HUSCAP logo Hokkaido Univ. logo

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers >
北方生物圏フィールド科学センター  >
北海道大学演習林研究報告 = Research Bulletin of the Hokkaido University Forests >
第六十六巻 第一号 >

冬虫夏草菌カメムシタケの寄主、形態および遺伝的特性に関する研究

フルテキスト
RBHUF66-1_002.pdf1.85 MBPDF見る/開く
この文献へのリンクには次のURLを使用してください:http://hdl.handle.net/2115/43040

タイトル: 冬虫夏草菌カメムシタケの寄主、形態および遺伝的特性に関する研究
その他のタイトル: Studies on host insects, morphorogy and genetic characteristics about entomopathogenic fungus Cordyceps nutans
著者: 佐々木, 史 著作を一覧する
キーワード: 昆虫病原性菌
寄主特異性
生態的防除
rDNA-ITS
カメムシタケ
Biological control
Entomopathogenic fungi
Host specificity
rDNA-ITS
発行日: 2009年10月15日
出版者: 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 森林圏ステーション
誌名: 北海道大学 演習林研究報告= RESEARCH BULLETIN OF THE HOKKAIDO UNIVERSITY FORESTS
巻: 66
号: 1
開始ページ: 33
終了ページ: 57
抄録: 日本産カメムシタケ(Cordyceps nutans)の寄主範囲を明らかにすると共に、地域内および地域間での遺伝的変異の解析を行い、本菌種の変異と寄主特性の関係を検討した。また、寄主のサイズと子実体サイズとの関係を検討した。更に本菌の組織分離法の改良および特異的PCRプライマーの開発を行なった。表面殺菌法により、成功例の無かった組織分離が可能となった。本菌は20℃~25℃、pH7.0~pH9.0で良好な成長を示した。寄主として4科10属15種のカメムシ類が同定され、形態では寄主種や地理に関連した特異的な傾向は見られなかったが、分子系統解析では2タイプに分かれた。寄主の性によるサイズと感染数の違いに有意差は検出されず、カメムシ体長と子実体頭部長、頭部径および柄部径の間にはそれぞれ高い正の相関が見られた。開発された特異的プライマーは本菌をタイプ別に選択的にPCR増幅することを可能にした。本研究により、カメムシタケは少なくとも異なる寄主に選択的に寄生する2タイプに遺伝的に分けることができ、どのタイプも寄主の雌雄両方に感染し、大型の寄主には大型の子座を形成することが明らかとなった。
資料タイプ: bulletin (article)
URI: http://hdl.handle.net/2115/43040
出現コレクション:第六十六巻 第一号

 

本サイトに関するご意見・お問い合わせは repo at lib.hokudai.ac.jp へお願いします。 - 北海道大学