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コミュニティ知識ベース環境の構築へ向けての知識の形成と利用に関する調査と分析
Title: | コミュニティ知識ベース環境の構築へ向けての知識の形成と利用に関する調査と分析 |
Other Titles: | Case Studies on the Production and Use of Knowledge toward Development of a Community Knowledge-based Environment |
Authors: | 池田, 文人1 Browse this author →KAKEN DB | 山本, 恭裕2 Browse this author | 高田, 眞吾3 Browse this author →KAKEN DB | 中小路, 久美代4 Browse this author →KAKEN DB |
Authors(alt): | IKEDA, FUMIHITO1 | YAMAMOTO, YASUHIRO2 | TAKADA, SHINGO3 | NAKAKOJI, KUMIYO4 |
Issue Date: | 15-Nov-1999 |
Publisher: | 一般社団法人情報処理学会 |
Journal Title: | 情報処理学会論文誌 |
Volume: | 40 |
Issue: | 11 |
Start Page: | 3887 |
End Page: | 3895 |
Abstract: | 組織の分散化や人材の流動化が進む中,ネットワークを介した知識の形成・蓄積,共有,提供・利用を支援するコミュニティ知識ベース環境の実現が求められている.このような環境においては,コミュニティ知識ベースは実務を通して漸次的に構築されるべきであり,「質の高い」知識を蓄積し,その知識をより「有効に」他者と共有し利用することができるような枠組みの提供が必要である.我々は,システムエンジニア(SE)を支援するための,質問と回答との対を知識として蓄積したデータベースを対象に,知識の形成と蓄積,提供と利用という2つの観点から調査分析を実施した.この調査より,(1)質の高い知識が形成されるためには質問がその質問内容に応じた構造的特性を持つべきであること,(2)提供および利用において「役に立つ」と認識される知識は,形成・蓄積時においても「質が高い」と認識されていた場合が多いこと,および,(3)「要求していた」知識を知識ベースから検索するためには(1)で見られる質問内容ごとの構造的特性の利用が有効であること,の3点を分析結果として得た.本稿では,以上の調査についての詳細を報告するとともに,知識の形成・蓄積,共有,提供・利用を支援するコミュニティ知識ベース環境の構築へ向けての指針についてこれらの知見を基に論じる. |
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Type: | article |
URI: | http://hdl.handle.net/2115/49219 |
Appears in Collections: | 高等教育推進機構 (Institute for the Advancement of Higher Education) > 雑誌発表論文等 (Peer-reviewed Journal Articles, etc)
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Submitter: 池田 文人
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