62 (2015-07-15 issued)
特集：第二次世界大戦の記憶をめぐって = Forum: Contested Memories of the Second World War
| 反ファシズム英雄から戦争犯罪者への転落と反転 : コーノノフ裁判とヨーロッパの歴史・記憶紛争 | |
| 橋本, 伸也 | 1-27 |
| 現代ロシアの歴史教育と第二次世界大戦の記憶 | |
| 立石, 洋子 | 29-57 |
| 書評論文：タデウシュ・エプシュタイン 『リンゲルブルム・アーカイヴ調査目録』ワルシャワ、2011 年 | |
| 宮崎, 悠 | 59-71 |
論文 = Articles
| 近代ロシア正教聖職者教育におけるプラトン主義の起源 : ペテルブルク神学大学招聘教授フェスラー追放事件を中心に | |
| 下里, 俊行 | 73-107 |
| グスタフ・シペート「解釈学とその諸問題」における解釈学的哲学の構想 : 意味の社会的存在論にむけて | |
| 貝澤, 哉 | 109-136 |
| 全一体におけるイデア的なものと時間的なもの : セミョーン・フランクの『知識の対象』におけるフッサールとベルクソン | |
| 北見, 諭 | 137-171 |
| 身体なき魂の帝国 : マムレーエフの創作における「我」の変容 | |
| 松下, 隆志 | 173-196 |
研究ノート = Research Note
| 19世紀前半カザフ草原におけるロシア帝国統治体制の形成 : 現地権力機関と仲介者のかかわりを中心に | |
| 長沼, 秀幸 | 197-218 |
| ヴァレリアン・マグラゼ（1923-1988）によるメスヘティ民謡の復元 : 雪解け以降のグルジアにおけるフォーク・リヴァイヴァルと関連して | |
| 久岡, 加枝 | 219-236 |
| 近代ロシア文学におけるスポーツ表象の変遷 : トルストイからトリーフォノフまで | |
| 岩本, 和久 | 237-255 |
| フルシチョフと教皇ヨハネ23世の首脳外交 | |
| 藤井, 陽一 | 257-272 |