vol.11 (2019-03-20 issued)
毛皮を奪われた女 : あざらし女民話の変奏としてのジョー・ホールドマン『擬態-カムフラージュ』 | |
下楠, 昌哉 | 4-29 |
RPG研究の現在と、伏見健二の「初期の仕事(アーリー・ワーク)」 | |
岡和田, 晃 | 30-50 |
「言葉」と「映像」、あるいは「文学」と「映画」 : 費穆、ブレッソン、ランシエール | |
応, 雄 | 51-68 |
「会社員」、あるいは「近代小説」のリミット : 伊井直行「星の見えない夜」とその周辺 | |
川﨑, 俊 | 69-87 |
成瀬巳喜男『乱れる』論 : アンチ・メロドラマの視座から | |
黄, 也 | 88-107 |
アンチ・聖地巡礼アニメ : 『天体(そら)のメソッド』論 | |
杉本, 圭吾 | 108-128 |
山川菊栄の産児調節論 | |
曽和, 幸生 | 129-148 |
元勲から色男へ : 木戸孝允表象と視覚メディア | |
髙橋, 小百合 | 149-167 |
『牯嶺街少年殺人事件』における画面外 : 映像と音楽の面から | |
趙, 陽 | 168-187 |
小川未明と満州事変 : 後退するラディカリズム | |
増井, 真琴 | 188-207 |
「軽さ」への移行 : ジョルジュ・バタイユ『マネ』における<マラルメの肖像> | |
松田, 真莉子 | 208-225 |
革命と回帰 : タル・ベーラ監督の『ウェルクマイスター・ハーモニー』における循環性をめぐって | |
モルナール, レヴェンテ | 226-245 |
研究ノート
森敦『われ逝くもののごとく』と「ハーメルンの笛吹き男」 | |
中村, 三春 | 246-254 |
<「鼠」三部作>における両立する空間の連続性 | |
袁, 嘉孜 | 255-265 |
停滞・呪縛・迷路 : 『荒野のダッチワイフ』における「死」 | |
崔, 文婕 | 266-276 |
北海道大学映像・現代文化論学会彙報 | |
277-278 |