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ダンツィークの統計学への貢献
Title: | ダンツィークの統計学への貢献 |
Other Titles: | Dantzig's Contributions to Statistics |
Authors: | 田中, 嘉浩1 Browse this author →KAKEN DB |
Authors(alt): | Tanaka, Yoshihiro1 |
Keywords: | ダンツィーク | ネイマン | 統計学 | 線形計画 | 経営科学 |
Issue Date: | 8-Jun-2006 |
Publisher: | 北海道大学大学院経済学研究科 |
Journal Title: | 經濟學研究 |
Volume: | 56 |
Issue: | 1 |
Start Page: | 177 |
End Page: | 183 |
Abstract: | ジョージ・ダンツィーク(George Bernard Dantzig)は修士号修得以降にワシントンの労働統計局に勤務していたが,ふとしたことでカリフォルニア大学バークレー校に行ったネイマンの下で Ph.D. を目指すことになった。本稿ではその時代に遅刻が原因で黒板に書いてあった未解決問題2問を宿題と思って解いた彼の若き日の統計学への貢献について述べる。一つはt検定の改良が不可能であること,もう一つは Neyman-Pearson の補題の必要十分性に関する問題である。 ダンツィークは後の空軍時代に考案した線形計画に対するシンプレックス法で有名で「線形計画法の父」と呼ばれているが,スタンフォード大学教授以降も晩年迄温和,研究熱心な人として知られている。昨年5月にパロ・アルトの自宅で惜しまれながら逝去された。 |
Type: | bulletin (article) |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/13177 |
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Submitter: 田中 嘉浩
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