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無人駅舎が転用された「駅の宿ひらふ」の公共的意義に関する考察 : 複合化・用途転用された無人駅の公共性に関する研究

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Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/52038

Title: 無人駅舎が転用された「駅の宿ひらふ」の公共的意義に関する考察 : 複合化・用途転用された無人駅の公共性に関する研究
Other Titles: A Consideration of Public Meaning of EKI-NO-YADO HlRAFU Converted from the Uninhabited Station : A Study of Publicness of Complex Reused or Converted Uninhabited Stations
Authors: 山下, 和佳奈 Browse this author
Issue Date: 24-Mar-2011
Abstract: 鉄道はいわゆる公共交通機関として、公営・民営の別にかかわらず、公共サービスとして一般的に認識されている。しかし、過疎化が進む地方では鉄道の利用者が急速に減少しているため、施設維持費や人件費の削減を理由に駅の無人化が進められている。そのような中、鉄道会社と自治体や住民との協議により、駅舎を図書館や交流センターなどと複合化したり、展示・イベントやレストランのスペースに利用していたりと、積極的に駅舎を利活用しようとする動きがある。このような駅舎は、公共交通機関としての機能は最小限となっているものの、地域施設としては一定の役割を担っており、従来の鉄道駅の駅舎とは異なる意味での公共性とその意義を生んでいると推察される。そこで本研究は、日本で唯一、無人駅舎を民宿へ転用している事例である「駅の宿ひらふ」に注目し、その空間的特徴を利用者の行動観察で把握、宿泊者および周辺住民へのインタビューを通じて、本来は不特定多数の利用者へのサービス提供を目的としていた公共施設としての鉄道駅が、宿泊者という特定の受益者のための民宿として施設的には利用されていることの公共的意義を考察することを目的とする。
Conffering University: 北海道大学
Degree Level: 学士
Degree Discipline: 工学
Type: theses (bachelor)
URI: http://hdl.handle.net/2115/52038
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Submitter: 山下 和佳奈

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