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中国東北部カラマツ林地帯(大興安嶺)における調査の概要 : 日中共同研究の現況報告

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2006-25_1-7.pdf5.79 MBPDFView/Open
Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/73090

Title: 中国東北部カラマツ林地帯(大興安嶺)における調査の概要 : 日中共同研究の現況報告
Other Titles: The outline of Larix leptolepis Gordon forests and field monitoring in northeastern China (Da Hinggan Ling)
Authors: 藤戸, 永志1 Browse this author
佐藤, 冬樹2 Browse this author →KAKEN DB
笹, 賀一郎3 Browse this author →KAKEN DB
杉下, 義幸4 Browse this author
小宮, 圭示5 Browse this author
竹田, 哲二6 Browse this author
青栁, 陽子7 Browse this author
高橋, 廣行8 Browse this author
野村, 睦9 Browse this author
高木, 健太郎10 Browse this author
Authors(alt): Fujito, Eishi1
Satoh, Fuyuki2
Sasa, Kaichiro3
Sugishita, Yoshiyuki4
Komiya, Keiji5
Takeda, Tetsuji6
Aoyagi, Yoko7
Takahashi, Hiroyuki8
Nomura, Mutsumi9
Takagi, Kentaro10
Issue Date: 30-Nov-2007
Publisher: 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション
Journal Title: 北方森林保全技術
Journal Title(alt): Technical report for boreal forest conservation of the Hokkaido University Forests
Volume: 第25号
Start Page: 46
End Page: 55
Abstract: 北東ユーラシア地域は、カラマツを優占とした大森林地帯となっている。この地域では、ここ30年間での年平均気温が1~2°C上昇したとの報告がなされ地球上でも最も環境変化の著しい地域とされている。特に、中国大興安嶺地域からロシア・アムール州にかけた極東アジアの永久凍土南限地域は、極端な環境変化が予測されているのみならず、森林の大規模伐採や山火事の多発などにより極端な森林の減少や衰態も危惧されている地域である。そのため、温暖化の低減を中心とした地域レベル・地球規模の環境保全にあっては、この地域におけるカラマツ林の機能に対する評価や森林管理の在り方に大きな関心が寄せられている。しかし、極東アジアの永久凍土南限域は、地理的事情などから環境保全研究などはほとんど進んでいない「空白地帯」となっているのが現状である。これらの状況をふまえ、本研究では永久凍土地帯の南限にあたる中国東北部黒竜江省の森林地帯において、以下の3点を考慮しながら森林調査および森林流域環境モニタリングを実施している。1)中国東北地方の永久凍土南限域カラマツ林を対象に、バイオマスの把握及び成長・推移過程の解析、水分や炭素及び物質の動態を把握する。2)北海道のカラマツ人工林における炭素・物質動態研究や、カラマツ幼樹を対象とした「高濃度CO2負荷実験(FACE)」と比較することにより、気温・降水・空中炭素濃度を主な変動要因とした永久凍土南限域カラマツ林の温暖化影響のシナリオを検討する。3)カラマツ林の焼失と森林復活の形態や水分・物質動態への影響把握も行い、カラマツ林における炭素固定機能や水分・物質動態への緩衝機能に関する情報提供、CO2の森林吸収源活動や森林管理に関する基礎的情報の提供も考慮して研究調査をする。本調査は北海道大学森林圏ステーションと東北林業大学との共同研究の一環としておこなわれており、これまでに多くの北大森林圏教員・技術職員・院生と中国東北林業大学および南開大学の教員・技術職員・院生などが参加している。さらに、2004年度からは大興安嶺林業管理局の協力も得て、大興安嶺地区の森林流域において長期観察林や量水堰とともに、養水分や炭素循環の観測のための様々なモニタリング装置の取り付けを行った。この流域では、現地の森林監督官による継続的なサンプル回収も行われるようになり、より詳細な解析が可能となっている。
Type: bulletin (article)
URI: http://hdl.handle.net/2115/73090
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OAI-PMH ( junii2 , jpcoar )


 

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