HUSCAP logo Hokkaido Univ. logo

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
農学院・農学研究院  >
雑誌発表論文等  >

施肥がヤナギの光合成特性と成長に与える影響

フルテキスト
44_KJ00005291833.pdf725.64 kBPDF見る/開く
この文献へのリンクには次のURLを使用してください:http://hdl.handle.net/2115/67781

タイトル: 施肥がヤナギの光合成特性と成長に与える影響
著者: 丸山, 温 著作を一覧する
森, 茂太 著作を一覧する
北尾, 光俊 著作を一覧する
飛田, 博順 著作を一覧する
小池, 孝良 著作を一覧する
発行日: 2002年
出版者: 森林立地学会
誌名: 森林立地
巻: 44
号: 2
開始ページ: 71
終了ページ: 75
出版社 DOI: https://doi.org/10.18922/jjfe.44.2_71
抄録: はじめに:二酸化炭素,メタンなどの温室効果ガス濃度の上昇による地球温暖化問題が顕在化してきた。温暖化防止のための二酸化炭素放出削減の一環として,環境に与える負荷の小さいエネルギーが求められており,木材や草などのバイオマスエネルギー資源もその一つとして注日されている。北欧諸国では,温暖化ガス排出防止に加えて,化石燃料や原子力の代替エネルギー資源確保,農産物減産のための作物転換などの政策的背景もあって,すでにバイオマスエネルギーが地域熱源などに利用され始めており,フィンランドでは総エネルギー消費量の約20%がバイオマスエネルギーでまかなわれている(駒木,1997)。木質バイオマスエネルギー資源としては,主に伐出・製材の廃材やポプラ,ヤナギなどの早生樹の超短伐期生産方式(1〜4年生収穫,永田ら,1995)による収穫材が想定される。ヤナギ類は挿し木による無性繁殖が容易で初期成長が早く,萌芽再生能にも優れており,短伐期での繰り返し生産に適している。加えて優良クローンの早期選抜も可能であることから(松崎,2000),短期間で成長の優れたクローンの選抜が期待できる。スウェーデンでは,すでにエネルギー用にヤナギ超短伐期人工林の造成・利用が進められている(駒木,1997)。現在の我が国の状況では,ヤナギの造成と利用にはコスト面など社会経済的に解決すべき問題が残されているが(駒木ら,1997),将来的にはバイオマスエネルギー資源として期待される。バイオマスエネルギーとして利用するには,資源の効率的な造成と持続的な管理が前提条件であり,そのためには樹種特性に関する情報が不可欠である。しかし日本産のヤナギ類に関しては,分布や生活史などの生態学的知見は報告されているものの(新山, 1995),生理学的知見は限られている(Koike et al,1995)。また,これまで大規模に植栽・利用されたことはなく,その造林特性についても不明な点が多い。ヤナギ類の多くは土壌養水分の要求度が高く(Chiristensson,1987),立地環境が収量に大きく影響すると考えられる。天然に分布する河川敷は,湿潤で上流から栄養塩類が少しずつ供給される。一方,植栽候補地の一つである耕作放棄地は,初期の栄養条件は良好であるが地力の維持には施肥が必要となり,丘陵傾斜地や山地では栄養条件に加えて土壌水分の影響も予想される。ここでは,ヤナギ類造成の際の適切な立地管理指針を得ることを日的として,施肥条件を変えてヤナギを育て,生理的特性と成長を調べた。
記述: @2002森林立地学会 本文データは学協会の許諾に基づきJ-STAGEから複製したものである。丸山 温, 森 茂太, 北尾 光俊, 飛田 博順, 小池 孝良(2002)施肥がヤナギの光合成特性と成長に与える影響.森林立地、44(2):71-75.
資料タイプ: article
URI: http://hdl.handle.net/2115/67781
出現コレクション:雑誌発表論文等 (Peer-reviewed Journal Articles, etc)

提供者: 小池 孝良

 

本サイトに関するご意見・お問い合わせは repo at lib.hokudai.ac.jp へお願いします。 - 北海道大学