研究論集 = Research Journal of the Graduate School of Humanities and Human Sciences;第13号

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韓国語一型アクセントに関する研究 : 忠清道青陽方言を中心に

崔, 鉉鎭

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/54076
KEYWORDS : 韓国語;一型アクセント;忠清道青陽方言

Abstract

本稿では,韓国語一型アクセントの一般的特性を明らかにするための第一 歩として忠清道(chungcheong-do)2青陽(cheongyang)3方言を対象に,単純 名詞のアクセント,複合名詞のアクセント,用言のアクセントを記述・分析 した。その結果,青陽方言は品詞を問わず,文節の第1・2音節目が高いア クセント特徴を持つ一型アクセントであることが明らかになった。しかし, 分節音と音節数がアクセント型の決定に大きな影響を与える。複合名詞の場 合は文節全体が5音節以下であれば,基本的に一つのアクセント単位にまと まり,6音節以上になると,2つのアクセント単位に分かれる。一方,当方 言は言い切り形と接続形の区別を持ち,言い切り形は文節内で必ず下降が 持つのに対し,接続形は下降を持たない特徴を持つ。

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