知里真志保 人と学問 : 生誕百周年記念シンポジウム予稿集;Proceedings

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民族自身による言語の記録と研究

津曲, 敏郎

Permalink : http://hdl.handle.net/2115/38284

Abstract

少数民族言語は今、世界的な規模で急速に失われつつある。親から子への自然な継承がむずかしくなった現在、民族自身が主体的に言語を記録し、次の世代へ受け渡すことの意味が重要性と緊急性を増している。アイヌ語の継承にとって、知里姉弟はその先駆者であったといえる。真志保生誕百年を機に、民族とその言語のかかわりについて、他言語の事例を紹介しながら、これからの少数民族言語の百年を展望する。

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