HUSCAP logo Hokkaido Univ. logo

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
Field Science Center for Northern Biosphere >
北海道大学演習林試験年報 >
第11号 >

プロジェクトB「森林の動態」の中間報告 : 中川地方演習林の「総合経営試験林」に設定された長期観察林について

Files in This Item:
1992_2B-3.pdf280.61 kBPDFView/Open
Please use this identifier to cite or link to this item:http://hdl.handle.net/2115/73160

Title: プロジェクトB「森林の動態」の中間報告 : 中川地方演習林の「総合経営試験林」に設定された長期観察林について
Authors: プロジェクト研究Bワーキンググループ Browse this author
Issue Date: Aug-1993
Publisher: 北海道大学演習林
Journal Title: 北海道大学演習林試験年報
Volume: 11
Start Page: 75
End Page: 78
Abstract: プロジェクトBの現在進めている課題は、I これまでの森林伐採の経過と森林の変化を示すと思われる資料の整理、II 各地方演習林で設定されている長期観察林のリストの作成、III かって各演習林で設定されてきた成長推移試験林や研究者個人が収集してきた森林の動態に関わるデータの集積と整理である。これらについての進展状況は機会を改めて報告されることになろう。 ここで報告することは、中川地方演習林の「総合経営試験林」に設定された長期観察林の蓄積の回復と個体数の変化についての大まかな動向の分析に限定する。森林の短期的な動向分析は森林の長期動態のどのような位置にあるのかを確定しなければならない。また、森林の長期動態の分析には、長期間にわたる観察と確かな分析手法をふまえたある程度の精度をもったデータが必要であろう。しかし、こうした準備が整っていない現在にあって、あえて「総合経営試験林」の動向を報告する理由は、以下の通りである。 第ーには、長期計画の編成に当たって「総合経営試験林」の取り扱いをどうするかを検討する上での参考資料をえるためである。第二には、中川地方演習林の長期観察林の設定の目的が森林の動向を大まかに把握することにあったのであり、こうした視点にたって「総合経営試験林」の動向を分析することにある。 なお、長期観察林のデータはこれまでセイコーのパソコンで処理されてきた。しかし、昨年の夏に雨龍地方演習林の森林情報掛の努力でセイコーからNEC(98シリーズ)に読み込むソフトを開発したために、市販ソフトでも分析が可能になったことを明記しておきたい。
Type: bulletin (article)
URI: http://hdl.handle.net/2115/73160
Appears in Collections:北海道大学演習林試験年報 > 第11号

Export metadata:

OAI-PMH ( junii2 , jpcoar_1.0 )

MathJax is now OFF:


 

 - Hokkaido University