北海道大学演習林試験年報;第3号

FONT SIZE:  S M L

和歌山地方演習林の除間伐作業について

福田, 仁士

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/72679

Abstract

戦後拡大造林により、急激に植林された林分が現在全国的規模で間伐期を迎えている。和歌山県の間伐を必要とする森林は面積で93万ha、材積で132万m3になっている。和歌山地方演習林も間伐期を迎えた林分(V - VI齢級)が94 93 haに達し、施業実験林の29.3%を占めるようになった。間伐作業の利点を列記すると ①直径生長を促進する ②諸害に対する抵抗力を増す ③早期の収穫が期待できる 等が広く言われているところであり、これらの理由で当林においても設立当時より計画的に取り入れられている。

FULL TEXT:PDF