス”の開発

塚本, 胡美;中野, 英之;平川, 尚毅

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/75077
JaLCDOI : 10.14943/89911
KEYWORDS : 卓上プラネタリウム;天文教育;班活動;プラネタリウムの解説員体験;大学生;Tabletop planetarium;Astronomy education;Group activity;Planetarium presenter;College student

Abstract

体験活動を通して学習者の天文に関する知識・理解を深めることを目的に,学習者全員がプラネタリウムの解説者の経験をしながら班活動で学習を行うことのできるピンホール式の卓上プラネタリウム「アマテラス」を開発した.「アマテラス」は組み立て式のプラスチックダンボール製のハーフドームと小型のプラスチック製の半球にピンホールを開けて加工した小型の恒星球からなる.「アマテラス」は理科室の実験台の上に設置して投影することができ4等星以上の恒星と1等星以上の恒星の色や日周運動を再現することができる.「アマテラス」を用いて大学生を対象に,プラネタリウムの番組づくりと解説パンフレットづくりや解説員の経験をさせる教育実践を行ったところ,学生は主体的に活動に取り組み,天文分野に関する知識・理解を深めることができた.

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