HUSCAP logo Hokkaido Univ. logo

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
Theses >
博士 (水産学) >

高度不飽和脂肪酸結合型リン脂質の酵素的合成と生理機能に関する研究

Files in This Item:
000000297376.pdf119.96 MBPDFView/Open
Please use this identifier to cite or link to this item:http://doi.org/10.11501/3112184

Title: 高度不飽和脂肪酸結合型リン脂質の酵素的合成と生理機能に関する研究
Authors: 細川, 雅史 Browse this author
Issue Date: 25-Mar-1996
Abstract: 1. リパーゼ剤やホスホリパ一ゼ剤を用いて特異的に反応を行うことにより、所望のEPA及びDHA結合型リン脂質分子種の合成方法を確立した。2. ボスホリパーゼA2によるエステル合成反応、リパーゼによるエステル交換反応において、必須水分代替物を検索、使用することにより副反応である加水分解を抑制し、EPAやDHA結合型リン脂質分子種の反応収率を向上できた。3. 得られたEPA及びDHA結合型リン脂質は赤血球膜の流動性及び赤血球変形能を向上させた。その効果は分子種や脂質の化学形態によって異なり、特に、DHA結合型ホスファチジルエタノールアミンにおいて顕著であった。4. ヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60細胞)に対するレチノイン酸の細胞分化誘導作用をEPA及びDHA結合型リン脂質が促進した。その効果は脂肪酸やエチルエステルの形態よりもリン脂質形態において顕著であり、特に、sn-1位にパルミチン酸やオレイン酸、sn-2位にDHAの結合したホスファチジルエタノールアミンの効果が顕著であった。また、細胞増殖に対してもEPA及びDHA結合型のホスファチジルエタノールアミンにおいて増殖抑制効果が大きかった。以上、酵素の特異的反応を利用することにより、EPA及びDHA結合型リン脂質の分子設計が可能となり、生理機能をリン脂質分子種や化学形態と関連づけて明らかにした。
Conffering University: 北海道大学
Degree Report Number: 乙第4995号
Degree Level: 博士
Degree Discipline: 水産学
Type: theses (doctoral)
URI: http://hdl.handle.net/2115/51350
Appears in Collections:学位論文 (Theses) > 博士 (水産学)

Submitter: 細川 雅史

Export metadata:

OAI-PMH ( junii2 , jpcoar )


 

Feedback - Hokkaido University