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石油汚染土壌の浄化 : バイオレメディエーションは有効か?
Title: | 石油汚染土壌の浄化 : バイオレメディエーションは有効か? |
Authors: | 奥山, 英登志 Browse this author →KAKEN DB |
Issue Date: | 28-Aug-2007 |
Citation: | 北海道大学大学院地球環境科学研究院平成19年度公開講座 快適環境をまもる微生物たちの姿とはたらき. 第2回. |
Abstract: | 去年の雪解けの頃、知床半島に近いオホーツク海沿岸で、油塊や油にまみれた多数の海鳥の死骸が打上げられているのが発見されました。このニュースを聞き、1997年1月に日本海(島根県隠岐島沖)で起きたロシアのタンカーナホトカ号の重油流出事故を思い出した方も多いのではないでしょうか。石油などで汚染された環境を生物の力によって浄化する技術をバイオレメディエーションといいます。この技術は、例えば汚染物質を燃やしてしまう方法などに比べて、環境に優しいといわれています。しかし、必ずしも有効でないこと、外来生物を導入することへの違和感などから使いにくい技術でもあります。北海道はサハリン油田に近接していることもあり、不断の備えが必要です。石油によって汚染された土壌を対象にした微生物を使ったバイオレメディエーションの問題点と新たな可能性について考えてみます。 |
Description: | 北海道大学大学院地球環境科学研究院平成19年度公開講座 快適環境をまもる微生物たちの姿とはたらき. 平成19年8月21日~9月25日. 札幌市 |
Type: | lecture |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/36616 |
Appears in Collections: | 北海道大学大学院地球環境科学研究院 公開講座 > 平成19年度公開講座 快適環境をまもる微生物たちの姿とはたらき
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